JPS60158893A - ミシン針 - Google Patents
ミシン針Info
- Publication number
- JPS60158893A JPS60158893A JP1334884A JP1334884A JPS60158893A JP S60158893 A JPS60158893 A JP S60158893A JP 1334884 A JP1334884 A JP 1334884A JP 1334884 A JP1334884 A JP 1334884A JP S60158893 A JPS60158893 A JP S60158893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- ceramic
- coating
- sewing machine
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミックコーティングを施したミシン針に
関するものである。
関するものである。
一般に工業用ミシンなどの如く高速運転されるものは、
裁縫作業中運針による封体の激しい上下動などにより封
体と布との摩擦が大であり、しかも摩擦によって発生す
る熱により封体の耐久力が著しく減退して封体の切損を
招き、また摩擦力により糸切れが発生し易く特に合成せ
んいの場合には熱による縫糸の溶断、布の損傷、溶着な
どの事故を起こし易く、このため高速連続使用に際して
はこれら諸欠陥のためにほとんどその使用を不可能なら
しめ、承縫能率が頗る低下する原因となっているもので
あった。
裁縫作業中運針による封体の激しい上下動などにより封
体と布との摩擦が大であり、しかも摩擦によって発生す
る熱により封体の耐久力が著しく減退して封体の切損を
招き、また摩擦力により糸切れが発生し易く特に合成せ
んいの場合には熱による縫糸の溶断、布の損傷、溶着な
どの事故を起こし易く、このため高速連続使用に際して
はこれら諸欠陥のためにほとんどその使用を不可能なら
しめ、承縫能率が頗る低下する原因となっているもので
あった。
本発明は５、従来のものの上記諸欠点を排除した高性能
のミシン針を提供することを目的とするものである。
のミシン針を提供することを目的とするものである。
本発、明は、封体を金属材料で形成すると共に、少なく
とも先端部及び尖頭部にセラミック層を被覆形成したこ
とを特徴とするミシン針である。
とも先端部及び尖頭部にセラミック層を被覆形成したこ
とを特徴とするミシン針である。
本発明において前記セラミック層形成にはコーティング
の方法が用いられその目的、用途に応じて、耐火物粉末
を含むうつわぐすりを焼きつける方法、金属塩水溶液を
溶射加熱する方法、セラミック粉末を火炎やプラズマジ
ェット炎により溶射する方法、或いは気相反応を利用す
る化学蒸着方法など、従来使用されている任意つコーテ
ィング技術を適用することができる。
の方法が用いられその目的、用途に応じて、耐火物粉末
を含むうつわぐすりを焼きつける方法、金属塩水溶液を
溶射加熱する方法、セラミック粉末を火炎やプラズマジ
ェット炎により溶射する方法、或いは気相反応を利用す
る化学蒸着方法など、従来使用されている任意つコーテ
ィング技術を適用することができる。
前記セラミックコーティングを施すべき部分は、当該緘
封表面のうち過酷な摩擦力を受ける部分に限定するのが
好ましいが、所望により全表面に施してもよい。すなわ
ち、例えば針先端部のみに加工するか、針先端部及び尖
頭部に加工するか、針穴部のみに加工するか、ブレード
部のみに加工するか、或いは針全体に加工するかは、加
工前の封体の物性、使用条件等を考慮して適宜に決定す
ればよい。
封表面のうち過酷な摩擦力を受ける部分に限定するのが
好ましいが、所望により全表面に施してもよい。すなわ
ち、例えば針先端部のみに加工するか、針先端部及び尖
頭部に加工するか、針穴部のみに加工するか、ブレード
部のみに加工するか、或いは針全体に加工するかは、加
工前の封体の物性、使用条件等を考慮して適宜に決定す
ればよい。
前記セラミック加工は、後記のように針形に成形したも
のに最終的な研磨を施したのち、直接もしくは予め粗面
加工処理してから行なうのが好ましく、焼入及び焼戻し
工程はセラミック加工工程の前、後いずれでもよい。な
お、封体を形成する金属材料としては鉄鋼材料が好まし
いが合金鋼その他、従来使用されて来た任意の材料が使
用できる。
のに最終的な研磨を施したのち、直接もしくは予め粗面
加工処理してから行なうのが好ましく、焼入及び焼戻し
工程はセラミック加工工程の前、後いずれでもよい。な
お、封体を形成する金属材料としては鉄鋼材料が好まし
いが合金鋼その他、従来使用されて来た任意の材料が使
用できる。
本発明でのセラミックコーティングを施したミシン針に
おいては、同等の効果をもたらすものとして。
おいては、同等の効果をもたらすものとして。
■ 封体のうち反復摩擦力等を受ける部分のみをセラミ
ックで形成し、封体の他の部分と接合又は接着したもの
（嵌合体、積層体等）。
ックで形成し、封体の他の部分と接合又は接着したもの
（嵌合体、積層体等）。
■ 反復摩擦力等を受ける部分にのみ又は骨体全体につ
