JPS6016820A - 微粉状方安鉱の製造方法 - Google Patents

微粉状方安鉱の製造方法

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JPS6016820A
JPS6016820A JP58122372A JP12237283A JPS6016820A JP S6016820 A JPS6016820 A JP S6016820A JP 58122372 A JP58122372 A JP 58122372A JP 12237283 A JP12237283 A JP 12237283A JP S6016820 A JPS6016820 A JP S6016820A
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JP
Japan
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alcohol
solution
antimony
benzene
senarmontite
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Pending
Application number
JP58122372A
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English (en)
Inventor
Yuzo Fukuoka
福岡 勇三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、三塩化アンチモンを原料トシ、コレよシ微粉
末の方安鉱(等軸晶系酸化第一アンチモン)を製造する
方法に関するものである。
方安鉱は光に対して安定であり5元の存在下でも容易に
暗化せず白色度にも優れているため、塗料グラスチック
及び窯業製品の製造等に広く使用されている。さらに近
年、原料混合時の分散性の改善、プラスチック混入後の
機械的強度の低下防止などの目的のため、よp微粉末の
方安鉱の使用が強く望まれるようになった。
この方安鉱の製造方法としては、従来、1)多量の塩化
アンモニウムを共存させ、かつpH7〜10、遊離の塩
素イオンを含んだ三塩化アンチモンの水溶液を40℃以
下の温度で加水分解させる方法(%公昭57−3081
6号公報参照〕、あるイハ2)加水分解時に、水溶液と
等号のグリセリン々どの結晶成長抑制剤を加え、結晶の
粗大化を防ぐなどの方法が提案されまたは実用化されて
いる。
しかしながら、上記1)の方法は、加水分解時の厳しい
制御条件にもかかわらず平均粒径3〜5μの比較的大き
い結晶し力・得られない欠点があ、、シ、また上記2ン
の方法はコスト高となシかつ製品を乾燥させるのに瞬時
(30秒程度)の凍結乾燥を必要とする等の問題点があ
った。
本発明の目的は、上記のごとき欠点のガい微粉末状方安
鉱の製造方法を提供することにある。
本発明者は鋭意研究の結果、三塩化アンチモンに対し、
当量以上の炭素数が5以上のアルコールを添加して得ら
れるアンチモンアルコキシドを所定の温度で加水分解す
ると、走査型電子顕微鏡で測定した平均粒径が0.2μ
前後という微細粒子の方安鉱が得られることを実験的に
見出し本発明に到達した。
すなわち本発明の方法は、三塩化アンチモンに対し少く
とも当量の炭素数5以上のアルコール、例j+ Id 
n−アミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、−n
 −オクfルアルコール、 n’ −ヘア’ fルアル
コール、就−ヘキシルアルコール等の1つ以上と、該ア
ルコールを添加して得られるアンチモンアルコキシドを
溶解するに充分な量のベンゼンまたはエーテル類、例え
ばエチルエーテル、エチルイソブチルエーテル、エチル
イソアミルエーテル、エチリデンジメチルエーテル等の
一種以上とを添加し攪拌しながら、これに当量以上のア
ンモニアを吹き込み、生成する塩化アンモニウムを溶液
と分離したのち、好ましくは該溶液を蒸留精製して、有
機溶媒、未反応のアルコール チモン等を揮発させて分離し、次いでこれに40℃以下
の水を力1えて40℃以下、好ましくは25℃以下の温
度に保持してアンチモンの加水分解反応を行なうことか
ら成るものである。生成した結晶は、例えば遠心分離機
で分離する。
以下本発明法について詳細に説明する。
本発明の方法では、前にも述べたように、まず三塩化ア
ンチモンと特定のアルコールとをベンゼン等の溶媒中で
反応させた後これにアンモニアガスを吹キこんでアンチ
モンアルコキシドを得る。次いで上記アルコキシドを4
0℃以下の温度で加水分解するが、この反応は下式で表
わすことができる。
SbC4 +38OH+3NH6−4Sb(OR)、+
 3NH4Ct−=−(す2Sb(OR)s +3H2
0 −Sb203 +6ROH ・・・・・・(2)一
般に、金属アルコキシドを製造する場合には、金属酸化
物とアルコール、金属塩とアルコールなどの組み合せで
行うが、アンチモンの場合にはこれらの方法では充分反
応が進行しないので、当量以上の鵬を加え強制的に(0
式の反応を進行させる0 (1ン式の反応で得られるアルコキシドはベンゼン等の
有機溶媒に溶解するが、塩化アンモニウムは有機溶媒に
不溶なので、これらの溶媒の存在下の分離は容易である
本発明法ではアンチモン塩、アルコール、溶媒のそれぞ
れを同時に添加し、次いでNH3ガスを吹きこんで(1
)式によってアンチモンアルコキシドを溶液の形で生成
させる。しかし、アルコキシド生成に用いるアルコール
の炭素数が4個以上であると、次工程の加水分解の際に
生成する酸化第一アンチモンが、バレンチン鉱状粗大結
晶(斜方晶系〕またはバレンチン鎮状の結晶と方安鉱粗
大結晶との混合物と々す、目的とする微粉末方安鉱は得
られない。
(0式によシ生成したアンチモンアルコキシド溶液中に
は、少量の塩化アンチモンを含むので、これを除去する
目的で蒸留して精製すると純度の高い方安鉱が得られる
