JPS60166804A - トロリ線摩耗測定装置 - Google Patents

トロリ線摩耗測定装置

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JPS60166804A
JPS60166804A JP2390284A JP2390284A JPS60166804A JP S60166804 A JPS60166804 A JP S60166804A JP 2390284 A JP2390284 A JP 2390284A JP 2390284 A JP2390284 A JP 2390284A JP S60166804 A JPS60166804 A JP S60166804A
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Katsuji Nakajima
中島 勝治
Nobukazu Kaijima
宣和 貝嶋
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KAWASOU DENZAI KOGYO KK
Dainichi Nippon Cables Ltd
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KAWASOU DENZAI KOGYO KK
Dainichi Nippon Cables Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、トロリ線の摩耗量を全線に亙って連続計測記
録するトロリ線摩耗量測定装置の改良に関するものであ
る。
[従来技術] 電車線等のトロリ線は、常に集電用シューの摺動に伴い
、次第に摩耗して、その摩耗量が電線径の40%に達し
た時は取や替えを行なう必要がある。
ところが、この摩耗は、トロリ線全線にわたって均一に
摩耗するものであれば、抜き取り的に、マイクロメータ
等により人手によって伺カ所か測定しておけばよいかも
しれないが、実線路では集電シューが常に均一にトロリ
線上を摺動するとは限らないため、場所的に異状に摩耗
する場合があり、この異状がある限度以上に発展すると
、終に断線事故に至る危険性がある。
このため、定期的に′トロリ線全線のチェックを行なう
必要がある。ところが、何分長距離にわたって、人手で
検査することは、容易なことではなく、シかもこれらの
検査は、電車の運転が休止する深夜間に行なう必要があ
るので、人的、作業的、時間的に大変な苦労を伴ううえ
、全線に亙って漏れなく検査することは非常に困難なこ
とであった。
そこで、作動トランスに測定用ローラやピックアップを
連結し、これをトロリ線のトロリ摺動面に接して移動せ
しめて、その変化量を電気的に検出する測定装置(特公
昭43−24125号公報参照)もあるが、このものは
、集電シューの摺動により粗表面(微小凹凸表面)とさ
れたトロリ線の摺面に測定用ローラあるいはピックアッ
プが直接接触する構成ときれているため、検測スピード
が制限され、測定作業が非能率的であるばかりか、その
測定用ローラ自体の誤差(いわゆる設計上の許容誤差)
が加わったり、長区間の測定によるローラやピックアッ
プの摩耗による誤差、ならびにトロリ線摺面の表面粗ざ
或はグリス付着によるジャンピング誤差、更には測定ロ
ーラやピックアップのトロリ線への接触位置による誤差
(測定ローラやピックアップがトロリ線の平均的摩耗位
置に常に接して移動すれば問題ないが、トロリ線の摺面
が片減りしている場合には左右いずれかにずれて接触す
れば摩耗量は実際上より過大、あるいは過少に計測され
る)等を生じ精密な摩耗量の測定は困難であった。
[発明の開示] 本発明は、このような計測誤差を極力少なくして精密な
信頼性の高い摩耗量の測定を、迅速に行なうべく開発し
たものであり、測定車に測定アームを介して設けられた
基台上に、トロリ線の両側円弧面に挟接する溝部を有し
た2個の基準ローラとトロリ線のトロリ慴動面に対向す
る非接触型変位センサとを、該変位センサが上記2個の
