JP2005227272A - 改良された先端ディフューザーを有するレーザー装置用の光ファイバー及びその製造方法 - Google Patents

改良された先端ディフューザーを有するレーザー装置用の光ファイバー及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を有する、光エネルギー源を含むレーザー装置と共に使用する光ファイバーを提供すること。
【解決手段】 光ファイバーであって、基端部分、先端部分、及びその先端部に近接した先端面を有するコアと、コア基端部分からコア先端部分の近傍までコアを径方向に覆うクラッド層と、本質的に所定の種類の材料からなる、クラッド層を径方向に覆うスリーブと、コア先端部分を径方向に覆う先端ディフューザーとを含む。先端ディフューザーは、スリーブと実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料を含む。この光散乱材料は、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、レーザー装置と共に用いる光ファイバーに関し、より詳細には、光の散乱と温度信号提供の両方の機能を果たす改良されたディフューザー構造を先端部に有する光ファイバーに関する。
現在、外科医は、良性前立腺肥大症(一般にBPHと呼ばれる)の治療にレーザー技術を利用した医療器具を使用している。BPHとは、前立腺が通常は2倍から4倍の大きさに肥大した症状を指す。この症状の治療に外科医が用いるレーザーエネルギーは、予測可能で制御された方式で径方向に光を分散できる光ファイバーによって送られる。このような治療の際の重要な因子の1つは治療する組織の温度である。例えば、BPHの治療として前立腺に人工的傷害部を形成するための現在推奨される1つの方法では、少量の組織を所定時間85℃で加熱する。但し、この所定時間はファイバー及びレーザーのデザインによって異なる。これよりも低い温度で組織を加熱すると傷害形成が不完全となり、高い温度で組織を加熱すると過度に組織が損傷してしまう。従って、治療中に光ファイバー先端部の温度を正確に測定する能力が極めて重要である。
レーザーシステムの温度を監視する様々な方法があることを理解されたい。1つの方法が、本願の譲受人であるオハイオ州シンシナティのエシコン・エンド−サージェリィ社(Ethicon EndoSurgery, Inc.)が製造する「インディゴ830eレーザーオプティック・トリートメント・システム(Indigo 830e Laseroptic Treatment System)」及び「インディゴ・オプティマ・レーザーオプティック・トリートメント・システム(Indigo Optima Laseroptic Treatment System)」として知られているレーザー治療システムに利用されている。ディフューザーを備えた光ファイバーを製造する方法は、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に開示されている。これらの方法は全て、特許文献4及び特許文献5に開示されているようにファイバー先端部のスラッグ材料の光の刺激に対する蛍光反応が温度に依存するという原理を利用している。具体的には、ポンプエネルギーのパルスによってアレキサンドライトのスラグに蛍光パルスが起こるが、このパルスが材料の温度に相当する時間遅延する。
上記した各特許文献では、スラグは、適当な位置で硬化させた光学接着剤とアレキサンドライト粒子の混合物からなる。現在用いられているこのようなスラグの製造及び組立て方法は複雑で時間がかかる。例示的な工程では、スラグは、振動プレートに配置された成形型内の複数の小さなキャビティ内に粉砕されたアレキサンドライトを振りかけてバッチ式に製造する。次いで、アレキサンドライト粒子を光結合接着剤で覆い、次いで真空引きし、加熱または紫外光によりこの混合物を成形型内で硬化させる。スラグをバッチとして成形型から取り外し、組立て工程で、各スラグを先端スリーブの先端部の光ファイバーガラスの先端部に対して個々に配置する。
基本的なスラグ製造工程に様々な改良がなされてきたが、このような改良は全てアレキサンドライトと接着剤との混合物であるスラグに基づいたものであるため同様の不都合がある。1つの不都合は、最終的な成形構造の一部を構造的支持として用いるため、最終的に高価なアレキサンドライト材料をかなり廃棄することになる。製造工程は比較的長く、特殊な器具及び熟練工が必要である。更に、スラグ成形型の各キャビティにおける紫外結合剤に対するアレキサンドライトの比率(すなわち濃度)の制御が正確に行われないため、スラグ組成がばらつき、性能にばらつきが出てしまう。また、スラグが一方向性であり、光ファイバーの構成要素の大きさが非常に小さく、直接視認することができず、また構成要素間の機械的な配置及び最終的な機械的なインターロックがないため、当然のことながら光ファイバーの先端部内でのスラグの組立てが困難である。
別の現在の製造工程では、アレキサンドライトと接着剤の硬化していない混合物を光ファイバーの先端部に直接適用し所定の位置で硬化させる。これは、チューブ内の混合物をガラスコアの端部に直接分注し、これをスリーブまたは他のキャリヤ内に入れ、このスリーブを配置するか、或いはコア端部を接着剤の中に浸漬し、次いでアレキサンドライト粒子内に浸漬して達成することができる。しかしながら、この方法では、生産ベースで一定量の混合物を適切な位置に適用すること及びこれを監視することが困難であることが分かっている。
米国特許第6,522,806号明細書 米国特許第6,361,530号明細書 米国特許第5,946,441号明細書 米国特許第5,004,913号明細書 米国特許第4,708,494号明細書
従って、上述したように、アレキサンドライトと接着剤の混合物及び上記製造工程に関連した不都合を解消したスラグ、このようなスラグの製造方法、及び光ファイバーへのスラグの取付けを開発するのが望ましい。また、このようなスラグが、光ファイバーの先端面におけるスラグのセンタリングを助け、ファイバーコアと外側スリーブとを確実に接触させ、これにより光散乱と温度検出の両方の機能を最適化するのが望ましい。更に、そのような光ファイバーのディフューザー部分のスリーブと光散乱材料を一体的に形成するのが望ましい。代替の構造では、光ファイバーの別のスラグを先端ディフューザーで置き換えるのが望ましい。この先端ディフューザーは、光散乱と温度検出の両方の機能を有し、光ファイバーの先端部に取り付けることができる。
