JPS60161235A - 自動急速鎖錠ベルト収縮装置 - Google Patents

自動急速鎖錠ベルト収縮装置

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JPS60161235A
JPS60161235A JP60002266A JP226685A JPS60161235A JP S60161235 A JPS60161235 A JP S60161235A JP 60002266 A JP60002266 A JP 60002266A JP 226685 A JP226685 A JP 226685A JP S60161235 A JPS60161235 A JP S60161235A
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control
blocking
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pawl
belt
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ハインツ・デイーテル・アドマイト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/405Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive to belt movement and vehicle movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、主ハウジングと、巻き上げハネと巻装ヘルド
とを具備する巻き上げ軸と、慣性力検出器と、前記ハウ
ジングの保持穴に取付けられた保持ピンにより可動する
フロンキング爪と、ブロッキングはめ歯と、前記慣性力
検出器を有すると共にハウシングの巻き上げ軸に同心さ
せて取付りられ、巻き一トげ輔を中心として回転自在で
あると共に制御カムを介してブロッキング爪をブロッキ
ングはめ歯に係合させるための内歯を有する係合制御要
素と、前記係合制御要素が取付1られると共に巻き上げ
軸に連結され且つ外歯を有する制御はめ歯と、前記制御
はめ歯に堰付けられると共に長尺及び短尺レバーを具備
する回転自在に取付けられた制御爪と、突条部を介して
制御爪の端部に係合してベルトが過度に加速した時に前
記ブロッキング爪を作動する回転慣性重錘とを具備する
制御部材とから成る自動急速鎖錠ヘルド収縮装置に関す
る。
〔従来技術〕
上記の種類の自動鎖錠装置は、すでにDB −O5第3
212992号に開示されており、同明細書に於いて停
止駆動円盤と称せられる保合制御要素は、ブロッキング
はめ歯を中心としてベルトのコイルから遠隔し且つ保合
制御要素を中心としてブロッキングはめ歯から遠隔する
側に設けられた制御はめ歯の取付は段部に、比較的大型
の内リングにより、滑動摩擦的に取付けられている。
更に、慣性円盤である回転慣性重錘は、制御はめ歯を中
心として係合制御要素から遠隔する側に配設されている
。又、制御爪が、制御はめ歯と係合制御要素との間に配
設される一方、慣性円盤が、制御はめ歯を中心として制
御爪から遠隔する側に配設されるので、保合制御要素側
に制御はめ歯を経て突出するピン部材は、慣性円盤に円
心させて設けると共に巻き上げ軸に並行であることが要
求される。
周知の自動装置の製造費用は別として、ヒステリシス効
果が、使用者のベルト着脱時に連続して起こり、更に、
制御はめ歯の取付は段部と保合制御要素の内リングとの
間にがなりの摩擦が存在するためヘルド使用者に負担を
かけることになる。
又、プロソートング爪が、自動装置のハウジングに最適
に取付けられておらず、事故時に、がなりの力がハウジ
ングに取付けられた巻き」二げ軸に伝達されることが、
当該技術分野に於いて従来から当然のこととして知られ
ている。
〔発明の目的〕
本発明は、この明細書の冒頭に於いて記述した種類の自
動急速鎖錠ヘルド収縮装置を改良するもので、各部品の
構造及び自動装置全体を、その作用に悪影響を及ぼすこ
と無く、更に単純化すると共に装置の快適性を高め、ハ
