JPS60157934A - 転換式座席 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、航見機−座席特に１つの航空機上で異なる
クラス用の座席に転換することのできる座席に関する。

一般に下級の３座式座席の幅は、上級の２ｍ式座席と同
一である。１つの平面上に多数の臨時座席が配置される
場合、中央背部クッションは、米国特許第３．ｓ　７７
，７４７号または同第３，９１０，６３２号に開示され
ているように。

しばしば水平位置に折倒されて、両側座席位置間でひじ
掛は兼チーゾルとして用いられ、正規の中央座席用ひじ
掛けを両側座席の幅を増すように持上げられる。このよ
うな座席幅の変更は乗客の腰部については快適さを増す
が、持上げられたひじ掛けはきわめて硬いので肩部につ
いては快適さが減少される。そのうえ上記の座席は、明
らかに見た目が下級用座席と見られるので、上級用座席
とい５ｇじを乗客へ与えることができない。

所定の一飛行に対する座席所望数が利用座席数よりも１
つのクラスに関して多いときは、その航空会社は多数の
困難な選択に直面する。もしその乗客を拒否すれば、収
入、を失って別のクラスに売残りを生ずる。もし上級用
座席にその乗客を格上げすれば、彼等に座席を安売りし
たことになり、座席に高い費用を出した上級の他の乗客
に不快の念を抱かせる危険を生ずる。もし下級用座席に
余地があり、しかも上級用座席が足りなければ、他の航
空会社へ乗客をうはわれる危険があり、または追加の上
級用座席の収入を失５ことになる。さらに快適さをめて
上級用座席に喜んで支払をした乗客は、下級用座席を与
えられれば喜ばない。各種クラスの座席に関する上記の
問題を解決するに際して、ある航空会社では各クラス共
通の１種類の座席を用いることを試みた。しかし乗客は
通常このような座席には極めて不満足であり、このよう
な傾向は特に競争相手が多極類の座席を採用している場
合には顕著であった。この問題に対する１つの解決策は
、３座席式から２座席式へ、またはこの逆に座席を転換
することにあるように思われる。

英国のチェスハム（Ｃｈ＠ｓｈａｍ　）の７ライトイキ
イゾメント　エンジニャリング　リミテッド（Ｆｌｉｇ
ｈｔｇｑｕｌｐｍ＠ｎｔ　Ｅｎｇｌｎｓｓｒｌｎｇ　Ｌ
ｔｄ　）という会社は、ｒ　”　：／　ｚＮ−チブル」
及び「シリーズ９０コ／バーチゾル」と称する１対の転
換式座席に関する記事を印刷物に掲載した。「コンバー
チプル」は中央座席背もたれは中央部で垂直に分離して
落下し、２座席形態では中央座席背もたれは固定されず
に互いに分離されたのち、それぞれの両側座席背もたれ
に再び取付けられる。２つの不必要になった中央座席の
ひじ掛けは、次に両側座席の背もたれに設けられた収納
凹部内に上げ回わされ、一方分離式中央座席背もたれの
一部分の上を占めていた旋回式に組合わされた背もたれ
クッションと幅広ひじ掛は兼チーゾルは、水平の使用位
置に下げ回わされる。分離式中央座席背もたれであるた
めに、２つの小さい皿テーブルが各半部に１つずつ中央
浬席背もたれに設けられる。この設計は２座式と３座式
の位置の間で実際に転換されるが、２つの中央座席前も
たれ及び２つの中央照席背もたれ皿テーブルを支持する
ために、２倍の支持部材を必要とするので、多数の追加
部品を必要とし、また無視できない座席車量の増加をも
たらした。そのうえ中央座席側の皿テーブルの脚は中央
位置に着席した来客のひざの邪魔になるおそれがある。

