JPS60161044A - 切削加工機の刃具交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は切削加工機の刃具交換装置に係り、特に、フラ
イス盤等マニュアル式切削加工機の刃具の交換を自動化
するのに好適な切削加工機の刃具交換装置に関する。

〔発明の背景〕

従来、汎用のマニュアル式切削加工機、例えばフライス
盤の刃具な変換するときには、作業者が刃具を直接交換
することによって行なわれていた。

そこで、この刃具交換を自動化するために、ＮＣ装置等
に用いられているマシニングセンタをフライス盤等に数
句けることが提案されたが、マシニングセンタ等に用い
られるものをフライス盤等に取付けたのではコストアッ
プとなり、汎用機としての機能を失ってしまう。

〔発明の目的〕

本発明は、前記従来の課題に鑑みて為されたものであり
、その目的は、簡Ｊ４１な構成によっても、切削加工機
の刃具交換を自動化することができる切削加工機の刃具
交換装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、刃具固定用アームを収納する複数の収納容器
を有し切削加工機のスライドテーブルに固定されたアー
μ収納台と、アーμ収納台に装着され、アーμ交換時、
収納容器内のアーμにその回動を阻止ブーる保持力を与
えてアーμを保持するアーμ保持装置と、を具備した切
削加工機の刃具交換装置によって前記目的を達成するよ
うにしたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１因には、立屋フライス盤の刃具交換を自動化するの
に好適な実施例の構成が示されている。

第１図において、スライドテーブル１０上には各棟の被
加工物を支持する治具１２が固定されている。主軸ヘッ
ド１４にはアームホルダ１６が装着されておシ、アーム
ホルダ１６には刃具１８固定用アーバ２０が固定されて
いる。アーム２０は、その回動を阻止した状態でアーム
ホルダ１６を一方向に回動することによってアームホル
ダ１６に固定され、アームホルダ１６を逆方向に所定量
目゛　動することによシアーバホルダ１６から離脱する
。

スライドテーブル１０の端部にはスライドテーブル１０
と平行となって延在するアーム収納台−２２が固定され
ている。

アーム収納台２２は、第２図に示されるように、アーム
２０を収納する収納容器２４．２６を有し、アーム収納
台２２端部にはシリンダ２８が固定されている。このシ
リンダ２８にはアーム収納台２２の表面に沿って往復動
するシリンダロッド３０が収納されている。このシリン
ダロッド３゜の先端にはリンク機構３２が連結されてい
る。

リンク機構３２はリンク３４．３６．３８．４０゜４２
．４４．４６．４８を有し、各リンクがビン５０．５２
．５４．５６．５８．６０．６２．６４．６６を支点と
して開閉可能に連結されている。ビン５４．６４の先端
は溝６８，６９内に挿入されている。又、リンク３４．
３６．４２．４４の先端側側面には爪７０．７２．７４
．７６が固定されている。そしてシリンダロッド３０が
矢印Ｘ方向に往復動すると、このシリンダロッド３０の
往復動に応じてり／り機構３２の各リンクが開閉する。

シリンダロッド３０が第２図の位置にあるときには、収
納容器２６内のアーム８０の側面にリンク４２．４４の
爪７４．７６が当接し、アーム８０が保持される。この
ときアーム８０には、アーム８０をアームホルダ１６に
固定し、アームホルダ１６を低速度で回動しても、アー
ム８０の回動を阻止することができる保持力が与えられ
る。