本発明の第1の例示的な実施形態では、光エネルギー源を含むレーザー装置と共に使用する光ファイバーを開示する。この光ファイバーは、光源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を有する。光ファイバーは、基端部分、先端部分、及び光ファイバーの先端部に近接した先端面を含むコアと、コア基端部分からコア先端部分に近接した指定位置までコアを径方向に覆うクラッド層と、本質的に所定の種類の材料からなる、クラッド層を径方向に覆うスリーブと、コア先端部分を径方向に覆う先端ディフューザーとを含む。先端ディフューザーは、スリーブと実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料を含む。この光散乱材料は、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する。具体的には、先端ディフューザーは開口したスリーブであり、クラッド層の指定位置は、光結合層がコア先端部分と先端ディフューザーとの間に配置されるように、コア先端部分部に近接している。
本発明の第2の例示的な実施形態では、光エネルギー源を含むレーザー装置と共に使用する光ファイバーを開示する。この光ファイバーは、光源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を有する。光ファイバーは、基端部分、先端部分、及び光ファイバーの先端部に近接した先端面を含むコアと、コア基端部分からコア先端部分に近接した指定位置までコアを径方向に覆うクラッド層と、本質的に所定の種類の材料からなる、クラッド層を径方向に覆うスリーブと、コア先端部分を径方向に覆う先端ディフューザーとを含む。先端ディフューザーは、スリーブと実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料を含む。この光散乱材料は、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する。具体的には、先端ディフューザーは、コア先端部分の一部を受容する基端部分と刺入先端を有する先端部分を含む中実ロッドである。クラッド層の指定位置は、光結合層がコア先端面と先端ディフューザーとの間に配置されるように、コア先端面に近接している。
本発明の第3の例示的な実施形態では、基端部分、先端部分、及び先端面を有するコアと、その基端部分から先端部分までコアを径方向に覆う本質的に所定の種類の材料からなるスリーブとを含む、レーザー装置と共に使用する光ファイバーの改良されたディフューザーの製造方法である。この方法は、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する光散乱材料を、スリーブと同じ種類の材料を用いて所定の長さ及び形状を有する先端ディフューザーに成形するステップと、コア先端部分の少なくとも一部を先端ディフューザーに挿入するステップと、先端ディフューザーの第1の端部をスリーブの先端部に取り付けるステップとを含む。
光源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を有する、光エネルギー源を含むレーザー装置と共に用いる光ファイバー及びその製造法が提供される。
まず、詳細な図面を参照されたい。各図面における同一の参照符号は同一の要素を示すものである。図1は、光ファイバー12から光を散乱させるための医療器具10の模式図である。医療器具10は、好ましくはレーザーである光エネルギー源14を含む。光ファイバー12は、連結ポート18に取り付けられたコネクタ16によって光エネルギー源14に接続され、ディフューザー部分20まで延びている。医療器具10に用いることができるこの種の一般的なコネクタ及び連結ポートは、オハイオ州シンシナティのエシコン・エンド−サージェリィ社(Ethicon EndoSurgery, Inc.)が販売するオプティマ・レーザー(Optima Laser)である。取付けコネクタ16を備えた光ファイバー12は、光ファイバー組立体として光エネルギー源14とは別に販売されているため容易に用意することができる。
具体的には、光ファイバー12は、先端部24に光を送る光エネルギー源14に接続された基端部22を含む。先端部24は、治療部位で光を拡散できるディフューザー部分20を含む。光ファイバー12は更に、BPHの治療の場合と同様の方式で光ファイバー12が機能するようにする複数の組立て部品を含む。図2及び図3から分かるように、光ファイバー12は、実質的にその中心を通るコア26を含む。通常は石英ガラスから形成されるコア26は、光エネルギー源14に接続された基端部分28を有する。この基端部分28は、ディフューザー部分20内に配置された先端部分30に光を伝達する。先端部分30は先端面32を含むことを理解されたい。このようにして、ディフューザー部分20が基端部分28から受けたエネルギーを散乱させる。コア基端部分28からコア先端部分30の近傍までコア26を径方向に覆うようにクラッド層34を設けるのが好ましい。機械的に支持してコア26を保護するクラッド層34は、光ファイバー12を通る光がコア26から径方向に出射するのを防止するべく、コア26の形成材料よりも低い屈折率有するのが好ましい。
光ファイバー12は更に、コア先端部分30の少なくとも一部分38と、場合によってクラッド層34の一部を径方向に覆うのが好ましい光結合材料の層36を含む。光結合材料の例として、ジェネラルエレクトリック社(General Electric Company)が販売するXE5844シリコーン、ジョージア州アルファレッタ(Alpharetta)で設立されたケメンス(Chemence)が販売するUV50接着剤、及びコネチカット州のダイマックス・オブ・トリントン(Dymax of Torrington)が販売する144‐M医療接着剤を挙げることができる。光結合層36は、コア26から光が出射するようにコア26よりも大きい屈折率を有するのが好ましい。
