JPS60163791A - 海上空港 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は既存の大型タンカーを利用した７１１上上空港
に関する。

従来例の構成とその問題点 内陸部にある小型飛行機用の空港には、騒音、事故等の
地域問題があり、また当然夜間飛行も制限されうる状態
にあるため、海上に移転するのが好ましい。しかし、海
上に新空港を建設するには、埋立て式又は浮体式のどち
らにおいても、大きな投資を必要とする欠点がある。そ
こで、不発明者等は、現在、既存の大型タンカー（中古
タンカー）が世界的に金利していると共に比較的安価に
入手できること及び大型タンカーは広い甲板面積を有し
ていることに着目して、本発明を提案するに到った０ 発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するために、既存の大
型タンカーを利用した海上空港を提供することを目的と
する。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の海上空港は、複数隻
の既存大型タンカーの端部同志を結合して構成された海
上浮体と、該海上浮体の上面上に設置された飛行甲板と
、上記海上浮体に設けられた係留装置とから成るもので
ある。

実施例と作用 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づき説明
する。（１）は所定の海域に設置された海上空港で、そ
れぞれ船尾機関部が切除された２隻の大型タンカー（中
古タンカー（２Ａ）（２Ｂ）の切除端部同志を互いに結
合して構成された海上浮体（３）と、この海上浮体（３
）の上面（大型タンカーの上甲板）（３ａ）上に設置さ
れた小型飛行機（２）用の飛行甲板（４）と、上記海上
浮体（３）ρ前後両側部に設けられた係留装置（５）と
から構成されている。上記係留装置（５）は、係留索（
５ａ）と海上浮体（３）内に設けられた係留用ビット（
図示せず）とから構成されている。（６）は上記大型タ
ンカー（２Ａ）（２Ｂ）同志の結合線（Ｂ１部に且つ両
−側位置、で設けられた結合補強用の補強部材である。

そして、上記海上浮体（３）内には、整備用及び格納用
の各甲板（７）、燃料タンクとして利用する二重底Ｃ８
）　、バラストタンク（９）、飛行機用のエレベータ叫
等の諸設備が設けられ、また海上浮体（３）上面には飛
行甲板（４）上方に突出する管制塔−が設けられ、更に
上記飛行甲板（４）上中央には、カタパルトと同じ機能
を有する飛行機発進用トリガー（２）及びＭ＆本の飛行
機強制停止用の緩衝索（至）が設けられている。

ここで、上記海上空港の概略建造手順について説明する
。まず、所定場所（例えばドック内）で既存の大型タン
カー（２ＡＸ２Ｂ）の船尾機関部全切除しくこの時、船
橋、その池不要物が撤去される）、そしてそれぞれの上
面（上甲板）　（３ａ）上に飛行甲板（４）を収付けた
後、ドック内又は海上で大型タンカー（２Ａ）（２Ｂ）
同志の切除端部同志及び飛行甲板（４）同志を互いに結
合する。なお、船体内部に設けられる諸設備（例えば各
甲板（７）、二重底（８）、バラストタンク（９）、エ
レベータ叫、管制塔（ｌυ及び飛行甲板（４）上に設け
られるトリガー＠、緩街索（至）等は適当な時に設置直
される。次に、Ｍ設備が整った海上浮体（３）を所定の
海域まで曳航し、係留装置（５）により海底に係留する
。そして、最後に、海上浮体（３）の前後海域に複数個
の信号登用ブイα尋を係留すれば、極めて容易に且つ安
価に海上空港を設置することができる。

なお、上記実施例においては、大型タンカーを２隻結合
して海上浮体を構成したが、例えば３４Ｊｃ又はそれ以
上直列状に結合させて構成してもよい。

発明の効果 上記本発明の構成によると、既存の大型タンカーを利用
して海上空港を建造するため、非常に容易に且つ安価に
海上空港を建造することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図は平面図、第３図は横断面図である。 （１）・・・海上空港、（２Ａ）（２Ｂ）・・・大型タ
ンカー、（３）・・・海上浮体、（３ａ）・・・上面、
（４）・・・飛行甲板、（５）・・・係留装置ｆｆ　、
　（’６）・・・補強部材代理人　森　本　義　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数隻の既存大型タンカーの端部同志を結合して構
   成された海上浮体と、該海上浮体の上面上に設置された
   飛行甲板と、上記海上浮体に設けられた係留装置とから
   成ることを特徴とする海上空港。