JPS60160191A - 半導体構造 - Google Patents

半導体構造

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JPS60160191A
JPS60160191A JP59282128A JP28212884A JPS60160191A JP S60160191 A JPS60160191 A JP S60160191A JP 59282128 A JP59282128 A JP 59282128A JP 28212884 A JP28212884 A JP 28212884A JP S60160191 A JPS60160191 A JP S60160191A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は半導体構造の数置に関するものであって、更に
詳細には結晶成長の後相互拡散ディスオーダ化(1nt
erdiffuaion disordering )
を受けるようになった量子井戸構造に関するものである
AJAs −Ga AI As −GaAs 合金シス
テムにおい1−X X て、異なるヘテロ構造の型を形成することに関する興味
は、相互拡散法によって更に一欅進展してきた。特にG
a1−xAt!18合金において、GaAsとAIAa
の相互拡散によるディスオーダ化、またはGaとAIの
相互拡散によるディスオーダ化が用いられてきた。相互
拡散ディスオーダ化法が興味をあつめる理由は、結晶成
長後にそれら合金システムに選択的に適用することによ
って、半導体レーザ、光導波路、光学的検出器、m−v
放光−電子集積回路を製作することを可能とするからで
ある。
相互拡散ディスオーダ化法は了ズグロウン(ms−gr
own )の量子井戸構造中の領域の選択的制御を行う
ことができ、合金組成量を混ぜ合せたり、不整列化する
ことによってエネルギーバンドのシフトアンプと屈折率
の減少をもたらし、従来のエピタキシャル法を用いて既
に成長されている整列結晶構造中に、活性領域あるいは
導波路領域を形成することができる。
Ga AJAa合金システム中GaとAIの間の相1−
X 、! 重拡散ディスオーダ化あるいは、GaAa −AjAa
超格子における相互拡散ディスオーダ化については、以
下6組の論文群に述べられている。
(11L、L、チャン(Chang )他による「Ga
AsとAIAaの間の相互拡散(工nterdiffu
sion betweenGaAs and AJAa
 )J Applied Physics Lette
rs第29巻第3号(1976年8月1日)第168頁
−#N41頁の論文中にはアニーリングによる相互拡散
ディスオーダ化について迷べられている。
(2)°米国特許第4,378.255号、Appli
eaPhysics Letters第38巻第10号
(1981年5月15日)第776頁−第778頁のW
、 D、ライディグ(Laidig ’)他による「不
純物拡散によるAIAa −GaAs超格子中の不整列
(DiaorcLer ofan AIAa −GaA
a 8uperlatt1ce by工mpurity
Diffusion ) J、 Journal of Applied Physic
s第53巻第1号(1982年1月)第766頁−第7
68頁のり、 W、キルホーファ(Kirchoefe
r )他による[AjAs −GaAs超格子中の層に
そったZnの拡散と不整列(Zn Diffus1゛o
n & Disordering of anhtha
−aaha 8uperlattice Along 
1te Layers)J、これらは例えば600℃−
650℃の温度における亜鉛(Zn )の拡散によって
引起こされる相互拡散ディスオーダ化について述べてい
る。
[311982年に米国New Mexico州ム1b
uquerqueにおいて開催された[GaAa及び関
連化合物に関する国際シンポジウム(工nt61rna
tiona18ympos1um on GaAs a
nd Re1ated Compounds )Jの報
告集第233頁−第239頁のM、 D、カムラス(C
amras )他による[不純物注入と拡散によるl’
As / GaAs超格子の不整列(Disorder
 ofAA’As / GaAsθuperlatti
ces by the implantationan
d Dlffusion of工mpurities 