図2及び図3に示されている本発明の実施形態では、先端面32に近接して配置されたスラグ40が、光をコア26内に反射して散乱させ、ディフューザー部分20の光の強度を高くする。前述のスラグ40は従来より、本質的に光散乱材料と接着剤とから形成されている。一般的な散乱材料には、酸化アルミニウム、二酸化チタン、及びダイヤモンド粉末が含まれるが、アレキサンドライトが好ましい。なぜなら、アレキサンドライトは、光散乱機能を果たすだけでなく、所定の波長の光によって刺激されると温度に依存した蛍光減衰率を示すためである。従って、アレキサンドライトは、ディフューザー部分20の温度の導出及び制御に用いることができる光信号をコア26内を逆に向かって放出できる。通常は光散乱材料と混合する接着剤は光結合層36と同じであっても異なってもよいことを理解されたい。
光ファイバー12はまた、光結合層36とスラグ40を径方向に覆うスリーブ42を含むのが好ましいことに留意されたい。緩衝層43が、ディフューザー部分20の上流、場合によってはディフューザー部分20においても、スリーブ42とクラッド層34との間に径方向に配置されるのが好ましい。スリーブ42は、好ましくは光結合層36の材料よりも大きい屈折率を有する所定の種類の材料から本質的に形成される。更に、このような材料は、好ましくは可撓性であって、対象の波長のレーザーエネルギーを吸収せず、融解温度が高く、光を散乱させる。所望の特性を有するスリーブ42の好適な材料は、硫酸バリウム含浸ペルフルオロアルコキシ(perfluoroalkoxy:PFA)である。この硫酸バリウム粒子が、治療部位の組織に向かって均等に光エネルギーを散乱させるのを助ける。エチレンテトラフルオロエチレン(Ethylenetetraflouroethylene:ETFE)及び他の種類のフルオロポリマー(flouropolymer)を含め、好適な波長に対して光学的に透明な他の材料をスリーブ42の製造に用いることもできる。
スラグ40に戻ると、本発明では、スリーブ42に用いられるのと実質的に同じ種類の材料を用いてアレキサンドライト(または光で刺激された時に類似の温度依存特性を有する他の光散乱材料)を成形する。スラグ40におけるアレキサンドライトの好適な濃度が存在し、この濃度がスラグ40の構造及び組成によって異なることを理解されたい。スラグ40が、約10%の硫酸バリウムを含むペルフルオロアルコキシとアレキサンドライトとの実質的に均質の混合物である場合(図4を参照)、その中に含まれるアレキサンドライトの好適な濃度は約25wt%〜75wt%の範囲である。
スラグ40の全体構造では、図示されているようにスラグ40がコア先端部分30の一部分44を径方向に覆うのが好ましい。そして、コア先端部分30に対してスラグ40をセンタリングするために、スラグ40の第1の端部48内に構造46を設けるのが好ましい。更に、スラグ40は、正の組立て器具54に結合するように、スラグ40の第2の端52に形成された負の構造50を有するのが好ましい(図7を参照)。別法では、負の組立て器具58と結合するようにスラグ40の第2の端部に正の構造56を形成するのが好ましい(図8を参照)。何れの場合も、スラグ40をコア先端部分30に容易に一致させることができる。しかしながら、器具構造とセンタリング構造が異なっていれば、組立てミスの防止に役立つ。スラグ40が本質的にスリーブ42の材料と同じ材料からなり、スリーブ42の内面60が溝62や他の変化した表面構造を有するように削って、スリーブ42に刺入先端部64を形成する際に、スラグ40が物理的結合によってスリーブ42と機械的に結合するのが好ましい。とりわけ、スラグ40はスリーブ42の材料と実質的に同じ溶解点を有するため、溶解するとスラグ40とスリーブ42は結合する。
図4に示されている実質的に均質な混合物とは異なったスラグ40の別の実施形態が図5及び図6に示されている。図5では、スラグ66は、本質的に光散乱材料(例えば、アレキサンドライトまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)からなる第1の部分68を含む。この第1の部分は、コア先端面32に近接して配置される。加えて、スラグ66は、スリーブ42と同じ種類の材料(例えば、硫酸バリウム粒子を含むペルフルオロアルコキシまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)からなる第2の部分70含む。第2のスラグ部分70は、コア先端部分30の一部分44及び第1のスラグ部分68の周りに配置するように成形するのが好ましい。
図6を参照すると、スラグ72が内部に第1の部分74を含むのが示されている。第1の部分74は、本質的に光散乱材料とスリーブ42と同じ種類の材料の実質的に均質な混合物(例えば、アレキサンドライトと硫酸バリウム粒子を含むペルフルオロアルコキシまたは特性及び特徴が類似した他の組成物)からなる。第1のスラグ部分74は、コア先端面32に近接して配置される。本質的にスリーブ42と同じ種類の材料(硫酸バリウム粒子を含むペルフルオロアルコキシまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)からなるスラグ72の第2の部分76は、コア先端部分30の一部分44及び第1のスラグ部分74の周りに配置するように成形される。
第2の実施形態である光ファイバー78では、図9及び図10に示されているように、図2及び図3のスラグ40が排除されている。そして、コア26、クラッド層34、及び緩衝層43はそのままであるが、クラッド層34を径方向に覆っているがコア先端部分30を覆わないスリーブ80が設けられている。従って、好ましくはコア先端部分30及びコア先端面32を覆う先端ディフューザー82が設けられている。この場合、殆どの治療用の光を受けるコア26の領域が、殆どのマーカー光励起も受ける。従って、治療する組織により近接して温度測定を行うことができる。
スラグ40を用いて既に説明したように、先端ディフューザー82は、スリーブ80と実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料(例えば、アレキサンドライトまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)を含むのが好ましい。先端ディフューザー82は、スリーブ80の先端部86に近接して配置される第1の端部84と、好ましくは刺入先端部90に形成される第2の端部88を含む。先端ディフューザー82の第1の端部84は、熱かしめ(heat staking)または溶接などによってスリーブ先端部86に取り付けられるのが好ましいことを理解されたい。
