JPS60166893A - 制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装置 - Google Patents
制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装置Info
- Publication number
- JPS60166893A JPS60166893A JP59022477A JP2247784A JPS60166893A JP S60166893 A JPS60166893 A JP S60166893A JP 59022477 A JP59022477 A JP 59022477A JP 2247784 A JP2247784 A JP 2247784A JP S60166893 A JPS60166893 A JP S60166893A
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- Japan
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- accumulator
- water
- control rod
- pressure
- chamber
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、沸騰水形原子炉の制御棒駆動機構に制御棒の
駆動に必要な駆動水を供給する制御棒駆動水圧装置に係
り、特に、原子炉の炉心への制御棒の緊急挿入に必要な
高圧水の存在を監視するスクラム機能監視装置に関する
。
駆動に必要な駆動水を供給する制御棒駆動水圧装置に係
り、特に、原子炉の炉心への制御棒の緊急挿入に必要な
高圧水の存在を監視するスクラム機能監視装置に関する
。
一般に、沸騰水形原子炉には、水圧により駆動される制
御棒駆動機構が設けられており、この制御棒駆動m構に
より制御棒が炉心に挿入、引抜きされる。そして、この
制御棒駆動機構には制御棒駆動水圧装置から駆動水、冷
却水が供給されるようになっている。また、この制御棒
駆動水圧装置は、制御棒の緊急炉心挿入(以下スクラム
と称す)に必要な水を制御棒駆動機構に供給し得るよう
に構成されている。
御棒駆動機構が設けられており、この制御棒駆動m構に
より制御棒が炉心に挿入、引抜きされる。そして、この
制御棒駆動機構には制御棒駆動水圧装置から駆動水、冷
却水が供給されるようになっている。また、この制御棒
駆動水圧装置は、制御棒の緊急炉心挿入(以下スクラム
と称す)に必要な水を制御棒駆動機構に供給し得るよう
に構成されている。
まず、このJ:うな制御棒駆動水圧装置の従来のものを
第1図により説明する。
第1図により説明する。
第1図において、原子炉圧力容器1の下部には複数の制
御棒駆動機構2が設けられており、各制御棒駆動機構2
へは主管路3を介して制御棒駆動ポンプ4により駆動水
が供給されるようになっている。この制御棒駆動ポンプ
4は1つで複数の制御棒ti4!12に駆動水を供給す
るものであり、このため主管路3には他の制御棒駆動機
構2と連通する他の主管路3A、38.30・・・が並
列に接続されている。
御棒駆動機構2が設けられており、各制御棒駆動機構2
へは主管路3を介して制御棒駆動ポンプ4により駆動水
が供給されるようになっている。この制御棒駆動ポンプ
4は1つで複数の制御棒ti4!12に駆動水を供給す
るものであり、このため主管路3には他の制御棒駆動機
構2と連通する他の主管路3A、38.30・・・が並
列に接続されている。
前記制御駆動ポンプ4の吐出口4A近傍の主管路3には
水圧計5が設けられており、ポンプ4から吐出される駆
動水の水圧を検出するようになっている。また、前記主
管路3には、ゲート弁6、逆止弁7、スクラム人口弁8
およびゲート弁9がこの順に介装されており、逆止弁7
およびスクラム人口弁8間の主管路3には管路10の一
端が接続されている。一方、シリンダ12内を可動なピ
ストン13により第1室14および第2室15に区画さ
れているアキュムレータ11が設けられており、この第
1室14に前記管路10が接続されている。また、この
第2室15には他の管路16が接続されており、この管
路16にはゲート弁17およびプラグ18が接続され、