)J Kはイオン注入による、すなわち例えば約675
℃の温度におけるSlあるいはZnイオン注入による相
互拡散ディスオーダ化について述べられている。
最近になって、相互拡散ディスオーダ化法は単−及び多
重量子井戸レーず構造へ適用され、活性層へテロ接合に
おける例えば850℃−1000℃の高温におけるGa
とAIの相互拡散によって、それらの出力の波長変調の
ために利用されるようになってきている。アニーリング
の温度と時間を制御するととkよって、このレーデ構造
の波長は、例えば8200Aから720OAの範囲にお
いて、100OA程度の範囲のシフトを起こすことがで
きる。この方法は本発明の譲受人に譲渡された1986
年2月2日付の米国特許出願 第528.766号[熱処理による量子井戸レーずの波
長同調(Wavelength Tuning of 
Qua、ntumWell La5era by Th
ermal Annealing ) Jに述べられて
いる。
単一または多重量子井戸構造すなわちヘテロ構造量子井
戸レーデに対して元素注入、元素拡散、または高温にお
ける熱処理を行うことによって相互拡散ディスオーダ化
を行う場合には、その井戸のエネルギーバンド形状は与
えられた相互拡散ディスオーダ化処理の程度に従って変
化する。
AAtAs −GaAs界面、GaAs −GaAJA
s界面、またはGa AIAJ−Ga AllAs (
7>! )界面の場合Kz−x x 1−3’ 7 は、この構造を横切るAJの温度勾配は、相互拡散ディ
スオーダ化処理以前のエピタキシャルなアズグロウン構
造におけるそれ程急峻でない。
第1A図ないし第1C図は、当分針において知られてい
る、GaAs / GaAs界面系の各種量子井戸構造
を示している。第1A図においては、エネルギ・−パン
V構造10をもつ量子井戸構造はGa AIAaの井戸
層12を含んでいる。ここで1−X X Xはおよそ0から0.65の間の値であり、従って層1
2はGaAa層であってもよ<、AA’ll1度の低い
()aAA’Aθ層でもよい。量子サイズ効果を示すた
めに1層12の厚さは15Aから50OAの範囲の値を
とる。クラッド層15と16は、x′をおよそ0.15
から1.00の値としたGa、 −xJAA!!、AS
を含んでいる。すなわち層15と16は高濃度A!を含
むGaAs界面かAIAaである。
相互拡散ディスオーダ化によって、量子井戸領域12と
クラッド層15.16との間の界面においてGaとAA
tの相互拡散が起こる。第1A図に示されたよ5に、単
一の量子井戸領域12を形成しているもとのエネルギー
バンド分布10は有限の矩形井戸を有している。相互拡
散ディスオーダ化によって最初有限の矩形であった井戸
はより放物線的な形状に変化し、井戸の深さも浅く変化
し、Ga −AIの相互拡散のためGa AlAsの端
部は丸−XX みをおびてくる。この変化後の形状は点線13で示しで
ある。井戸12のこの浅くなることによって、この井戸
中にとじこめられる電子及び正孔の状態は異なるエネル
ギーレベルヘシフトされる。
これら状態に関するより詳細な議論は上述の米国特許出
願第528.766号に見出されるであろう。
第1B図に示すエネルギーバンド分布20は同様の量子
井戸構造を含んでいるが、更に別の外側層17.18を
含んでいる。それらはX#をおよそ0.30から1.0
0の間の値としたGa1−X、1AII!、/A8層で
あり、すなわち層17.18は高濃度AJを含むGaA
JAsかiAsかである。他方中間のクラッド層15と
16においてはAAtの組成比はおよそ0.15から0
.85の間の値である、すなわち層15と16は中程度
のAj lli度のGaAJAsの層である。十分な相
互拡散ディスオーダ化を行うと、最初有限な矩形形状で
あった井戸12はより曲線的または放物線状に変化する
。変化後の形状を点線14で示しである。注意すべき点
は、形状20中の相互拡散ディスオーダ化は形状10中
のそれとくらべてより本質的であって図示されたように
井戸12の埋立てがより顕著に発生しているということ
である。
第1C図中のエネルギーバンド分布30は第1B図の単
一井戸を用いた超格子をあられしており、Xをおよそ0
から0.65までの間の値とした時のGa AJAaの
4個の量子井戸12A、12B。
1−X X 12C,12Dを含んでいる。これら井戸はGa、 、
、AAt、、As (x’ −0,15〜0.85 ’
)の3つの障壁層15A、15B、15Cで区切られて
いる。
