JPS60163634A - 心拍計 - Google Patents

心拍計

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JPS60163634A
JPS60163634A JP59019779A JP1977984A JPS60163634A JP S60163634 A JPS60163634 A JP S60163634A JP 59019779 A JP59019779 A JP 59019779A JP 1977984 A JP1977984 A JP 1977984A JP S60163634 A JPS60163634 A JP S60163634A
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は小形携帯用の心拍計に関するものである。
この種の心拍計として現在実用に供されているものを大
別すると、心拍数の算出の仕方によりおよそ次の2つの
種類がある。そのうちの1つは、第1の心拍間に発振器
から送出されるパルスの数を割数し、次の心拍間にこの
パルス数から第1の心拍周期をめ、更にこの周期から1
分間の心拍数を算出して表示するようにしたものである
。他の1つは、例えば10心拍間等の一定心拍数間に基
準電圧を積分し、積分終了後にこの時間に比例した電圧
から1分間の心拍数を算出して表示するようにしたもの
である。
心拍計はもともと1分間の心拍数を短時間で測定するた
めのものであることは言うまでもないが、欠相、あるい
は不整拍なども手軽に検出できるようにすることが望ま
れている。しかしながら従来の心拍計においては、上記
のように1心拍おきに発振器のパルス数を計数するか、
または10心拍間基準電圧を積分して1分間の心拍数を
算出するようになっているので、欠相や不整拍をも検出
したいという最近の要望にはこたえることが困難になっ
てきた。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は
、心拍数の測定とその測定中における欠相および不整拍
等を確実に検出できるようにした構成簡単な携帯用の心
拍計を提供することにある。
以下、この発明を添付図面に示された実施例により詳細
に説明する。
第1図に示されたブロック線図を参照すると、この心拍
計は例えば積分回路1と表示回路2と制御回路3とで構
成されている。上記積分回路1は、欠相や不整拍に対応
するアナログ信号と1分間の心拍数に対応するアナログ
信号とを形成するためのものである。上記表示回路2は
これらのアナログ信号をディジタル信号に変換して数字
表示器などにそれを表示するためのものである。上記制
御回路3は、上記積分回路1の積分動作を被測定信号で
ある心拍の検知信号(以下、「心拍信号」という。)の
タイミングに合わせてオン、オフ切り換えるためのもの
である。
次に順を追って各部を説明すると、上記積分回路1は例
えば基準電圧発生器4と、この基準電圧発生器4からの
基準電圧を積分する3つの積分器5.6.7とを備えて
いる。このうち、積分器5と6は1拍ごとに欠相や不整
拍を検出するためのものであり、積分器7は1分間に相
当する心拍数を算出するためのものである。これらの各
積分器5ないし7の入力側にはそれぞれアナログスイッ
チ8.9.10が接続されており、上記積分器5ないし
7には、これらのアナログスイッチ8ないし10を介し
て上記基準電圧発生器4からその基準電圧が加えられる
ようになっている。上記積分器5ないし7の出力側にも
それぞれ同様にアナログスイッチit、12.13が接
続されている。これらのうち、アナログスイッチ13の
出力側は上記表示回路2の入力側に接続されているが、
他の2つのアナログスイッチ11と12の各出力側は共
通配線で結ばれ、この共通配線は更にアナログスイッチ
14を介して上記表示回路2の入力側に接続さ九ている
。なお、上記各積分器5ないし7にはそれぞれリセット
用のアナログスイッチ15゜16.17が並列に接続さ
れている。この実施例においては、欠相や不整拍を検出