基準ローラ間に位置するように設けてなり、前記測定車
を走行させることにより、トロリ線の摩耗量の変化に伴
うトロリ慴動面と非接触型変位センサ間の電気的変化を
連続的に自記計測記録計により記録するようにしたこと
を特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図、第2図、第4図に示すようにトロリ線10両側
円弧面101に挟接する2個の基準ローラ2により常に
一定の離隔距離を保持して移動する、案内用ローラ8な
らびにプロテクタ3を有しな一方の基準ローラ枠4.に
、非接触型変位センサ5を、トロリ線1のトロリ摺動面
102に非接触に対向せしめて取り付け、トロリ線1の
摩耗量の変化に伴うトロリ摺動面102と非接触型変位
センサ5間の過電流、の変化を、測定車の走行位置とと
もに、連続的に自記計測記録計により、演算記録して、
トロリ線1の測定区間全長にわたって連続的に、その摩
耗量を計測記録できるように構成きれている。
上記において、測定車の走行位置は、その車軸に連結し
た例えばエンコーダ(電気信号を符合化したり、別な4
8号の型式に変換する装置)からのパルス信号を自記計
測記録計により、非接触型変位センサ5からの過電流損
の情報とともに演算処理して、走行位置とともに摩耗量
が記録される。
また、案内用ローラ8はMCナイロン等の樹脂製のもの
で、常にトロリ$111に挟接して基準ローラ2のガイ
ドをなすものであり、各プロテクタ3.3b、3oは、
基準ローラ2,2や、非接触型変位センサ5ならびに案
内用ローラ8の前後に、トロリ線1より僅かに浮かせて
設けたMCナイロン等の機械的強度の強い樹脂製のロー
ラでトロリ線1の近くに異状物が存在している場合にこ
れを排除して、基準ローラ2,2、非接触型変位センサ
5ならびに案内用ローラ8などを保護するものである。
6は測定台車(図示せず)の上部に上下左右回転自在に
突設された測定アーム9の先端部に回転自在に支持され
た回転ベース金具であり、この回転ベース金具6には基
準ローラ2.2のローラ枠48.4bが回転自在に支持
されている。
また、測定アーム9は、第3図に示すように台車の支持
台11に上下左右に回転自在に、かつ、支持ばね10に
よりトロ、す線1に基準ローラ枠4.4bを押し付ける
よう設けられたものである。7は摩耗量の自記計測記録
計(図面には記載していない。)への接続端子である。
本発明のトロリ線摩耗測定装置によりトロリ線1の摩耗
量を測定するには、第3図においてローブ14を緩めて
基準ローラ枠4814.を支持ばね10の力によってト
ロリ線1に基準ローラ2と案内用ローラ8を下方より挟
接せしめる。なお、測定車は第3図に示す矢印P方向に
走行させる。
基準ローラ2,2は第4図に示すようにその挟接溝20
1により、トロリmlのトロリ無摺動面の両側円弧面1
01,101を挟接して回転し、基準ローラ枠4a、4
bを常にトロリ線1から一定の離隔距離を保って移動せ
しめる。これは、トロリ線1の両側円弧面101.10
1にはトロリか無摺動のため、摩耗しないで一定の径を
保つことと、これに挟接して移動する常に一定1ゴを保
持した挟接溝201を有する基準ローラ2によりトロリ
線1と基準ローラ2の軸心が常に一定の離隔距離を保つ
ことによるものである。
このようにして基準ローラ枠4bに取付られな非接触型
変位センサ5は、基準ローラ枠4a、4゜がトロリ線1
に沿って移動する限り、トロリ線1と常に一定の離隔距
離を保つこととなる。
次にトロリ線1に沿って基準ローラ枠48.4bが移動
し、トロリ線1が摩耗している所に到達した場合は、非
接触型変位センサ5とトロリ線1のトロリ摺動面との離
隔距離は摩耗量に従って変化し、非接触型変位センサ5
によりその変化量を読みとる。
この非接触型変位センサ5には例えば、渦電流検出型非
接触型変位センサを使用した場合、高周波発振器により
非接触型変位センサ5に高周波発振を加えると、高周波
磁界が発生し、非接触型変位センサ5付近の金属、即ち
、トロリllA1に、磁束の通過と垂直方向に渦電流が
流れ、渦電流損を発生する。
この渦電流損はトロリ線1と非接触型変位センサ5の離
