JPS6015801Y2 - 広域避難場所に設置する緊急飲料水設備 - Google Patents
広域避難場所に設置する緊急飲料水設備Info
- Publication number
- JPS6015801Y2 JPS6015801Y2 JP7332881U JP7332881U JPS6015801Y2 JP S6015801 Y2 JPS6015801 Y2 JP S6015801Y2 JP 7332881 U JP7332881 U JP 7332881U JP 7332881 U JP7332881 U JP 7332881U JP S6015801 Y2 JPS6015801 Y2 JP S6015801Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- wide
- water storage
- drinking water
- emergency drinking
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、広域避難場所に設置する緊急飲料水設備に
関するものである。
関するものである。
従来、公園、緑地等の広域避難場所には緊急飲料水貯水
用槽が設けられている。
用槽が設けられている。
この種の貯水槽としては以下のものがある。
(1)自由水面方式による地下貯水槽、
(2)自由水面方式による地上貯水槽
(3)圧力式による地下貯水槽
(4)圧力式による地上貯水槽。
しかし、上記(1)〜(4)の貯水槽には、次のような
問題点がある。
問題点がある。
(1)および(2)の貯水槽は、鉄筋コンクリート等で
構築され、大容量用として適しているが、滞留を防ぎ水
質の劣化を防止するために貯水槽の水を循環させる必要
があり、このためにポンプ、計装設備等の設備を設けな
ければならず、費用および維持費がかかる。
構築され、大容量用として適しているが、滞留を防ぎ水
質の劣化を防止するために貯水槽の水を循環させる必要
があり、このためにポンプ、計装設備等の設備を設けな
ければならず、費用および維持費がかかる。
特に、(2)の貯水槽の場合には、環境、景観に悪影響
を及ぼす。
を及ぼす。
(3)および(4)の貯水槽は、鋼管等で構築され、小
容量用として適しているが、滞留を防ぎ水質の劣化を防
止するために貯水槽の水を常時または断続的に循環させ
る必要があり、このための種々の設備が要となり、設備
費、維持費がかかる。
容量用として適しているが、滞留を防ぎ水質の劣化を防
止するために貯水槽の水を常時または断続的に循環させ
る必要があり、このための種々の設備が要となり、設備
費、維持費がかかる。
しかも、保守点検用のバイパス設備が必要である。
この考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
であって、 広域避難場所内に緊急飲料水貯水用管を埋設し、前記貯
水用管の両端は、前記広域避難場所の周囲に埋設した送
水管に接続してなることに特徴を有する。
であって、 広域避難場所内に緊急飲料水貯水用管を埋設し、前記貯
水用管の両端は、前記広域避難場所の周囲に埋設した送
水管に接続してなることに特徴を有する。
この考案の1実施態様を図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案の緊急飲料水設備の1設置態様を示
す平面図である。
す平面図である。
第1図において、1は公園、緑地等の広域避難場所、2
,2′は広域避難場所1の周囲の道路3に沿って埋設さ
れた送水管、そして4は広域避難場所1内に矩形状に埋
設された緊急飲料水貯水用管を示す。
,2′は広域避難場所1の周囲の道路3に沿って埋設さ
れた送水管、そして4は広域避難場所1内に矩形状に埋
設された緊急飲料水貯水用管を示す。
前記貯水用管4の両端は送水管2゜2′に、第1図のA
−A線断面図である第2図に示すように遮断弁5及び伸
縮断手6を介して接続されている。
−A線断面図である第2図に示すように遮断弁5及び伸
縮断手6を介して接続されている。
前記貯水用管4の任意の場所には、第3図に示すように
、貯水用管4内の貯水を緊急時に給水するために給水管
7、消火栓用管8、急排気弁9及びポンプ(図示せず)
等を設けである。
、貯水用管4内の貯水を緊急時に給水するために給水管
7、消火栓用管8、急排気弁9及びポンプ(図示せず)
等を設けである。
前記遮断弁5としては、地震等災害時の振動によって自
動的に弁が閉鎖する感震装置付のものを使用すると良い
。
動的に弁が閉鎖する感震装置付のものを使用すると良い
。
地震等の災害が発生した場合、遮断弁5が実動的に作動
し、送水管2,2′と貯水用管4との流路が遮断される
。
し、送水管2,2′と貯水用管4との流路が遮断される
。
遮断弁5として、感震装置付でないものと使用した場合
には手動によって遮断弁5を遮断する。
には手動によって遮断弁5を遮断する。
これにより、貯水用管4は緊急飲料水貯水用槽となり、
貯水は、給水管7あるいは消火栓用管8から自由に外部
に排出できる。
貯水は、給水管7あるいは消火栓用管8から自由に外部
に排出できる。
通常の状態、すなわち、遮断弁5が作動していない時に
は、送水管2からの水が常に貯水用管4を通って別の送
水管2′に流れているので、貯水用管4内に水が滞留す
ることがなく、貯水の水質が劣化する虞れは全くない。
