JPS601670Y2 - 額縁用区画溝隠蔽部材 - Google Patents

額縁用区画溝隠蔽部材

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JPS601670Y2
JPS601670Y2 JP9436580U JP9436580U JPS601670Y2 JP S601670 Y2 JPS601670 Y2 JP S601670Y2 JP 9436580 U JP9436580 U JP 9436580U JP 9436580 U JP9436580 U JP 9436580U JP S601670 Y2 JPS601670 Y2 JP S601670Y2
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JP
Japan
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frame
groove
opening
concealing member
partition groove
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Expired
Application number
JP9436580U
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English (en)
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JPS5717562U (ja
Inventor
功一 長原
Original Assignee
オリジン工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オリジン工業株式会社 filed Critical オリジン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、枠骨内部に多段式に設けた複数本の区画溝の
うち、不使用の溝の外部から見えないようにする額縁用
区画溝隠蔽部材に関する。
従来のガラス押え入子や裏板押え用係止装置を必要とす
ることなく、単にガラス板、マット材、裏板などの挿入
板を枠骨内部の多段式区画溝にスライド式に挿入させる
だけで、簡単に額縁を製作することのできる枠骨構造が
知られている。
特にこの枠骨構造の額縁では、必要な挿入板間隔は区画
溝の適当数を抜かして使用することにより容易に得るこ
とができるので、彫刻や工芸品等の立体的作品の収容も
簡単に行うことができる。
また、作品の一部を順次施した数枚のガラス板を多段に
挿入し、それぞれのガラス板を通して作品全体を立体的
に表現する特殊な使用方法も可能である。
しかし上記の場合に、表面よりガラス板を通して抜かれ
た不使用区画溝の開口面やその溝を形成する各突条片が
露出していたのでは、せっかくの作品の品位を低下させ
てしまうおそれがある。
本考案はこれを改良するもので、上記不使用区画溝が額
縁表面より透けて見えることのないよう不使用区画溝を
体裁よく隠すための額縁用区画溝隠蔽部材を提供するこ
とを目的とする。
次に図面に基づいて実施例を説明する。
図において、1は枠骨、2はガラス板、3は裏板、4は
隠蔽部材を示す。
枠骨1の内部には、額縁の内側方向に適当間隔に適当数
の突条片が平行多段に突設されている。
この突条片5の各間隔は、枠骨1の裏面部壁6の裏面部
壁7との間を適当間隔に区画する区画溝8として構成さ
れている。
すなわち、数本の区画溝8が、その開口面を全て額縁の
内側方向に向けかつ数段に重ねた状態で、額縁内を水平
に全周にわたり設けられている。
各区画溝1の形状は、枠組された額縁の少なくとも一方
の枠骨1を取外し開放した側から、所定の挿入板(この
実施例ではガラス板2および裏板3)の周縁を所定の区
画溝8にスライドさせて差し込み、かつ差し込まれた挿
入板の全体を水平に保持することができる形状に構成さ
れている。
実施例に示す額縁では、枠骨1の表面部壁6側にガラス
板2の一枚または二枚を挿入し、裏面部壁7側に一枚の
裏板3を順に挿入している。
彫刻や工芸品などの立体的作品は、このガラス板2どう
しの間隔またはガラス板2と裏板3との間隔に収容され
、上下方向から押えられ額縁内に保持される。
このように立体的作品を収容する場合は、挿入板間に所
定の間隔を必要とし、区画溝8のいくつかを抜かした状
態で挿入板が挿入される。
その場合、抜かされた区画溝すなわち不使用区画溝の開
口面は開放状態となり、外部からガラス板2を通して透
けて見えると大変見苦しいものである。
隠蔽部材4は、この遊び状態の区画溝8の開放状態を隠
すための部材である。
すなわち隠蔽部材4は、矩形に枠組された額縁の四周の
遊び溝8を隠さねばならないので、それぞれの溝長さに
調整された縦枠隠蔽部材4aおよび横枠用隠蔽部材4b
が必要である。
また区画溝8の開口面と当接する側の隠蔽部材4側面に
は、嵌合部10、例えば溝8に嵌まり得るリブ状突起、
あるいは枠骨1の突条片5に嵌まり得る溝が設けてあり
、額縁内への取付けを確実にすることができるよう構成
されている。
この場合9、上記嵌合部10は弾力性ある部材で構成さ
れていることが好ましく、シたがって隠蔽部材4をプラ
スチック部材やゴム部材で構成することが好ましい。
また隠蔽部材4の両先端は、外撚がりの45度傾斜に切
り揃えて形成されているため、縦枠用隠蔽部材4aと横
枠用隠蔽部材4bの先端を互いに突き合わせ矩形枠を形
成することができる。
このような矩形枠は安定でくずれ難いものであり、且つ
外側の枠骨1より成る矩形枠と調和して体裁のよい額縁
を提供することができる。
このように隠蔽部材4により遊び状態の区画溝8を隠す
ことができるが、隠蔽部材4自体はガラス板2を通して
外部から見える。
従って、隠蔽部材4の外観は額縁内部の作品の品位を低
下させることなく、またガラス板2等の挿入板や作品に
支障のない大きさに形成されなければならない。
このように構成された本考案によれば、不使用区画溝の
見苦しい開口面を、体裁のよい矩形枠を形成する隠蔽部
材をもって隠し、ガラス板等のスライ差し込み方法と相
まって、簡単で堅固な、かつ外観の良い額縁を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例額縁の組付は構造を示す分解斜視
図。 第2図はその一部断面構造を示す部分斜視図。 第3図は本考案の別の実施例額縁の製作状態を示す分解
斜視図。 1・・・・・・枠骨、2・・・・・・ガラス板、3・・
・・・・裏板、4・・・・・・隠蔽部材、5・・・・・
・突条片、訃・・・・・区画溝、10・・・・・・嵌合
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠骨の裏面部壁と裏面部壁との間に額縁の内側方向に開
    口面を有する少なくとも二組上の区画溝を平行多段に設
    けこの区画溝にその開口幅に応じた厚みの挿入板の周縁
    を差し込むことにより上記挿入板を額縁内に水平保持し
    た額縁において、上記挿入板間に残された遊び状態の区
    画溝の開口面側に設けられ、両先端が外撚がりの45J
    I傾斜に切断形成され外側面に上記遊び区画溝に嵌まり
    得る嵌合部を備えて戊り、この嵌合部を上記遊び状態の
    区画溝に嵌め込むことによりその開口面を隠蔽し且つ上
    記先端どうしを互いに突き合わせることにより矩形枠を
    形成する額縁用区画溝隠蔽部材。
JP9436580U 1980-07-04 1980-07-04 額縁用区画溝隠蔽部材 Expired JPS601670Y2 (ja)

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JP9436580U JPS601670Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 額縁用区画溝隠蔽部材

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JP9436580U JPS601670Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 額縁用区画溝隠蔽部材

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Publication Number Publication Date
JPS5717562U JPS5717562U (ja) 1982-01-29
JPS601670Y2 true JPS601670Y2 (ja) 1985-01-17

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ID=29456292

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JP9436580U Expired JPS601670Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 額縁用区画溝隠蔽部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5202082B2 (ja) * 2008-04-14 2013-06-05 オリジン工業株式会社 額縁における裏板固定具
EP2878235A1 (en) * 2013-12-02 2015-06-03 Kenneth Wheelis Collectibles Display Case

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JPS5717562U (ja) 1982-01-29

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