隔距離が近づくほど大きくなり、発振振幅は序々に小さ
くなる。そして離隔距離と発振振幅は正比例に近い曲線
となる。。
この高周波発振を検波、リニアライズして距離に比例し
た電圧として、自記計測記録計によりトロリ線1と非接
触型変位センサ5との離隔距離の変化量、即ちトロリ線
1の摩耗量の変化として、連続的に演算記録せしめるも
のである。
なお、上記実施例においては非接触型変位センサ5を一
方の基準ローラ2のローラ枠4bにセットビス501で
取付けたものを示したが、この変位センサ5は他方の基
準ローラ枠4に取付けてもよく、また基準ローラ2の取
付基台となる回転ベース金具6に直接設けてもよい。更
に、上記実施例では非接触変位センサ5として渦電流検
出型の変位センサを用いたが、本発明においては静電容
量検出型の変位センサを用いても差し支えないこと勿論
である。
[発明の効果] 本発明は上記のように、トロリ線1の摩耗量を非接触で
測定記録するため、非接触変位センサ5は摩耗すること
なく、長期間の使用にもよく耐え、摩耗等による誤差を
生ずることがない。
また、非接触変位センサ5の高周波発振により生ずるト
ロリlJ!1の渦電流損の変化量で、トロリ線1の摩耗
量を測定するので、トロリ線1が片減り等している場合
も、平均離隔距離として測定きれるので、接触型センサ
のように接触位置による誤差を生ずることがない。また
非接触のため、接触型センサより高速測定が可能である
。更にトロリ線1の面が、荒れている場合も非接触型変
位センサ5がジャンプすることなく、高精度の摩耗量測
定かでざる等、多くの特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトロリS摩耗測定装置要部を示す
平面図、第2図は同正面図、第3図は本発明装置の台車
支持台への取付状態を示す正面図、第4図はトロリ線と
基準ローラとの挟接状態を示す説明図である。 (J 11Jトロリ線、101はトロリ線1の両側円弧面、1
02はトロリ線lのトロリ摺動面、2.2は基準ローラ
、201は基準ローラ2の挟接溝、38.3b13cは
プロテクタ、4a、4bは基準ローラ枠、5は非接触型
変位センサ、7は自動計測記録装置への接続端子、8は
案内用ローラ、9は測定アーム、10は支持ばね、11
は台車の支持台、12はローブ。 特許出願人 大日日本電線株式会社 川惣電材工業株式会社 手続補正音(自制 1.事件の表示 特願昭59−23902号 2、発明の名称 トロリ線摩耗測定装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表出願人 居所 〒660 兵庫県尼崎市東向島西之町81地 (1)明細書の第2頁第2行目〜第3行目に「その摩耗
量が電線径の40%に」とあるのを「その摩耗量がトロ
リ線の許容摩耗量(例えばトロリ綿外径の40%)に」
と補正します。 (2)明細書の第5頁第5行目に「過電流」とあるのを
「渦電流」と補正します。 (3)明細書の第5頁第14行目に「渦電流損」とある
のを「渦電流損」と補正します。 (4)明細書の第6頁第18行目〜第19行目に「ロー
ブ14」とあるのを「ローブ12」と補正します。 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第25902号 2・発明ノ名称トロリ線摩耗測定装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 尼崎市東向島西之町8番地 4、補正命令の日付 昭和59年5月29日(発送日) 、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 添付書類の目録 (1)明細書・・・・・・・・1通 明 細 書 1、発明の名称 トロリ線摩耗測定装置 2、特許請求の範囲 測定車に測定アームを介して設けられた基台上に、トロ
リ線の両側円弧面に挾接する溝部を有した2個の基準ロ
ーラとトロリ線のトロリ摺動面に対向する非接触型変位
センサとを、該変位センサが上記2個の基準ローラ間に