層15At 15B、15CはAJAaであってもよい
ということに留意されたい。相互拡散ディスオーダ化に
よって、最初矩形形状であった井戸12A。
12B、120. 12Dは第10図中に点線19で示
されたように曲線的に変化する。
量子井戸構造を形成するためのエピタキシャル成長時に
、井戸の最上部における井戸幅を制御し、または広くな
りすぎないように保証することが必要な場合がある。ま
た製電収率の立場から、相互拡散ディスオーダ化の方法
をより長時間適用することは望ましくない。
〔発明の要約〕
本発明に従えば、すくなくとも1つの量子井戸層を有し
量子サイズ効果を示すことのできる半導体・構造に関■
−て、それのエネルギーバンド分布を変形させるための
手段が用いられる。そのような手段は量子井戸層の表面
に隣接するすくなくとも1つの薄いディスオーダ化され
る成分層を含んでおり、その中にはそれに隣接する層中
にもしあるとしても、それよりも高濃度のディスオーダ
成分ヲ含んでいる。このディスオ−ダ成分は、GaAs
 / GaAA’As系中ではAJと()aである。本
発明においては、ディスオーダ成分のAJは、活性領域
や導波路のような中間隣接層中にディスオーダ成分Ga
が高濃度で含まれているのに対して、相互拡散用のAA
I蓄積部を供給することが重要である。ディスオーダ成
分層は量子井戸層の相互拡散ディスオーダ化用の成分蓄
積部と1.て槻能する。
井戸層に隣接して設けられた薄いディスオーダ成分層“
中のより高濃度のディスオーダ成分はディスオーダ成分
用のすぐに間に合う供給源となる。すなわちAAtは相
互拡散ディスオーダ化プロセスの適用時間をへらすと共
に、相互拡散プロセス間のAIIの早い欠乏化をさける
。これ忙よって了ズグロウンの構成をそのようなプロセ
スに必要なより高い温度にさらす時間をへらすことがで
きる。この薄い成分層はまた同時に量子井戸の界面にお
いてキャリアの障壁を高くして光学的閉じ込め効果を高
める働きをする。このことは半導体レーず構造の形成な
どのようにキャリアや光学的閉じ込めが重要である領域
において特に望ましいことである。
このディスオーダ成分量は量子井戸層の片面あるいは両
面に隣接して設けられる。更に1デイスオ一ダ成分層は
多重量子井戸構造に関しても設けられる。
他の目的や特徴は、本発明のより完全な理解と共に、以
下の図面を参照した詳細な説明から明らかになるであろ
う。
〔好適実施例の説明〕
第2A図を参照すると、本発明に関する「一般的な」エ
ネルギーバンド分布40が示されている。
分布40はXを例えばおよそ0から0.35の間の値と
した時のGal’Aθの単一の量子井戸層421−X 
X を表わしている。井戸42の表面に隣接してすくなくと
も1つの薄いディスオーダ成分層44がとりつけられて
いる。この層はGa1−アAJyAθであり、Allカ
ブイスオーダ分であって、yは量子井戸7慢42中のA
IIXとくらべてかなり大きくすなわちy>xであるよ
うな層である。ディスオーダ成分層44の次にクラッド
層45がある。それはX′を例えばおよそ0.15から
0.85の間の値としたGa 、−、、At工、Asの
層である。しかし、層44中のAI、成分は層45中の
AtXIよりも、すくなくとも15%はより大きいこと
が望ましい。量子井戸層42の他の表面忙はGa、、、
AA!、、Asの層46が隣接している。ここでX′は
例えばおよそ0.15から0.85の間のイ直である。
量子井戸層42のもう一方の表面に薄いディスオーダ成
分層44Aを隣接させてもよい。II 44Aは第2A
図中に点線の輪郭で示l、である。通常は井戸層42に
隣接して一対の薄いディスオーダ成分層44と44Aを
設けることが望ましいが、本発明の効果と利点を得るた
めに単一71144を設ける場合も本発明の範囲に含ま
れる。
上で述べたように、薄いディスオーダ成分層44、また
は層44と44Aはディスオーダ成分すなわちAIを、
層42及びクラッド層45.46の中よりもより高濃度
に含んでいる。AIの濃度は量子井戸層42とクラッド
層45.46との間ですくな(とも15チ以上異なって
いることが望ましく、更に層44とクラッド層45.4
6との間ですくなくとも15%以上異なっていることが
望゛ましい。第2A図中の層44に関して、点線の輪郭
形4Tで、層44中に含まれるAtの量の範囲を表わす
エネルギーバンドのレベルの例が示されており、層44
と層45との間KAJの量の差が存在するものとして、
100俤すなわち完全にjkJAaまでの範囲を示1.