第2室15およびゲート弁17間の管路16には、ガス
容器の一例としての窒素ガス容器と連通ずる管路20が
接続されている。そして、前記窒素ガス容器19には、
前記プラグ18を外して窒素ガスが封入されるようにな
っている。この窒素ガス容器19内に封入される窒素ガ
スのガス圧は、制御棒駆動ポンプ4による駆動水の水圧
より低く、原子炉圧力容器1の内圧より高くなるように
設定されている。
水圧計5が設けられており、ポンプ4から吐出される駆
動水の水圧を検出するようになっている。また、前記主
管路3には、ゲート弁6、逆止弁7、スクラム人口弁8
およびゲート弁9がこの順に介装されており、逆止弁7
およびスクラム人口弁8間の主管路3には管路10の一
端が接続されている。一方、シリンダ12内を可動なピ
ストン13により第1室14および第2室15に区画さ
れているアキュムレータ11が設けられており、この第
1室14に前記管路10が接続されている。また、この
第2室15には他の管路16が接続されており、この管
路16にはゲート弁17およびプラグ18が接続され、
第2室15およびゲート弁17間の管路16には、ガス
容器の一例としての窒素ガス容器と連通ずる管路20が
接続されている。そして、前記窒素ガス容器19には、
前記プラグ18を外して窒素ガスが封入されるようにな
っている。この窒素ガス容器19内に封入される窒素ガ
スのガス圧は、制御棒駆動ポンプ4による駆動水の水圧
より低く、原子炉圧力容器1の内圧より高くなるように
設定されている。
窒素ガス容器19内のガスは、制御棒をスクラムさせる
だ【プの容器とされている。なお、前記ゲート弁17お
よびプラグ18間の管路16には、窒素ガス容器19内
のガス圧を検知する気圧計21と、前記アキュムレータ
11を介して管路16に漏洩する駆動水を検出するリミ
ットスイッチ22とが設けられている。
だ【プの容器とされている。なお、前記ゲート弁17お
よびプラグ18間の管路16には、窒素ガス容器19内
のガス圧を検知する気圧計21と、前記アキュムレータ
11を介して管路16に漏洩する駆動水を検出するリミ
ットスイッチ22とが設けられている。
前記窒素ガス容器19への窒素ガスの封入は、アキュム
レータ11の第1室14に駆動水の圧力が作用していな
い状態で行なわれる。そして、窒素ガスの封入につれて
、アキュムレータ11のピストン11には窒素ガス圧が
作用し、ピストン13は、第1室14の容積を狭めるよ
うに上方へ移動する。その後、制御棒駆動ポンプ4によ
り主管路および管路10を介してアキュムレータ11に
駆動水の圧力が作用すると、この駆動水は窒素ガスより
高圧なので、ピストン13は、第1室14の容積を増大
づるように下方へ移動し、シリンダ12の下端に当接し
て停止する。これにより窒素ガスは圧縮されて圧力が高
くなり、最終的には炉圧より高くなってスクラムに必要
な水(充填水)が貯えられることになる。
レータ11の第1室14に駆動水の圧力が作用していな
い状態で行なわれる。そして、窒素ガスの封入につれて
、アキュムレータ11のピストン11には窒素ガス圧が
作用し、ピストン13は、第1室14の容積を狭めるよ
うに上方へ移動する。その後、制御棒駆動ポンプ4によ
り主管路および管路10を介してアキュムレータ11に
駆動水の圧力が作用すると、この駆動水は窒素ガスより
高圧なので、ピストン13は、第1室14の容積を増大
づるように下方へ移動し、シリンダ12の下端に当接し
て停止する。これにより窒素ガスは圧縮されて圧力が高
くなり、最終的には炉圧より高くなってスクラムに必要
な水(充填水)が貯えられることになる。
(背財技術の問題点)
しかしながら、前述した制御棒駆動水圧装置においては
、スクラム機能を満足に果すために重要である。制御棒
駆動ポンプ4により供給されるアキュムレータ11の充
填水の圧力と、窒素ガス容器19の圧力は別々に監視さ
れているだけで、原子炉を緊急に停止するというスクラ
ム機能の重要性とスクラム機能の圧力のバランスの複雑
さから考えると、これだ【プでは十分に満足とは言えな
い。
、スクラム機能を満足に果すために重要である。制御棒
駆動ポンプ4により供給されるアキュムレータ11の充
填水の圧力と、窒素ガス容器19の圧力は別々に監視さ
れているだけで、原子炉を緊急に停止するというスクラ
