JPS60171315A - 船舶の煙害防止方法 - Google Patents
船舶の煙害防止方法Info
- Publication number
- JPS60171315A JPS60171315A JP2524684A JP2524684A JPS60171315A JP S60171315 A JPS60171315 A JP S60171315A JP 2524684 A JP2524684 A JP 2524684A JP 2524684 A JP2524684 A JP 2524684A JP S60171315 A JPS60171315 A JP S60171315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main engine
- exhaust
- exhaust gas
- air
- waste gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は船舶の主機排ガスによる煙害防止方法に関する
ものである。
ものである。
従来、船舶の航行中、その煙突から吐出される主機の排
ガスが、煙突周囲に発生する乱気流に巻き込まれて下降
し、船舶の通風筒へ吸入されて船内に侵入し煙害を起す
ことが多かった。
ガスが、煙突周囲に発生する乱気流に巻き込まれて下降
し、船舶の通風筒へ吸入されて船内に侵入し煙害を起す
ことが多かった。
本発明は上記のような従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、その目的は、主機の排ガスを煙突付近に発生
する乱気流よシ引き離し、上方へ放散してその下降を防
ぐ方法を実現することにある。
たもので、その目的は、主機の排ガスを煙突付近に発生
する乱気流よシ引き離し、上方へ放散してその下降を防
ぐ方法を実現することにある。
本発明に係る船舶の煙害防止方法は、上記の目的を達成
するため、主機排ガス管後方に、排気ファンによって吹
き出す機関室からの排気の放出するノズル群を設け、該
ノズル群の形成するエヤーカーテンにより、前記主機排
ガスを煙突周囲に発生する乱気流域よシ上方へ放散する
ことを特徴とするものである。以下図を参照して本発明
を説明する。
するため、主機排ガス管後方に、排気ファンによって吹
き出す機関室からの排気の放出するノズル群を設け、該
ノズル群の形成するエヤーカーテンにより、前記主機排
ガスを煙突周囲に発生する乱気流域よシ上方へ放散する
ことを特徴とするものである。以下図を参照して本発明
を説明する。
第１図〜第３図は本発明に係る船舶の煙害防止方法を実
施するだめの装置の一例を示す模式図で、第１図は平面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面側面図、第３図は第２
図のＢ−Ｂ断面の正面図である。第１図に示す如く煙突
１内において、主機排ガス管２の後方に排気の集合値３
を設け、この上に船の長さ方向に直角にして、かつ直線
状にノズル４を配列し、又その下部を排気ファン６を備
えた機関室の排気トランク５と結合する。
施するだめの装置の一例を示す模式図で、第１図は平面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面側面図、第３図は第２
図のＢ−Ｂ断面の正面図である。第１図に示す如く煙突
１内において、主機排ガス管２の後方に排気の集合値３
を設け、この上に船の長さ方向に直角にして、かつ直線
状にノズル４を配列し、又その下部を排気ファン６を備
えた機関室の排気トランク５と結合する。
次に本発明の詳細な説明する。第２図において排気ファ
ン６を駆動させて機関室より排気を吸入し、この排気を
排気トランク５を通り集合筒３を介してノズル４よシ上
空へ吐出させれば、ノズル４によるエヤーカーテンが形
成される。一方、主機排ガスは、主機排ガス管２を通っ
て煙突１の上に吐き出され、船の進行によって後方へ流
れてくるが、前記エヤーカーテンによって上空へ吹き上
げられ、煙突付近に発生する乱気流から引き離される。
ン６を駆動させて機関室より排気を吸入し、この排気を
排気トランク５を通り集合筒３を介してノズル４よシ上
空へ吐出させれば、ノズル４によるエヤーカーテンが形
成される。一方、主機排ガスは、主機排ガス管２を通っ
て煙突１の上に吐き出され、船の進行によって後方へ流
れてくるが、前記エヤーカーテンによって上空へ吹き上
げられ、煙突付近に発生する乱気流から引き離される。
なお上記の説明では機関室の排気によるエヤーカーテン
について述べたが、居住区又はその他の区画からの排気
又は主機以外の排ガス管による排気等を前記排気の集合
筒３内へ送気することによシエヤーカーテンを形成する
ことも出来る。