光結合材料の層92が、コア先端部分30と先端ディフューザー82との間に配置されるのが好ましい。図9及び図10に示されているように、先端ディフューザー82の内面94は、光結合層92が機械的に結合し、屈折率の問題が解消されるように、削って溝96や他の変化した表面構造を設けるのが好ましい。
先端ディフューザー82が、好ましくは光散乱材料とスリーブ80の材料との実質的に均質な混合物であることを理解されたい。更に、先端ディフューザー82のアレキサンドライトの好適な濃度が存在し、その濃度が先端ディフューザー82の構造及び組成によって異なる。先端ディフューザー82が約10%の硫酸バリウムを含むペルフルオロアルコキシとアレキサンドライトとの実質的に均質な混合物である場合、そのアレキサンドライトの好適な濃度は約25%〜75%の範囲である。しかしながら、先端ディフューザー82のこのようなアレキサンドライトの濃度は、コア先端部分30に対するそれぞれの向きによって前記したスラグ40の場合よりも低くできることを理解されたい。
図11に、第3の実施形態である光ファイバー98が示されている。光ファイバー98は、図9及び図10に示されている光ファイバーと同様にコア26、緩衝層43、及びスリーブ80を含む。新規の先端ディフューザー100を光ファイバーに用いている。この先端ディフューザー100は、スリーブ80の先端部86に近接して配置される第1の端部102と刺入先端106で終わるのが好ましい第2の端部104とを有する中実ロッドから形成するのが好ましい。先端ディフューザー100の第1の端部102は、熱かしめまたは溶接などによってスリーブ先端部86に取り付けるのが好ましいことを理解されたい。
光ファイバー78の先端ディフューザー82とは対照的に、先端ディフューザー100では、第1の端部102から形成した中空の部分107が小さいため、コア先端部分30の僅かな部分108しか進入できない。コア26を径方向に覆うクラッド層110がコア先端部分30のコア先端面32まで延びている。光結合材料の層112を、コア先端部分30から光が放出され易いように、コア先端面32と先端ディフューザー100との間に配置するのが好ましい。クラッド層110がコア26の先端まで延びたこの特殊な構造は、コア先端部分30の可撓性を大きくする効果があるため、光ファイバー98が、ある種の可撓性内視鏡により一層適合する。
先端ディフューザー100は、スリーブ80の材料と実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料(例えば、アレキサンドライトまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)を含むのが好ましい。ここでも、先端ディフューザー100が、好ましくは光散乱材料とスリーブ80の材料との実質的に均質な混合物であることを理解されたい。更に、先端ディフューザー100におけるアレキサンドライトの好適な濃度が存在し、その濃度が先端ディフューザー100の構造及び組成によって異なる。先端ディフューザー100が約10%の硫酸バリウムを含むペルフルオロアルコキシとアレキサンドライトとの実質的に均質な混合物である場合、その中に含まれるアレキサンドライトの好適な濃度は約25%〜75%の範囲である。しかしながら、先端ディフューザー100のこのようなアレキサンドライトの濃度は、コア先端部分30に対するそれぞれの向きによって前記したスラグ40の場合よりも低くできることを理解されたい。
図12に、第4の実施形態である光ファイバー114が示されている。図示されているように、光ファイバー114は、図9及び図10を用いて説明したコア26、クラッド層34、緩衝層43、及びスリーブ80を有するように構成されている。別の先端ディフューザー116が、好ましくはコア先端部分30及びコア先端面32を覆うように設けられている。更に、先端ディフューザー116は、スリーブ80の先端部86に近接して配置される第1の端部118と刺入先端122で終わるのが好ましい第2の端部120を含む。先端ディフューザー116の第1の端部118は、熱かしめまたは溶接などによってスリーブ先端部86に取り付けるのが好ましいことを理解されたい。図示されているように光結合層123がコア先端部分30と先端ディフューザー116との間に配置されていることを理解されたい。
具体的には、図12の上側部分に示されているように、先端ディフューザー116は、コア先端部分30の指定部分126を径方向に覆うように適合された大きさの第1の実質的に環状の部分124を含むのが好ましい。従って、第1の先端ディフューザー部分124は、コア先端部分30を通る長軸133に沿ってコア先端部分30の中間部分に軸方向に配置されている。この実施形態では、第1の先端ディフューザー部分124の温度検出能力が最も強い光を受けて増強されるように、コア先端部分30が先端ディフューザー116の少なくとも中間部分まで延在するのが好ましい。この構造では、第1の先端ディフューザー部分124は、スリーブ先端部86に取り付けられた(例えば、熱かしめまたは溶接などで)第1の端部127(先端ディフューザー116の第1の端部118と同じ)と第2の端部128を含む。
第1の先端ディフューザー部分124は、典型的な光散乱材料(例えば、アレキサンドライトまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)か、或いはこのような光散乱材料とスリーブ80の材料(例えば、硫酸バリウム粒子を含むペルフルオロアルコキシまたは特性及び特徴が類似した他の任意の材料)の実質的に均質の混合物からなるのが好ましい。もちろん、第1の先端ディフューザー部分124におけるアレキサンドライトの好適濃度が存在し、その濃度が先端ディフューザー部分124の構造及び組成によって異なる。先端ディフューザー部分124が約10%の硫酸バリウムを含むペルフルオロアルコキシとアレキサンドライトとの実質的に均質な混合物である場合、その中に含まれるアレキサンドライトの好適な濃度は約25%〜75%の範囲である。しかしながら、先端ディフューザー部分124のこのようなアレキサンドライトの濃度は、コア先端部分30に対するそれぞれの向きによって前記したスラグ40の場合よりも低くできることを理解されたい。
