JPS60161486A - ホワイトメタル軸受用潤滑油組成物 - Google Patents

ホワイトメタル軸受用潤滑油組成物

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JPS60161486A
JPS60161486A JP1509584A JP1509584A JPS60161486A JP S60161486 A JPS60161486 A JP S60161486A JP 1509584 A JP1509584 A JP 1509584A JP 1509584 A JP1509584 A JP 1509584A JP S60161486 A JPS60161486 A JP S60161486A
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JP
Japan
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white metal
alcohol
mineral oil
refined mineral
oil composition
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JP1509584A
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Masakuni Hirata
平田 昌邦
Yukio Matsuzaki
松崎 幸雄
Toshio Yoshida
俊男 吉田
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホワイトメタル軸受用潤滑油組成物に関し、詳
しくは精製鉱油に特定の脂肪族1価アルコールを含有し
てなるホワイトメタル軸受用潤滑油組成物に関する。
ホワイトメタルとはスズまたは船を主成分とする非鉄合
金であり、具体的にはJISl(5401に規定されて
いる。このホワイトメタルを使用しtコ軸受は大型の産
業機械、たとえば蒸気タービン、圧延機のロールネック
軸受などの軸受に多用されている。ホワイトメタル軸受
は本来、流体潤滑を行うように設計されたものであり、
ホ′ワイドメタル軸受用潤滑油としては適正な油膜厚さ
が維持できる粘度さえ有するものであればよいとされて
きた。したがって流体潤滑が維持されている限り、ホワ
イトメタル軸受に対して*擦低減剤等を使用することは
無意味なものと従来では考えられていた。実際、より厳
しい条件で運転される装置の潤滑油によく用いられる極
圧剤、油性剤まtコは摩擦調整剤は、境界潤滑または混
合潤滑下での**低下には有効な添加剤であるが、ホワ
イトメタル軸受のような流体潤滑下では全く効果を示さ
ないもので今った。
本発明者らは、より厳しい潤滑条件下まで流体潤滑を維
持することによりホワイトメタル軸受の摩擦損失を低減
させることができる潤滑油を開発すべく研究を重ねた結
果、精製鉱油を主体とし、これに特定の脂肪族1価アル
コールを必須成分として特定量含有してなる潤滑油組成
物がホワイトメタル軸受用潤滑油として特に優れている
ことを見い出し本発明を完成するに至った。
本発明はホワイトメタル軸受の摩擦抵抗を低下させ、軸
受の所要動力を低減し、かつ軸受の安全性および耐久性
を増大させるホワイトメタル軸受用潤滑油組成物を提供
する乙とを目的とする。
すなわち本発明は、(5)動粘度10〜10.000e
st (40℃)、粘度指数80以上の精製鉱油を主体
とし、かつ(ハ)炭素数14〜20の脂肪族1価アルコ
ールを必須成分として組成物全体の0.1〜5.0重量
%含有してなるホワイトメタル軸受用潤滑油組成物を提
供するものである。
以下本発明の内容をさらに詳しく説明する。
本発明でいう囚成分は、40℃での動粘度が10〜10
.000 est 、好ましくは20〜1.000 e
st 、粘度指数80以上、好ましくは90以上の精製
鉱油である。精製鉱油としては石油の潤滑油留分を水素
化精製、溶剤精製、白土精製またはこれらの組合せによ
り精製したものが使用できる。囚成分の精製鉱油は本発
明の潤滑油組成物の主体をなすものであり、通常組成物
全体を基準として850〜999重量%を占めるもので
ある。
−力木発明でいう(5)成分は、炭素数14〜20、好
ましくは16〜20の(5)成分に洛解可能な脂肪族1
価アルコールである。
(ハ)成分としては直鎖アルコールでも分校アルコール
でもよく、また飽和アルコールでも不飽和アルコールで
もよい。に)成分のアルコールとして具体的にはtこと
えばテトラデシルアルコール(ミリスチルアルコール)
ヘキサデシルアルコール(セチルアルコール)、エイコ
シルアルコール、オレイルアルコール、エイコルアルコ
ール、炭素数が14〜20の範囲にあるオキソアルコー
ル(オキソ法により合成されるアルコール)などがあげ
られる。これらのアルコールの中でも本発明ではオレイ
ルアルコールが最も好ましく用いられる。
(I3)成分の含有量は組成物全体を基準として0.1
〜5.0重量%、好ましくは0.1〜20重量%である
。に)成分の含有量がこの範囲に達しない場合は十分な
効果が得られなくなり摩擦の低下効果も少なく好ましく
ない。
一方向成分の含有量がこの範囲を越える場合には含有量
増加に見合うだけの効果の増加は見られず、経済的見地
から見ても好ましくない。
本発明のホワイトメタル軸受用潤滑油組成物は前記(A
)および0成分を必須成分として配合することにより得
られるが、その際に必要に応じて酸化防止剤、清浄分散
剤、粘度指数向−E刑、流動点降下剤、さび止め剤、極
圧剤、油性剤または消泡剤などの公知の添加剤を単独で