するための上記積分器5および6は、その人出刃側が各
アナログスイッチにより1つ1つの心拍信号に応じて交
互にオン、オフ切り換えられ、1分間に相当する心拍数
を算出する上記積分器7の人出カ側は、心拍信号が一定
の個数ワに達するとオン、オフ切り換えられるようにな
っている。この実施例の場合、上記一定の個数nは1o
に設定されているので、10個の心拍信号が久方される
までは上記アナログスイッチ10がオン、アナログスイ
ッチ13はオフで、10個目の心拍信号が入り終わると
このオン、オフが反転するようになっている。上記アナ
ログスイッチ14は上記積分器5と6の出力を上記表示
回路2へ送出する場合のゲートであって。
上記積分器7の出力側に設けられているアナログスイッ
チ13がオフのときはオンとなっており、上記アナログ
スイッチ13がオンとなって積分器7の出力が表示回路
2へ送出されるときはオフとなるようにされる。上記各
積分器5ないし7は、演算増幅器と抵抗およびコンデン
サなどで猜成されだ一般的な積分器であるが、この実施
例においては、積分器5と6とが上記のように1つの心
拍信号ごとに基準電圧の積分動作が切り換えられるのに
対して、積分器7は10個目の心拍信号が入力し終わる
までその積分動作が続けられる。つまり積分時間が10
“倍長くされている。このため、積分器5と6の積分時
定数は同じ大きさに設定されているが、積分器7の積分
時定数はそれらの積分時定数の10倍の大きさに設定さ
れている。これにより積分器7の積分電圧が過大となる
ことはなく、また、同じ1つの基準電圧を3つの積分器
がそれぞ積分した場合、心拍信号のタイミングが正常で
あれば各積分電圧のレベルが相等しくなるように考慮さ
れている。この実施例においては、上記したようにn=
10に設定されているが、この値は心拍の測定時間や測
定精度を勘案して適宜に決められることは当然である。
上記表示回路2は、例えば基準電圧発生器20と比較器
21とA/Dコンバータ22および表示器23などで構
成されている。上記積分回路2の3つの積分器5ないし
7から出力される各積分電圧は、この比較器21におい
て基準電圧発生器20からの基準電圧とレベル比較がな
され、その差の電圧がA/Dコンバータ22に送られる
。この差の電圧は上記A/Dコンバータ22においてデ
ィジタル値に変換された後、例えば図示しないデコーダ
と数字表示ユニットなどを有する表示器23に送られ、
その測定された心拍数が表示されるようになっている。
この場合、上記比較器21に入力される各積分器5ない
し7からの積分電圧は。
心拍数が少なくなると積分時間が延びるために高くなり
、また、測定対象が変わるとその電圧レベルは必すしも
一定とは限らなくなる。そのため比較器21から出力さ
れる差電圧も変化するが、この差電圧の極性が測定の都
度圧又は負に変わると後段に接続されたA/Dコンバー
タ22の入力回路が複雑になる。したがって上記基準電
圧は、測定可能最小心拍数に対応する入力積分電圧より
高く設定することが望ましい。
上記制御回路3は、例えばセンサ30と波形整形器31
と2つの制御器32および33等で構成されている。上
記センサ30は心臓の拍動を感知してそれをパルス状の
電気信号に変換するものである。このセンサ30の出力
側は上記波形整形器31の入力側に接続されており、上
記変換された電気信号はこの波形整形器31において雑
音成分等が除かれたうえ、例えば比較的幅の狭い負極性
の矩形波信号に整形される。この整形された信号は、心
拍信号として上記2つの制御器32と33へ送出される
上記制御器32は、上記2つの積分器5と6の積分動作
を心拍信号のタイミングに合わせてオン、オフ切り換え
るためのもので、例えば上記波形整形器31からの心拍
信号を受けて作動する2安定マルチバイブレータ34と
、この2安定マルチバイブレータ34の2つの出力端Q
およびζに接続された単安定マルチバイブレータ35を
備えている。また、上記2つの出力端のうち、一方の出
力端Qは上記積分回路1のアナログスイッチ8と12の