いて、（イ）セラミックスと金属との混融物としたもの
、（ロ）粉末状のセラミックス原料と溶融金属とから直
接圧縮含浸成形したもの、あるいは（ハ）セラミックス
多孔体に溶融金属を含浸させたもの（これらの具体例と
してサーメットが挙げられる）。
いて、（イ）セラミックスと金属との混融物としたもの
、（ロ）粉末状のセラミックス原料と溶融金属とから直
接圧縮含浸成形したもの、あるいは（ハ）セラミックス
多孔体に溶融金属を含浸させたもの（これらの具体例と
してサーメットが挙げられる）。
■ 反復摩擦力等を受ける部分のみをセラミックスと金
属との封着構体としたもの、 ■ 反復摩擦力等を受ける部分にのみ又は骨体全体につ
いて、従来公知の水性又は油性のセラミック塗料を施し
て焼成・冷却硬化させたもの、■ セラミックス、ポロ
ン、ダイヤモンド等の微粉末と金属メッキ材料との混合
物中に封体の一部又は全体をとぶ漬は処理したもの、 ■ その他の形態としてグラスライニングや、いわゆる
ブリックライニングを施したもの、あるいは超硬合金に
よるコーティングを施したもの、等の形態を採用するこ
ともできる。
属との封着構体としたもの、 ■ 反復摩擦力等を受ける部分にのみ又は骨体全体につ
いて、従来公知の水性又は油性のセラミック塗料を施し
て焼成・冷却硬化させたもの、■ セラミックス、ポロ
ン、ダイヤモンド等の微粉末と金属メッキ材料との混合
物中に封体の一部又は全体をとぶ漬は処理したもの、 ■ その他の形態としてグラスライニングや、いわゆる
ブリックライニングを施したもの、あるいは超硬合金に
よるコーティングを施したもの、等の形態を採用するこ
ともできる。
セラミックコーティングの更に別の態様として、後記実
施例のように金属材料を基体とする封体にセラミック層
を被覆形成したもののほかに、セラミックスを基体とす
る封体に金属被膜を形成したもの、セラミックスを基体
とする封体に金属被膜、ついでセラミック被膜を形成し
たもの、或いは金属材料を基体とする封体にセラミック
被膜、ついで金属被膜を形成したもの等も効果的である
。
施例のように金属材料を基体とする封体にセラミック層
を被覆形成したもののほかに、セラミックスを基体とす
る封体に金属被膜を形成したもの、セラミックスを基体
とする封体に金属被膜、ついでセラミック被膜を形成し
たもの、或いは金属材料を基体とする封体にセラミック
被膜、ついで金属被膜を形成したもの等も効果的である
。
本発明の一実施例を図面を参照して説明すると、第１図
乃至第３図においてミシン針の封体は全体にわたって鉄
鋼材料で形成し、下地の表面処理として全面にハードク
ロムメッキを施したのち、柄部１を除く全面にわたって
セラミックコーティングを施したものである。なお、図
中２はブレード部、３は長溝、４は先端部、５は針穴、
６は尖頭部である。
乃至第３図においてミシン針の封体は全体にわたって鉄
鋼材料で形成し、下地の表面処理として全面にハードク
ロムメッキを施したのち、柄部１を除く全面にわたって
セラミックコーティングを施したものである。なお、図
中２はブレード部、３は長溝、４は先端部、５は針穴、
６は尖頭部である。
しかして、金属材料を基体とする封体全面についてセラ
ミック加工するには、例えば第４図又は第５図に示す工
程が採用される。すなわち、第４図の場合では、鉄鋼材
料を針形状加工工程Ａにおいてプレスなどして針の形状
となし、最終研磨工程Ｂで処理したのち直接、又は予め
表面粗面加工工程Ｄ（粗面の粗さは２〜３μとする）で
処理してから、上記した各種コーティング法のうち最も
好ましいものに基づくセラミック加工工程Ｃに掛け、次
いで焼入工程Ｅ及び焼戻工程Ｆで熱処理して完成品１０
とする。
ミック加工するには、例えば第４図又は第５図に示す工
程が採用される。すなわち、第４図の場合では、鉄鋼材
料を針形状加工工程Ａにおいてプレスなどして針の形状
となし、最終研磨工程Ｂで処理したのち直接、又は予め
表面粗面加工工程Ｄ（粗面の粗さは２〜３μとする）で
処理してから、上記した各種コーティング法のうち最も
好ましいものに基づくセラミック加工工程Ｃに掛け、次
いで焼入工程Ｅ及び焼戻工程Ｆで熱処理して完成品１０
とする。
一方、第５図の場合は、まず針形状加工及び研磨工程Ａ
′で処理し、焼入工程Ｅ及び焼戻工程Ｆで熱処理し、最
終研磨工程Ｂで処理したのち直接。
′で処理し、焼入工程Ｅ及び焼戻工程Ｆで熱処理し、最
終研磨工程Ｂで処理したのち直接。
又は予め底面粗面加工工程りで処理してからセラミック
加工工程Ｃに掛は完成品１０とする。
加工工程Ｃに掛は完成品１０とする。
以上述べたように本発明は、金属材料による基体表面の
うち少なくとも先端部及び尖頭部にセラミック層の被膜
を形成してなるミシン針であり耐熱性、耐摩耗性、耐食
性等が著しく向上した針になると共に縫糸等との摩擦係
数も減少し、したがつて前記した従来のものの諸欠点が
根本的に排除され、高品質の縫製製品を高速度で能率的
に生産することが可能となり、生産工程が大幅に合理化
できるなど、多大の実益をもたらすものである。
うち少なくとも先端部及び尖頭部にセラミック層の被膜
を形成してなるミシン針であり耐熱性、耐摩耗性、耐食
