JPS60167627A - オルタネ−タの異常警報装置 - Google Patents

オルタネ−タの異常警報装置

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Publication number
JPS60167627A
JPS60167627A JP59021844A JP2184484A JPS60167627A JP S60167627 A JPS60167627 A JP S60167627A JP 59021844 A JP59021844 A JP 59021844A JP 2184484 A JP2184484 A JP 2184484A JP S60167627 A JPS60167627 A JP S60167627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alternator
field coil
current
value
brush
Prior art date
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Pending
Application number
JP59021844A
Other languages
English (en)
Inventor
田中 裕史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP59021844A priority Critical patent/JPS60167627A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野) 本発明はオルタネータにおけるスリップリングとブラシ
間の摩耗等による発電能力低下を警報する装置に関する
〈背景技術〉 第1図及び第2図に基づいてオルタネータの作用を簡単
に説明する。
第1図において、■はオルタネータでステータコイル2
、フィールドコイル3、整流回路4及びICレギュレー
タ5より構成されている。
このオルタネータ1の作用は、エンジン駆動軸の回転に
より補機駆動用ベルトを介してフィールドコイル3が回
転すると、三相のステータコイル2に交流電流が発生し
それを整流回路4で整流してバッテリ6及び他の車両電
気負荷に電流を供給する。ここで、発電電圧はICレギ
ュレータ5のトランジスタ′1゛1 のオン・オフ動作
によりフィールドコイル2への通電をオン・オフ制御す
ることにより常に14V前後に調整されるようになって
いる。
このようなオルタネータ1では、フィールドコイル3が
回転するため、フィールドコイル3への通電は第2図に
示す如くブラシ7からフィールドコイル3の回転軸3a
に取りイ」けたスリップリング8を介して行なわれる。
従って、ブラシ7はオルタネータlの使用に従い摩耗す
るため、ブラシ7をスリップリング8に常時押圧するス
プリング9を設はブラシ7が摩耗して短くなっても、ブ
ラシ7とスリップリング8の接触を保つように構成され
ている。
そこで、従来ではこのブラシ7の摩耗限界を表示して運
転者に知らせるようにしたオルタネータの異常警報装置
が提案されている(実開昭58−12−1169号公報
)。即ち、ブラシ7のストローク量を検出(例えばブラ
シ7の基端位置への変位量をマイクロスイッチ等で検出
する)し、一定値以上になったら警報を発するようにな
っているしかしながら、このような従来の異常警報装置
では、ブラシ7とスリップリング8との間の接触不良等
の異常は検出することができず、フィールドコイル3へ
の電流供給不足により発電量が不足し、バッテリの充電
不足が生じても気付かずバッテリ上がりが発生ずる恐れ
があるという問題を有している。
〈発明の目的〉 本発明は上記の実情に鑑みてなされたので、フィールド
コイルの電流状態、例えば定常電流値或いは電流値の時
間変化(時定数等)を検出して予め定めた基準電流状態
と比較し異常時には警報させることにより、スリップリ
ングとブラシ間の接触不良等に伴なうオルタネータの能
力低下を速やカニ検出シハッテリ上がりを未然に防止す
ることを目的とする。
〈発明の概要〉 このため、オルタネータのフィールドコイルへの通電を
オン・オフ制御する制御手段と、フィールドコイル通電
時の電流状態を検出する検出手段と、該検出された電流
状態を予め定めた基準電流状態と比較して異常が正常か
を判定する判定手段と、該判定手段が異常と判定したと
き警報を発する警報手段とを設けて構成した。
〈実施例〉 以下、本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の1実施例の構成図を示す。尚、従来の
ものと同一部分には同一符号をイ」シて説明を省略する
第3図に君いて、11はオルタネータ1の出力状態とは
無関係にフィールドコイル3の通電をオン・オフ制御す
る制御手段としての制御回路で、2つのトランジスタT
ヶ、Tg及び前記オン・オフ制御用の信号CA、C,を
出力する制御信号出力回路12で構成されている。13
