JPS60171983A - エレベ−タ−乗かごの照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はエレベータ−乗かごの天井照明装置に係り、特
に、光ファイバーを用いてかご室内の照明を行なうエレ
ベータ−策かごの照明装置に関する。

〔発明の背景〕

一般に、エレベータ−乗かごのかご室内の照明は、天井
板とその下方に配置した照明板との間に白熱灯や蛍光灯
を設置し、それらの直接的、めるいは、間接的な光によ
シかご室内の照明を行なっているのが現状である。そし
て、白熱灯や蛍光灯ヲ被？）レンズやルーバーの位置、
形状などを変化させて照明板の意匠効果をあげている。

しかし、現状の照明はかご室内を明るくできればよいと
云う程度の照明であるために、その意匠は大まかとなり
、最近のかご室内の細密な意匠とマツチさせることはか
なり困難があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は複数本の光ファイノζ−＄線を利用し、
各光７アイバー単線の端を天井の照明板のかご室内面側
に中央部に設けられた照明器具の周囲に臨ませて点灯す
るように構成し、豪華で静粛な雰囲気のかご室内意匠が
可能なエレベータ−乗かご照明装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は具体的には、かご室の内側に面する天井
の照明板部面の中央部に設けられた照明器具を除く周囲
を形成する部分に複数本の光フアイバー単線の一端を貝
通突出させて保持する保持板と、この保持板の光フアイ
バー単線の一端が突出する側を被う保護部材として構成
した発光板を、保膿部制か゛かご室の内側に向くように
取付け、一方、発光板の光源を照明板よシも上方に取付
けると共に、各光フアイバー単線の他端を束ねて光源ま
で延長して対向させるようにし、多数の光点による絵、
模様などの照明意匠をかご天井に表示するとともに、照
明器具を発光板面よシ上方に設けるようにしたことにあ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明による照明装置の一実施例を第１図ないし
第５図で説明する。まず、かご室１は大きく分けて、床
２と、この床２の縁から立設された側壁３と、この側壁
３の上端に取付けられ上部を被う天井板４と、この天井
板４よシ低い位置に位置する照明板５と、側壁３の一部
に形成した出入口を開閉する出入口扉６よシ構成される
。この実施例の照明板５は平面四角をなし、その周縁に
周壁５Ｗをもち、との周壁５Ｗの上端にフランジを設け
て天井板４に取付け、天井板４との間に空間Ａを形成す
る。また、中央部には照明器具９が取付けられておシ、
乗客を非常時に救出する時は、この照明器具９を開放し
て、かご天井上部に乗客を救出できるように構成し、か
ご室１内の照明を行なっている。一方、天井板４の照明
器具９と向い合う位置にも通常時はカバー１１で塞がれ
ている救出口１０が形成されている。さらに、照明板５
の中央部を除く周囲には発光板１３が設けられておシ、
発光板１３は、複数本の光フアイバー単線１７８を保持
する保持板１４と、保持板１４と平行に配置された保護
板１８と、これら画板を連結して一体構成とする連結具
１９とから構成されている。そして、保持板１４は、中
心に、例えば、ポリエチレン樹脂などよシなる合成樹脂
板１５Ｍを配し、両側にアルミニウム薄板などよりなる
金属薄板１５Ａ、１５Ｂを配した三層構成をしている。

ところで、保持板１４は表裏に貫通する孔１６を複数個
、特定の絵、模様１文字となるように穿設し、孔１６の
夫々に光ファイバー単ｉｆＭ１７８を裏側（金属薄板１
５Ａ側）から挿入して表側に突出させ、その突出端を丸
めて抜出さないようにしている。さらに、孔１６と突出
して丸められた光フアイバー単線の一端との間を接着剤
Ｂで接着し、挿入した光フアイバー単線１７８が孔１６
内でぐらつかないようにしている。伺、各党ファイバー
単線１７ｓはアクリル樹脂からなシ、使用目的に応じて
太さを変え、また、光伝達を良好にするために、光の漏
れを防止する被膜が表面に施こされている。

金属薄板１５Ｂのかご室の内側から見える面は、黒系統
の塗装が施こされて目立たないように工夫されている。

保護板１８は当然透明でなければならず透明アクリル樹
脂板から形成されている。

そして、保持板１４に一端を固定された各党ファイバー
単線１７Ｓは、発光板１３に設けた支持具１３Ｈに至る
間に束ねられて光ファイバー１７となシ、その先端は天
井板４の内側に取付けだ光源装置２０に接続されている
。この光源装置２０は救出口１０に近い位置に取付けら
れている。