性等が著しく向上した針になると共に縫糸等との摩擦係
数も減少し、したがつて前記した従来のものの諸欠点が
根本的に排除され、高品質の縫製製品を高速度で能率的
に生産することが可能となり、生産工程が大幅に合理化
できるなど、多大の実益をもたらすものである。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は縦断面図、第３図は背面図であり、第４図及び第５図
はそれぞれ相異なるセラミック加工工程の具体例を示す
フローシートである。 １・・・柄部、２・・・ブレード部、６・・・長溝、４
・・・先端部、５二・・針穴、６・・・尖頭部。 特許出願人 オルガン針株式会社 代理人弁理士 高 木 正 行 間 千 １） 捻 回 丸 山 隆 夫
は縦断面図、第３図は背面図であり、第４図及び第５図
はそれぞれ相異なるセラミック加工工程の具体例を示す
フローシートである。 １・・・柄部、２・・・ブレード部、６・・・長溝、４
・・・先端部、５二・・針穴、６・・・尖頭部。 特許出願人 オルガン針株式会社 代理人弁理士 高 木 正 行 間 千 １） 捻 回 丸 山 隆 夫
Claims (1)
- ｔ 封体を金属材料で形成すると共に、少なくとも先端
部及び尖頭部にセラミック層を被覆形成したことを特徴
とするミシン針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334884A JPS60158893A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ミシン針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334884A JPS60158893A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ミシン針 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60158893A true JPS60158893A (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=11830601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1334884A Pending JPS60158893A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ミシン針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60158893A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4811873A (en) * | 1987-05-18 | 1989-03-14 | Smock Right, Inc. | Self-stripping pleating apparatus |
| CN107227569A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-03 | 朱新超 | 一种防静电纺织机针 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855782B2 (ja) * | 1981-09-10 | 1983-12-12 | 株式会社 中嶋製作所 | 鶏の脚部固定器 |
| JPS5855781B2 (ja) * | 1976-03-26 | 1983-12-12 | シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 歯科用ハンドピ−スの駆動モ−タ |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP1334884A patent/JPS60158893A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855781B2 (ja) * | 1976-03-26 | 1983-12-12 | シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 歯科用ハンドピ−スの駆動モ−タ |
| JPS5855782B2 (ja) * | 1981-09-10 | 1983-12-12 | 株式会社 中嶋製作所 | 鶏の脚部固定器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4811873A (en) * | 1987-05-18 | 1989-03-14 | Smock Right, Inc. | Self-stripping pleating apparatus |
| CN107227569A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-03 | 朱新超 | 一种防静电纺织机针 |
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