ゲート信号入力側にそれぞれ接続され、他方の出力端Q
は同様にアナログスイッチ11と9のゲート信号入力側
にそれぞれ接続されている。上記2安定マルチバイブレ
ータ34は、上記波形整形器31から心拍信号が入力さ
れると、上記出力端QおよびQからそれぞれ電圧レベル
の高低が互いに反転した2つの矩形波信号、すなわちQ
信号とQ信号とを出力するようにされている。これによ
り、上記アナログスイッチ8と12、および11と9と
は上記Q信号とQ信号により交互にオン、オフ制御され
る。
上記単安定マルチバイブレータ35は、上記各積分器5
と6が積分動作開始時にそれまでの積分電圧をリセット
するパルスを発生させるためのものであって、上記2安
定マルチバイブレータ34の出力端QおよびQにそれぞ
れその入力側が接続された例えば2つの単安定マルチバ
イブレータがらなっている。その一方の出方側は上記積
分器5と並列に設けられたアナログスイッチ15のゲー
ト信号入力側に接続され、他方の出力側は同様に上記積
分器6と並列に設けられたアナログスイッチ16のゲー
ト信号入力側へ接続されている。この実施例においては
、上記2安定マルチバイブレーク34からQ信号とQ信
号が加えられると、この単安定マルチバイブレータ35
の2つの出力側には、例えば加えられたQ信号又はQ信
号の立ち下がり時点において比較的幅の狭い正極性のパ
ルス状電圧が交互に現われるようにされており、これら
のパルス状電圧が上記したようにリセット用として用い
られるようになっている。
上記制御器33は、上記積分器7に対して例えば第1番
目の心拍信号から第10番目の心拍信号が入力されてい
る間は積分動作を行わせ、第11番目以降はそれまでの
積分電圧を保持させて上記表示回路2へ送り込むように
するためのものである。この送り込まれた電圧により上
記表示回路2において1分間に相当する心拍数が算出さ
れる。
このような機能を果すために、上記制御器33は例えば
2つのアナログスイッチ36.37と、カウンタ38と
2つの2安定マルチバイブレータ39および40と、単
安定マルチバイブレータ41とノア回路42等を備えて
構成されている。
上記アナログスイッチ36はこの制御器33の入口に設
けられた心拍信号に対するゲートであって、上記波形整
形器31と上記カウンタ38との間に接続され、上記波
形整形器31から送出された心拍信号はこのアナログス
イッチ36を介して上記カウンタ38に加えられるよう
になっている。
また、上記アナログスイッチ37は上記カウンタ38と
並列に接続された側路用のゲートであって。
カウンタ38に加えられた心拍信号中の第1番目の心拍
信号はここを通過して後段に送られるが。
第2番目以降の心拍信号は遮断されるようになっている
上記カウンタ38は、その入力側が上記アナログスイッ
チ36の出力側に接続され、このアナログスイッチ36
を介して入力される心拍信号を計数するものであるが、
上記したように第1番目から第10番目までの心拍信号
が計数の対象にされている。したがって、この実施例に
おいては例えばバイナリ10進カウンタが用いられてお
り、第1O番目の心拍信号の計数が終わると次の第11
番目の心拍信号のタイミングにおいてリセットパルスを
発するようにされている。
上記カウンタ38の出力側には2安定マルチバイブレー
タ39が接続されている。この2安定マルチバイブレー
タ39の2つの出力端QおよびQは、上記積分器7の人
、出力側に設けられたアナログスイッチ10および13
のゲート信号入力側にそれぞれ接続されているとともに
、その出力端Qは単安定マルチバイブレータ41の入力
側にも接続されている。この2安定マルチバイブレータ
39は、上記カウンタ38が第1番目から第10番目ま
での心拍信号を計数中上配積分器7の入力側アナログス
イッチ10をそのQ出力によってオンに、出力側アナロ
グスイッチ13をそのQ出力によってオフにする。上記
カウンタ38が計数を完了してリセットパルスを発する
と上記Q出力とQ出力の電圧レベルの高低が反転させら
れ、これによって、上記2つのアナログスイッチ1oと