。常圧蒸留でベンゼン等を、減圧蒸留(水銀柱30問程
度)で未反応の塩化アンチモン等を分離してから次の1
稈に進むのが好ましい。
この蒸留操作によって回収される溶媒や未反応塩化アン
チモン等は繰り返し使用することができる。
本発明の方法において、加水分解の温度を40℃以下、
好ましくは25℃以下で行なうが、これ以上の温度では
得られる結晶の成長速度が早過ぎて結晶が粗大化するお
それがある。この加水分解によって分離されるアルコー
ルは再度使用することができる。
このようにして得られた方安鉱は、通常の固液分離後真
空乾燥、好ましくは凍結乾燥により乾燥して製品とする
このようにして製造された方安鉱は、一般的な微粉末の
乾燥方法のように、数分以内、好ましくは30秒程度で
凍結し乾燥するという苛酷な乾燥条件によらなくても差
支えないという利点を有する0これは本発明法の場合、
結晶表面に吸着しているアルコールの保獲効果のためと
見られる。
以上説明したように、本発明法によシ得られた製品は、
走査型電子顕微鏡で測定して平均粒径が0.2μ程度の
微粒子で、操作途中で蒸留工程を採用すると極めて純度
の高い方安鉱が効率良くイクられる。三塩化アンチモン
を含む中性または酸性水溶液にアンモニアや苛性アルカ
IJ e使用して加水分解して得られた酸化第一アンチ
モンは、粒径が大きいだけでなく元に対して容易に暗化
するが、本発明製品は元に対して極めて安定で優れた白
色度を呈するものである。
以下実施例について説明する。
実施例1 試薬1級三塩化アンチモン50りづつを冷却用コンデン
サ、プロペラ式攪拌機及びガス吹込み口を備えた7個の
反応容器のそれぞれに入れ、それらに対し1.1当量に
相当する第1表に示したアルコールドベンゼン300−
をそれぞれ添加し、攪拌しながら前記(1)式に基づい
て1.5当竜のアンモニアガスを1時間を要して吹きこ
んだ。ガスの吹きこみが終わった直後に目視により反応
が終了したことを確認の後、反応物を真空濾過器で濾過
しベンゼンで1回洗浄してアルコキシドのベンゼン溶液
を得た。次に該溶液を常圧、120℃にて1時間蒸留し
てベンゼン及び未反応のアルコールを除去したのち、受
は容器を取シ替え、さらに水銀柱306.140〜17
0℃で1時間減圧蒸留を行ない、目視判定によって終点
を確認したのち蒸留を終了した。
蒸留終了後、上記容器の上蓋を取や外し水冷によQ容器
を25℃まで冷却し、これに25℃の水1tを加えて軽
く攪拌しながら加水分解を行なった。得られた晶析物を
遠心分離機(国産遠心分離器■製H170K)で水溶液
から分離し、さらに25′℃の水500rnlを力Uえ
て上記攪拌機で攪拌後再度遠心分離機を用いて洗浄し、
固液分離を行なった。
その結果を第1表で比較例と対比した0第2表は代表例
の製品を主として原子吸光法で分析した不純物の品位と
実収率を示す。
第1表よ)明らかなように、本発明による製品の走査型
電子顕微鏡による平均粒径は何れも約0.2μの微粒状
で比較例よシ格段にすぐれた白色度を呈していた。
第1表 第2表より判るように、製品中に含有される不純物は殆
んど定量限界以下であシ、実収率は90%以上であった
。ここで転換され々かった約10%の原料三塩化アンチ
モンは、その殆んどは蒸留液の中に含壕れておシ、これ
らはそれぞれ繰り返し使用されるので、総合収率は99
%以上と推定される。
実施例2 第一工程において、アルコールトシてn−オクチルアル
コールを有機溶媒としてエチルエーテル300−を使用
し、第一工程の固液分離の際の洗浄にエチルエーテルを
使用し、第二工程の加水分解の温度を20℃とした以外
は実施例1と同様にして2系列の三塩化アンチモン試料
から方安鉱を製造したところ、製品は何れも等軸晶系で
走査準電子顕微鏡による平均粒径が約0.2μ、実収率
がそれぞれ91.5%、920%であった。
なお、本発明法の原料として、三酸化アンチモンを塩酸
に溶解して得た三塩化アンチモンも同様にして使用する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 三塩化アンチモンに対し、少くとも当量の炭素数5以上
    のアルコールと生成するアンチモンアルコキシドを溶解
    するに充分な量のベンゼンまたはエーテルとを添加し攪
    拌下に当量以上のアンモニアを吹き込み、生成する塩化
    アンモニウムと溶液とを分離する第一工程および第一工
    程で得られた溶液に水を加え40℃以下で加水分解する
    第二工程を含むことを特徴とする微粉1尺方安鉱の製造
    方法0
JP58122372A 1983-07-07 1983-07-07 微粉状方安鉱の製造方法 Pending JPS6016820A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645913A (en) * 1987-06-30 1989-01-10 Sumitomo Metal Mining Co Preparation of fine antimony oxide powder having low cohesiveness
CN112499680A (zh) * 2020-12-17 2021-03-16 南昌大学 一种球形纳米三氧化二锑的制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645913A (en) * 1987-06-30 1989-01-10 Sumitomo Metal Mining Co Preparation of fine antimony oxide powder having low cohesiveness
CN112499680A (zh) * 2020-12-17 2021-03-16 南昌大学 一种球形纳米三氧化二锑的制备方法
CN112499680B (zh) * 2020-12-17 2021-06-29 南昌大学 一种球形纳米三氧化二锑的制备方法

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