JPS6016893Y2 - 光フアイバ−装置 - Google Patents

光フアイバ−装置

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JPS6016893Y2
JPS6016893Y2 JP15812679U JP15812679U JPS6016893Y2 JP S6016893 Y2 JPS6016893 Y2 JP S6016893Y2 JP 15812679 U JP15812679 U JP 15812679U JP 15812679 U JP15812679 U JP 15812679U JP S6016893 Y2 JPS6016893 Y2 JP S6016893Y2
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JP
Japan
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optical fiber
flexible tube
core
spacer
cladding
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Expired
Application number
JP15812679U
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English (en)
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JPS5675706U (ja
Inventor
千秋 佐藤
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光フアイバー装置、特に高出力レーザ光線を導
くのに用いるに好適な光フアイバー装置に関するもので
ある。
例えは臨床医学分野においては、近年レーザが広く応用
され、例えばYAGレーザのような50〜60Wの高出
力レーザを用いたレーザメスや止血凝固装置等の種々の
レーザ装置が実用化されている。
また、高出力レーザ光線を内視鏡的に体腔内に導いて体
腔内患部を外科的処置するレーザ装置の開発も行なわれ
ている。
このように、レーザ光線を体腔内に導く場合は勿論のこ
と、高出力レーザ光線を用いるレーザ装置は、一般には
レーザ光源から発射されたレーザ光線を光コネクタおよ
び光ファイバーを径で所望の照射位置に導くよう構成さ
れている。
第1図は米国特許第3.843.865号明細書におい
て提案された高出力レーザ光線用の光フアイバー装置の
構成を示す断面図であり、光ファイバー1としてクラッ
ドを施していない石英ファイバーを用いている。
この光ファイバー1は可撓性チューブ2内に挿入され、
円錐状に拡開した入射端部1Aおよび出射端部1Bにお
いて可撓性チューブ2に固定している。
可撓性チューブ2の内壁には、光ファイバー1が該チュ
ーブに接触してレーザ光線が漏れたり、またこの漏洩光
により該チューブが焼損するのを防止するため、石英よ
り屈折率が低い弗化マグネシウムをコーティングした複
数のスペーサ3が等間隔に設けられている。
また、可視性チューブ2の入射端部2Aには、これをレ
ーザ光源(図示せず)に連結するための光コネクタ4が
設けられていると共に、光ファイバー1を冷却するため
の石英より屈折率が低い液体5(例えばプロパツール、
屈折率1.38)をポンプ6により可撓性チューブ2内
を通して循環させるよう構成されている。
しかし、かかる従来の光フアイバー装置において、可撓
性チューブ2の内壁に複数個のスペーサ3を設けること
は極めて困難であると共に、このようなスペーサ3を具
える可撓性チューブ2内に、光ファイバー1をその表面
に傷を付けずに挿入することは極めて困難である。
また、光ファイバー1はクラッドが施されていないため
、曲げによる光ファイバー1とスペーサ3との接触によ
り傷が付き易く、したがって折れ易いと共に、流体5内
のゴミ等が光ファイバー1の表面に附着した場合には、
この部分でレーザ光線が漏れて光伝達効率の低下および
可視性チューブ2の焼損を招く恐れがある。
また、従来の光フアイバー装置として、特開昭50−1
52748号公報には、切れ目を有するコアよりも屈折
率の小さいコア支持円板をコアの外周に圧入嵌着し、こ
のコア支持円板の外周をコアの長さ方向に亘ってプラス
チックテープで被覆してシースを形成したものが提案さ
れている。
しかし、この光フアイバー装置においては、コア支持円
板の外径とシース内径とが一致し、しかもコア支持円板
はコアの外周に圧入嵌着されているため、曲げによる応
力がコア支持円板のコアと接触するエツジ部に集中して
コアが折れ易くなる不具合がある。
また、コア支持円板の外径とシース内径とが一致してい
るため、冷却用の液体をシース内を通して流すことがで
きない問題もあると共に、クラッドが設けられていない
ために、コア支持円板を設けた部分以外のコア上にゴミ
等が附着して光損失やシースの焼損を起す恐れがある。
本考案の目的は、上述した種々の不具合を解決し、製作
が容易で、しかも光損失および可撓性チューブの焼損等
を生じることなく長期間に亘って安定して使用できる光
フアイバー装置を提供せんとするにある。
本考案の光フアイバー装置は、比較的高屈折率の芯材を
比較的低屈折率の光学部材で被覆し、この光学部材の外
周上に複数個のスペーサを各スペーサ部において少く共
前記芯材の径を変化させることなく固定的に設けた可撓
性の光ファイバーを、前記スペーサ外径よりも大きい内
径を有する可撓性チューブ内に挿入すると共に、その両
端部を該可撓性チューブに固定したことを特徴とするも
のである。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図aは本考案光フアイバー装置に用いる光ファイバ
ーの一例の構成を示す外観図、第2図すは第2図aのI
−1’線断面図である。
この光ファイバー11は、比較的高屈折率のコア12を
比較的低屈折率のクラッド13で被覆すると共に、両端
部11A、IIBを円錐状に拡開し、中間部のクラッド
13上に端部11A、IIBの外径よりも小さい複数の
スペーサ14を各スペーサ部においてコア12およびク
ラッド13の径を変化させることなく固定的に突設し、
全体として可撓性を有するよう構成したものである。
コア12およびクラッド13は、導光する光の種類によ