について述べたが、居住区又はその他の区画からの排気
又は主機以外の排ガス管による排気等を前記排気の集合
筒３内へ送気することによシエヤーカーテンを形成する
ことも出来る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、従来
使用されている排気装置を利用して、主機排ガスを煙突
乱気流から引き離し、煙害を防ぐことが出来るので実施
による効果はきわめて大である。
使用されている排気装置を利用して、主機排ガスを煙突
乱気流から引き離し、煙害を防ぐことが出来るので実施
による効果はきわめて大である。
４、図面の簡単な説明 −−−
第１図は本発明を実施するための一例を示す平面図、第
２図はそのＡ−Ａ断面の側面図、第３図は第２図のＢ−
Ｂ断面の正面図である。
２図はそのＡ−Ａ断面の側面図、第３図は第２図のＢ−
Ｂ断面の正面図である。
１：煙突、２：主機排ガス管、３：集合筒、４：ノズル
、５：排気トランク、６：排気ファン 代理人 弁理士 木 村 三 朗 １、事件の表示 特願昭５９−２５２４６ ２、発明の名称 船舶の煙害防止方法 翫貼（４１２）日本鋼管株式会社 ４、代理人 （１１明細書全文を別紙のとおり補正する（但し、「発
明の名称」及び「特許請求の範囲」の各欄は内容に変更
なし）。
、５：排気トランク、６：排気ファン 代理人 弁理士 木 村 三 朗 １、事件の表示 特願昭５９−２５２４６ ２、発明の名称 船舶の煙害防止方法 翫貼（４１２）日本鋼管株式会社 ４、代理人 （１１明細書全文を別紙のとおり補正する（但し、「発
明の名称」及び「特許請求の範囲」の各欄は内容に変更
なし）。
（２）図面の第１図〜第６図を別紙のとおシ補正する。
以上
明 細 書（補正）
１、発明の名称
船舶の煙害防止方法
２、特許請求の範囲
主機排ガス管後方に排気ファンによって吹ぎ出す排気の
放出するノズル群を設け、該ノズル群で形成する排気に
よるエヤーカーテンに（す、前記主機排・ガス管より放
出される主機排ガスを煙突周囲に発生ずる乱気流より上
刃・＼放散すること乞特徴とする船舶の煙害防止方法、 ３、発明の詳細な説明 太発明は船舶の主機排ガスによる煙害防止方法に関する
ものである。
放出するノズル群を設け、該ノズル群で形成する排気に
よるエヤーカーテンに（す、前記主機排・ガス管より放
出される主機排ガスを煙突周囲に発生ずる乱気流より上
刃・＼放散すること乞特徴とする船舶の煙害防止方法、 ３、発明の詳細な説明 太発明は船舶の主機排ガスによる煙害防止方法に関する
ものである。
従来、船舶の航行中に船の速度によって第１図に示すよ
うに船橋前面頂部１より乱気流が発生し、乱気流域２の
中に煙突３が包み込まね、該煙突より放出される主機排
ガスも乱気流に巻ぎ込ま才１てしまうため該排ガスが下
降低迷し、通風筒を通って船内に侵入し煙害を起すこと
があった。この乱気流域を避けて主機排ガスを放出させ
るためには、煙突３の高さビ十分にとらねばならない。
うに船橋前面頂部１より乱気流が発生し、乱気流域２の
中に煙突３が包み込まね、該煙突より放出される主機排
ガスも乱気流に巻ぎ込ま才１てしまうため該排ガスが下
降低迷し、通風筒を通って船内に侵入し煙害を起すこと
があった。この乱気流域を避けて主機排ガスを放出させ
るためには、煙突３の高さビ十分にとらねばならない。
この煙突６の高さｔ決めるために、乱流域についていく
つかの実験計算がなされているが、その−例として、４
３，０００ ＤＷのバルクキャリヤに対して行った計算
結果は次の工５である。実験例の東件を排煙速度Ｓ ＝
３０〜伽、船の速度Ｋｎ＝ ｉ４，３ノツト、相対風
速Ｗ＝ １２．４ ｍ、劇とした場合、乱気流域の上限
高さと船橋前面からの距離との関係は第２図の如くにな
る。この結果を基として、夫々の例による計算方式によ
り煙突の高さを決めると表１の通りとなる。
つかの実験計算がなされているが、その−例として、４
３，０００ ＤＷのバルクキャリヤに対して行った計算
結果は次の工５である。実験例の東件を排煙速度Ｓ ＝
３０〜伽、船の速度Ｋｎ＝ ｉ４，３ノツト、相対風
速Ｗ＝ １２．４ ｍ、劇とした場合、乱気流域の上限
高さと船橋前面からの距離との関係は第２図の如くにな
る。この結果を基として、夫々の例による計算方式によ
り煙突の高さを決めると表１の通りとなる。
表 １
以上の説明で明らかな如く、煙突の高さが乱気流域な超
えるためには長大なものとなり、コストの増大、通信の
障害、運用上の支障をきたし、又外観、を損へ欠点もあ
った。
えるためには長大なものとなり、コストの増大、通信の
障害、運用上の支障をきたし、又外観、を損へ欠点もあ
った。
本発明は上記のよ５な問題点を解決すべくなされたもの
で、その目的は煙突の高さを増すことなく、煙害の元と
なる主機の排ガスを煙突を包む乱気流域より引離し、上
