JPS6016423Y2 - プレスブレ−キのたわみ補正装置 - Google Patents

プレスブレ−キのたわみ補正装置

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JPS6016423Y2
JPS6016423Y2 JP167583U JP167583U JPS6016423Y2 JP S6016423 Y2 JPS6016423 Y2 JP S6016423Y2 JP 167583 U JP167583 U JP 167583U JP 167583 U JP167583 U JP 167583U JP S6016423 Y2 JPS6016423 Y2 JP S6016423Y2
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JP
Japan
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fixed
ram
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sliding
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Expired
Application number
JP167583U
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English (en)
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JPS59110124U (ja
Inventor
広明 千田
Original Assignee
株式会社相沢鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社相沢鉄工所 filed Critical 株式会社相沢鉄工所
Priority to JP167583U priority Critical patent/JPS6016423Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプレスブレーキのたわみ補正装置に関するも
のである。
一般にプレスブレーキでは第9図に示すように取付部材
14を介して下型を取付けるテーブル10が両端をフレ
ーム11に固着されており、かつ取付部材15を介して
上型を取付けるラム12が両端付近でそれぞれ油圧シリ
ンダー13から力を受けて動作するようになっている。
したがって、ラム13が下降して金属板の折曲げ加工を
行う場合わずかではあるがテーブル10は中央付近がd
□で示すように下方へ向かうように湾曲しかつラム12
は山で示すように中央付近が上方へ向かうように湾曲す
る。
そのため金属板は完全には折曲げられなくなる。
このようなテーブル10とラム12にできるたわみを補
正するためテーブル10又はラム12のいずれかに固定
した前後方向に傾斜した傾斜面を有する複数の固定接触
部材とこの固定接触部材の傾斜面に対して同一の傾斜を
した傾斜面で接触するもう一つの種類の可動接触部材を
前後方向に進退可能に配置してテーブル10とラム12
のたわみの合計した値だけ補正することが行われている
しかしながら、この補正は荷重を大きさが異なってくる
とそれぞれの可動接触部材を前後方向に進退させる調節
を行うため労力と時間を要するという難点があった。
又、特開昭49−9675吋公報に示されるように左右
方向に傾斜した接触面を形成する例えばテーブル等に固
定した複数個の固定接触部材とダイス等の取付部材に固
定して固定接触部材とそれぞれ接触する可動接触部材を
設け、取付部材と共に全体をテーブル等に対してネジに
より移動させてたわみの補正を行うものであるが、可動
接触部材の取付位置の変更をしてたわみ形状に適するよ
うにする調整が容易にできなかったり、コンパクトな構
成にならないという難点があった。
この考案はこのような点を解消してたわみ形状に適する
ように調整することが容易にできてコンバク[・に構成
できるようにしたプレスブレーキのたわみ補正装置を提
供するものである。
以下図面を参照(7ながらこの考案の実施例について説
明する。
第1〜7図に示すこ□考案の一実施例において、12は
横方向に延びる主体部材となるラム、15はこのラムと
図示してない手段で左右両端で固着した図示してない上
型を直接又は間接に取付けるようにしたパンチホルダー
と称する取付部材である。
この取付部材は両端部でラム12に固定しない場合伝あ
る。
16はラム12の下部に前後から対向してボルト18に
より互いに横方向に間隔をもって固着した複数組の連結
部材、20は取付部材15におけたその直径より大きい
か又は上下方向に長い孔21を貫通してこの取付部材を
前後の連結部材16に対して連結するボルトである。
22は左右に配置する連結部材16間の間隔の部分でラ
ム12の下部に前後から対向してボルト23により固着
した上下方向の長さの短い複数組の連結部利、24はこ
の連結部材22に先端部を固着して下方に延びた複数個
のボルト、25は連結部材22の下面かられずかの間隙
26を介して取付部材15にそれぞれ前後で対向してボ
ルト27により固着しかつボルト24を貫通させてこの
ボルト24に巻回したつる巻バネ28の弾力を上方に向
かって受けるようにした複数組の連結部材である。
したがって、取付部材15は複数組のバネ28により常
時上方に向かって弾力を受けることになる。
又、ラム12の下端面と取付部材15の上端面間は交互
に配置した連結部材16と連結部材25により囲まれる
ようになって、この部分に横に長い空間部31が形威さ
れる。
32は空間部31において取付部材15の上端部全部に
分布するようにバネ33により固着した複数回の固定部
材で、その上面は左右の両端のものは水平であるが、中
央部に近くなるにしたがって右側に向かってのみより高
く上昇するように傾斜する固定接触面35が形威しであ
る。
36は下面にそれぞれ固定接触面35と同一の傾斜をし
て接触する摺動接触面37を有しかつ上面はラム12の
下面に沿って摺動可能にした空間部31内に配置する固
定部材32と同一個数の摺動部材である。
38は各摺動部材36に横方向に水平にあけた孔40を
貫通してラム12と取付部材15間の全体の幅にわたっ
て延びた軸部材で、全体にネジ41が刻んである。
42はこのネジ41に螺合して各摺動部材35を両側か
らそれぞれ締付けて軸部材38に横方向の位置を調節可
能に固定するメネジ部材である。
各摺動部材36は軸部材38及びメネジ部材42と共に
摺動体90を構成している。
43は調節手段を構成するハンドルで、ラム12の右端
