JPS60172158A - 螢光ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は一体的に連結され２個以上の連続したＵ字状
の放電路な形成する螢光ランプに関する。

〔従来技術〕

この種螢光ランプとして、この発明の出願人は特願昭５
７−２１３５１８号にて第１囚に示すようなものを提案
している。即ち、Ｕ字状に折曲されたガラス管をさらに
２つ折りにした形状（以後ダブルＵ形状と称す）のガラ
スバルブ（１）の両脚部端（１ａ）（１ｄ）を。

セラミック製の共通の基体（３）に接着剤（４）にて気
密に固着し、さらにそのガラスバルブ（１）の両脚部端
（１ａ）（１ｄ）内には上記基体（３）に気密に植設さ
れた電極（５）を突出させている。なお（６）はガラス
バルブ（ｌ）の内面に被着された螢光体層、また上記ガ
ラスバルブｔｘｔの内部には所定数の水銀と希ガスが封
入されている。

かかる構成の螢光ランプは、ガラスバルブｉｌｌ形状の
コンパクト化を図りながら、ガラスバルブ（１）の端部
に溶着によって電極（５）を封着した従来のものに比べ
て、ガラスを溶融させる必要がないから、電極（５）の
封着を容易にできる利点がある。しかしながら。

このガラスバルブ（１ンはダブルＵ字状に折曲され、か
つその両端のみが接着剤（４）にて基体（３）に固着さ
れている。そのため固着部でガラスバルブ１１１全体の
重量を支えることになり、固着作業の次工程以降に加わ
る振動や衝撃等の外力は全てその固着部に集中し。

固着部の破壊を招き易い欠点があった。そこで、この欠
点を除去するために、基体（３）に面するガラスバルブ
（１）の中央部に、このガラスバルブ（１）の中央部と
基体（３）との間に支持部材（図示せず）を介在させる
ことも考えられるが、構造を複雑にし、コストを高める
問題が生じる。一方、第１図に示す螢光ランプは、第２
図に示すような２重管構造の螢光ランプの内側管として
適用することも可能である。なお第２図において、（７
）は基体（３）の周縁に接着剤（４）によって固着され
た外側管、（８）は内側管となるガラスバルブ（１）に
、外側管（７）内と連通ずるように形成された連通孔。

このような２重管構造の螢光ランプの場合、＊造工程、
を簡素化する意味から、外側管（７）とガラスバルブ（
１）の基体（３）への固着作業は同時に行なうのが望ま
しい。しかし、ガラスバルブ（１）を上記支持部材を用
いずに固着作業を行なうには、ガラスバルブ１１７の重
量バランスが悪いため、他の補助手段によって支持しな
がら必要がある。したがって、固着作業としては、まず
ガラスバルブｉｌ＋の固着を行なった後、補助手段を除
去し１次に外側管（７）の固着作業を行なう２工程を要
することになり２作業性が極めて悪くなる問題が生じる
。゛ 〔発明の概要〕 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、複数個の
Ｕ字状ガラスバルブを一連に接続した螢光ランプにおい
て、０字状がガラスバルブの両端を直接的に共通の基板
に接着剤にて固着させ、かつ一連に接続されたガラスバ
ルブの両端内に、基板に植設された電極を突出させ、製
造コストを高めたり２作業性を損ねたりすることなく、
外力に充分耐えることができ、固着部の信頼性を向上さ
せた螢光ランプを提供しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第３図および第４図に基き
説明する。

これら図において、（１）は外径１６．５　Ｔｌｍ　、
肉厚０．８市のソーダガラス製の直管を２個並設し、そ
の一端同士を外部とは気密を保って接合し内部を連通さ
せたＵ字状管を２個、それらの一方の脚部（１ｂ）（１
ｃ）同士を外部に対し気密に接合する接合部（２ｂ）を
介して一体的に形成されたガラスバルブである。このガ
ラスバルブｔＵは９２闘の高さを有し、さらに内面に螢
光体層（４）を被着している。またこのバルブ（１）は
それぞれの脚部端部（ｌａ’）、（１ｂ　）および（１
ｃ　）、（１ｄ　）が円板状のセラミック製基体（３）
にガラスフリットｔ１１１によって気密に固着されてい
る。（５）は２個のガラスステム（９）に夫々植設され
た一対の電極であり、上記バルブｔｘｔの脚部端部（１
ａ’）および（１ｄ’）に夫々内包された状態で基体（
３）に接着剤となるカラスブリット（４）によって気密
に固着されている。これにより電極（５）間を結ぶ放電
路は、バルブ（１）の脚部端部（１ａ）内に配された一
方の電極（５）よりバルブ脚部（１ａ）　−（１ｂ）　
、−（１ｃ）を辿り、最後にバルブ脚部端部（１ｄ）内
に配された他方の電極（５）へ繋がる１１イ路となる。

かかる構成の螢光ランプにあっては、一連に接合１個の
共通の基体（３）に当接され、しかも夫々カラスフリッ
ト（４）によって気督に固層されている。そのため、バ
ルブ１１１にバルブ（１１を倒そうとする外力が加わっ
ても、各脚部端（１ａ）〜（１ｄ）は随動して七の外力
に抗することになるから、「倒れ」あるいは倒れようと
する力により、固着部分のカラスフリット（４）に亀裂
が入り、バルブαυ内の気密が破れる事故も防ぐことが
できる。一方、ガラスフリット（４）による固着作業の
時点においても、バルブ（１］は脚部（１ａ）〜（１ｂ
）同士が第３図に示されるように束ねられた状態に構成
されているので１％にバルブ（１）を支持するための補
助手段を講ぜずとも、バルブ（υ自身で自立でき、製造
工程が大巾に簡素化される。この場合。

