JPS60164886A - 紙幣判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、たとえば紙幣処理機などにおいて紙幣の正損
判別を行なう紙幣判別装置に関する。

［些明の技術的背景どでの問題点］ 従来、紙幣の正損判別においては、一般に紙幣の汚れ、
全体的な退色は紙幣の損耗の度合いを比較的忠実に再現
すると考えられていることがら、紙幣に光を照射し、そ
の透過光あるいは反射光の光量を検出して積分し、その
積分値をあらかじめ設定されるＭ準値と比較することに
より正損判別を行なっている。しかしながら、このよう
な紙幣の汚れ、退色のみによる正損判別では、紙幣処理
機に用いられる際に券づまりなどの故障を誘発するおそ
れのある形状の欠落（角折れ、破れ、穴、テープ貼など
）を有する損傷紙幣は判別することができなかった。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、紙幣の形状の欠落の有無により正損判
別を行なうことができ、しかもその欠落の有無判定基準
レベルを任意に選択設定できる紙幣判別装置を提供する
ことにある。

［発明の概要］ 本発明は・−１１記口的を達成するたやに・弊、幣の外
観−りの汚れなどではなく、形状における欠落の吊によ
り正損判別を行ない１、かつ判定基準となる欠落量を任
意に選択できるようにしたものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明づ
る。

第１図において、Ｐは紙幣で、たとえば長手方向に沿っ
て図示矢印ａ方向に搬送される。なお、１は紙幣の汚損
部、２は角折れ部を示している。

しかして、上記搬送される紙幣Ｐの表面に対して、搬送
方向ａと直交方向に配設された棒状の光源３から光を照
射し、その反射光をラインセンサ４に）！ｊさ、光電変
換７るＪ、うになっている。また、搬送される紙幣Ｐの
裏面に対して、搬送方向ａと直交方向に配設された棒状
の光源５から光を照射し、その反射光をラインセンサ６
に導き、光電変換するどど−ｔ〕に、イの透過光をライ
ンセンサ７に導き、光電変換するようになっている。こ
こに、上記ラインセンサ４．６．７は、多数の固体躍像
素子を直線状に配列してなる自己走査形の光電変換器で
あり、紙幣Ｐの搬送方向ａど直交方向に配設されている
。しかして、上記ラインセン１３−４．６．７の各出力
信号は、それぞれ増幅器８，９．１０で増幅されたのち
信号処理回路１１．１２．１３に送られ、ここでそれぞ
れ所定の信号処理が行われる。そして、この信号処ｉ１
１回路１１，１２．１３の各出力信号は汚れ・退色判定
回路１４にそれぞれ送られる。この汚れ・退色判定回路
１４は、紙幣Ｐの表面、裏面の各反射光および透過光に
よる各信号を判定基準レベル回路１５がら送られるλ朱
準レベル（基準値）とそれぞれ比較することにＪ：す、
紙幣Ｐの汚れ（汚損部１）あるいは退色を判定する。こ
の場合、判定基準レベル回路１５からは複数の基準レベ
ルが汚れ・退色判定回路１４へ送られていて、汚れ・退
色判定回路１４に接続された汚れレベルスイッチ１６に
よってぞのうちの１つの基準レベルを選択でき、その選
択された基準ｌノベルによって判定するようになってい
る。また、前記信号処理回路１１．１３の各出力信号は
券種判定回路１７にそれぞれ送られる。この券種判定回
路１７は、紙幣Ｐの表面および裏面の各反り・１光によ
る各信号を判定基準レベル回路１５から送られる７！準
レベルとそれぞれ比較することにより、紙幣Ｐの種類を
判定する。′さらに、前記信号処理回路１２の出力信号
は欠落判定回路１８に送られる。この欠落判定回路１８
は、紙幣Ｐの透過光にＪ：る信号を判定基準レベル回路
１５から送られるＭ準しベルと比較することにより、紙
幣Ｐの角折れ（角折れ部２）あるい【ｊ破れ、穴、テー
プ貼などの形状の欠落を判定するりこの場合、判定基準
レベル回路１５からは複数の基準レベルが欠落判定回路
１８へ送られていて、欠落判定回路１８にＩＢ続された
欠落レベルスイッチ１９によってイのうちの１つの基準
レベルを選択でに１その選ＩＲされた基準レベルによっ
て判子するようになっている。すなわち、欠落判定′１
路１８における判定ｇ　ｔ（ｔ−レベルを欠落レベルス
イッチ１９によって５− 選択的に任意に変更できるもの り、欠落判定をより高度にかつきめ細かく行なうことが
可能となる。しかして、上記各判定回路１４．１７．１
８の判定結果はそれぞれ総合判定回路２０へ送られ、と
こでそれらの判定結架に基づ（総合判定が行われ゛る。

□ なお、前記実施例では、判定回路１４．１８にそれぞれ
レベルスイッチ７１６．１’９を接続することにより、
判定回路１４．１８においてイれぞれ判定基準゛レベル
を選択する場合について説明したが、これに限らず、□
た゛とえば第２図に示すよう□に、判定基準レベル回ｉ
′１′５にレベルスイッチ１６ｙ１９をそれぞれ接−統
す□ることにより□゛、判定基準レベル回路１５におい
て、各判定回路１４．１８’□へ送る判定基準レベルを
揄゛択するＪ：うにしてもよい。

［発明の効果］゛′ 以上詳述したように本発明にょれｉ、紙幣の形”状の欠
落の有無により正損判別を行なうごとができ、しかもそ
の欠落の有無判定Ｍ？１（レベルをｊ１意に選択設定で
きるｔｇｔ°＊マ１１別装置を提供できる。

−６＝

【図面の簡単な説明】

第１図＆３１本発明の一実施例を示す構成図、第２図は
本発明の他の実施例を示す構成図である。 Ｐ・・・紙幣、１・・・汚損部、２・・・角折れ部、３
．５・・・光源、４．６．７・・・ラインセンサ、８，
９．１０・・・増幅器、１１．１２．１３・・・信号処
理回路、１５・・・判定基準レベル□回路、１８・・・
欠落判定回路、１９・・・欠落レベルスイッチ。 代理人弁理士　則近憲佑（ほか１名） ７−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送される紙幣を照明する光源と、この光源によ
   る紙幣からの反射光あるいは透過光を受光して電気信号
   に変換する光電変換手段と、この光電変換手段の出力信
   号を基準値と比較することにより紙幣の形状の欠落の有
   無を判定する判定手段と、この判定手段に与える前記基
   準値をあらかじめ設定される複数の基準値の中から選択
   する選択手段とを具備し、前記判定手段の判定結果によ
   り紙幣の正損判別を行なうことを特徴とする紙幣判別装
   置。
2. （２）前記紙幣の形状の欠落とは紙幣の角折れ、破れ、
   穴などである特許請求の範囲第１項記載の紙幣判別装置
   。