に設けた軸受装置45に回転可能に支持される中空軸4
6を有しており、この中空軸には内端部にメネジ47が
刻んであって軸部材38のネジ41と螺合させである。
48は軸部材38の端部にポル150によって固着させ
て中空軸46を貫通する目盛部材で、外端部付近に目盛
51が刻んである。
52は前面側に配置した連結部材16にあけた開口部で
、この開口部からメネジ部材42を操作して摺動部材3
6を軸部材38に沿って所定範囲で移動させて調節する
ことができるようになっている。
前述したように構成したものにおいて、ハンドル43を
緩めた状態でバネ28により上方へ引上げられている取
付部材15は水平になっておりかつこの状態で固定部材
32の固定接触面35と摺動部材36の摺動接触面37
が互いに力を及ぼすことなくして接触するように摺動部
材36の位置を調節しておくものである。
この状態からハンドル43を回転して軸部材38が右へ
移動するように締付けると取付部材15は中央では大き
くかつ両端になるにしたがって小さく下方へ向かって移
動する変位を受けるように変形して湾曲することになる
この取付部材15の湾曲の分布は第9図に屯で示す曲線
のようになる。
この曲線は前もって例えは取付部材15の全体の幅にわ
たって等分布荷重が作用した場合のラム12のたわみ曲
線(1゜と、同一の等分布荷重に基づくテーブル10の
たわみ曲線d1を合計した形状の曲線になるようにされ
ている。
目盛51は例えば中央部で曲線d3が0.1mだけ両端
部より下方へ突出するように湾曲させる量を1目盛とし
て刻んである。
したがって、取付部材15に作用する荷重によるラム1
2とテーブル10のたわみの合計した値と等しくなるよ
うに中央部が下方へ突出する寸度だけハンドル43によ
り調節しておけばよい。
このように等分布荷重によりラム12とテーブル10の
たわみ曲線を仮定しておいても実用上大きい誤差はなく
問題にならないものである。
この考案は前述したようにネジ41を刻んだ軸部材38
が各摺動部材36を貫通して調節可能に固定できるよう
になっておりかつ軸部材38を一端で例えばハンドル4
3等の調節手段で左右方向へ移動させてたわみの補正量
を調節できるようになっているから、全体として著しく
コンパクトに構成でき、かつたわみ形状に対応できるよ
うに各摺動部材36の相互間の位置の調節をすることが
容易にできるという効果を有している。
この考案においては種々の変更を行うことができる。
第8図には固定部材32上に上面を固定接触面35とし
た半円柱部材55を回動可能に配置して摺動部材36の
摺動接触面37の傾斜に応じて密接するように構成した
ものである。
又、この考案において、固定部材32をラム12に固定
しかつ摺動部材36を取付部材15に対して摺動するよ
うに設けてもよい。
さらに又、前述した装置をラム12と取付部材15間に
設けることなく主体部材としてのテーブル10と下型を
取付ける取付部材14間に設けるようにすることもでき
る。
このような変更を行っても前述した効果が得られること
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部を部分的に切欠いて
示す正面図、第2図は固定部材と摺動部材の配置の概略
を示す正面図、第3図は一部の詳細を部分的に切欠いて
示す正面図、第4図は第1図におけるA−A断面拡大図
、第5図は第1図におけるB−B断面拡大図、・第6図
は第1図におけるC−C断面拡大図、第7図はハンドル
の部分を断面として示す正面図、第8図は一部の変更を
示す正面図、第9図はたわみの分布の説明図である。 10はテーブル、12はラム、14は取付部材、15は
取付部材、31は空間部、32は固定部材、35は固定
接触面、36は摺動部材、37は摺動接触面 38は軸
部材、41はネジ、42はメネジ部材、90は摺動体、
43はハンドル、48は目盛部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラム又はテーブルよりなる主体部材と型を取付ける取付
    部材間に左右方向に分布して主体部材又は取付部材のい
    ずれか一方の所定位置に配置して左右の同一方向のみに
    上昇するように傾斜しておりかつこの傾斜は中央部のも
    のになるにしたがって大きくなるようにした固定接触面
    を形成する複数個の固定部材と、それぞれ前記固定接触
    面と重なり合って接触する摺動接触面を設けかつ固定部
    材を固定したのと対向する主体部材あるいは取付部材に
    対して左右方向に摺動可能にした固定部材と同一個数の
    摺動部材を有するものにおいて、前記各摺動部材を貫通
    して横方向に延びるネジを刻んだ軸部材と、前記各摺動
    部材の左右方向の位置を前記ネジに螺合して両側からそ
    れぞれ調節可能に固定するメネジ部材と、前記軸部材を
    一端で螺合により左右方向に移動させる調節手段とを包
    含することを特徴とするプレスブレーキのたわみ補正装
    置。
JP167583U 1983-01-12 1983-01-12 プレスブレ−キのたわみ補正装置 Expired JPS6016423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP167583U JPS6016423Y2 (ja) 1983-01-12 1983-01-12 プレスブレ−キのたわみ補正装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP167583U JPS6016423Y2 (ja) 1983-01-12 1983-01-12 プレスブレ−キのたわみ補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59110124U JPS59110124U (ja) 1984-07-25
JPS6016423Y2 true JPS6016423Y2 (ja) 1985-05-22

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ID=30133388

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JP167583U Expired JPS6016423Y2 (ja) 1983-01-12 1983-01-12 プレスブレ−キのたわみ補正装置

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JPS59110124U (ja) 1984-07-25

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