ム機能の重要性とスクラム機能の圧力のバランスの複雑
さから考えると、これだ【プでは十分に満足とは言えな
い。
また、現状では、アキュムレータ11の充填水の圧力は
個々の水圧装置で測定されておらず、制御棒駆動ポンプ
4の吐出口4Aの近くで計測しているため、ゲート弁6
を締切ったままのときや配管になんらかの問題が起りそ
れぞれの水圧装置に規定の圧力の水が供給されていない
ことを検出しにくい。実際には、このときは窒素ガス容
器1つの圧力が上がらないので、こちらからスクラム機
能に何らかの問題が生じてくることを検出することがで
きるが、この場合、窒素ガスが洩れていることも考えら
れ、どこに問題が生じているかの判断がむずかしく、処
理に時間がかかつてしまう。さらに、アキュムレータ1
1のピストン13がF降してアキュムレータ11内にス
クラムに必要な水が貯えられていることを直接的に確か
めていないので、制御棒駆動ポンプ4によりアキュムレ
ータ11に水を充填するときにピストン13が途中でつ
かえたりした場合、それを検知することができず、アキ
ュムレータ11のピストン13の位置がどこかにあるか
を確認できない。
個々の水圧装置で測定されておらず、制御棒駆動ポンプ
4の吐出口4Aの近くで計測しているため、ゲート弁6
を締切ったままのときや配管になんらかの問題が起りそ
れぞれの水圧装置に規定の圧力の水が供給されていない
ことを検出しにくい。実際には、このときは窒素ガス容
器1つの圧力が上がらないので、こちらからスクラム機
能に何らかの問題が生じてくることを検出することがで
きるが、この場合、窒素ガスが洩れていることも考えら
れ、どこに問題が生じているかの判断がむずかしく、処
理に時間がかかつてしまう。さらに、アキュムレータ1
1のピストン13がF降してアキュムレータ11内にス
クラムに必要な水が貯えられていることを直接的に確か
めていないので、制御棒駆動ポンプ4によりアキュムレ
ータ11に水を充填するときにピストン13が途中でつ
かえたりした場合、それを検知することができず、アキ
ュムレータ11のピストン13の位置がどこかにあるか
を確認できない。
本発明は、前述した欠点を解演するためになされたもの
又い制御棒駆動水圧装置において、スクラムに必要な水
を貯えるアキュムレータの圧力と、この水を押し出すた
めのピストンの位置と、スクラムに必要な水を押し出づ
ために必要な圧縮されたガスの圧力とを監視し、制御棒
駆動水圧装置のスクラム機能が常にスクラムできる能力
を維持していることを確認し、また、もし何らかの事故
が発生してもすばやくそれに対応し処理できるようにし
、さらに、アキュムレータのピストンの健全性を確認で
きるようにした制御棒駆動水圧装置にお【プるスクラム
機能監視装置を提供することを目的とする。
又い制御棒駆動水圧装置において、スクラムに必要な水
を貯えるアキュムレータの圧力と、この水を押し出すた
めのピストンの位置と、スクラムに必要な水を押し出づ
ために必要な圧縮されたガスの圧力とを監視し、制御棒
駆動水圧装置のスクラム機能が常にスクラムできる能力
を維持していることを確認し、また、もし何らかの事故
が発生してもすばやくそれに対応し処理できるようにし
、さらに、アキュムレータのピストンの健全性を確認で
きるようにした制御棒駆動水圧装置にお【プるスクラム
機能監視装置を提供することを目的とする。
本発明は、アキュムレータの第1室内に充填されている
駆動水の水圧を検出する水圧計と、ガス容器内のガスの
気圧を検出する気圧計と、ピストンがアキュムレータの
第1室側端に密接していることを検知する検出計と、前
記水圧計、気圧計および検出計からの検出信号が入力さ
れ、制御棒駆動機構がスクラム可能な状態にあるかを判
断する監視回路とを設けたものである。
駆動水の水圧を検出する水圧計と、ガス容器内のガスの
気圧を検出する気圧計と、ピストンがアキュムレータの
第1室側端に密接していることを検知する検出計と、前
記水圧計、気圧計および検出計からの検出信号が入力さ
れ、制御棒駆動機構がスクラム可能な状態にあるかを判
断する監視回路とを設けたものである。
(発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。なお
、前述した従来のものと同一の構成については、図面中
