JPS60161409A - 高吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents

高吸水性樹脂の製造方法

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JPS60161409A
JPS60161409A JP1527984A JP1527984A JPS60161409A JP S60161409 A JPS60161409 A JP S60161409A JP 1527984 A JP1527984 A JP 1527984A JP 1527984 A JP1527984 A JP 1527984A JP S60161409 A JPS60161409 A JP S60161409A
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JP
Japan
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water
acrylic acid
acrylamide
water absorption
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP1527984A
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English (en)
Inventor
Hisao Takeda
久雄 武田
Yasunori Taniguchi
安典 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rei Technologies Inc
Kyoritsu Yuki Kogyo Kenkyusho KK
Original Assignee
Rei Technologies Inc
Kyoritsu Yuki Kogyo Kenkyusho KK
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水不溶性で自重の数百倍の水を吸収する高吸水
性樹脂の製造方法に関する。
従来、水を吸収し保持するものとしては、パルプ製品が
使われてきた。しかしながら、パルプの吸水量は自重の
10倍程度であり、多量の水を吸収保持しようとすると
パルプを多量に必要とし、大変かさ高いものとなってし
まい、また吸水したものに圧力を加えると簡単に水を分
離する欠点を有していた。
そこで、わずかな重量で多量の水を吸収し、保持する高
吸水性樹脂の開発が種々なされてきた。この高吸水性樹
脂は自重の数百倍の水を吸収し、保持し、しかも吸水し
た状態で安定なゲルとなり、多少の圧力を加えても水を
分離しない特徴を有している。このような高吸水性樹脂
は使い捨ておむつ、ナプキン、微生物の培地、園芸用保
水剤等、巾広い用途を持つている。すでに開発されたも
のとしては、澱粉グラフト重合体(特公昭53−461
99)、セルロース変成物(特開昭5O−80376)
などがちるが、澱粉グラフト重合体は含水ゲルとして長
期間使用した場合、腐敗するおそれがあり、セルロース
変成物では吸水量がセルロースに比較してそれ程多くは
ないという欠点を有している。これらにかわるものとし
てアクリル酸アルカリ金属塩をメチレンビスアクリルア
ミド等のジビニル化合物の存在で重合した高吸水性樹脂
が提案されている(特開昭58−71907)。
アクリル酸系高吸水性樹脂粉末は高い吸水能をもってい
る反面、吸水時に一部の樹脂だけが水を吸い、それが未
吸水の樹脂を覆い吸水を妨げる現象、いわゆる「ままこ
」現象が起き、吸水速度が遅くなる欠点を有している。
これを解決する方法として界面活性剤を添加すること(
特開昭58−32607)が提案されているが、工程が
複雑になる欠点を有する。本発見者らは、これらの欠点
を克服すべく鋭意研究をした結果、本発明に到達した。
すなわち本発明はアクリル酸とアクリルアミドをモル比
で70:30〜100:0の範囲で、かつ、アクリル酸
の70モルチ以上がアンモニウム、アミン又はアルカリ
金属塩である単量体(〜とアクリル酸とアクリルアミド
100ii量部に対して0.001〜0.1重賞部の水
溜、和性及至水溶性ジビニル化合物IBIとアクリル酸
とアクリルアミド100重を部に対して1〜100軍檜
部の次式のヒドロオキシ基金もつビニル化合物+Q ル CH2=C−C−M−OH(C’1 (但しルはHあるいncHs ′fr、 −iA n+
0−CI−Is −CHz →−n %0−CHz −
OH+n (n =1〜10) あ Ha ルイ1d−0−CHz −CH−Cth−に表hT。)
占H を必須成分とじて水浴槽重合を行うことを特徴とする高
吸水性樹脂の製造方法に関するものである。
本発明の必須成分であるsit体四については、この範
囲外すなわちアクリル酸が70モルチ未満でアクリルア
ミドのモル比を高めると、含水ゲルの強度は高くなるが
吸水能が低下してしまい、また中和度′fニア0モルチ
未満にするとカルボキシル基の解離が充分でなく、吸水
能の低下が艶られる。中相に要する塩基につhては特に
限定しないが一価陽イオンが好ましい。
水混和性及全水溶性ジビニル化合物向としては例えば、
N。
N−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ジ(メタ)
アクリル酸テトラエチレングリコール、ジ(メタ)アク
リル酸デカエチレングリコール等があげられるが、N、
N−メチレンビスアクリルアミドが工業的に好ましい。
ジビニル化合物(I3)の量はアクリル酸とアクリルア
ミドの重量の和を100重量部とした時に0.001〜
0.1重量部を好ましく、この範囲より少ないと含水ゲ
ルが半溶解状態となり、捷た多いと架橋度が増加し、い
ずれも吸水能が低下してしまう。
更に本発明の特徴は、前述の単量体(Nとジビニル化合
物(B)に加えて、ヒドロオキシ基をもつビニル化合物
(C1k必須成分として共重合することである。このヒ
ドロオキシ化合物(C)を共重合することにより、従来
のアクリル酸アルカリ金属塩架橋ポリマーにみられる吸
水時の「ままこ」現象がほとんど無くな9、吸水温度の
非常に良好な高吸水性樹脂を提供することが可能となっ
た。この理由は明らかではないが、ヒドロオキシ化合物
+C)を適量共重合することにより、高吸水性樹脂粉末
の表面にヒドロオキシ基が適度に分布し、親水性を高め
たためと推察される。ヒドロオキシ基をもつビニル化合
物0としては、例えばヒドロオキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロオキシエチル(メタ)アクリレート、