13のオン、オフの状態が入れ替わるようになっている
上記2安定マルチバイブレータ40は、上記カウンタ3
8の入力側に設けられた上記アナログスイッチ36をオ
ン、オフして心拍信号の入力を制御するためのものであ
り、その出力端Qは上記アナログスイッチ36のゲート
信号入力側に接続されている。この2安定マルチバイブ
レータ40の入力側は1例えばブツシュタイプのスター
トスイッチ43を介して電源44に接続されており、上
記スタートスイッチ43を押すと電源電圧の一部が加え
られるようになっている。この2安定マルチバイブレー
タ40の上記出力端Qには通常Lレベルの電圧が現われ
、上記アナログスイッチ36はオフの状態となるように
されているが、スタートスイッチ34の操作により電圧
が短時間加えられると、出力端Qの電圧がHレベルに反
転してアナログスイッチ36がオンとなるようにされる
上記単安定マルチバイブレータ41は、上記2安定マル
チバイブレータ39の出力端ζに現われる矩形波状の電
圧、すなわち、Q出力が入力されると、例えばその立ち
下がり時点で比較的幅の狭い正極性のパルス状電圧をそ
の出力端Qに発するようにされている。この単安定マル
チバイブレータ41の上記出力端Qは上記アナログスイ
ッチ17のゲート信号入力側に接続されており、上記出
力端Qにパルス状電圧が発られると積分器7がリセット
されるようになっている。
上記2安定マルチバイブレータ39の出力側にはノア回
路42が接続されている。このノア回路42は、上記カ
ウンタ38が心拍信号の計数を終わったとき、上記2安
定マルチバイブレータ40の動作を反転させてアナログ
スイッチ36をオフにするためのものである。このノア
回路42の一方の入力側は上記2安定マルチバイブレー
タ39の出力端Qに接続され、他方の入力側にはLレベ
ルの電圧が加えられている。その出力側は、上記スター
トスイッチ43の配線とともに上記2安定マルチバイブ
レータ40の入力側へ共通接続されている。この実施例
においては、上記カウンタ38が計数中は2安定マルチ
バイブレータ39のQ出力がHレベルとなるようにされ
ており、したがってこのノア回路42の出力側電圧はL
レベルとなっている。つまり、スターl−スイッチ43
を瞬時押して心拍計に動作を開始させてから手を離した
ときの電圧零の状態に変化を与えないようになっている
。しかし、カウンタ38が計数を終わるとリセットパル
スが送出され、これによって2安定マルチバイブレータ
39のQ出力がLレベルにされる。このため、ノア回路
42の出力はLレベルからHレベルに変わり、2安定マ
ルチバイブレータ40のQ出力はHレベルからLレベル
に反転する。上記アナログスイッチ36はオフとなり、
波形整形器31から送られてくる心拍信号はここで阻止
される。
なお、この場合単安定マルチバイブレータ41は、上記
したように前段の2安定マルチバイブレータ39から加
えられるQ出力の立ち下がりに応動するようにされてい
るので、上記カウンタ38が計数を完了してリセットパ
ルスを送出し、上記2安定マルチバイブレータ39のζ
出力がLレベルからHレベルへ反転してもその立ち上が
りには応動しない。このため上記単安定マルチバイブレ
ータ41のQ出力はLレベルのままで変化がなく、上記
アナログスイッチ17もオフの状態を続けるので、積分
器7の積分電圧はクリヤされないで表示回路2へ送られ
る。
次に、第2図を併せて参照しながらこの心拍計の制御器
32と積分器5および6との作用を説明する。なお、第
1図において、第2図に示された信号波形が現われる箇
所には同じ参照符号が付されている。まず、図示しない
電源スィッチをオンにし、続いてスタートスイッチ43
を瞬時押して心拍計を作動させる。
センサ30が心臓の拍動を感知してそれをパルス状の電
気信号に変換すると、その信号は波形整形器31に入力
され、その出力側には例えば(イ)に示されるような負
極性のパルス状信号、すなわち上記した心拍信号が現わ
れる。この心拍信号は2安定マルチバイブレータ34に
入力され、その出力端Qおよびζにはそれぞれ(ロ)と