位置するように設けてなり、前記測定車を走行させるこ
連続的に自記計測記録計により記録するようにしたこと
を特徴とするトロリ線摩耗測定装置。 3、発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は、トロリ線の摩耗量を全線に亙って連続計測記
録するトロリ線摩耗量測定装置の改良に関するものであ
る。 〔従来技術〕 電車線等のトロリ線は、常に集電用7ユーの摺動に伴い
、次第に摩耗して、その摩耗量が電線径の40%に達し
た時は取り替えを行なう必要がある。 ところが、この摩耗は、トロυ線全線にわたって均一に
摩耗するものであれば、抜き取り的1こ、マイクロメー
タ等により人手によって何カ所か測定しておけばよいか
もしれないが、実線路では集電シューが常に均一にトロ
リ線上を摺動するとは限らないため、場所的に異状に摩
耗する場合があり、この異状がある限度以上に発展する
と、終に断線事故に至る危険性がある。 このため、定期的にトロυ線全線のチェックを行なう必
要がある。ところが、何分長距離にわたって、人手で検
査することは、容易なことではなく、しかもこれらの検
査は、電車の運転が休止する深夜間に行なう必要がある
ので、人的、作業的、時間的に大変な苦労を伴ううえ、
全線に亙って漏れなく検査することは非常に困難なこと
であった。 そこで、作動トランスに測定用ロー2やピックアップを
連絡し、これをトロリ線のトロリ摺動面に接して移動せ
しめて、その変化量を、電気的に検出する測定装置(特
公昭43−24125号公報参照)もあるが、このもの
は、集電シューの摺動により粗表面(微小凹凸表面)と
されたトロリ線の摺面に測定用ローラあるいはピックア
ップが直接接触する構成とされているため、検測スピー
ドが制限され、測定作業が非能率的であるばかりか、そ
の測定用ローラ自体の誤差(いわゆる設計上の許写誤差
)が加わったり、長区間の測定によるローうやピックア
ップの摩耗による誤差、ならびにトロリ線摺面の表面粗
さ或はグリス付着によるジャンピング誤差、更には測定
ロー2やピックアップのトロリ線への接触位置による誤
差(測定ローラやピックアップがトロリ線の平均的摩耗
位置に常に接して移動すれば問題ないが、トロリ線の摺
面が片減りしている場合には左右いずれかにずれて接触
すれば摩耗量は実際上より過大、あるいは過少に計測さ
れる)等を生じ精密な摩耗量の測定は困“難であった。 〔発明の開示〕 本発明は、このような計測誤差を極力少なくして精密な
信頼性の高い摩耗量の測定を、迅速に行なくべく開発し
たものであり、測定車に測定アームを介して設けられた
基台上に、トロリ線の両側円弧面に挾接する溝部を有し
た2個の基準ローラとトロリ線のトロリ摺動面に対向す
る非接触型変位センサとを、該変位センサが上記2個の
基準ローラ間に位置するように設けてなり、前記測定車
を走行させることにより、トロリ線の摩耗量の変化に伴
うトロリ摺動面と非接触型変位センサ間の電気的変化を
連続的に自。 記計測記録計により記録するようにしたことを特徴とす
る。 以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。 第1図、第2図、第4図に示すようにトロリ線1の両側
円弧面101に挾接する2個の基準ロー22により常に
一定の離隔距離を保持して゛移動する、案内用ローラ8
ならびにプロテクタ3c を有した一方の基準ローラ枠
4blこ、非接触型変位センサ5を、トロリ線1のトロ
リ摺動面102に非接触に対向せしめて取り付け、トロ
リm1の摩耗量の変化に伴うトロリ摺動面102と非接
触型変位センサ5間の過電流の変化を、測定車の走行位
置とともに、連続的に自記計測記録計により、演算記録
して、トロリ線1の測定区間全長にわたって連続的に、
その摩耗量を計測記録できるように構成されている。 上記において、測定車の走行位置は、その車軸に連結し
た例えばエンコーダ(電気信号を符合化したり、別な信
号の型式に変換する位置)からのパルス信号を自記計測
記録計により、非接触型変位センサ5からの渦電流損の