は、送水管2からの水が常に貯水用管4を通って別の送
水管2′に流れているので、貯水用管4内に水が滞留す
ることがなく、貯水の水質が劣化する虞れは全くない。
送水管2,2′の口径が大きい場合には、貯水用管4も
これと同径のもので十分に必要量の貯水が行えるが、送
水管2,2′の口径が小さい場合には、第4図に示すよ
うに、貯水用管4の底部径を大にして、その口径を大き
くするか、第5図に示すように、貯水用管4を蛇行させ
る。
これと同径のもので十分に必要量の貯水が行えるが、送
水管2,2′の口径が小さい場合には、第4図に示すよ
うに、貯水用管4の底部径を大にして、その口径を大き
くするか、第5図に示すように、貯水用管4を蛇行させ
る。
第4図に示すように口径を大きくする場合、大径部4′
に至る角度θを小さくすれば、損失水頭を小さくできる
。
に至る角度θを小さくすれば、損失水頭を小さくできる
。
尚、送水管2,2′の口径が十分に大きければ、第6図
に示すように、貯水用管4をL字形にして埋設しても良
い。
に示すように、貯水用管4をL字形にして埋設しても良
い。
以上説明したように、この考案によれば次のようなきわ
めて有用な効果がもたらされる。
めて有用な効果がもたらされる。
(1)大掛りな工事を必要とすることなく、緊急飲料水
貯水用槽の構築が可能となる。
貯水用槽の構築が可能となる。
(2)送水管路に直接貯水槽を組み込めるので、貯水は
常に流れている結果、貯水の水質劣化を防止するために
、従来のように貯水を循環させる必要がなく、従って、
循環用のポンプ等の設備が全く不要となる。
常に流れている結果、貯水の水質劣化を防止するために
、従来のように貯水を循環させる必要がなく、従って、
循環用のポンプ等の設備が全く不要となる。
(3)配管工事をするのみで、広域避難場所ごとに貯水
槽を設置することができるので構築費を著しく低減でき
る。
槽を設置することができるので構築費を著しく低減でき
る。
(4)特別に貯水槽の保守点検の必要がない。
第1図は、この考案の緊急飲料水設備の1設置態様を示
す平面図、第2図は、第1図のA−A線断面図、第3図
は、緊急飲料水貯水管の要部断面図、第4図は、緊急飲
料水貯水管の断面図、第5図および第6図は、この考案
の緊急飲料水貯水設備の別の設置態様を示す平面図であ
る。 図面において、 1・・・・・・広域避難場所、2,2′・・・・・・送
水管、3・・・・・・道路、4・・・・・・緊急飲料水
貯水用管、5・・・・・・遮断弁、6・・・・・・伸縮
継手、7・・・・・・給水管、8・・・・・・消火栓管
、9・・・・・・急排気弁。
す平面図、第2図は、第1図のA−A線断面図、第3図
は、緊急飲料水貯水管の要部断面図、第4図は、緊急飲
料水貯水管の断面図、第5図および第6図は、この考案
の緊急飲料水貯水設備の別の設置態様を示す平面図であ
る。 図面において、 1・・・・・・広域避難場所、2,2′・・・・・・送
水管、3・・・・・・道路、4・・・・・・緊急飲料水
貯水用管、5・・・・・・遮断弁、6・・・・・・伸縮
継手、7・・・・・・給水管、8・・・・・・消火栓管
、9・・・・・・急排気弁。
Claims (1)
- 広域避難場所内に緊急飲料水貯水用管を埋設し、前記貯
水用管の両端は、前記広域避難場所の周囲に埋設した送
水管に接続してなることを特徴とする広域避難場所に設
置する緊急飲料水設備
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332881U JPS6015801Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | 広域避難場所に設置する緊急飲料水設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332881U JPS6015801Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | 広域避難場所に設置する緊急飲料水設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57187869U JPS57187869U (ja) | 1982-11-29 |
JPS6015801Y2 true JPS6015801Y2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=29869103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7332881U Expired JPS6015801Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 | 広域避難場所に設置する緊急飲料水設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015801Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-22 JP JP7332881U patent/JPS6015801Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57187869U (ja) | 1982-11-29 |
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