(ハ)に示されるように、その一方がHレベルの電圧の
とき他方はLレベルの電圧であるようなQ出力とQ出力
の2つの出力が心拍信号の入力タイミングに同期して交
互に現われる。
これらQ出力とQ出力とが単安定マルチバイブレータ3
5に入力されると、その出力側にはこの入力信号の立ち
下がりのタイミングに同期して、例えばそれぞれ(ニ)
および(ホ)に示されるようなパルス状電圧が交互に現
われる。
この実施例においては、(ロ)に示されたQ出力は例え
ば積分器5の入力側アナログスイッチ8と積分器6の出
力側アナログスイッチ12のオン、オフ用に用いられ、
(ハ)に示されたQ出力は例えば積分器5の出力側アナ
ログスイッチ11と積分器6の入力側アナログスイッチ
9のオフ、オン用に用いられている。また、(ニ)に示
されたパルス状電圧は、積分器6が積分を開始するとき
その残留電圧をクリヤするためのリセットパルスとして
用いられ、(ホ)に示されたパルス電圧は、同様にして
積分器5のリセットパルスに用いられる。
このように、積分器5と6とはQ出力とQ出力の2つの
矩形波信号によってその人、出力側がオン、オフ制御さ
れるとともに、2つのリセットパルスによって交互にク
リアされるようになっており、その動作は例えば(へ)
と(1−)に示されている。
この場合、上記(へ)の横軸に対して斜線で示された部
分は積分器5の積分動作を表わし、横軸と平行な部分は
積分電圧の保持動作を示している。
(ト)についても同様に、積分器6のそれぞれ積分動作
と積分電圧の保持動作を表わしている。これら積分器5
と6の積分電圧は、心拍信号の入力タイミングに同期し
て例えば(チ)に示されるように時系列的に合成され、
ゲート用のアナログスイッチ14を介して表示回路2へ
送出される。上記(チ)に示された波形を見れば、各心
拍信号間における積分電圧レベルの高低から不整拍や欠
相を容易に検出することができる。また、心拍が正常で
あわば積分電圧レベルが平坦になることは明らかである
次に、第3図を参照しながら制御器33と積分器7の作
用を説明し、併せてこの心拍泪全体の作用を述べる。な
お、第1図において、第3図に示された信号波形が現わ
れる箇所には第2図の場合と同様に同じ参照符号が付さ
れている。
まず、図示しない電源スィッチをオンにして電源44か
ら各部に電力を供給し、続いてスタートスイッチ43を
瞬時押して心拍計を作動させることは第2図を参照して
説明する際に述べたとおりである。この場合、上記スタ
ートスイッチ43を押した時刻を11とすると、この時
刻t1において2安定マルチバイブレータ40には例え
ば第3図(す)に示されるような電源電圧の一部が上記
スタートスイッチ43を介して加えられる。上記2安定
マルチバイブレータ40は、電源スィッチがオンの時点
ではそのQ出力がLレベルにされているが、スタートス
イッチ43の操作によって上記のように電圧が加えられ
ると同図(ヌ)に示されるようにHレベルに反転する。
これにより、制御器33の入り口に設けられたアナログ
スイッチ36がオンとなる。
上記波形整形器31から送出された同図(イ)に示され
る心拍信号は、このアナログスイッチ36を介してカウ
ンタ38に入力され、同図(ル)に示されるように計数
されるが、一方、この心拍信号はアナログスイッチ37
にも加えられる。この場合、後段の2安定マルチバイブ
レータ39は、上記2安定マルチバイブレータ40と同
様に出初そのQ出力はLレベルでQ出力がHレベルにさ
れているので、上記アナログスイッチ37はオンの状態
になっている。そのため、第1番目の心拍信号はここを
通過して上記2安定マルチバイブレータ39に加えられ
る。この第1番目の心拍信号が加えられると、2安定マ
ルチバイブレータ39は同図(ワ)および(力)に示さ
れているようにその出力レベル関係が反転し、Q出力は
HレベルにQ出力はLレベルになる。このため上記アナ
ログスイッチ37はオフにされ、第2番目以降の心拍信
号はここを通過することができなくなる。
第1番目の心拍信号が上記2安定マルチバイブレータ3