方へ放散せしめる方法を実現することにある。
で、その目的は煙突の高さを増すことなく、煙害の元と
なる主機の排ガスを煙突を包む乱気流域より引離し、上
方へ放散せしめる方法を実現することにある。
本発明に係る船舶の煙害防止方法は、上記の目的ケ達成
するＩＣめ、主機排ガス管後方に、排気ファンに１って
吹き出す機関室からの排気の放出するノズル群ケ設け、
該ノズル群の形成するエヤーカーテンに工す、前記主機
排ガス管煙突周囲に発生する乱気流域ｚり上方・＼放散
することを特徴とするものでおる。以下図を参照して本
発明な説明する。
するＩＣめ、主機排ガス管後方に、排気ファンに１って
吹き出す機関室からの排気の放出するノズル群ケ設け、
該ノズル群の形成するエヤーカーテンに工す、前記主機
排ガス管煙突周囲に発生する乱気流域ｚり上方・＼放散
することを特徴とするものでおる。以下図を参照して本
発明な説明する。
第３図〜第５図は本発明に係る船舶の煙害防止方法を実
施するための装置の一例を示す模式図で。
施するための装置の一例を示す模式図で。
第３図は平面図、第４図は第３図のＡ−ＡＦｒ面側面図
、第５図は第４図のＢ＝Ｂ断面の正面図である。第６図
に示す如く煙突３内において、主機排ガス管４の後方に
排気の集合筒５ヶ設け、この上に船の長さ方向に直角に
して、かつ直線状にノズル６ｔｆ配列し、又その下部？
排気ファン８を備えた機関室の排気トランク７と結合す
る。
、第５図は第４図のＢ＝Ｂ断面の正面図である。第６図
に示す如く煙突３内において、主機排ガス管４の後方に
排気の集合筒５ヶ設け、この上に船の長さ方向に直角に
して、かつ直線状にノズル６ｔｆ配列し、又その下部？
排気ファン８を備えた機関室の排気トランク７と結合す
る。
次に本発明の詳細な説明する。第４図において排気ファ
ン８を駆動させて機関室エリ排気／吸入し、この排気を
排気トランク７を通り集合筒５？介してノズル６より上
空へ吐出させねば、ノズル乙によるエヤーカーテンが形
成される。一方、主機排ガスは、主機排ガス管４を通っ
て煙突６の上に吐き出され、船の進行に１つて後方へ流
れてくるが、前記エヤーカーテンによって上空へ吹き上
げられ、煙突付近に発生する乱気流から引ぎ離さイ９る
。
ン８を駆動させて機関室エリ排気／吸入し、この排気を
排気トランク７を通り集合筒５？介してノズル６より上
空へ吐出させねば、ノズル乙によるエヤーカーテンが形
成される。一方、主機排ガスは、主機排ガス管４を通っ
て煙突６の上に吐き出され、船の進行に１つて後方へ流
れてくるが、前記エヤーカーテンによって上空へ吹き上
げられ、煙突付近に発生する乱気流から引ぎ離さイ９る
。
実施例によれば第４図、第５図において、排気容量２０
０ ｍ々の排気ファン８を使用して、機関室の排気を吸
引し、排気トランク７な通して直径２００關のノズル６
を７個備えた集合筒５Ｊ：り吹き出させたところ、この
場合のノズル出口の風速は１５〜佃であった。こねに対
し、船速による相対風速は一般には前述の如＜１２ｎＬ
／ａ前後であるから。
０ ｍ々の排気ファン８を使用して、機関室の排気を吸
引し、排気トランク７な通して直径２００關のノズル６
を７個備えた集合筒５Ｊ：り吹き出させたところ、この
場合のノズル出口の風速は１５〜佃であった。こねに対
し、船速による相対風速は一般には前述の如＜１２ｎＬ
／ａ前後であるから。
エヤーカーテンの効果は十分に認められる。なお。
ノズル６の位置は第３図に示す工５に煙突６の頂部にお
いて主機排ガス管４よりな乞べく後方に位置させる方が
エヤーカーテンとしての効果があり、又ノズル６の吹き
出す方向は％第６図に示す如く、直上ａ１斜めｂ、およ
び後方水平Ｃの何れの場合も効果があった。
いて主機排ガス管４よりな乞べく後方に位置させる方が
エヤーカーテンとしての効果があり、又ノズル６の吹き
出す方向は％第６図に示す如く、直上ａ１斜めｂ、およ
び後方水平Ｃの何れの場合も効果があった。
上記の説明では機関室の排気によるエヤーカーテンにつ
いて述べたが、居住区又はその他の区画からの排気又は
主機以外の排ガス管による排気等を前記排気の集合筒５
内へ送気することにエリエヤーカーチンピ形成すること
も出来る。
いて述べたが、居住区又はその他の区画からの排気又は
主機以外の排ガス管による排気等を前記排気の集合筒５
内へ送気することにエリエヤーカーチンピ形成すること
も出来る。
以上の説明から明らかなように、本発明に工わば、従来
使用されている排気装置を利用して、主機排ガスを煙突
乱気流から引離し、煙害？防ぐことｈ″−出来るので実
施による効果は絆わめて犬である。
使用されている排気装置を利用して、主機排ガスを煙突
乱気流から引離し、煙害？防ぐことｈ″−出来るので実
施による効果は絆わめて犬である。
４、図面の簡単な説明