に同一の符号を付し、その説明は省略する。
、前述した従来のものと同一の構成については、図面中
に同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2図は本発明に係るスクラム機能監視装置の実施例を
示すものであり、制御棒駆動ポンプ4および制御棒駆動
機構2を連通する主管路3から管分岐し、アキュムレー
タ11に達する管路10には水圧計23が設けられてお
り、アキュムレータ11内の充填の水圧を検出するよう
になっている。
示すものであり、制御棒駆動ポンプ4および制御棒駆動
機構2を連通する主管路3から管分岐し、アキュムレー
タ11に達する管路10には水圧計23が設けられてお
り、アキュムレータ11内の充填の水圧を検出するよう
になっている。
また、前記アキュムレータ11にはピストン13がシリ
ンダ12の第2室15側の端壁に密接しているかどうか
を検出するリミットスイッチのような検出計24が設け
られている。そして、これらの水圧計23および検出側
24の各出力信号と、窒素ガス容器19のガス圧を検知
する気圧ム121の出力信号とはそれぞれ監視回路25
に入力されるようになっており、この監視回路25内に
おいてスクラム可能な状態にあるかどうかを判断するよ
うになっている。また、この監視回路25による判断の
結果の信号が表示装置26に入力されて適当に表示され
るようになっている。
ンダ12の第2室15側の端壁に密接しているかどうか
を検出するリミットスイッチのような検出計24が設け
られている。そして、これらの水圧計23および検出側
24の各出力信号と、窒素ガス容器19のガス圧を検知
する気圧ム121の出力信号とはそれぞれ監視回路25
に入力されるようになっており、この監視回路25内に
おいてスクラム可能な状態にあるかどうかを判断するよ
うになっている。また、この監視回路25による判断の
結果の信号が表示装置26に入力されて適当に表示され
るようになっている。
前記監視回路25に入力される各種信号とそのロジック
の例が第3図に示されている。
の例が第3図に示されている。
第3図において、それぞれ実線で示す、水圧計23によ
る充填の圧力が正常であることを示す信号aと、気圧計
すと、検出計24によるピストン13がシリンダ12の
第2室15側端に密接していることを示す信号CとがA
ND回路27を介して監視回路25と接続されており、
これらの3つの信f3a、b、cのすべてがAND回路
27に入力されると、監視回路25からの信号dにより
表示装@26がスクラム可能である旨を表示するように
なっている。
る充填の圧力が正常であることを示す信号aと、気圧計
すと、検出計24によるピストン13がシリンダ12の
第2室15側端に密接していることを示す信号CとがA
ND回路27を介して監視回路25と接続されており、
これらの3つの信f3a、b、cのすべてがAND回路
27に入力されると、監視回路25からの信号dにより
表示装@26がスクラム可能である旨を表示するように
なっている。
また、それぞれ鎖線で示す、水圧計23による充填水の
圧力が高すぎる信号eおよび低すぎる信号fと、気圧計
21による窒素ガス容器19内のガス圧が高ずぎる信号
qおよび低すぎる信号りと、破線で示す、検出計24に
よるピストン13が第2室15側端から離間している信
号iとがOR回路28を介して監視回路25と接続され
ており、これらの5つの信号e、f、g、h、iの少な
くとも1つがOR回路28に入力されると、監視回路2
5からの信号iにより表示装置26がスクラム不可能で
ある旨を表示するようになっている。
圧力が高すぎる信号eおよび低すぎる信号fと、気圧計
21による窒素ガス容器19内のガス圧が高ずぎる信号
qおよび低すぎる信号りと、破線で示す、検出計24に
よるピストン13が第2室15側端から離間している信
号iとがOR回路28を介して監視回路25と接続され
ており、これらの5つの信号e、f、g、h、iの少な
くとも1つがOR回路28に入力されると、監視回路2
5からの信号iにより表示装置26がスクラム不可能で
ある旨を表示するようになっている。
前述した実施例によれば、それぞれの制御棒駆動水圧装
置において制御棒駆動ポンプ4からスクラムに必要な圧
力の充填水がアキュムレータ11に供給されていなかっ