第２図に示す２重管構造のランプにおいても、ガラスバ
ルブ＋１１と外側管（７）とを共通の基体（３）上でガ
ラスフリット任υによる固着を行なう際、ガラスバルブ
（１１を自立させ得るので、ガラスバルブ（１）、外側
管（７）およびガラスステム（９）を同時に固着させ得
、その工業的価値は甚大である。なお、この第２図およ
び第１図に夫々示されるガラスバルブ（１）はダブルＵ
字状に折曲されているが、電極（５）を内包して無い側
の脚部端部は、この発明の実施例に示す接合部（２ｂ）
に相当する曲成部（２ｂ）かその脚部端部を構成してい
ることになる。またＵ字状のガラスバルブ（１）を接合
する場合、上記実施例のように２個のＵ字状ガラスバル
ブ（１）で構成されるものに限定されることなく、電極
（５）を両脚部端に有さないＵ字状ガラスバルブ（１）
は２個以上連続して接合することは何ら妨げられない。

このように２個以上のＵ字状ガラスバルブｔｉ＋を連続
して設ける場合は、基体（３）上に多角形を画くように
各Ｕ字状ガラスバルブ（１）を配設すれば、意匠的にも
優れたものとすることができる。

なおまた、ガラスバルブｔｉｔの連通している脚部（１
ａ）（１ｂ）、　（１ｂ）（１ｃ）、　（１ｃ）（１４
）は互いに当接または当接に近い状態に近接させて設け
れば、接合部（２ｂ）に引張り応力として作用する外力
に十分耐え接合部の破壊を防止できる。

また、基体（３）の材料は、セラミックの他、ガラスバ
ルブ＋１１と膨張係数が同等または、近似したものであ
れば使用可能である。

複数個のＵ字状ガラスバルブを一連に接続した螢光ラン
プにおいて、Ｕ字状ガラスバルブの両端を直接的に共通
の基体に接着剤にて固着させ、かつ一連に接続されたガ
ラスバルブの両端内に、基体に設けられた電極を突出さ
せたので、＃造コストを高めたり１作業性を損ねたりす
ることなく、外力に充分に耐えることができ、固着部の
信頼性を向上させる効果かぁ・る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本出願人が先に提案した螢光ランプの斜視図、
第２図は内管と外管とを基体に接着剤により固着された
２重管構造の螢光ランプ、第３図はこの発明の一実施例
を示す斜視図、第４図は同じく展開図である。 図中、（Ｉ）はガラスバルブ、　（１ａ）（１ｂ）（ｉ
ｃ）（１ｄ′Ｊｔま脚部、　（Ｉａ　）（１ｂ　）（１
ｃ　）（１ｄ　）は脚部端部、　（２ｂ）は接合部（曲
成部）、（３）は基体、（４）は接着剤、（５）は電極
。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　大岩増雄 図面の浄書（内容に変更なし） 第２図 第　３１！１ 第４図 第１頁の続き ０発　明　者　伊　藤　弘　１ ０発　明　者　内　１）　稔　− ０発　明　者　今　井　純　− 兼倉市大船５丁目１番１号　三菱電機株式会社大船製作
所勺 糠倉市大船５丁目１番１号　三菱電機株式会社大船製作
所勺 糠倉市大船５丁目１番１号　三菱電機株式会社大船製作
所手続補正書（自発） 昭和５９年　５月３０日 特許庁長官殿 １、事件の表示　特願昭　５９−２６６４６号２、発明
の名称 螢光ランプ ３、補正をする者 代表者片山仁へ部 ４、代理人 （２）　図Ｗｉ（第１図ないし第４図）の浄書（内容に
変更−なＬ） ７、添付書類の目録 （１）（浄書）明細ｉ１：　１通 （２）（浄書）図面（第１図ないし第４図）各１通以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）基体、この基体に気密に植設された一対の電極、
   内面に螢光体層を形成し内部に水銀および希ガスを封入
   するとともに、上記基体に両脚部端を接着剤にして固着
   された複数個のＵ字状ガラスバルブを備え、このガラス
   バルブのうち２個は一方の脚部端が電極を内包し他方の
   脚部は上記電極間を結ぶ一連の放電路が形成されるよう
   に外部に対して気密に連通されていることを特徴とする
   螢光ランプ。 （２）　ガラスバルブは２個としたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の螢光ランプ。 、（３）　ガラスバルブは電極は内包しない側の脚部が
   両端に電極を有さない他のガラスバルブ脚部と連通して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の螢光
   ランプ。 （４）　ガラスバルブの脚部同士を結ぶ連通部は基体の
   近傍に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項、
   第２項または第３項記載の螢光ランプ・（５）　ガラス
   バルブの少なくとも連通している脚部同士は互に当接態
   様に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項な
   いし第４項いずれかに記載の螢光ランプ。 （６）　ガラスバルブは基体により内部を気密空間とし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の螢光ラ
   ンプ。 （７）基体はセラミック材料で形成したことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の螢光ランプ。 （８）基体は金属材料で形成したことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の螢光ランプ。 （９）基体はガラス材料で形成したことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の螢光ランプ。