先端ディフューザー116は更に、好ましくはコア先端部分30の第2の部分132を径方向に覆い刺入先端122で終わる第2の部分130を含む。第2の先端ディフューザー部分130は、好ましくは本質的にスリーブ80と同じ材料からなり、第1の先端ディフューザー部分124の第2の端部128に取り付けられた(例えば、加熱かしめまたは溶接)、刺入先端122の反対側の端部134を含む。
図12の下側部分に示されているように、先端ディフューザー116は、コア先端部分30の上流側すなわち第3の部分138を径方向に覆うように適合した大きさの第3の実質的に環状の部分136を含むことができる。第3の先端ディフューザー部分136は、好ましくは本質的にスリーブ80と同じ材料からなり、スリーブ先端部86Aに近接して配置され、第1の端部140(先端ディフューザーの第1の端部118と同じ)とその反対側の第2の端部142を含む。従って、第3の先端ディフューザー部分の第1の端部140は、スリーブ先端部86Aに取り付けられ(例えば、加熱かしめまたは溶接)、その第2の端部142は第1の先端ディフューザー部分124の第1の端部127に取り付けられている。
図13に、別の代替実施形態である光ファイバー143が示されている。図示されているように、先端ディフューザー144は、第1の先端ディフューザー部分146、第2の先端ディフューザー部分148、及び第3の先端ディフューザー部分150を含む。先端ディフューザー116を用いて示したように、第3のディフューザー先端部分150は、好ましくは本質的にスリーブ80と同じ種類の材料からなり、実質的に環状であり、コア先端部分30の上流すなわち第3の部分152を径方向に覆うように適合した大きさである。第3の先端ディフューザー部分150は、スリーブ先端部86に近接して配置され、第1の端部154とその反対側の第2の端部156を含む。
同様に、第2の先端ディフューザー部分148は、コア先端部分30の第2の部分158を径方向に覆い、刺入先端160で終わっている。第2の先端ディフューザー部分148は、好ましくは本質的にスリーブ80と同じ種類の材料からなり、第3の先端ディフューザー部分150の第2の端部156に取り付けられた(例えば、加熱かしめまたは溶接)、刺入先端160の反対側の端部162を含む。
第1の先端ディフューザー部分146は、その一部と第1の端部164が第3の先端ディフューザー部分の第2の端部156の中間部分168に形成された構造166内に受容される或いは他の方法で構造166に結合するような大きさ及び構造を有するのが好ましい。同様の構造170を第2の先端ディフューザー部分の端部162の中間部分172に形成して、第1の先端ディフューザー部分146の一部と第2の端部174がその構造170内に受容される或いは他の方法で構造179に結合するようにできる。具体的には、構造166及び構造170が雌型に示されているが、このような構造は、第1の先端ディフューザー部分146の第1の端部164及び第2の端部174のそれぞれに形成された補完的な雌型部分内に嵌合する雄型構造を有することもできる。何れの場合も、第1の先端ディフューザー部分146は、コア先端部分30の中間部分176を径方向に覆うのが好ましいであろう。
ここに開示した光ファイバーの実施形態において、1つの改良点はこのような光ファイバーの製造及び組立て方法である。光ファイバー12の製造では、第1のステップで、スリーブの開口した部分178がコア先端面32の先端側に一定長さ延在するようにコア26の周りを覆うスリーブ42を設ける。次のステップで、スリーブ42の材料に類似した材料を用いて、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する光散乱材料を成形する。次いで、スラグ40を、コア先端面32に近接するようにスリーブの開口した部分178内に挿入する。次いで、スリーブの開口部分178を、所定の形状を有する刺入先端64に形成する。スラグ40も、先端形成ステップでスリーブ42に物理的に結合することを理解されたい。また、コア先端部分30とスリーブ42との間に光結合層36を配置するのが好ましい。
スラグ40の物理的構造に関して、この製造方法は、スラグ40をコア先端部分30に対してセンタリングするために第1の端部48に構造46を成形するステップを含むことができる。更に、挿入ステップで、スラグ40が対応する組立て器具54または58のそれぞれに対して配置し易いように、スラグ40の第2の端部52に負の構造50または正の構造56を成形するステップを含むことができる。
スラグ40の材料に関して、好適なステップは、一緒に用いるスリーブの種類の材料に対して光散乱材料を好適な濃度にしてスラグ40を最適化することを含む。好適な濃度は、スラグ40の構造及び組成によって異なり得る。第1の場合、この方法は、成形ステップの前に光散乱材料とスリーブ42と同じ種類の材料とを実質的に均質な混合物に混合するステップを含む。スラグ66の場合、成形ステップは更に、光散乱材料を成形型内に予め導入するステップと、スリーブ42と同じ種類の材料を直接、光散乱材料に対して圧縮成形するステップとを含む。スラグ72の場合、成形ステップは更に、光散乱材料とスリーブ42と同じ種類の材料とを実質的に均質な混合物に混合するステップと、スラグ72の第1の部分74を混合物で成形するステップと、第1のスラグ部分74の一側(コア先端面32と接触する部分)を除く全てを覆うように、スリーブ42と同じ種類の材料からスラグ72の第2の部分76を成形するステップとを含む。
図10‐図13に示されている光ファイバー78、98、114、及び143に関して、製造工程は、スリーブ80と同じ種類の材料を用いて光散乱材料を、所定の長さ及び形状を有する先端ディフューザー82、100、116、及び144のそれぞれの少なくとも一部分に成形するステップを含む。次いで、先端ディフューザー82、100、116、及び144のそれぞれに、コア先端部分30の少なくとも一部分を挿入する。次いで、先端ディフューザー82、100、116、及び144のそれぞれの第1の端部84、102、118、及び154をスリーブ80の先端部86に取り付ける。もちろんこの工程は、それぞれの先端ディフューザー82、100、116、及び144のそれぞれの第2の端部88、104、120、及び155に刺入先端90、106、122、及び160を形成するステップを含む。刺入先端90、106、122、及び160の形成は、上記した挿入ステップの前または後に行うことができる。