情報とともに演算処理して、走行位置とともに摩耗量が
記録される。 また、案内用ローラ8はMCナイロン等の樹脂製のもの
で、常にトロリ線1に挟接して基準ロー22のガイドを
なすものであり、各プロテクター、3 b 、3cは、
基準ロー22.2や、非接触型変位センサ5ならびに案
内用ロー28の前後に、トロリ線1より僅かに浮かせて
設けたMCナイロン等の機械的強度の強い樹脂製のロー
ラテトロリ線1の近くに異状物が存在している場合にこ
れを排除して、基準ロー22・2、非接触型変位センサ
5ならびに案内用ローラ8などを保護するものである。 6は測定台車(図示せず)の上部に上下左右回転自在に
突設された測定アーム9の先端部に回転自在に支持され
た回転ベース金具であり、この回転ベース金具6には基
準ローラ2,2のローラ枠4a、4bが回転自在に支持
されている。 また、測定アーム9は、第6図に示すように台車の支持
台11に上下左右に回転自在に、がっ、支持ばね10に
よりトロリ線1に基準ローラ枠4a+4.を押し付ける
よう設けられたものである。7は摩耗量の自記計測記録
計(図面には記載していない。)への接続端子である。 本発明のトロリ線摩耗測定装置によりトロリ線1の摩耗
量を測定するには、第3図においてローブ14を緩めて
基準ロー2枠4a + 4bを支持ばね10の力によっ
てトロリ線1に基準ロー22と案内用ロー28を下方よ
り挟接せしめる。 なお、測定車は第3図に示す矢印P方向に走行させる。 基準ローラ2,2は第4図に示すようにその挟接溝20
1により、トロリ線1のトロリ無摺動面の両側円弧面1
01,101を挟接して回転し、基準ローラ枠4a、4
bを常にトロリ線1から一定の離隔距離を保って移動せ
しめる。これは、トロリ線1の両側円弧面101.10
1にはトロリが無摺動のため、摩耗しないで一定の径を
保つことと、これに挟接して移動する常に一定巾を保持
した挟接溝201を有する基準ローラ2によりトロリ線
1と基準ローラ2の軸心が常に一定の離隔距離を保つこ
とによるものである。 このようにして基準ローラ枠4.に取付られた非接触型
変位センサ5は、基準ロー2枠4aI4b′がトロリ線
1に沿って移動する限り、トロリ線1と常に一定の離隔
距離を保つこととなる。 次にトロリ線1に沿って基準ロー2枠’a、4bが移動
し、トロリ線1が摩耗している所に到達した場合は、非
接触型変位センサ5とトロリ線1のトロリ摺動面との離
隔距離は摩耗量に従って変化し、非接触型変位センサ5
によりその変化量を読みとる。 この非接触型変位センサ5には例えば、渦電流検出型非
接触型変位センサを使用した場合、高周波発振器により
非接触型変位センサ5に高周波発振を加えると、高周波
磁界が発生し、非接触型変位センサ5付近の金属、即ち
、トロリ線1に、磁束の通過と垂直方向に渦電流が流れ
、渦電流損を発生する。 この渦電流損はトロリ線1と非接触型変位センサ5の離
隔距離が近づくほど大きくなり、発振振幅は序々に小さ
くなる。そして離隔距離と発振振幅は正比例に近い曲線
となる。 この高周波発振を検波、IJ ニア2イズして距゛離に
比例した電圧として、自記計測記録計によりトロリ線1
と非接触型変位センサ5との離隔距離の変化量、即ちト
ロリ線1の摩耗量の変化として、連続的に演算記録せし
めるものである。 なお、上記実施例においては非接触型変位センサ5を一
方の基準ロー22のロー2枠4bにセットビス501で
取付けたものを示したが、この変位センサ5は他方の基
準ローラ枠4aに取付けてもよく、また基準−一22の
取付基台となる回転ベース金具6に直接設けてもよい。 更に、上記実施例では非接触変位センサ5として渦電流
検出型の変位センサを用いたが、本発明においては静電
容量検出型の変位センサを用いても差し支えないこと勿
論である。 〔発明の効果〕 本発明は上記のように、トロリ線1の摩耗量を非接触で
測定記録するため、非接触変位センサ5は摩耗すること
なく、長期間の使用にもよく耐え、摩耗等による誤差を
生ずることがない。 また、非接触変位センサ5の高周波発振により生ずるト
ロリ線1の渦電流損の変化量で、トロリ線1の摩耗量を