ってその材質を選択する。
例えばYAGレーザ光線のように高出力のレーザ光線を
導光する場合には、コア12として石英を、クラッド1
3としてシリコン樹脂を用いて構成することができ、ま
た炭酸ガスレーザ光線の場合には、コア12としてカル
コゲン系のガラスを、クラッド13として弗素系の樹脂
を用いて構成することができる。
スペーサ14は、クラッド13と同材質でも異なる材質
でもよく、例えば第3図に示すように、クラッドを施し
た光ファイバー11を軸線を中心に回転させながら移送
する過程で、この光フアイバー11上に坩堝15に収容
した適当粘度のスペーサ用樹脂16を適当な間隔で垂ら
した後、乾燥炉17で乾燥させて球状に形成することが
できる。
また、このスペーサ14は、コア12を紡糸する過程で
クラツディングを行なう場合には、その製造工程におい
て形成することもできるし、或いはクラッドを施した光
ファイバー11に、その中間部のファイバー径よりも小
さい穴を形成したリング状の弾性部材を嵌合させること
によって形成することもできる。
第4図は本考案光フアイバー装置の一例の構成を示す断
面図である。
本実施例では、第2図に示したように複数のスペーサ1
4を設けた光ファイバー11を、その両端部11A、I
IBの外径よりも大きな内径を有する可撓性チューブ1
8内に挿入し、両端部11A、IIBにおいてリング状
の弾性部材より成る固定具19A、19Bを介して可撓
性チューブ18に固定したものである。
にお、入射端側は本例では端部11Aと固定具19Aと
の間には断熱性の口金20を設け、光入射の発熱による
可撓性チューブ18の焼損を有効に防止するようにした
上述したように本考案によれば、光ファイバーはクラッ
ドを有すると共にスペーサは少く共コアの径を変化させ
ることなく設けるものであるから、スペーサ部分におい
ても光損失がなく、シたがって光伝達効率が良いと共に
、可撓性チューブの焼損も有効に防止することができる
また、クラッド表面が可撓性チューブに直接接触するこ
とがなく、シたがって傷が付かないと共に、スペーサと
可撓性チューブとの間には隙間があるから、曲げに対し
ても十分対応できる。
したがって、長期間に亘って安定して使用することがで
きる。
また、スペーサを光フアイバー上に設けると共ニ、その
外径を可撓性チューブの内径よりも小さくしたから、可
撓性チューブ内への挿入が簡単であり、したがって容易
に製作することができる。
なお、本考案は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。
例えば、第4図において、第1図と同様に可撓性チュー
ブ18を通して冷却用の流体を循環させるよう構成する
こともできる。
この場合、流体内のゴミ等が光フアイバー11上に耐着
しても、クラッドが施しであるから光損失を生じること
はなく、シたがって可視性チューブ18の焼損も生じな
い。
また、スペーサ14は、球状に限らず種々の形状が可能
である。
更に、スペーサ14は等間隔でもランダムに設けてよい
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光フアイバー装置の構成を示す断面図、
第2図aおよびbは本考案光フアイバー装置に用いる光
ファイバーの一例の構成を示す外観図および断面図、第
3図は第2図に示すスペーサの形成方法の一例を説明す
るための線図、第4図は本考案光フアイバー装置の一例
の構成を示す断面図である。 11・・・・・・光ファイバー、11A、11B・・・
・・・端部、12・・・・・・コア、13・・・・・・
クラッド、14・・・・・・スペーサ、18・・・・・
・可撓性チューブ、19A、19B・・・・・・固定具
、20・・・・・・口金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 比較的高屈折率の芯材を比較的低屈折率の光学部材で被
    覆し、この光学部材の外周上に複数個のスペーサを各ス
    ペーサ部において少く共前記芯材の径を変化させること
    なく固定的に設けた可撓性の光ファイバーを、前記スペ
    ーサ外径よりも大きい内径を有する可撓性チューブ内に
    挿入すると共に、その両端部を該可撓性チューブに固定
    したことを特徴とする光フアイバー装置。
JP15812679U 1979-11-16 1979-11-16 光フアイバ−装置 Expired JPS6016893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15812679U JPS6016893Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 光フアイバ−装置

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JP15812679U JPS6016893Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 光フアイバ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS5675706U JPS5675706U (ja) 1981-06-20
JPS6016893Y2 true JPS6016893Y2 (ja) 1985-05-25

Family

ID=29669373

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JP15812679U Expired JPS6016893Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 光フアイバ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59124305A (ja) * 1982-12-31 1984-07-18 Takashi Mori 光導体
JPS603803U (ja) * 1983-06-22 1985-01-12 松下電器産業株式会社 光フアイバ−ケ−ブル

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JPS5675706U (ja) 1981-06-20

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