9に加えられたとき、その出力端に表われる上記(ワ)
に示されたHレベルのQ出力と(力)に示されたLレベ
ルのQ出力とにより、積分器7の入力側アナログスイッ
チ10はオンにされ、その出力側アナログスイッチ13
はオフにされる。
一方、上記Q出力の立ち下がり時点において、単安定マ
ルチバイブレータ41の出力端Qからアナログスイッチ
17へ例えば同図(ヨ)に示されるようなリセットパル
スが送出される。上記積分器7はこれによってクリアさ
れるとともに、同図(し)に示されるように基準電圧発
生器4から加えられる基準電圧を積分する。
次に、上記カウンタ38が第10番目の心拍信号を計数
し終わると、同図(オ)に示されているように例えば時
刻t2において負極性の計数リセットパルスが発せられ
、2安定マルチパイブレ〜り39に入力される。この2
安定マルチバイブレータ39は同図(ワ)および(力)
に示されているように時刻t2において再びその動作が
反転し、Q出力はLレベルに、Q出力はHレベルになる
。このLレベルのQ出力がノア回路42に加えられると
、上記ノア回路42の出力側には同図(夕)に示される
ようにHレベルの電圧が現われる。これにより、」二記
2安定マルチバイブレータ40は同図(ヌ)に示さ]t
ているようにその動作が反転し、そのQ出力はLレベル
に変化する。」二記アナログスイッチ36はこのLレベ
ルのQ出力を受けてオフとなり、第11番目以降の心拍
信号の入力が阻止される。
この場合、上記2安定マルチバイブレータ39のLし、
ベルにされたQ出力は上記アナログスイッチ10と14
に加えられ、これら両アナログスイッチはオフになる。
一方、HレベルにされたQ出力は上記アナログスイッチ
13に加えられ、このアナログスイッチ13がオンにな
る。このとき上記Q出力は単安定マルチバイブレータ4
1にも入力されるが、この単安定マルチバイブレータ4
1は上記したように入力信号の立ち下がりで動作するよ
うにされている。したがって、時刻t2においては、同
図(ヨ)に示されているようにそのQ出力がLレベルの
ままで変化せず、上記積分器7が時刻tlからt2まで
の間積分した電圧は時刻t2以降保持され、クリヤされ
るようなことはない。
時刻t1からt2までの間における上記積分器5と6の
一拍ごとの積分電圧と積分器7の積分電圧とは、同図(
ソ)に示されるように時刻t2において切り換えられる
。すなわち、t2以前は」二記−拍ごとの積分電圧が表
示回路2に送られ、t2以降はそれまでの累積された積
分電圧が送られる。
なお、この測定を繰り返したい場合には、上記スタート
スイッチ43をその都度押せばよい。
以上、詳細に説明したように、この発明による心拍計は
、センサ30が心臓の拍動を検知してそれを電気信号に
変換すると、その電気信号に同期して作動し、−心拍ご
とに基準電圧を積分して交互に出力するそれぞれ積分時
定数の相等しい第1および第2の2つの積分器5,6と
、これらの積分器5,6より例えば10倍大きい積分時
定数を有し、上記基準電圧を10心拍間にわたって連続
的に積分する第3の積分器7とを備えている。更にこれ
ら3つの積分器を所定のタイミングで切換え作動させる
ための第1および第2の2つの制御器32.33を有し
ている。上記第1の制御器32は、上記センサからの電
気信号を一心拍ごとの制御パルスに変換し、この制御パ
ルスにより上記第1および第2の積分器5,6の人、出
力側を交互にオン、オフするようにされている。上記第
2の制御器33は、上記センサ30から送出される最初
の心拍から第10心拍までの電気信号を計数し、その計
数期間を前の半サイクル、その後の期間を後の半サイク
ルとする制御パルスを形成するとともに、この制御パル
スにより上記第3の積分器゛7の人、出力側と上記第1
および第2の積分器5゜6の出力側をオン、オフ制御す
るようにされている。これにより、上記前の半サイクル
においては第1積分器5と第2積分器6の各積分電圧が
一拍ごとに交互に送出されてディジタル値に変換され、
その不整拍や欠相の状態が表示器23に表示される。ま
た、後の半サイクルにおいては第1および第2の積分器