はトランジスタT、のエミッタとアース間に接続されフ
ィールドコイル3に流れた電流値を検出するためのフィ
ールドコイル電流検出用抵抗で、抵抗分子。とインダク
タンス分L0の等価回路で表わされるフィールドコイル
3の前記抵抗分子0の抵抗値に比べて非常に小さい抵抗
値のものである。14はフィールドコイル3の定常電流
値(ピーク値)を算出する電流状態検出手段としての定
常電流値算出回路である。15は前記算出回路14で算
出した電流値を予め定めた基準状態での値に補正する電
圧・温度補正回路である。16は前記補正回路15で補
正された定常電流補正値と、予め定めた基準値(本実施
例では前記定常電流値の初期値)とを比較して異常か正
常かを判定する判定手段としての比較回路で、検出した
定常電流補正値と初期値との差が所定値以上になったと
きに異常信号を出力する。17は比較回路16から異常
信号が出力されときに警報を発する警報回路である。尚
、第3図中R1,’R2は抵抗、Ttはトランジスタ、
ZDはツェナダイオードを示す。
次に第4図〜第6図に基づいて作用を説明する。
本実施例では、フィールド」イル3を流れる電流のピー
ク値を検出してオルタネータlの異常を検出するように
しており、前記電流値の検出を容易にするため制御回路
11を用いてフィールドコイル3への通電を強制的にオ
ン・オフ制御している。
まず、制御回路11の制御信号出力回路12からトラン
ジスタ”I’、、T、にそれぞれ出力される制御信号C
A、CI+をレギュレータサイクル中の任意の時間t1
においてcA=1.C,=Oとすると、トランジスタ′
I゛、がオンとなりオルタネータ1の出力電圧V、(第
3図中a点の電圧)の如何にかかわらず、一時的にIC
レギュレータ5のトランジスタ1゛1がオフとなりフィ
ールドコイル電流IfはOとなる。次に前記電流Ifが
殆ど0となった後、時間t2において、CA =0.、
 CI+ =1の制御信号を出力すると、トランジスタ
T^がオフ、トランジスタT、がオンとなり、オルタネ
ータlの出力電圧V8の如何にかがねらずトランジスタ
T2がオフとなってトランジスタT1がオンとなり、電
流Ifはフィールドコイル3の時定数(L。
/r0)で増加していき定常電流値If、に落着く3こ
こで、前記定常電流値1fpは、オルタネータIのb点
におけるレギュレータ出力電圧を■し、トランジスタT
、のコレクタ・エミッタ間の飽和電圧をVCEiatl
 とすると、 1 fp−(VL VCE(sstl ) / r o
で表わされる。
フィールドコイル3に流れるフィール電流Ifが定常電
流値1fpに落着いたところで定常電流値算出回路14
でこのIfpを算出した後、電圧・温度補正回路I5に
より基準状態での値に補正する。即ち、Ifp測定時の
■、及びレギュレータ5の温度により変化するVCE(
sRt)を基準状態に換算したものでIfpを補正する
例えば、基準状態をVL =14V、VcE+sat+
 =1.2vとし、補正値をI fp’ とすると、I
fP’ ”’ LfpX (141,2)/ (VL 
−’VcE+5at) )となる。尚、VCl2(sa
t) は実測しなくとも常温時のVCE(i口)を温度
係数(m ’V / ”C)と測温値から補正してめる
ことができる。
このようにしてめられるI fp’ はオルタネータ1
の使用期間が長くなったり、機械的なストレスによりブ
ラシ7とスリップリング8との間の接触抵抗が大きくな
ると減少してくる。
即ち、使用初期ではフィールドコイル3は第5図に示す
ようなフィールドコイル自身のインダクタンスLと抵抗
rとの等価回路で表されていたものが、接触抵抗が無視
できない程度に大きくなるとその等価回路は第6図に示
す如くインダクタンスLと抵抗rに更に接触抵抗r′が
加わってくる。
従って、検出されるフィールド電流の定常電流値Ifp
は、初期にはIfp= (vL、Vci+s++t+ 
) /rであったものが長期使用後にはIfp= (V
L VCE(smtl > / (r + r ’ )
となりr゛の増加と共に次第に減少して(る− このため、任意の使用期間毎にIfpを計測し、このI
fpの補正値1 fp’ と初期値1fpoとを比較回
路16で比較し、その差が所定値以上になった時にオル
タネータlは異常であると判定し警報回路17を駆動し
て警報を発し運転者に知らせる。
このようにすれば、従来検出できなかった、ブラシ7と
スリップリング8間の摩耗等による接触不良或いは当り
不良、ブラシ7が一部欠けることによる接触面積の低下
等の異常を検出できるので、かかる異常によるオルタネ
ータ1の能力低下を速やかに知ることができるため、バ
ッテリ上がりを未然に防止できる。
尚、本実施例では、オルタネータの異常検出の判断に用
いるフィールドコイルの電流状態としてフィールドコイ
ルの定常電流値(ピーク値)を用いたが、例えばフィー
ルドコイルの通電回路の時定数(Lo /ro )の変
化度等により異常を検出するようにしてもよい。また、
フィールド電流検出用として抵抗の代わりに電流検出用
のピンクアンプコイルを用いれば、検出部での電力損失
