JPS6016843Y2 - 比例制御型ガス湯沸器 - Google Patents
比例制御型ガス湯沸器Info
- Publication number
- JPS6016843Y2 JPS6016843Y2 JP1979103791U JP10379179U JPS6016843Y2 JP S6016843 Y2 JPS6016843 Y2 JP S6016843Y2 JP 1979103791 U JP1979103791 U JP 1979103791U JP 10379179 U JP10379179 U JP 10379179U JP S6016843 Y2 JPS6016843 Y2 JP S6016843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- burner group
- control area
- proportional control
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は比例制御型ガス湯沸器に関するものであり、出
湯温度に応じてその燃料量を比例的に加減し出湯温度を
略一定にする比例制御型のものにバーナ能力を切り換え
る切換弁を組込んだ際に生ずる問題を解決し、出湯温度
の制御範囲が広く使用勝手のよいガス湯沸器を提供せん
とするところにある。
湯温度に応じてその燃料量を比例的に加減し出湯温度を
略一定にする比例制御型のものにバーナ能力を切り換え
る切換弁を組込んだ際に生ずる問題を解決し、出湯温度
の制御範囲が広く使用勝手のよいガス湯沸器を提供せん
とするところにある。
これを図示の一実施例について具体的に説明すると、１
は多数のフィン２を有する蛇行状の水管３からなる熱交
換器で、これを加熱するバーナは左右対称に燃焼管２ａ
林を有してなる第１バーナ群４と、左右対称に燃焼管３
ａはを有してなる第２バーナ群５とからなる。
は多数のフィン２を有する蛇行状の水管３からなる熱交
換器で、これを加熱するバーナは左右対称に燃焼管２ａ
林を有してなる第１バーナ群４と、左右対称に燃焼管３
ａはを有してなる第２バーナ群５とからなる。
これら燃焼管２ａ、３ａは熱交換器１の木管と同方向に
配列し、第１バーナ群４は熱交換器１の出口に近い部分
を加熱するように配設して大能力時は第１、第２バーナ
群４．５の全バーナが燃焼し、小能力時は第１バーナ群
４のみが燃焼するようにしである。
配列し、第１バーナ群４は熱交換器１の出口に近い部分
を加熱するように配設して大能力時は第１、第２バーナ
群４．５の全バーナが燃焼し、小能力時は第１バーナ群
４のみが燃焼するようにしである。
６はガス通路で、元ガス弁７、ガス比例制御弁８を介し
て第１バーナ群４と第２バーナ群５へのガス通路が分岐
し、それぞれの通路にガス弁９と切換用ガス弁１０を設
けである。
て第１バーナ群４と第２バーナ群５へのガス通路が分岐
し、それぞれの通路にガス弁９と切換用ガス弁１０を設
けである。
１１は制御装置で、熱交換器１の出口側に設けた湯温感
知センサ１２により検出された出湯温度に応じてガス圧
制御型のガス比例制御弁８を作動させてガス量を制御し
湯温を一定にする。
知センサ１２により検出された出湯温度に応じてガス圧
制御型のガス比例制御弁８を作動させてガス量を制御し
湯温を一定にする。
第２図はガス比例制御弁８の開口度とバーナ供給ガス量
との関係を示すグラフで、図においてＸは第１バーナ群
４のみの点火による小能力時ガス比例制御弁８によって
制御される小能力制御域、Ｙは第１バーナ群４および第
２バーナ群５の同時点火による大能力時ガス比例制御弁
８によって制御される大能力制御域、２は小能力制御域
Ｘの終点以前でかつ大能力制御域Ｙの始点以降でラップ
された重複制御域である。
との関係を示すグラフで、図においてＸは第１バーナ群
４のみの点火による小能力時ガス比例制御弁８によって
制御される小能力制御域、Ｙは第１バーナ群４および第
２バーナ群５の同時点火による大能力時ガス比例制御弁
８によって制御される大能力制御域、２は小能力制御域
Ｘの終点以前でかつ大能力制御域Ｙの始点以降でラップ
された重複制御域である。
１３は点火電極、１４はイグナイター、１５はフレーム
ロッド、１６は水流スイッチである。
ロッド、１６は水流スイッチである。
本考案はこのような構成からなり、給湯時水流スイッチ
１６が作動して制御装置１１からの信号で元ガス弁７、
ガス弁９が開いて点火電極１３からの放電により第１バ
ーナ群４が点火燃焼し、これをフレームロッド１５が感
知すると次に切換用ガス弁１０が開いて第２バーナ群５
が着火燃焼する。
１６が作動して制御装置１１からの信号で元ガス弁７、
ガス弁９が開いて点火電極１３からの放電により第１バ
ーナ群４が点火燃焼し、これをフレームロッド１５が感
知すると次に切換用ガス弁１０が開いて第２バーナ群５
が着火燃焼する。
そして出湯温度を温度感知センサ１２が感知し、制御装
置１１からの信号によりガス比例制御型８が作動してガ
ス量を調節し温度を一定にする。
置１１からの信号によりガス比例制御型８が作動してガ
ス量を調節し温度を一定にする。
もし小能力でよいときは切換用ガス弁１０が閉じ第２バ
ーナ群５を介して第１バーナ群４のみで加熱する。
ーナ群５を介して第１バーナ群４のみで加熱する。
このときガス量と湯温とは比列関係にあるが、本考案に
おいては第１バーナ群４のみの点火による小能力時ガス
比例制御型８によって制御される小能力制御域Ｘの終点
以前でかつ第１バーナ群４および第２バーナ群５の同時
点火による大能力時ガス比例制御弁８によって制御され
る大能力制御域Ｙの始点以降で重複制御域２を設けてい
るので、広範囲にわたって比例制御範囲が確保されるこ
とになる。
おいては第１バーナ群４のみの点火による小能力時ガス
比例制御型８によって制御される小能力制御域Ｘの終点
以前でかつ第１バーナ群４および第２バーナ群５の同時
点火による大能力時ガス比例制御弁８によって制御され
る大能力制御域Ｙの始点以降で重複制御域２を設けてい
るので、広範囲にわたって比例制御範囲が確保されるこ
とになる。
即ち仮に湯沸器の号数を１６号から２，５号まで変化さ
せる場合にはバーナの燃焼範囲に下限があり、それ故燃
焼本数を切換える必要がある。
せる場合にはバーナの燃焼範囲に下限があり、それ故燃
焼本数を切換える必要がある。
しかしながら大能力時の可変号数を１６号から６号に、
小能力時の可変号数を６号から２．５号に設定、つまり
重複制御域を設けていない場合には製品毎のバラツキ、
ドラフト条件による効率のバラツキ、小能力時と大能力