光ファイバー78、114、及び143の製造方法は、好ましくは、コア先端部分30と先端ディフューザー82、116、及び144のそれぞれとの間に光結合材料の層92、123、及び157のそれぞれを設けるステップを含む。光結合層92、123、及び157のそれぞれと先端ディフューザー82、116、及び144の内面94、125、及び159のそれぞれとの間に所望の物理的または機械的な結合を得るために、挿入ステップの前に、内面94、125、及び159のそれぞれを削るのが好ましい。光ファイバー78、114、及び143のそれぞれの先端ディフューザー82、116、及び144は、図示されているようにコア先端部分30の実質的に全てを覆って延在するが、光ファイバー98の先端ディフューザー100はコア先端部分30の一部分108のみを覆って延在する。
先端ディフューザー82及び100の組成に関して、製造工程は、光散乱材料とスリーブ80と同じ種類の材料を実質的に均質な混合物に混合するステップと、その混合物を、所定の長さ及び形状を有するそれぞれの先端ディフューザー82及び100に成形するステップを含む。
光ファイバー114及び143の製造工程は、好ましくは、光散乱材料とスリーブ80と同じ種類の材料を実質的に均質な混合物に混合するステップと、その混合物を用いて、コア先端部分30の部分126及び176を径方向に覆う大きさの環状に第1の先端ディフューザー部分124及び146を成形するステップと、スリーブ80と同じ種類の材料を用いて、部分132及び158を覆うように第2の先端ディフューザー部分130及び148を成形するステップとを含む。更に、このような工程は、好ましくは、共通の長軸133及び160を有するように、第1の先端ディフューザー部分124及び146のそれぞれを第2の先端ディフューザー部分130及び148に取り付けるステップを含む。更に、第2の先端ディフューザー部分130及び148に所定の形状の刺入先端122及び160を形成するステップと、先端ディフューザー116及び144のそれぞれの内面125及び159を削るステップを含むことができる。
場合によっては、製造工程は、スリーブ80と同じ種類の材料を用いて、コア先端部分30の部分138及び152を径方向に覆う大きさの環状に第3の先端ディフューザー部分136及び150を成形するステップを含むことができる。
光ファイバー114に関して、製造工程で第1の端部127をスリーブ先端部86または第3の先端ディフューザー部分136の第2の端部142に取り付けできるように、第1の先端ディフューザー部分124を構成するのが好ましい。何れの場合も、第1の先端ディフューザー部分124の第2の端部128は、第2の先端ディフューザー部分130の尖っていない先端部134に取り付ける。
光ファイバー143に関して、第1の先端ディフューザー部分146の取付けには、第3の先端ディフューザー部分150の第2の端部156に構造166を形成するステップ、及び/または第2の先端ディフューザー部分148の端部162に構造170を形成するステップを含む。この場合、第1の先端ディフューザー部分146が、第2の先端ディフューザー部分148及び/または第3の先端ディフューザー部分150に結合する。
本発明の好適な実施形態を図を参照して説明してきたが、スラグ40、66、及び72及び/またはスリーブ42及び80を含む光ファイバー12、78、98、及び114、並びにこのような光ファイバーの製造及び組立て方法の更なる改変は、当業者による本発明の範囲から逸脱しない適当な変更で達成できる。
本発明の実施態様は以下の通りである。
(1)光エネルギー源を含むレーザー装置と共に使用する、前記光エネルギー源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を備えた光ファイバーであって、
(a)基端部分、先端部分、及び前記先端部に近接した先端面を有するコアと、
(b)前記コア基端部分から前記コアの指定位置まで前記コアを径方向に覆うクラッド層と、
(c)本質的に所定の種類の材料からなる、前記クラッド層を径方向に覆うスリーブと、
(d)前記コア先端部分の少なくとも一部を径方向に覆う先端ディフューザーとを含み、
前記先端ディフューザーが、前記スリーブと実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料を含み、前記光散乱材料が、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発することを特徴とする光ファイバー。
(2)前記先端ディフューザーが更に、前記スリーブの先端部に近接した配置された第1の端部と刺入先端で終わっている第2の端部とを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(3)前記先端ディフューザーの前記第1の端部が前記スリーブの前記先端部に取り付けられていることを特徴とする実施態様(2)に記載の光ファイバー。
(4)前記先端ディフューザーが更に、前記コア先端部分の実質的に全てを受容するための開口したスリーブを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(5)前記クラッド層の前記指定位置が前記コア先端部分の前端部に近接していることを特徴とする実施態様(4)に記載の光ファイバー。
(6)更に、前記コア先端部分と前記先端ディフューザーとの間に配置された光結合材料の層を含むことを特徴とする実施態様(4)に記載の光ファイバー。
(7)前記光結合層と前記先端ディフューザーが機械的に結合されることを特徴とする実施態様(6)に記載の光ファイバー。
(8)前記先端ディフューザーが更に、前記コア先端部分の一部を受容するための内部に形成された部分を備えた前端部を有するロッドを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(9)前記クラッド層の前記指定位置が前記コアの前記先端面に近接していることを特徴とする実施態様(8)に記載の光ファイバー。