.ている。このように、例えば、もし層45中のX′が
0.40であれば、層44中のyは0.55またはそれ
以上となる。別の例とl−て、X′が0.85であれば
層44中のyは1.00すなわちiAsとなる。
ディスオーダ成分層の目的は、半導体装置を設計する場
合に有用なキャIIアに対する背壁を増大させるための
みならず、相互拡散ディスオーダ化プロセスに役立てる
ためのディスオーダ成分A!の蓄積部を供給するためで
もある。これらの付加的な高濃度AJを含む薄い層は、
量子井戸エネルギーバンド分布、キャリア濃度、接合特
性のモデリングの制御を改善するための相互拡散ディス
オーダ化の間の井戸層界面へのAlの供給に対する積極
的な手法を供給する。更忙、ディスオーダ成分層の採用
によって井戸の最上部における井戸幅の増大という利点
が得られ、相互拡散ディスオーダ化プロセス中のAJの
早期の欠乏回避と共にキャリアのトラップと閉じ込めの
効果が得られる。
量子井戸層42の厚さは15Aから50OAの間の値を
とるのが普通である。多くの応用においては、厚さはこ
の範囲の下限値にある、すなわちペテロ構造の量子井戸
レーザでは量子井戸層の厚さは60kから8nAの間の
値である。ディスオーダ成分層44及び44Aの厚さは
1原子層すなわちおよそ3Aから、300Aの厚いもの
まである。
第2B図から第2H図は、本発明のディスオーダ層を用
いた量子井戸構造の各種のエネルギーバンド分布を示し
ている。しかし、ここに示したもの以外の例も可能であ
ると考えられ、ここに示したものはそれらをも代表して
いるつもりである。
第2B図のエネルギーバンド分布50は、Xを例えばお
よそ0から0.35の間の値としたときのGaAIAa
の量子井戸層52、yを例えばおよ1−X X そ0.15から0.85の間の値としたときのGa A
IAaの隣接するディスオーダ成分層531−7 v と54、X′を量子井戸層52、ディスオーダ成分層5
3.54、外側層57.58中のAJの濃度に依存して
およそ0.15から0.85の間の値としたときのGa
、−、、A11x、ABの中間クラッド層55と56、
を含んでいる。外側層57と58はX“をおよそ0.3
5から1.00の間の値としたときのGa1−X、A!
x#八〇でへる。
第2C図は、第2B図の井戸構造を用いた多重井戸構成
を表わしている。エネルギーバンド分布60は4個の井
戸層52A、52B、52C。
52Dと隣接するディスオーダ成分層53A。
53B、53C,53Dと54 A、54B、 54C
54Dを示(7ている。これらのディスオーダ層は、ク
ラッド層55.56と同じ成分の中間層59によって順
次分離されている。
第2D図のエネルギーバンド分布70は、ディスオーダ
成分層53と54が、yを0.85から1.00すなわ
ちAA!AllまでとしたGa AjtAsであ1−7
 7 るような高濃度のAJを含んでいる点を除いて、第2B
図の分布50と同様である。ヘテロ構造レーデ中に用い
ると、それらの構造は、光学−的閉じ込め及び導波作用
のために中間層55及び56中へのビームの拡大を許容
しながらすぐれたキャリア閉じ込め効果を与えることが
できる。
第2B図は第2D図の井戸構造を用いた多重量子井戸構
成を示している。エネルギーバンド分布80は4個の量
子井戸層52A、52B、52C152Dを隣接するデ
ィスオーダ成分層53A。
53B、53C,53D及び54A、54B。
540.54Dと共に示している。これらのディスオー
ダ層は、クラッド層55及び56と同一あるいは同様の
組成を有する中間層79によって順次分離される。
第2A図の一般的なエネルギーバンド分布に関して既に
述べたように1デイスオ一ダ成分層53と54中のkl
yディスオーダ成分は、それぞれy>x’>x〉0とし
たときGa AlAt5と]−X X Ga、−xAlx、Asである隣接層52と55.56
中のAJの濃度に依存して、例えば0.15から1.0
0の間の値をとる。
第2F図、第2G図、第2H図は、中間クラッド層の領
域において空間的に変化するエネルギーバンド分布をも