一方、第４図、第５図に示すように光源装置２０は、共
通の支持板２１上に、例えば、ハロゲンランプなどの電
球２２１反射鏡２３９回転ドラム２４．駆動モータ２５
が取付けられてる。電球は反対側に９０度変更させるよ
うに取付けられる。

回転ドラム２４は板面と平行な光軸と同心の回転中心を
もち、かつ、電球２２側に対向して開口する開口部をも
ち、この開口部から反放鏡２３のほば全体を収納するよ
うにしている。１だ、この回転ドラム２４の周面には、
反射鏡２３よシ進路を変更された光が通過する複数の透
光窓２４Ｗが形成されており、窓の形状を変えたり、窓
に着色フィルタを貼ることによシ、透過する光に変化を
もたせている。さらに、この回転ドラム２４は開口部と
は反対側を支持板２１に固定された支持枠２１Ｆに軸支
され、駆動モータ２５によって回転される。

そして、回転ドラム２４の透光ｍｚ４Ｗを透過した光を
受ける位置には、支持枠２１Ｆに支持具２６によって固
定された光ファイバー１７の端が位置している。

次に、以上のように構成された照明装置の動作について
説明する。まず、電球２２及び駆動モータ２５の電源は
、エレベータ−の営業運転及び営業運転停止に同期させ
て入−切するようにすればよい。電源が入ると、電球２
２が点灯すると同時に、駆動モータ２５が回転して回転
ドラム２４を回転させる。回転ドラム２４の回転により
複数の透光窓２４Ｗが次々と光ファイバー１７の端に対
向し、これにより光は透過、不透過を繰返し、色彩を変
えて光ファイバー１７に入射し、各光フアイバー単線１
７８に導かれる。その結果、発光板１３の各光フアイバ
ー単線１７８の端部が点滅を繰返したり、色々な色彩に
変化するので、かご室１内を細その中にも豪華で静粛Ｚ
Ｗ囲気にすることができ、かご呈１内の意匠効果を烏め
ることかできる。陶、点滅の速度を乗かごの昇降に同期
させて変化させるようにしてもよい。

ところで、この構成は発光板１３．光ファイバー１７及
び光源装置２０を、天井板４と照明板５との空間Ａ内に
収納したので、発光板１３と光源装置２０間の光ファイ
バー１７の長さを短くすることができ、しかも、光ファ
イバー１７をかご室１の外側には出していないので、光
ファイバーの配線作業が簡単になると共に、エレベータ
−の保守点検時に保守員が天井板４上に乗って作業して
も光ファイバー１７を損傷させることはない。

また、光源装置２０は電球２２や回転動゛ラム２４のフ
ィルターの保守点検を必要とするが、光源装置ｄ２０は
天井板４の救出口１０の近くに取付けられているので、
その保守点検はカバー１１を゛あければ簡単に行なうこ
とができる。

さらに、発光板１３は保持板１４のかご室内から見える
部分を黒系統に涜色しているので、細い光の点滅をはつ
きシ確認できると共に、かご呈１内から各党ファイバー
単線１７８の端部位置を容易に目視することはできない
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、光点による細密な中にも豪華で静粛な
雰囲気のかご室内意匠が設計できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の立体図、第２図は第１図Ｉ
−ｎ線矢視断面図、第３図は第２図のｍ部の拡大断面図
、第４図は光源装置を示す平面図、第５図は第４図ｖ−
■線矢視断面図である。 １・・・かご室、２・・・床、３・・・側壁、４・・・
天井板、５・・・照明板、６・・・天人口罪、１３・・
・発光板、１４・・・保持板、１７・・・光ファイバ〜
、１８・・・保睡板、２０・・・光源装置。 代理人　弁理士　高橋明夫 第１図 第２図 郊３図 １／、−図 肴Ｓ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、床と、側壁と、天井板と、この天井板よシも下方に
   位置する照明板と、前記側壁の一部に形成した出入口を
   開閉する出入口扉とでかご室を形成し、このかど室を支
   持枠で支持した乗かとにおいて、 前記かご室の前記照明板のかご内面側に、中央部にかご
   内照開用の照明器具を設け、周囲に複数本の元ファイバ
   ー単線の一端を買通突出させて保持する保持板の前記光
   フアイバー単線の一端が突出する側を被う保護部材とで
   構成した発光板金、前記保護部材が前記かご室の内側に
   向くように取付ｔブ、かつ前記照明器具を目（１記保護
   部材面より上方に設けたことを特徴とするエレベータ−
   乗かどの照明装置。