(10)更に、前記コア先端面と前記先端ディフューザーとの間に配置された光結合材料の層を含むことを特徴とする実施態様(8)に記載の光ファイバー。
(11)前記光散乱材料が温度に依存した光学的蛍光減衰率を有することを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(12)前記先端ディフューザーの前記光散乱材料がアレキサンドライトであることを特徴とする実施態様(11)に記載の光ファイバー。
(13)前記スリーブと同じ種類の前記材料がフルオロポリマーであることを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(14)前記スリーブ材料が硫酸バリウム粒子含浸ペルフルオロアルコキシであることを特徴とする実施態様(13)に記載の光ファイバー。
(15)前記先端ディフューザーにおける前記スリーブの種類の材料に対する前記光散乱材料の濃度が約25wt%〜75wt%の範囲であることを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(16)前記先端ディフューザーが、前記光散乱材料と前記スリーブの種類の材料との実質的に均質な混合物であることを特徴とする実施態様(1)に記載の光ファイバー。
(17)基端部分、先端部分、及び先端面を有するコアと、前記基端部分から前記先端部分まで前記コアを径方向に覆う本質的に所定の種類の材料からなるスリーブとを含む、レーザー装置と共に使用する光ファイバーの改良されたディフューザーの製造方法であって、
(a)光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する光散乱材料を、前記スリーブと同じ種類の材料を用いて所定の長さ及び形状を有する先端ディフューザーに成形するステップと、
(b)前記コア先端部分の少なくとも一部を前記先端ディフューザーに挿入するステップと、
(c)前記先端ディフューザーの第1の端部を前記スリーブの先端部に取り付けるステップとを含むことを特徴とする改良されたディフューザーの製造方法。
(18)更に、前記先端ディフューザーの第2の端部に所定の形状の刺入先端を形成するステップを含むことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(19)更に、前記コア先端部分と前記先端ディフューザーとの間に光結合材料を設けるステップを含むことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(20)更に、前記挿入ステップの前に前記先端ディフューザーの内面を削るステップを含むことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(21)前記挿入ステップの後に前記刺入先端を形成することを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(22)前記挿入ステップの前に前記刺入先端を形成することを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(23)前記先端ディフューザーが前記コア先端部分の実質的に全ての周りに延在することを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(24)前記先端ディフューザーが前記コア先端部分の一部の周りにしか延在しないことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(25)更に、前記コア先端面と前記先端ディフューザーとの間に光結合材料を設けるステップを含むことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
(26)更に、(a)前記光散乱材料と前記スリーブと同じ種類の材料とを実質的に均質な混合物に混合するステップと、
(b)前記混合物を、所定の長さ及び形状を有する先端ディフューザーに成形するステップとを含むことを特徴とする実施態様(17)に記載の方法。
医療処置を実施するために用いる本発明の光ファイバーを含むレーザーシステムの線図である。 先端部が形成される前の図1に示されている光ファイバーの部分拡大断面図である。 先端部が形成された後の図1及び図2に示されている光ファイバーの部分拡大断面図である。 図2及び図3に示されている光ファイバーのスラグの拡大断面図である。 図2及び図3に示されているスラグの第1の代替実施形態の拡大断面図である。 図2及び図3に示されているスラグの第2の代替実施形態の拡大断面図である。 スラグの一端に形成された、離間した組立て器具に結合するための構造を含む図4に示されているスラグの拡大断面図である。 スラグの一端に形成された、離間した組立て器具に結合するための代替の構造を含む図4に示されているスラグの拡大断面図である。 先端ディフューザーが取り付けられていない、刺入先端が形成される前の図1‐図3に示されている光ファイバーの第1の代替実施形態の部分拡大断面図である。 先端ディフューザーが取り付けられ刺入先端が形成された後の図9に示されている光ファイバーの部分拡大断面図である。 先端ディフューザーが取り付けられ刺入先端が形成された後の図1‐図3に示されている光ファイバーの第2の代替実施形態の部分拡大断面図である。 光散乱材料及びスリーブ材料からなる環状部分を含む先端ディフューザーが取り付けられ刺入先端が形成された後の図1‐図3に示されている光ファイバーの第4の代替実施形態の部分拡大断面図である。 光散乱材料からなる環状のスラグを含む先端ディフューザーが取り付けられ刺入先端が形成された後の図1‐図3に示されている光ファイバーの第3の代替実施形態の部分拡大断面図である。
符号の説明
10 医療器具
12、78、98、114、143 光ファイバー
14 光エネルギー源
16 コネクタ
18 連結ポート
20 ディフューザー部分
22 光ファイバー基端部
24 光ファイバー先端部
26 コア
28 コア基端部分
30 コア先端部分
32 コア先端面
34、110 クラッド層
36、92、123、157 光結合層
40、66、72 スラグ
42、80 スリーブ
43 緩衝層
46 スラグの第2の端部のセンタリング構造
48 スラグの第1の端部
50 スラグの第2の端部の負の構造
52 スラグの第2の端部