第１図は乱気流域の説明図、第２図は乱気流域′ｒｋｒ
セ【♀す蛸■１ 箪スＭＬ寸太晃ロ日の一ポ許例１の平
面図、第４図はそのＡ−Ａ断面図、編５図はＷ、４図の
Ｂ−Ｂ断面図、第６図はノズルの吹き出し方向ケ示す模
式図である。
セ【♀す蛸■１ 箪スＭＬ寸太晃ロ日の一ポ許例１の平
面図、第４図はそのＡ−Ａ断面図、編５図はＷ、４図の
Ｂ−Ｂ断面図、第６図はノズルの吹き出し方向ケ示す模
式図である。
１：船橋前面頂部、２：乱気流域、３：煙突、４：主機
排ガス管、５：集合化、６：ノズル、７：排気トランク
、８：ｍ気ファン。
排ガス管、５：集合化、６：ノズル、７：排気トランク
、８：ｍ気ファン。
代理人 弁理士 木 村 三 朗
第１図
第２図
３０ ２０ ＩＱ Ｏ
運４４自面力゛らＪｊｔｉ（江 （□）ｅ■■ｅｏＣ４
’ｊ、ｊ 第３図 第４図 第５図 第６図
’ｊ、ｊ 第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- 主機排ガス管後方に排気ファンによって吹き出す排気の
放出するノズル群を設け、該ノズル群で形成する排気に
よるエヤーカーテンによシ、前記主機排ガス管より放出
される主機排ガスを煙突周囲に発生する乱気流より上方
へ放散することを特徴とする船舶の煙害防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2524684A JPS60171315A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 船舶の煙害防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2524684A JPS60171315A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 船舶の煙害防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60171315A true JPS60171315A (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=12160627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2524684A Pending JPS60171315A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 船舶の煙害防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60171315A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62180413U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-16 | ||
| US5732644A (en) * | 1995-08-18 | 1998-03-31 | Thyssen Nordseewerke Gmbh | Device for the exhaust and ventilation system on ships |
| KR101379086B1 (ko) * | 2008-03-04 | 2014-03-28 | 현대중공업 주식회사 | 선박엔진의 배기가스에 의한 레이더 마스트 열 손상방지장치 |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2524684A patent/JPS60171315A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62180413U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-16 | ||
| US5732644A (en) * | 1995-08-18 | 1998-03-31 | Thyssen Nordseewerke Gmbh | Device for the exhaust and ventilation system on ships |
| CN1082002C (zh) * | 1995-08-18 | 2002-04-03 | 泰森北海工厂有限公司 | 船上废烟气和废空气的排出装置 |
| KR101379086B1 (ko) * | 2008-03-04 | 2014-03-28 | 현대중공업 주식회사 | 선박엔진의 배기가스에 의한 레이더 마스트 열 손상방지장치 |
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