を防ぐことができより精度を高めることができる。更に
、レギュレータ部と本発明の要部とを一体化してオルタ
ネータに組み込むようにしてもよい。更に加えて使用期
間とフィールドコイルの電流状態の変化度合とを算出す
ることにより、異常に短期 □間で能力不足を検出した
ときには、通常のブラシとスリップリング間の摩耗劣化
による異常とは区別してオルタネータの故障診断を行う
ことも可能である。
〈発明の効果〉 以上述べたように本発明によれば、オルタネータのフィ
ールドコイルに流れる電流を適宜測定しそのフィールド
電流状態に基づいてオルタネータの異常を検出し異常時
に警報する構成としたので、従来検出できなかったオル
タネータのブラシとスリップリング間の接触不良等に伴
なうオルタネータの能力低下を検出できる。従って、バ
ッテリの充電不足等によるバッテリ上がりを未然に防止
でき運転安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオルタネータの作用を説明するための構成図、
第2図は同上オルタネータのブラシとスリップリング部
の拡大図、第3図は本発明の1実施例を示す構成図、第
4図は同上実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト、第5図及び第6図はフィールドコイルの等価回路図
で、第5図は正常時の場合、第6図は異常時の場合をそ
れぞれ示す。 工・・・オルタネータ 3・・・フィールドコイル5・
・・ICレギュレータ 7・・・ブラシ 8・・・スリ
ップリング 11・・・制御回路 13・・・フィール
ド電流検出用抵抗 14・・・定常電流値算出回路16
・・・比較回路 17・・・警報回路特許出願人 日産
自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 第3図 1 第4図 し し r r″ α−−’l−一々^−−−−Q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オルタネータのフィールドコイルへの通電をオン・オフ
    制御する制御手段と、フィールドコイル通電時の電流状
    態を検出する検出手段と、該検出された電流状態を予め
    定めた基準電流状態と比較して異常か正常かを判定する
    判定手段と、該判定手段が異常と判定したとき警報を発
    する警報手段とを備えたことを特徴とするオルタネータ
    の異常警報装置。
JP59021844A 1984-02-10 1984-02-10 オルタネ−タの異常警報装置 Pending JPS60167627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59021844A JPS60167627A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 オルタネ−タの異常警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59021844A JPS60167627A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 オルタネ−タの異常警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60167627A true JPS60167627A (ja) 1985-08-31

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ID=12066396

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59021844A Pending JPS60167627A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 オルタネ−タの異常警報装置

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JP (1) JPS60167627A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529885A (ja) * 2010-06-25 2013-07-22 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 車両におけるオルタネータスタータのブラシの摩耗を検出する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529885A (ja) * 2010-06-25 2013-07-22 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 車両におけるオルタネータスタータのブラシの摩耗を検出する方法

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