ウジングに巻き上げ軸を負荷を受けないように取付ける
ことを目的とする。
〔発明の構造及び効果〕
本発明によれば、上記の目的は、制御はめ歯を偏心ピン
を介してブロッキングはめ歯に固着させると共に該制御
はめ歯にブロッキングはめ歯と、ブロッキング爪と、回
転慣性重錘及び制御爪が装着された制御はめ歯とをコツ
プ型に取り囲むコツプ型の係合制御要素の中央ピンが回
転自在に取り付けられる中空の中央ジャーナル部を設け
、保持穴をヘルド出入口通路に整合させて該ハウジング
内に配設し、ブロッキング爪歯をフロンキング状態に於
いてブロッキングはめ歯に近い側のベルト出入口通路の
外側又は縁部に位置づけることにより達成される。
」1記のような周知の自動1¥錠装置と比較すると、係
合制御要素は、制御はめ歯及び回転慣性重錘に対し異な
る側に配設されている。このような配設により次の2つ
の利点が得られる。すなわち、第1の利点として、保合
制御要素を、制御はめ歯の中空中央ジャーナル部に小径
、好ましくは5ミリメートルのピンを介して回転自在に
取付けることができる。更に第2の利点として、保合制
御要素をハウジングの周囲に伸張させ且つ制御機構全体
をふさぐことができる。
又、慣性円盤を、中央ジャーナル部の外側に位置する環
状空隙に直接且つ、制御はめ歯の外歯の内側に、したが
って後者と保合制御要素の間に配設することができるの
で、制御はめ歯の円盤を介して係合する回転慣性重錘の
ピンの複雑な構造を省略することができる。
本発明の新規な構造は、使用者の立場から、快適さ及び
簡便さに於いて顕著な改良がなされており、回転巻き上
げ軸上で、正常使用時に固定している保合制御要素の摩
擦が実質上排除される。以下に述べる好適な実施例に於
いて、コツプ型の保合制御要素の中央ピン又はジャーナ
ル部の直径は8ミリメートルであり、制御はめ歯の中央
ジャーナル部には、無視しうる程度の低位の摩擦しか認
められない。ベルト着脱時に起きる不都合なヒステリア
ス現象は、本発明の構成をとることにより解消される。
新規な設計をもつ保合制御要素は、種々の機能を有し、
製品に容易に適合し得るものである。
好ましくは、プラスチック材料から形成され、例えば、
保合制御要素をハウジングに保持する調整ハネを固定す
るフック部材、ブロッキング爪に設けられた制御ピン用
の制御カム、自動車反応検出器用の保持手段等、の部品
を具備する。
同時に、保合制御要素は、コツプ型の形状を有し、」1
記した制御機構の構成部品全てを取り囲むようになって
いる。
ブロッキング爪をハウジングの壁に回転自在に取り付け
るためのブロッキング爪用の保持穴を上記ヘルド出入口
通路に整合且つ好ましくはその通路域に設けることは、
爪とブロッキングはめ歯との間のブロッキング歯の係合
域と関連させた場合に特に有利である。これは、事故時
に、ベルトの巻き解かれる方向に於いてベルトに作用す
る全ての力が、ブロッキング爪の取付保持ピンに、更に
、保持穴及びハウジングに実質上伝達されるからである
取付手段の該形状、ブロッキングはめ歯に噛合するブロ
ッキング爪の性質及び方向により、ボルトによって及ぼ
される力は、全て本質的に山域に集中され、ハウジング
の巻き上げ軸には実質上全く反作用は起きない。反作用
が起きないようにハウジングの壁に取付けられた巻き上
げ軸は、正常及び鎖錠の両状態に於いて、実質上その長
手方向軸上に滞るので、自動装置のハウジング、少なく
とも巻き上げ軸が取り付けられる地域に於いて、より軽
量な設計をとることが可能となる。当該技術分野の熟練
者には、重量の軽減による利益は明白であろう。
事故の瞬間、ベルトの巻き解かれる方向に於いてベルト
に高位の張力が加わる時の巻き上げ軸の上記反応は、本
発明によって、ブロッキング爪歯域を、ブロッキング状
態に於いて接線ベルト巻き出し点の下方約10度の位置
から数学的に4算して約120度の角範囲でヘルドの引
き出し側に設けた場合、特に有利に起き得る。保合域若
しくは接触域の位置決めに際し、本質的に重要な唯一の
面は、ブロッキング爪の位置である。これは、ブロッキ
ングはめ歯が一定の直径を有するためであり、最も重要
な考慮すべき点は、高位の加速率で伸張されるヘル1〜
の張力がブロッキング爪をブロッキング状態に置く方向