たり、制御棒駆動ポンプ4からは正常な圧力の水が供給
されているが、途中の配管に障害がありアキュムレータ
11に十分な圧力の水が供給されていないとき、これを
アキコムレータ11の入口管路10に取りつりた水圧計
23からの信号で発見できる。また、アキュムレータ1
1における充填水に正常な圧力はあるが、アキコムレー
タ11のピストン13に障害がありアキュムレータ11
の下端まで移動してない場合、アキコムレータ11に取
りつ【プた検出計24によりこれを検出でき、アキュム
レータ11内にスクラムに必要な水が貯えられることを
直接的に確かめられる。さらに、窒素ガス容器1つに十
分な圧力のガスが充填されず、アキュムレータ11に充
填水が供給されてピストン13が圧縮されても規定の圧
力までにあがらなかった場合、あるいはガスが洩れて圧
力がさがった場合に窒素ガス容器19の気圧計21から
の信号により発見できる。さらにまた、はじめはスクラ
ム機能を満足していたが、運転中に事故によりアキュム
レータ11に水を充填する配管が破断し、充填水の圧力
がさがったり、窒素ガス容器19が破損し圧力がさがっ
たりしたとき、それぞれの箇所より信号を監視回路25
に入力しているので、事故発生の箇所が発見し やすく、すばやい処理が可能である。
置において制御棒駆動ポンプ4からスクラムに必要な圧
力の充填水がアキュムレータ11に供給されていなかっ
たり、制御棒駆動ポンプ4からは正常な圧力の水が供給
されているが、途中の配管に障害がありアキュムレータ
11に十分な圧力の水が供給されていないとき、これを
アキコムレータ11の入口管路10に取りつりた水圧計
23からの信号で発見できる。また、アキュムレータ1
1における充填水に正常な圧力はあるが、アキコムレー
タ11のピストン13に障害がありアキュムレータ11
の下端まで移動してない場合、アキコムレータ11に取
りつ【プた検出計24によりこれを検出でき、アキュム
レータ11内にスクラムに必要な水が貯えられることを
直接的に確かめられる。さらに、窒素ガス容器1つに十
分な圧力のガスが充填されず、アキュムレータ11に充
填水が供給されてピストン13が圧縮されても規定の圧
力までにあがらなかった場合、あるいはガスが洩れて圧
力がさがった場合に窒素ガス容器19の気圧計21から
の信号により発見できる。さらにまた、はじめはスクラ
ム機能を満足していたが、運転中に事故によりアキュム
レータ11に水を充填する配管が破断し、充填水の圧力
がさがったり、窒素ガス容器19が破損し圧力がさがっ
たりしたとき、それぞれの箇所より信号を監視回路25
に入力しているので、事故発生の箇所が発見し やすく、すばやい処理が可能である。
加えて、定期検査時にアキュムレータ11の充填水を再
充填するときに、アキュムレータ11のピストン13上
部に圧力が加わってからピストン13がアキュムレータ
11の下端部に接触するまでの時間を計り、これを正常
なときのものと比べることにより、これより早すぎたり
遅すぎたりした場合、アキュムレータ11のピストン1
3の摺動部あるいはシール部に何らかの障害が発生した
ことがわかり、ピストン13の健全性を確認する試験に
も利用できる。
充填するときに、アキュムレータ11のピストン13上
部に圧力が加わってからピストン13がアキュムレータ
11の下端部に接触するまでの時間を計り、これを正常
なときのものと比べることにより、これより早すぎたり
遅すぎたりした場合、アキュムレータ11のピストン1
3の摺動部あるいはシール部に何らかの障害が発生した
ことがわかり、ピストン13の健全性を確認する試験に
も利用できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係るスクラム機能監視装
置は、アキュムレータの第1室内に充填されている駆動
水の水圧を検出する水圧計と、ガス容器内のガスの気圧
を検出する気圧計と、ピストンがアキュムレータの第2
室側端に密接していることを検知する検出計と、前記水
圧計、気圧計および検出削からの検出信号が入力され、
制御駆動機構がスクラム可能な状態にあるかを判断する
監視回路とを設けたので、スクラム機能を総合的に監視
でき、信頼性が向上するし、また、何らかの事故が発生
したときも、その発生箇所がすばやく発見でき、したが
って、迅速な対応および処理も可能になるし、さらには