5,6に代わり、第3の積分器7からの積分電圧が切り
換え送出されてディジタル値に変換され、1分間に相当
する心拍数が表示器23に表示される。
したがって、この発明に係る心拍計によれば、1分間に
相当する心拍数を測定することは当然のことながら、個
々の心拍についてもその不整拍や欠相の状態を手軽に、
しかも確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はいずれもこの発明による心拍計の実施例に係
り、第1図はその全体構成を示すブロック線図、第2図
はそれぞれ第1積分器と第2積分器の動作に関連する各
部信号のタイミングチャート、第3図は第3積分器の動
作に関連する各部信号のタイミングチャートである。 図中、1は積分回路、2は表示回路、3は制御回路、4
は基準電圧発生器、5 g 6 H7ば積分器、8.9
,10,11,12,13,14,36.37はアナロ
グスイッチ、22はA/Dコンバータ、30はセンサ、
32は第1制御器、33は第2制御器、34.39.4
0は2安定マルチバイブレータ、35は単安定マルチバ
イブレータ、38はカウン夕である。 特許出願人 日置電機株式会社 代理人 弁理士 大 原 拓 也 5丁ご 2 131 (梅ルー1吟m飼刊木W、) 第31]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 センサを介して心拍をパルス状の電気信号に変換する変
    換回路と、該変換回路から出力される電気信号に同期し
    て基準電圧を積分する積分回路と、該積分回路の動作を
    制御するための信号を形成する制御回路とを有し、前記
    積分回路からの積分電圧をA/Dコンバータを介してデ
    ィジタル値に変換する心拍計において。 前記積分回路は、それぞれ相等しい積分時定数を有する
    第1および第2の積分器と、前記積分時定数のn倍の大
    きさの積分時定数を有する第3の積分器と、前記第1な
    いし第3の積分器の人、出力側にそれぞれ設けられた切
    換器とを備え、前記制御回路は、前記パルス状電気信号
    によって駆動される第1の2安定マルチバイブレータを
    含み、前記第1および第2の積分器の人、出力側に設け
    られた切換器を交互にオン、オフ制御するだめの矩形波
    状信号を送出する第1の制御器と、前記パルス状の電気
    信号を計数するn進カウンタおよび前記第1番目のパル
    ス状電気信号に応答して動作し前記n進カウンタからn
    進計数後発せられるリセット信号に応答して反転動作す
    る第2の2安定マルチバイブレータを有する第2の制御
    器とからなり、 該第2の制御器は、前記リセット信号発生までは前記第
    1および第2の積分器の積分電圧を、前記リセット信号
    発生後は前記第3の積分器の積分電圧をそれぞれ前記A
    /Dコンバータに送出するように、前記第2の2安定マ
    ルチバイブレータの動作タイミングに合わせて前記第3
    の積分器の人、出力側と前記第1および第2の積分器の
    出力側に設けられた各切換器をオン、オフ制御すること
    を特徴とする心拍計。
JP59019779A 1984-02-06 1984-02-06 心拍計 Granted JPS60163634A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241591A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Hitachi Ltd Electrolyte analysis device
JPS54154181A (en) * 1978-05-24 1979-12-05 Medtronic Inc Heart monitor device

Patent Citations (2)

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