である。上記の点を考慮すると、基本出発点は、常に接
線巻き出し点、すなわち、ベルトがロー0 ルから、ベルI・の引張り方向に於いて接線的に巻き解
かれるヘルドのロール上のその点である。
ベル(・が引き出される方向を考慮すると、上記の角範
囲は、ベルト巻き出し点の下方約10度の位置から、数
学的に計算して約120度まで、の間であり、より好ま
しくは、ベルト巻き出し点から出発して、90度の角範
囲である。具体的な実施例に於いて、特に好ましい上記
角範囲は、接線ヘルド巻き出し点上方10度から始まり
、最大、その半径が、ヘルド張力の方向と平行になる位
置までである。
ブロッキングはめ歯が、ハウジング側面に固定されたリ
ングの内歯まで直接移動する構造は、すでに以前から提
案されている。しかしながら、この構造では、固定され
た巻き」−げ軸を備えるブロッキングはめ歯及びヘルド
のロールの全重量が、ハウジングに対して移動する必要
がある。
これと比較した場合、本発明によれば、巻き上げ軸は、
負荷が排除されても固定位置に保持される。すなわち、
巻き上げ軸は、ハウジングに1 対して移動する必要がない。更に、本発明によれば、ハ
ウジングに巻き上げ軸を取付けても、カップリング要素
として働くブロッキング爪により、負荷が排除される。
換言すると、カンプリング要素である、ブロッキングは
め歯とハウジング間のブロッキング爪により鎖錠状態が
得られる。
前記ヘルド出入口通路と略平行に伸張するブロッキング
爪により、純粋な張力がこのブロッキング爪に得られ、
信頼し得る安定状態が保証される。又、本発明に従って
明細書に記載する長尺の引張爪(tensile or
 pulling pawn)に対し小型で短尺の圧力
爪を、引張爪の歯が、ブロッキングはめ歯に加圧方向に
於いて作用するように180度回軸回転位置に設けるこ
ともできるが、斯様の形状では安定せず、構成る条件下
では、空隙に於いて2方向に折曲する傾向があり、本発
明による引張爪を用いることが好ましい。
本発明の別の実施例に於いて、中央ジャーナル部に同心
させて制御爪の環状空隙に、四転慣2 性重錘に係合する弾性フックと、回転慣性重錘を保持す
る調整バネを固定する保持を取付けである。制御はめ歯
は、好ましくは、プラスチック材料から形成され、多数
の構成部品と共に製造されるようにする。回転慣性重錘
は、その向火を介して、外部の中央ジャーナル部に取付
けられる。一方、前記の同心的に配設されたフックは、
該重錘を軸方向の位置に固定するものである。又、前記
保持ピンが上記環状空隙に設けけられているので、フッ
クにより慣性円盤の一端に固定されたベルト反応調整ハ
ネは、該円盤を制御はめ歯と共に回転するように、正常
作動時保持する。
又、本発明によれば、縁フランジが、プラスチック材料
からなるコツプ型の係合制御要素の開口側に形成され、
この縁フランジは、スナップフックにより、プラスチッ
ク材料等で形成された蓋板に保持され且つ閉止される。
この明細書の冒頭に記載の自動急速鎖錠ヘルド収縮装置
と比較すると、本発明に係る装置は、3 又、プラスチック材料で形成された蓋とハウジングのス
チール製側部との置換が可能である。
より具体的に言うと、プラスチック材料で形成された蓋
板は、ブロッキング機構に設けられたスチール製ハウジ
ングの側壁の外側に装着される。而して、該蓋板が、一
方の閉鎖壁を形成する一方、コツプ型の係合制御要素が
、全制御機構が設けられる他方の閉鎖コツプ(cup 
or bowl)部材を形成する。蓋板は、保持機能を
有せず且つ力を伝達する必要がないので、プラスチック
材料で形成することができ、例えば、組立てを容易にし
、しかもハウジングへの確実な取付を保証するスナップ
フックのような部品を設けることが可能である。したが
って、ハウジングの部品、ずなわち、コツプ型の係合制
御要素は、同時に制御機能の役目をすることができる。
〔実施例〕
ヘルド1は、ヘルドリール13のヘルド巻き上げ軸2に
巻装されており、スチール製のハウジング側壁14の前
方には、プラスチック材料から4 形成されると共に制御機構全体の後部閉鎖板である蓋板
15が設けられている。この蓋板15には、第1図を見
る人の方に対して突出し、保持バネ12を取付ける働き
をする保持ピン15bが取着されている。