又、シリンダ２８は、主軸ヘッド１４等の制御を行なう
制御装置（図示省略）の制御指令によって七や駆動が制
御されるように構成されている。

以上の構成において、アーμ２０とアーム８０との交換
を行なうときりこは第３図に示されるフローチャートに
基づいて行なわれる。

まず制御装置から刃具交換指令が出力されると、ステッ
プ１００においてスライドテーブルｌＯ又は主軸ヘッド
１４を刃具交換位置まで移動し、ステップ１０２に移る
。ステップ１０２ではスライドテーブル１０又は主軸ヘ
ッド１４が刃具交換位置へ来たか否かの判定を行ない、
スライドテーブルエ０又は主軸ヘッド１４が刃具交換位
置へ来るまでスライドテーブル１０又は主軸ヘッド１４
の移動を継続する。スライドテーブル１０又は生′軸ヘ
ッド１４が刃具交換位置に来たときにはステップ１０４
に移シ、主軸ヘッド１４のオリエンテーションを行なう
。この後ステップ１０６に移りアーム２０の取外し位置
か否かの判定を行ない、アーム２０の取外し位置となる
まで主軸ヘッド１４のオリエンテーションを継続する。

即ち、収納容器２４内にアーム２０が収納されるまで主
軸ヘッド１４のオリエンテーションを継続する。

次にステップ１０８に移り、シリンダ２８を駆動してリ
ンク機構３２のリンク３４．３６でアーμ２０の外周を
クランプし、ステップ１１０の処理に移る。ステップ１
１０においては主軸ヘッド１４を低速度で回転し、アー
ム２０をアームホルダ１６から取外す。次にステップ１
１２に移り、シリンダ２８を駆動してリンク３４．３６
をアンクランプ状態にする。

次にステップ１１４に移り、スライドテーブル１０を移
動しアーム８０をアーム取付位置まで移動させる（ステ
ップ１１５）。アーム８０がアーム取付位置まで移動し
たときは、主軸ヘッド１４の下降駆動によってアーム８
０の上端部をアームホルダ１６内に挿入する。次にステ
ップ１１６に移９、シリンダ２８′を駆動しリンク４２
．４４によってアール８０をクランプしステップ１１８
の処理に移る。ステップ１１８では、ステップ１１Ｏと
は逆方向に主軸ヘッド１４を低速度で回転する。

この回転駆動はアール８０がアールホルダ１６に確実に
固定されるまで継続される（ステップ１２０）。

アール８０がアールホルダ１６に固定された後はステッ
プ１２２に移シ、シリンダ２８を駆動してリンク４２．
４４をアンクランプ状態にし、ステップ１２４の処理に
移る。ステップ１２４ではスライドテーブル１０、主軸
ヘッド１４ｉ、アール８０に固定された刃具による下降
位置まで移動させ刃具交換作業を終了する。

以上のように、本実施例においては、立型フライス盤の
スライドテーブル１０に、アール収納台２２とアール保
持装置を構成するリンク機構３２とシリンダ２８を固定
することによって刃具の交換作業を自動化することがで
きる。このため、噂実施例によれば、刃具交換に要する
時間を大幅に短縮することができ、機械稼動率を大幅に
向上させることができる。又さらに作業員が刃具交換を
直接材なわなくても刃具の交換を自動的に行なうことが
できるので、刃具交換を安全に行なうことができると共
に、生産性の向上を図ることができる。

又、本実施例によれば、ＮＣ装置のマシニングセンタを
フライス盤に取付けたときのコストの１１５のコストで
刃具交換装置を構成することができた。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればマニュアル式切削
加工機に、アール収納台とアール保持装置を取付けるこ
とによって刃具交換を自動化することができるため、簡
単な構成によっても刃具交換を自動化することができる
という優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図の要部平面図、第３図は本発明に係る作用を説明する
ためのフローチャートである。 ｌＯ・・・スジイドテーブル、１４・・・主軸ヘッド、
１６・・・アールホルダ、２０．８０・・・アーノ（，
２８・・・シリンダ、３２・・・リンク機構。 ７０．７２．７４．７６・・・爪。 代理人　鵜　沼　辰　之 （ほか１名） 第１図 ０ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）刃具固定用アームを収納する複数の収納容器を有
   し切削加工機のスライドテーブルに固定されたアーμ収
   納台と、アーμ収納台に装着され、アーμ交換時、収納
   容器内のアーμにその回動を阻止する保持力を与えてア
   ーμを保持するアーμ保持装置と、を具備したことを特
   徴とする切削加工機の刃具交換装置。