または数種組み合わせて添加してもよい。これら各種添
加剤の合計添加量は通常組成物全体を基準として100
重量%以下であり、またその詳細については、たとえば
桜井俊男編著「石油製品添加剤」 (幸書房)に記載さ
れている。
以下実施例および比較例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお以下の実施例および比較例で摩擦特性を
調べるために使用した高圧軸受試験機を第1図に示した
第1図で1はクロムモリブデン#M4種からなる試験軸
、2はホワイトメタルWJ−2からなる試験軸受であり
、この軸受には5の加圧ピストン部と7の平衡錘により
3の軸受ホルダーを通して荷重がかかるようになってい
る。また試料油は熱交換器を通して温度制御された後ト
ロコイドポンプを用いて4の油槽に導入されて軸受部を
潤滑しており、さらに1の試験軸が回転している際のト
ルクが8のトルク測定用指針で測定できるようになって
いる。
実施例および比較例 溶剤精製、水素仕上げした精製鉱油 (40℃の粘度31.3 cst 、粘度指数103)
にオレイルアルコールを0.3重量%含有させたもの(
本発明品1)、ヘキサデシルアルコールを03重量%含
有させたもの(本発明品2)およびエライジルアルコー
ルを0.2重量%含有させたもの(本発明品3)を製造
し、前述の高圧軸受試験機によりその摩擦特性を試験し
た。
試験は供試軸受をならし運転後、一定回転速度(500
rpm)で徐々に荷重を1げた時の摩擦係数の変化を測
定することにより行った。第2図にその結果を示す。
なお比較のため、前述の精製鉱油のみの場合(比較量1
)、精製鉱油に油性剤としてオレイン酸を0.3重量%
含有させた場合(比較量2)および精製鉱油に極圧剤と
してジオレイルホスファイトを03重量%含有させた場
合(比較量3)についても同様の実験を行い、その結果
も第2図に示した。
第2図でηN / P mは粘度・回転数/荷重を示し
ており、−ηN / P mの値が=9.0近くになる
と境界潤滑の条件が寄与してくるが、それ以上の一ηN
 / P m値の範囲ではほぼ流体潤滑条件下にあると
みてよい。乙の図から本発明品1〜3を使用した場合は
、いずれも基油のみの場合(比較量1)に比べて摩擦係
数が低下している。
それに対して基油に油性剤や極圧剤を添加した場合(比
較量2および3)にはその添加効果がほとんど認められ
ない。このことはホワイトメタル軸受に対しては長鎖の
脂肪族炭化水素基をもつアルコールだけがその摩擦係数
を低下させる機能をもっていることを示している。
また高級アルコールの優れた性能は、高圧軸受試験機の
回転数を下げて25rp■とじて、他の実用的な極圧添
加剤と比較すると一層顕著になる。
本発明品1、比較量1および前述の精製鉱油に極圧剤と
してトリクレジルホスフェートを0.5重量%含有させ
たもの(比較量4)、精製鉱油に極圧剤としてトリクレ
ジルホスフェ−)0.5重量%、ジベンジルジスルフィ
ド026重量%を含有させたもの(比較量5)について
、高圧軸受試験1機の回転数を25「p−として面圧を
変化させてその摩擦係数を測定した。結果を第3図に示
す。
第3図から明らかなように、本発明品1は面圧が28M
Paになっても低い摩擦係数を維持しており、優れた効
果を示している。それに対して比較量4および5では極
圧剤を添加しているにもかがオ〕らずホワイトメタル軸
受には全く効果がなく、むしろ基油のみの場合(比較量
1)より性能が悪化している。
本発明の潤滑油組成物がこのようにホワイトメタル軸受
に対して特別の効果を示す理由としては、含有している
高級アルコールが厳しい潤滑条件でも油膜を厚い状態に
維持する機能を有するためであり、従来の油性剤や極圧
剤が作用を示す機構とは根本的に異なるものと思われる
【図面の簡単な説明】
第1図は潤滑油組成物の摩擦特性を調べるための高圧軸
受試験機を示す端面略図、第2図及び第3図は潤滑油組
成物の摩擦係数の変化を示すグラフである。 図中、1は試験軸、2は試験軸受、3は軸受ホルダー、
5ば加圧ピストン部である。 同 兼 坂 蛾[−ニー胃 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願 第15095号2、発明の名
称 ホワイトメタル軸受用潤滑油組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (444)日本石油株式会社 4、代理人 〒105東京都港区虎ノ門1丁目1番20号虎ノ門実業
会館 (8151)弁理士 酒 井 − 電話(591)1516 (代表)(ほか2名)5、補
正命令の日付 昭和59年4月4日 (昭和59年4月24日発送) 6、補正の対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (6)動粘度10〜10.000 cst (40℃)
    、粘度指数80以上の精製鉱油を主体とし、かつ(ハ)
    炭素数14〜20の脂肪族1価アルコールを必須成分と
    して組成物全体の01〜50重量%含有してなるホワイ
    トメタル軸受用潤滑油組成物。
JP1509584A 1984-02-01 1984-02-01 ホワイトメタル軸受用潤滑油組成物 Granted JPS60161486A (ja)

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JPH045077B2 JPH045077B2 (ja) 1992-01-30

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