ブロッキングはめ歯3は、ハウジング14に取り付けら
れた巻き上げ軸若しくは回転軸2に圧締配設されている
。このブロッキングはめ歯3は、制御はめ歯6の調整ピ
ン6を受容する4個の同心穴3aを有する。又、前記制
御はめ歯は、巻き上げ軸2と共に回転する。着座人が、
ベルトを長くするために、該ベルト1を引き出し、若し
くは巻き解ずと、ヘルドは、矢E旧2で示す方向に移動
し、巻き上げ軸2は、折曲矢印13′の方向に回転する
。この方向は又、ブロッキングはめ歯3及び制御ばめ歯
6に於いても見られる回転方向である。ブロッキング爪
4の取付保持ピン4hは、保持穴14bに回転自在に取
着されている。ブロッキング爪4が、ブロッキングはめ
歯3の歯と係合した時、すなわち、図示の如5 く、ブロッキング爪4が、ピン4bを中心として時計の
針と反対方向に回転すると、ヘルド1の対応する引張力
は、ハウジング14に伝達される。
このハウジング14は、巻き上げ軸2、ブロッキングは
め歯3、ブロッキング爪4、及び取付保持ピンを介して
、車枠又は車台に固着されている。
回転慣性重錘又は慣性円盤7は、その穴17を介して、
中央ジャーナル部又は抽筒子軸部16の制御はめ歯6に
同心的に取付けられている。円盤7は、弾性フック18
により、その軸方向に於ける位置に固定されている。円
盤7の基本的位置は、その下部切欠きに取付けられると
共にその穴10aを介して、制御はめ歯6のピン6aに
取着される制御爪10によって規定される。制御はめ歯
7のはめ歯又は歯状ピン6dと、慣性円盤7のフック7
dとの間に装着されたベルト反応調整ハネ11によって
起きる収縮力により、慣性円盤7は、後端が慣性円盤7
の切欠7hに且っ前端が慣性円盤7の突条部又は鼻部7
cに支持された6 レバー10を介して規定の位置に設置される。
保合制御要素5は、中央又は中間同心ピン(図示せず)
により、制御はめ歯6の中央ジャーナル部16の穴に案
内される。コツプ又はおわん型の要素5は、制御はめ歯
6及びそれに固定された部品全部、巻き上げ軸2のブロ
ッキングはめ歯3及びブロッキング爪4を包被する。而
して、ブロッキング爪4の制御ピン4aは、係合制御要
素5の制御カム5a内を貫通する。制御爪8を具備する
ボール検出器9は、保合制御要素5に懸吊するように固
着される。この検出器9は、保合制御要素5の取付開口
部の中心点を伸張する固定軸24を中心として、自動装
置全体の配設位置により、広角範囲で置換可能である。
慣性円盤7の慣性力によるベルトの加速でもって、制御
爪10は、揺動し、係合制御要素5の内歯5dに係合す
る。このため、回転ベルト軸2を中心として固定し且つ
バネ12によりハウジングのピン15b側に押圧されて
いる係合制御要素5が移動し、該ブロッキング爪4を、
制御ピン7 4aを介して制御カム5aにより、ブロッキング爪3の
歯に同期させて押圧する。
自動車が過度に加速することにより、検出器9の爪8が
、ボールの動きと共に上方に移動して制御はめ歯6の歯
6cと係合すると、保合制御要素5の係合操作が同様に
行なわれる。
この保合操作が、検出器爪8により行なわれると、軸2
に固定された制御はめ歯6も、該検出器爪8に直接連結
された保合制御要素5及びその制御カム5aを移動させ
て、ブロッキング爪4を、制御ピン4aを介して同期さ
せながら保合位置におく。
第2図は、蓋板、この蓋板の後方で切り欠き部に示され
るスチール製のハウジング側壁及び蓋板後方のヘルド1
のコイルの平面図である。
巻き上げ軸2には、ベルトはめ歯3が装着されており、
更にこのブロッキングはめ歯には、ブロッキング爪4が
係合する。ブロッキング爪4は、制御ピン4aが取付保
持ピン4bからがなり離間して設けられ、連結線がベル
ト出入口通路238 と平行となるため、ブロッキング状態に於いて引張荷重
を受ける。巻き上げ軸2は、軸受け22によりスチール
製のハウジング14内に取り付けられている。
又、第2図には、ヘルド1が繰り出される時の、ヘルド
】の長手方向軸に於けるベルトカFGが示されており、
図示のように鎖錠状態の場合は、核力はレバーアームa
を介して作用し、巻き上げ軸2にモーメントM8が生じ
る。このモーメンl−M、は、レバーアームbによる爪