、アキュムレータのピストンの摺動部およびシール部の
健全性を確認することもできる。
置は、アキュムレータの第1室内に充填されている駆動
水の水圧を検出する水圧計と、ガス容器内のガスの気圧
を検出する気圧計と、ピストンがアキュムレータの第2
室側端に密接していることを検知する検出計と、前記水
圧計、気圧計および検出削からの検出信号が入力され、
制御駆動機構がスクラム可能な状態にあるかを判断する
監視回路とを設けたので、スクラム機能を総合的に監視
でき、信頼性が向上するし、また、何らかの事故が発生
したときも、その発生箇所がすばやく発見でき、したが
って、迅速な対応および処理も可能になるし、さらには
、アキュムレータのピストンの摺動部およびシール部の
健全性を確認することもできる。
第1図は一般的な制御棒駆動水圧装置を示す管路図、第
2図は本発明に係るスクラム機能監視装置の実施例を示
す管路図、第3図は第2図の要部の論理回路図である。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・制御棒駆動機構、4
・・・制御棒駆動ポンプ、11・・・アキュムレータ、
12・・・シリンダ、13・・・ピストン、19川窒素
ガス容器、21・・・気圧計、24・・・検出計、25
・・・監視回路。26・・・表示装置。 δ 1 霞 ( 62 図 b3 図
2図は本発明に係るスクラム機能監視装置の実施例を示
す管路図、第3図は第2図の要部の論理回路図である。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・制御棒駆動機構、4
・・・制御棒駆動ポンプ、11・・・アキュムレータ、
12・・・シリンダ、13・・・ピストン、19川窒素
ガス容器、21・・・気圧計、24・・・検出計、25
・・・監視回路。26・・・表示装置。 δ 1 霞 ( 62 図 b3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 制御棒駆動機構に主管路から駆動水を供給するための制
御駆動ポンプと、シリンダ内が可動なピストンにより第
1室および第2室に区画され、このうちの第1室が前記
主管路と接続されているアキュムレータと、このアキュ
ムレータの第2室と( 接続されているガス容器とを有する制御棒機動水圧装置
において、前記アキュムレータの第1室内に充填されて
いる駆動水の水圧を検出する水圧計と、前記ガス容器内
のガスの気圧を検出する気圧計と、前記ピストンが前記
アキュムレータの第2室側端に密接していることを検出
する検出計と、前記水圧計、気圧計および検出計からの
検出信号が入力され、制御棒駆動機構がスクラム可能な
状態にあるかを判断する監視回路とを設けたことを特徴
とする制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022477A JPS60166893A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022477A JPS60166893A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166893A true JPS60166893A (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=12083796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59022477A Pending JPS60166893A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 制御棒駆動水圧装置におけるスクラム機能監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166893A (ja) |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP59022477A patent/JPS60166893A/ja active Pending
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