測定するので、トロリ線1が片減り等している場合も、
平均離隔距離として測定されるので、接触型センサのよ
うに接触位置による誤差を生ずることがない。また非接
触のため、接触型センサより高速測定が可能である。更
にトロリ線10面が、荒れている場合も非接触型変位セ
ンサ5がジャンプすることなく、高精度の摩耗量測定が
できる等、多くの特徴を有するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係るトロリ線摩耗測定装置要部を示す
平面図、第2図は同正面図、第3図は本発明装置の台車
支持台への取付状態を示す正面図、第4図はトロリ線と
基準ローラとの挟接状態を示す説明図である。 1はトロリ線、101はトロリ線1の両側円弧面、10
2はトロリ線1のトロリ摺動面、2゜2は基準ローラ、
201は基準ローラ2の挟接溝、5a + % r 3
cはプロテクタ、4a、4bは基準ローラ枠、5は非接
触型変位センサ、7は自動針副記録装置への接続端子、
8は案内用ローラ、9は測定アーム、10は支持ばね、
11は台車の支持台、12はロープ。 特許出願人 大日日本電線株式会社 川惣電材工業株式会社 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第25902号 2、発明の名称 トロリ線摩耗測定装置3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 尼崎市東向島西之町8番地 嘴ト和−−−畢−−=月−−ロー(発送旧÷5、 補正
の内容 (1) 明細書(昭和59年6月25日付は差し出しの
手続補正書により補正した浄書明細書)の第2頁第2行
目〜第3行目に1その摩耗量が″に&I!径の40%に
」とあるのを「その摩耗量がトロリ線の許容摩耗量(例
えばトロリ線外径の40%)に」と補正します。 (2) 明細書(同上明細書)の第5頁第7行目に「過
電流」とあるのを「渦電流」と補正します。 (3) 明細書(同上明細書」の第5頁第16行目に「
過電流損」とあるのを「渦電流損」と補正します。 (4)明細書(同上明細書)の第7頁第6行目に「ロー
ブ14」とあるのを「ロープ12」と補正します。 (5)明細書(同上明細書)の第10頁第14行目に1
要部」とあるのを「の要部」と補正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 測定車に測定アームを介して設けられた基台上に、トロ
    リ線の両側円弧面に挟接する溝部を有した2個の基準ロ
    ーラとトロリ線のトロリ摺動面に対向する非接触型変位
    センサとを、該変位センサが上記2個の基準ローラ間に
    位置するように設けてなり、前記測定車を走行きせるこ
    とにより、トロリ線の摩耗量の変化に伴うトロリ摺動面
    と非接触型変位センサ閏の電気的変化を連続的に自記計
    測記録計により記録するようにしたことを特徴とするト
    ロリ線摩耗測定装置。
JP2390284A 1984-02-09 1984-02-09 トロリ線摩耗測定装置 Granted JPS60166804A (ja)

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JP2390284A JPS60166804A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 トロリ線摩耗測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342509A (ja) * 1989-07-10 1991-02-22 Kawasoo Tekuseru Kk 剛体トロリ線摩耗検測器

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JPS492322U (ja) * 1972-04-07 1974-01-10

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