力F7′と逆であり、爪力FK′を生せしめるには、分
力F2及びF。が保持ピン4bに於いて有効である。第
2図に示すように、噛合域が、ヘルドがリールから繰り
込み又、出される地域23の左端24にある時は、カー
の方向に於けるわずかな残余モーメントが軸2に働き、
更に、鎖錠点より下方にあるはめ歯3の歯が、軸受力p
Azで、爪4の軸部に支持される。この結果、保持ピン
4bに於いて、いずれにしても低位の反応分力FCL’
が減少する。
9 而して、すでに上述の如く、次の所望結果が得られる。
したがって、ブロック状態では、軸2の取付軸受22は
、実質上、反応力を有さない。これは、スチール製のハ
ウジング14の設計及び構造的な見地から非常に重要な
ことである。具体的には、スチール製ハうシング14は
、上記のような幾何学的形状で、軸取付は域に低位の剛
性を有することが要求される。
ハウジングに、取付保持ピン4b域に於いて十分な寸法
をもたせることにより、該ハウジング14の重量を軽減
しても高位のポテンシャルに耐え得ることは明白である
又、第2図には、ベルト1がリールから力Fcにより示
す方向に巻き解かれるベルト巻き出し点Tが示されてい
る。ヘルド巻き出し側に於いて下方に10度戻ると、破
線で示す出発線Aとなる。この線Aから、ブロッキング
はめ歯3と、ブロッキング爪4との間の上記当接又は保
合域である角範囲△βが、同じく破線で示す停止線0 Eまで伸張する。別の実施例では、線Aから出発し、係
合域である角範囲△βは、又約20度から100度まで
伸張する。この場合、ブロッキング爪4の歯は、第2図
に示す円内の右上部に於いて45度の角度で配設されて
いる。
第3図は、慣性円盤7の別の実施例を示すもので、第1
図の右前方からの平面図である。制御はめ歯6は省略さ
れており、前記第3図には、フック7dに固着されたベ
ルト反応調査バネ11用のピン6dが示されている。
実線で示す位置に於いて、制御爪10は、慣性円盤がハ
ネカモ−メントドにより左に回転すると係合状態となり
、一方、円盤7が該モーメント門、と反対である右に回
転すると非保合状態となる。係合状態では、制御爪10
の短尺レバーdは、長尺レバーCの反対側に位置する。
慣性円盤7及び制御爪10のバネ押圧による係合状態は
、折曲矢印7aに示す当接点に於いて互いに支持される
円盤7とレバーaにより規定される。穴10aに配置さ
れた取付はピンを中心として、対応配1 設当接点7b (矢印)に生じる]・ルクは、当接点7
bに於いて互いに支持される慣性円盤7及びレバーaに
より起こされる。制御爪10のピン6a(穴10a)を
中心として、当接点7bで起きるトルクにより、慣性円
盤7の当接面7cに於ける制御爪の位置が規定される。
換言すれば、慣性円盤7及び制御爪10は自動的に強制
鎖錠係合位置に置かれることになる。
爪10のレバー比がcod であるため、慣性円盤7が
右に回転して、制御爪10を外側に押圧することにより
係合すると、該制御爪10は、当接点7bに於いて常時
、開放される状態となる。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図は、装置の最も重要な部品の分解
斜視図、第2図は、制御はめ歯及び保合制御要素を省略
したブロッキング爪と、一部を切欠いたハウジングの側
壁を有するブロッキングはめ歯の側面図、第3図は、制
御爪付慣性円盤の別の実施例を示す平面図である。 2・・・巻き上げ軸、3・・・ブロッキングはめ歯、2 4・・・ブロッキング爪、5・・・コツプ型係合制御要
素、6・・・制御はめ歯、7・・・回転慣性重錘、10
・・・制御爪、14・・・ハウジング、14b・・・保
持穴、16・・・中央ジャーナル部、19・・・スナッ
プフック。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 主ハウジング(14)と、巻き上げハネと巻装ヘ
    ルド(1)とを具備する巻き上げ軸(2)と、慣性力検
    出器(8,9)と、ハウジング(14)の保持穴(14
    b)に取付けられた保持ピン(4b)により可動するブ
    ロッキング爪(4)と、ブロッキングはめ歯(3)と、
    前記慣性力検出器(8,9)を備えると共にハウジング