54 正の組立て器具
56 スラグの第2の端部の正の構造
58 負の組立て器具
60 スリーブの内面
62 スリーブ内面の溝
64、90、106、122、160 刺入先端
82、100、116、144 先端ディフューザー
84、102、118、154 先端ディフューザーの第1の端部
86 スリーブの先端部
88、104、120、155 先端ディフューザーの第2の端部
94、125、159 先端ディフューザー内面
96 先端ディフューザー内面の溝
107 先端ディフューザーの中空部分
112 コア先端面の光結合層
124 第1の先端ディフューザー部分
126 指定部分
127、164 第1の先端ディフューザー部分の第1の端部
128 第1の先端ディフューザー部分の第2の端部
130 第2の先端ディフューザー部分
132 コア先端部分の第2の部分
134 第2の先端ディフューザー部分の尖っていない端部
136 第3の先端ディフューザー部分
140 第3の先端ディフューザー部分の第1の端部
142 第3の先端ディフューザー部分の第2の端部
146 第1の先端ディフューザー部分
148 第2の先端ディフューザー部分
150 第3の先端ディフューザー部分
154 第3の先端ディフューザー部分の第1の端部
156 第3の先端ディフューザー部分の第2の端部
162 第2のディフューザー部分の第2の端部

Claims (17)

  1. 光エネルギー源を含むレーザー装置と共に使用する、前記光エネルギー源に接続された基端部及び治療部位に配置される先端部を備えた光ファイバーであって、
    (a)基端部分、先端部分、及び前記先端部に近接した先端面を有するコアと、
    (b)前記コア基端部分から前記コアの指定位置まで前記コアを径方向に覆うクラッド層と、
    (c)本質的に所定の種類の材料からなる、前記クラッド層を径方向に覆うスリーブと、
    (d)前記コア先端部分の少なくとも一部を径方向に覆う先端ディフューザーとを含み、
    前記先端ディフューザーが、前記スリーブと実質的に同じ種類の材料を用いて成形された光散乱材料を含み、前記光散乱材料が、光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発することを特徴とする光ファイバー。
  2. 前記先端ディフューザーが更に、前記スリーブの先端部に近接した配置された第1の端部と刺入先端で終わっている第2の端部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  3. 前記先端ディフューザーの前記第1の端部が前記スリーブの前記先端部に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバー。
  4. 前記先端ディフューザーが更に、前記コア先端部分の実質的に全てを受容するための開口したスリーブを含むことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  5. 前記クラッド層の前記指定位置が前記コア先端部分の前端部に近接していることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバー。
  6. 更に、前記コア先端部分と前記先端ディフューザーとの間に配置された光結合材料の層を含むことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバー。
  7. 前記光結合層と前記先端ディフューザーが機械的に結合されることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバー。
  8. 前記先端ディフューザーが更に、前記コア先端部分の一部を受容するための内部に形成された部分を備えた前端部を有するロッドを含むことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  9. 前記クラッド層の前記指定位置が前記コアの前記先端面に近接していることを特徴とする請求項8に記載の光ファイバー。
  10. 更に、前記コア先端面と前記先端ディフューザーとの間に配置された光結合材料の層を含むことを特徴とする請求項8に記載の光ファイバー。
  11. 前記光散乱材料が温度に依存した光学的蛍光減衰率を有することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  12. 前記先端ディフューザーの前記光散乱材料がアレキサンドライトであることを特徴とする請求項11に記載の光ファイバー。
  13. 前記スリーブと同じ種類の前記材料がフルオロポリマーであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  14. 前記スリーブ材料が硫酸バリウム粒子含浸ペルフルオロアルコキシであることを特徴とする請求項13に記載の光ファイバー。
  15. 前記先端ディフューザーにおける前記スリーブの種類の材料に対する前記光散乱材料の濃度が約25wt%〜75wt%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  16. 前記先端ディフューザーが、前記光散乱材料と前記スリーブの種類の材料との実質的に均質な混合物であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー。
  17. 基端部分、先端部分、及び先端面を有するコアと、前記基端部分から前記先端部分まで前記コアを径方向に覆う本質的に所定の種類の材料からなるスリーブとを含む、レーザー装置と共に使用する光ファイバーの改良されたディフューザーの製造方法であって、
    (a)光によって刺激されると温度に依存して蛍光を発する光散乱材料を、前記スリーブと同じ種類の材料を用いて所定の長さ及び形状を有する先端ディフューザーに成形するステップと、
    (b)前記コア先端部分の少なくとも一部を前記先端ディフューザーに挿入するステップと、
    (c)前記先端ディフューザーの第1の端部を前記スリーブの先端部に取り付けるステップとを含むことを特徴とする改良されたディフューザーの製造方法。
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