ポリ(n−2〜10)エチレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、ポリ(n=2〜10)プロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、2.3−ジヒドロオキ
シグロビル(メタ)アクリレート等があげられるが、ヒ
ドロオキシエチル(メタ)アクリレートが工業的に好ま
しい。
またヒドロオキシ化合物C)の量は、アクリル酸とアク
リルアミド100重量部に対して1〜100重量部がよ
く、好1しくけ5〜30重量部がよい。1重量部未満で
はほとんど改良されず、また100重量部を超えると吸
水能が低下してしまう。
本発明品を重合するにあたって開始剤は一般的に使用さ
れているレドックス系、アゾ系など、どのような物を使
用しても良く、特定の開始剤に限定されるものではない
また重合濃度に関しては限定せず、任意の濃度範囲で選
択できるが、乾燥工程を考慮する・と、できるだけ高濃
度で行う方が有利である。例えば70%程度の高濃度水
溶液で重合を行い、発生する重合熱によって水分を蒸発
させてしまい、そのまま乾燥工程を経ずに直接粉砕工程
にもって行く方法も選択できる。また開始温度について
は開始剤の種類によって重合を開始させる温度が異なる
ために開始剤が機能する温度以上で重合を開始させれば
良く、特に限定されるものではない。
次に本発明を実施例に基づいて更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超え々い限り、以下の実施例に制
約されるものではない。
実施例1 アクリル酸527fとアクリルアミド17.:lを蒸留
水1502に溶解し、これに水酸化ナトリウム23.4
fを加え、アクリル酸の80モルチを部分中和した。こ
れにN、N−メチレンビスアクリルアミド0.007f
とヒドロオキシメタアクリレ−) 14 ff加え攪拌
して均一にした。次に開始剤として過硫酸アンモニウム
0.’028 f、亜硫酸水素ナトリウム0.028 
tを添加し、40℃にて重合を開始させた。
実施例τ アクリル酸70fを蒸留水2Ofに溶解し、これに水酸
化カリウム40.89を加えてアクリル酸の75モルチ
を中和した。
これにN、N−メチレンビスアクリルアミドを0.00
7fとヒドロオキシアクリレートを72加え攪拌して均
一にした。
次に開始剤として2.2′−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.72を溶解したアセトン溶液を10印加えた。こ
の溶液を80℃の恒温水槽で加温された箱型容器(テフ
ロン加工したガラス繊維素材)の中に入れて加温した。
溶液の温度が上昇すると共に重合反応が開始し、発生す
る重合熱によって水分が蒸発し、含水率の非常に低い多
孔性の白色固体として高吸水性樹脂を得た。
実施例3 アクリル酸702に29%アンモニア水を39.9fを
加え、アクリル酸の70モルチを中和した。これにN、
N−メチレンビスアクリルアミドを0.005 fとヒ
ドロオキシメタクリレートを142加え攪拌して均一に
した。次に開始剤として2.2′−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)ハイドロクロライド0.7vを加えた。
この溶液を80℃の恒温水槽で加温された前述の箱型容
器の中へ入れて加熱し、重合を開始させた。
重合反応が進み発生する重合熱によって水分が蒸発し、
含水率の非常に低い多孔性の白色固体として高吸水性樹
脂を得た。
比較例1 実施例2に於いてヒドロオキシアクリレートを加えずに
、その他は同様に重合し、高吸水性樹脂を得た。
実施例4 実施例1で得られた重合物をアセトン脱水し乾燥させた
後、粉砕した。また実施例2.3及び比較例1で得られ
た重合物は乾燥工程を経ずに直接粉砕して粉末状の高吸
水性樹脂を得1 た。それぞれの粉末の吸水性能を見る
ために次の試験を行った。蒸留水2tをビーカーに入れ
、マグネティック・スターラーで弱攪拌し、その中へ高
吸水性樹脂の粉末(20〜60mesh ) l fを
加えた。10分分径00meshのふるいを用いて沢過
し、p液量から吸水量を測定した。その結果は吸水倍率
(吸水量÷加えた高吸水性樹脂の重量)によって表1に
示した。また同様の試験を1−食塩水についても行った
。これより本発明品は比較例に比べ、1まこになりにく
く吸水能が優れていることが判明した。
朗sl背ヴ用を貴(内WICK更ρし)六1 吸水性能
(吸水倍率) 吸水状能 : ○ 「ままこ」ができないΔ 少し「ま
まこ」ができる × 「ままこ」ができる 手続補正帯(方式) 昭和59年5月8日 特許庁長官殿 1 事件の表示 昭和59年特許願第15279号2、
発明の名称 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 】、アクリル酸とアクリルアミドをモル比で70:30
    〜100:0の範囲で、かつ、アクリル酸の70モルチ
    以上がアンモニウム、アミン又はアルカリ金属塩である
    単量体IA)と、アクリル酸とアクリルアミド100重
    量部に対して0.001〜0.1重量部の水混和性及全
    水溶性ジビニル化合物向と、アクリル酸とアクリルアミ
    ド100重量部に対して1〜100重景部の次式のヒド
    ロオキシ基をもつビニル化合物(CI CH2=C−C−M−OH(C) (但し、RはHあるいはCH3を、−M−は+0−CH
    2−CH2−)−n、4O−CH2−CH−)−n (
    n=1〜10)冨  Ha あるいは−〇 −CH2−CH−CH2−を表わす。)
    OH を必須成分として水溶液重合を行うことを特徴とする高
    吸水性樹脂の製造方法。
JP1527984A 1984-02-01 1984-02-01 高吸水性樹脂の製造方法 Pending JPS60161409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194385A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Jms Co Ltd カーディオトミーフィルタ及び貯血槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008194385A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Jms Co Ltd カーディオトミーフィルタ及び貯血槽

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