    の巻き上げ軸(2)と同心的に装着された制御部材(5
    ,6)と、巻き上げ軸を中心として回転自在であると共
    に制御カム(5a)を介してブロッキング爪(4)をブ
    ロッキング番才め歯(3)に係合する内歯(5d)を有
    する係合制御要素(5)と、前記係合制御要素(5)が
    取付けられると共に巻き上げ軸(2)に連結され且つ外
    歯(6C)を有する制御はめ歯(6)と、制御はめ歯(
    6)に取付られると共に長尺レバー(10e)と短尺レ
    バー (10f)とを備える回転自在に取付けられた制
    御爪(10)と、突条部(7b、 7c)により前記制
    御爪(10)の端部(10b、 10c)に係合してベ
    ルトが過度に加速した時ブロッキングはめ歯を作動する
    回転慣性重錘(7)とから成る自動急速鎖錠ベルト収縮
    装置に於いて、前記制御はめ歯(6)は偏心ピン(6e
    )を介してブロッキングはめ歯(3)に固着されると共
    に配設される反対側に突出し且つブロッキングばめ歯(
    3)とブロッキング爪(4)と回転慣性重錘(7)及び
    制御爪(10)を装着した制御はめ歯(6)とをコツプ
    型に取り囲むコツプ型係合制御要素(5)の中央ピンが
    回転自在に取付けられる中空の中央ジャーナル部を有す
    ることと、前記保持穴(14b)はヘルド出入口通路(
    23)に整合してハウジング内に設けられることと、ブ
    ロッキング爪歯はブロッキング状態に於いてブロッキン
    グはめ歯(3)側の前記ベルト出入口通路(23)の外
    側又は縁部に位置することとを特徴とする自動急速鎖錠
    ベルト収縮装置。 2、 ブロッキング爪歯はブロッキング状態に於いて接
    線ベルl−巻出し点(T)の下方約10度の位置から数
    学的に計算して約120度の角範囲(△β)でベルト(
    1)の引き出し側に配設されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の自動鎖錠装置。 3、 回転慣性重錘(7)に係合する弾性フック(18
    )と、前記回転慣性重錘(7)を保持する調整バネ(1
    1)を固定する保持ピンとを前記中央ジャーナル部(1
    6)に同心させて制御はめ歯(6)の環状空隙に取付け
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の自動鎖錠装置。 4、 プラスチック材料からなるコツプ型の制御要素(
    5)の開口側に、プラスチック材料等で形成された蓋板
    (15)のスナップフック(19)により保持され且つ
    閉止される縁フランジ(20)を形成することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の自動鎖錠
    装置。
JP60002266A 1984-01-11 1985-01-11 自動急速鎖錠ベルト収縮装置 Granted JPS60161235A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3400651.6 1984-01-11
DE19843400651 DE3400651A1 (de) 1984-01-11 1984-01-11 Gurtaufrollschnellsperrautomat

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161235A true JPS60161235A (ja) 1985-08-22
JPH0554462B2 JPH0554462B2 (ja) 1993-08-12

Family

ID=6224636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60002266A Granted JPS60161235A (ja) 1984-01-11 1985-01-11 自動急速鎖錠ベルト収縮装置

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