つ単一量子井戸構造のエネルギーバンド分布の6つの例
を示している。第2II′図は、中間クラッド層95と
96が直線的な空間変化をするGa□−、、AJ、、A
sの合金組成、すなわちX′が成長過程で約0.15か
ら1.00の間を直線的に徐々に変化するようになった
点を除いて、第2B図の分布50に示したのと同じ量子
井戸構造についてのエネルギーバンド分布90を示して
いる。
第2G図は、中間クラッド層105.106が放物線状
または凹型に空間変化するGa、 −、、AJ、、As
の合金組成をもつ、すなわち例えばX′が成長過程にお
いて約0.15から1.00の間で放物線状に除徐に変
化するようになっている点を除いて、分布50と同じ分
布をもつ量子井戸構造に対するエネルギーバンド分布1
00を示している。
第2H図は、中間クランド層115.116が逆放物巌
状または凸型に空間変化するGa1−、JlxtAeの
合金組成をもつ、すなわち例えばX′が成長過程におい
て約0.15から1.00の間で放物線的に除徐に変化
するようになっている点を除いて、分布50と同じ分布
をもつ量子井戸構造忙対するエネルギーバンド分布11
0を示している。
第2II′図、第2G図、第2B図のエネルギーバンド
分布によって表わし、た童子井戸構造を用いることの利
点は、各々の中間層95.96、または105.106
、または115.116中に勾配が存在することによっ
て、例えば半導体レーデ中におけるビーム出力のビーム
強度断面分布を望みどおりに設計できる点である。言い
かえると、レーデによって発生するビームの強度分布を
設計することが可能になる。例えば第2G図の放物線状
の分布を用いることによって、出力ビーム中の強度分布
ながウス分布形状にすることができる。
ビーム強度分布整形の利点と共に、半導体レーず構造中
にディスオーダ成分層53.54を用いることによって
、例えば上に述べた米国特許出願第528,766号に
述べられたような相互拡散ディスオーダ化の適用によっ
て、レーずの波長同調が可能となる。結果として、半導
体レーずを現状の技術を用いて、あらかじめ設計された
ビーム強度分布と、選ばれた波長特性を持った形で容易
に作製できることになる。
第6A図から第3C図は、選ばれた量子井戸構造に対し
選ばれた相互拡散ディスオーダ化法を適用することによ
って、もとのエネルギーバンド分布がどのように変化す
るかを変化の段階に従って示し、たものである。選ばれ
た量子井戸構造は第2B図の分布50に基づいている。
この分布は第3図に再現されており、相互拡散ディスオ
ーダ化によって変化するエネルギーバンド分布を点線で
表わす。もちろん、各図面においてディスオーダ成分は
保存される。
第6A図は、量子井戸層52、ディスオーダ成分層53
,54、及び中間層55.56の間で相互拡散ディスオ
ーダ化が開始されて、これらの層間でGaとムlの相互
拡散が始まった初期の段階を表わしている。ディスオー
ダ成分のムlは有効に制御された相互拡散を可能とする
ために利用できる形で比較的多量に存在する層53と5
4から相互拡散する。
第3A図から明らかなように、井戸層52の餉域への)
lの相互拡散のために層53と54のもとの分布が減衰
しはじめると共に、層52の井戸が埋まりはじめる。点
線51Aはエネルギーバンド分布のこの初期の変化を示
す。
相互拡散ディスオーダ化が進行すると、層53と54の
分布が減衰すると共に、AW52の井戸はより一層埋ま
る。このことは第3B図に点線分布51Bで示されてお
り、更に進行した形のものを第3C図に点線分布51C
で示l−である。分布51Cの場合、層52の井戸は、
実際上、中間層55と56中とir同程度に1相互拡散
したAtkよって埋められている。
エネルギーバンド分布に関して上に述べた議論では、電
流注入装置で必要なドーピングの型と濃度については考
慮していない。用いられるドーピング型と濃度に依存し
て、屈折率と等価エネルギーバンド分布のすこしの変化
が発生しうる。更に、例えば層45.46または55.