時の効率の差により可変号数が実際には６号にならない
場合があり、その場合には大能力時、小能力時共６号で
使用することができず、制御能力範囲が狭くなり、使用
勝手が悪くなる。
小能力時の可変号数を６号から２．５号に設定、つまり
重複制御域を設けていない場合には製品毎のバラツキ、
ドラフト条件による効率のバラツキ、小能力時と大能力
時の効率の差により可変号数が実際には６号にならない
場合があり、その場合には大能力時、小能力時共６号で
使用することができず、制御能力範囲が狭くなり、使用
勝手が悪くなる。
対して本考案では上記したように重複制御域を設けであ
るので、上記の場合１６号から２，５号までの任意の能
力での使用が可能となるので、広範囲の湯温制御が行な
え、使用性が同上するのである。
るので、上記の場合１６号から２，５号までの任意の能
力での使用が可能となるので、広範囲の湯温制御が行な
え、使用性が同上するのである。
また本考案は単一のバーナ群を比例弁によって絞るよう
にした従来のものに比べ、ガス比例制御弁８を介して第
１バーナ群４と第２バーナ群５に至るガス通路を分岐し
、第２バーナ群に至る通路に切換用ガス弁１０を設ける
ことにより、制御能力範囲を拡大するこができる。
にした従来のものに比べ、ガス比例制御弁８を介して第
１バーナ群４と第２バーナ群５に至るガス通路を分岐し
、第２バーナ群に至る通路に切換用ガス弁１０を設ける
ことにより、制御能力範囲を拡大するこができる。
さらに小能力時に燃焼するバーナは熱交換器の出口に近
い部分を加熱するように配設しておけば、この部分で湯
温が上昇し湯温感知センサ１２の検出速度を早めること
ができる。
い部分を加熱するように配設しておけば、この部分で湯
温が上昇し湯温感知センサ１２の検出速度を早めること
ができる。
以上のように本考案においては制御範囲が広くかつほぼ
連続的にガス量の制御が可能となり実用的効果も極めて
大なるものである。
連続的にガス量の制御が可能となり実用的効果も極めて
大なるものである。
第１図は本考案の実施例を示し、熱交換器およびバーナ
部を平面的にみた全体構成図である。 第２図はガス比例制御弁の開口度とバーナ供給ガス量と
の間係を示すグラフである。 ４・・・・・・第１バーナ群、５・・・・・・第２バー
ナ群、６・・・・・・ガス通路、８・・・・・・ガス比
例制御弁。
部を平面的にみた全体構成図である。 第２図はガス比例制御弁の開口度とバーナ供給ガス量と
の間係を示すグラフである。 ４・・・・・・第１バーナ群、５・・・・・・第２バー
ナ群、６・・・・・・ガス通路、８・・・・・・ガス比
例制御弁。
Claims (1)
- ガス圧制御型のガス比例制御弁を介して第１バーナ群と
第２バーナ群に至るガス通路を分岐し、第２バーナ群に
至る通路に切換用ガス弁を設けたものにおいて、第１バ
ーナ群のみの点火による小能力時ガス比例制御によって
制御される小能力制御域と、第１バーナ群および第２バ
ーナ群の同時点火による大能力時ガス比例制御弁によっ
て制御される大能力制御域と、小能力制御域の終点以前
でかつ大能力制御域の始点以降で小能力制御域と大能力
制御域とをラップさせた重複制御域とを設けたことを特
徴とする比例制御型ガス湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979103791U JPS6016843Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 比例制御型ガス湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979103791U JPS6016843Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 比例制御型ガス湯沸器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5623840U JPS5623840U (ja) | 1981-03-04 |
| JPS6016843Y2 true JPS6016843Y2 (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=29336494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979103791U Expired JPS6016843Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 比例制御型ガス湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016843Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6238132Y2 (ja) * | 1980-09-29 | 1987-09-29 | ||
| JPS58154357U (ja) * | 1982-04-10 | 1983-10-15 | 株式会社ハ−マン | 比例制御型ガス湯沸器 |
| JPH0330689Y2 (ja) * | 1985-10-02 | 1991-06-28 | ||
| JPS62178814A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-05 | Toshiba Corp | 燃焼バ−ナの制御装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128334A (ja) * | 1973-04-11 | 1974-12-09 | ||
| JPS503015A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-13 |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP1979103791U patent/JPS6016843Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128334A (ja) * | 1973-04-11 | 1974-12-09 | ||
| JPS503015A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5623840U (ja) | 1981-03-04 |
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