56、または57.58中の三元化合物GaA7Aaの
組成比X′とX′の範囲は、ドーピングの型と濃度の差
を調節するため、正確には同一でなくなる。これらの因
子については当業者にとって知られているので、本発明
の議論においては取扱わない。
本発明に関して更Km慮することは、2層あるいはそれ
以上の層間に1またはいくつかの連続的に堆積した層す
なわち超格子中に存在するAノ量の大きな変化のために
発生したひずみを解放するための技法の適用についてで
ある。例えば、AJAe / GaAsの超格子を成長
させる替りに2を0.04とした場合AJAa P /
GaAaの超格子を成−2g 長させることである。これによって、それら構造におい
て最適の格子整合が得られる。三元化合物GaAjAa
の格子なGaAθへ整合させるためKは、三元化合物中
のAJの量に依存した適量のPを加える必要がある。格
子整合の目的に用いられる他の元素としてはsbや工n
がある。
本発明は、特定の実施例について述べてきたが、これま
での説明から当業者にとっては、多くの修正や変更が可
能であることが明らかであろう。従って、それらの変更
や修正は本発明の範囲に含まれると解釈されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図、gIB図、#1c図は、既知の単一または多
重量子井戸構造に対して相互拡散ディスオーダ化を施こ
す前、後でのエネルギーバンド分布を示している。 第2A図から第2H図は、本発明の薄いディスオーダ成
分層を含む、単一または多重量子井戸構造の各種のエネ
ルギーバンド分布を示している。 第2A図は、単−量子井戸構造中の単一の薄いディスオ
ーダ成分層に対するエネルギーバンド分布を示している
。 第2B図は、一対の隣接した薄いディスオーダ成分層を
とりつけた単一の量子井戸構造についてのエネルギーバ
ンド分布を示している。 第2C図は、多重量子井戸構造のエネルギーバンド分布
を示している。 第2D図は、より高濃度のディスオーダ成分を含む薄い
ディスオーダ成分層である点を除いて、第2B図と同様
の多段のエネルギーバンド分布を有する量子井戸構造の
エネルギーバンド分布を示す。 第21c図は、より高濃度のディスオーダ成分を含む薄
いディスオーダ成分層である点を除いて、第2C図と同
様のエネルギーバンド分布を有する多重量子井戸構造の
エネルギーバンド分布を示す。 第2P図、第2G図1、第2H図は、中間クラッド層が
成分量の勾配をもったエネルギーバンド分布をもってい
るような、隣接する薄いディスオーダ成分層を備えた量
子井戸構造のエネルギーバンド分布を示している。 第3A図から第3C図は、第2B図の単一量子井戸構造
のエネルギーバンド分布に対する相互拡散ディスオーダ
化の効果の各種段階を示している。 (参照符号) 10・・・エネルギーバンド分布、12・・・量子井戸
層、13、IJ・・・変化後のエネルギーバンド分布、
15.16・・・クランド層、17.18・・・外側層
、19・・・量子弁月形状、20・・・エネルギーバン
ド分布、30・・・エネルギーバンド分布、40・・・
エネルギーバンド分布、42・・・量子井戸層、44・
・・ディスオーダ成分層、45・・・クランド層、46
・・・クラッド層、47・・・エネルギーバンド分布、
50・・・エネルギーバンド分布、52・・・量子井戸
層、53・・・ディスオーダ成分層、54・・・ディス
オーダ成分層、55.56・・・クランド層、57.5
8・・・外側層、59・・・中間層、60・・・エネル
ギーバンド分布、70・・・エネルギーバンド分布、7
9・・・中間層、80・・・エネルギーバンド分布、9
0・・・エネルギーバンド分布、95.96・・・クラ
ッド層、100・・・エネルギーバンド分布、105.
106・・・クラッド層、110・・・エネルギーバン
ド分布、115゜116川クラッド層 代理人 浅 村 皓 X、 l!1.9.、+0・36 F/G、tc FIG、2A FIG、2G FIG、2E FIG、3B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)量子サイズ効果を示すことのできるすくなくとも
    1層の量子井戸層を含む半導体構造であって、上記量子
    井戸層のエネルギーバンド分布を変化させるために用い
    られる手段であって、上記量子井戸層の1つの表面に隣
    接した薄い層をすくなくとも1層含み、上記薄い層はそ
    れに隣接する層中より4i16濃度にディスオーダ成分
    量を含んでおり、上記薄い層が上記成分の蓄積部及び上
    記量子井戸層ノ相互拡散ディスオーダ化のために機能す
    るようになっているような手段を含む、半導体構造。
JP59282128A 1984-01-03 1984-12-27 半導体構造 Granted JPS60160191A (ja)

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US56758484A 1984-01-03 1984-01-03
US567584 1984-01-03

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JPS60160191A true JPS60160191A (ja) 1985-08-21
JPH0516677B2 JPH0516677B2 (ja) 1993-03-05

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115385A (ja) * 1984-07-02 1986-01-23 Nec Corp 半導体レ−ザ
JPS63228782A (ja) * 1987-03-18 1988-09-22 Toshiba Corp レ−ザ装置
US5308995A (en) * 1991-07-12 1994-05-03 Hitachi, Ltd. Semiconductor strained SL APD apparatus
JP2013058580A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Fuji Electric Co Ltd 量子型赤外線検出器

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Title
APPLIED PHYSICS LETTERS=1976 *

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