背もたれクツ７ヨｙ内に下級用座席のひじ掛けを収納す
る必要があることは、背もたれクッションの全禍にわた
って不均等なりッション効果を与え、均質な背あてがも
たらす箒美的外観を幾分そこねることとなる。ひじ掛け
を形成するために中央座席クッションを下動したとき、
２座式形態において背もたれクッションにあられれる大
きい中央側の切込みも、均等な幅と厚さをもつ座席前も
たれよりも審灸的外観をそこなうこととなる。「シリー
ズ９０コンバーチプル」も当直方向に分離する中央座ｔ
ｇ背もたれと２つの中央アームをもっている。しかしこ
れらのアームは座席前もたれ内に折返えされず、かつ中
夫座席背もたれの一部が２座式形態で１つのひじ掛けを
形成するために背後に折丁げることもない。そうでなく
てひじ掛けは１対の広い間隔をもった受け具から完全に
持上げられ、これを１対の近接して配置された受け其内
に再び装着する。後者の位置において、これらのひじ掛
けは幅広のひじ掛けとテーブルを形成するスナップはめ
アームキャップで憶われる。後者のもつ欠点は、分離式
中央ひじ掛けが紛失したり間違って取付けたりすること
、一方スナツプはめアームキャップもほら部品であって
失ったり破損し、下級形態では座席の下に保管しｔこり
１−るので、座席の下側の保管窒所ｆ：ｍ少する。さら
にばら部品であるひじ掛けは、飛行中の慰安用ユニット
のための電気ケーブルを装備できない。

取外し可能な中央アーム及びスナップはめひじ掛はカバ
ーをもつ他の形式の転換式座席か、トラ／ス　オースト
ラリヤ　エアラインズ　によって開示された。この装置
では中央座席前もたれは３つの部分から成り、それらの
底端近くで旋回され一〇中央部分は鴨が最も広く、その
後面に取付けられた１つの幅狭の皿チーゾルをもも、こ
のテーブルはその使用位置に１対の蝶番連結された折り
延はし側方延長部によって、下げられた後に拡げられる
。転換作業は中央座席の頭あては取除かれ、２つのジッ
パ式カバーが開閉され、数個の固定レバーを作動して座
席前もたれを互いに保持しなければならないので、かな
りの所要時間がかかる。事実中央アームを持上げて取外
し、これを別の場所に再び取付け、アームキャップをそ
の格納場所から取外してこなければならない。

この発明の１つの目的は、３座式下級用座席と２座式上
級用座席を、特定の飛行に際して乗客の搭乗前にきわめ
て迅速に混ぜ合わせ構成できる軽量の航空機用座席を提
供するにある。この発明の他の目的は、転換に際して工
具を用いず、かつ乗客には容易に気付かれないように転
換を実施できる上記のような座席を提供するにある。こ
の発明のさらに他の目的は、２座席形路で幅広くなって
豪華な外観をもつばかりでなく、３座席形態の場合より
も優れた鳥り心地をもつ転換式座席を提供するにある。

さらに他の目的は、ひじ掛けを分解する必要なく、また
はアームキャップのような選択的に保管される手段の使
用を喪しない転換式座席を提供するにある。

上記及び他の目的ならびに利点は、この発明の転換式座
席によって得られる。その主要な特徴の１つは、工具を
用いず、座席の装飾カバーを取外す必要もなく、陀席背
もたれの側縁部に選択的に数句けられる１対の追加背部
クッションを使用することである。中央座席の背もたれ
フレームは両側の座席の背もたれフレームよりも、対に
なった追加背部クッションの合計幅にほぼ等しい量だけ
小さい。３座派型形態を望むときには、これらの追加背
部クッションは中央座席の背もたれクッショ／の両側に
配置される。同様に２つの幅広の座席が望まれるときに
は、これらの追加背部クックヨ／は中央座席前もたれか
ら外されて両側座席の背もたれの中央側の縁部に取付け
られる。中央座席用のひじ掛けは使用中に垂直状愈をと
るように出席フレームに取付けられる。取付けに除して
は、ひじ掛けをわずかな距Ｎｋもち上げてから、中央座
席の底部クッション上に位置するように側方へ旋回させ
るため、かも運動機構とピ♂ットのような構造物を設け
ることが好適である。ひじ掛けは可聴慰安設備用のワイ
ヤまたはケーブルをしばしば具設しているので、それら
のひじ掛けは座席から分離しないことが好ましい。

第１．第２図において、複座式座席ｌＯが示されている
。この座席ｌＯにおいて、両側座席１２．１４は第３図
に示す３座式座席１０′に示す両側座席１２’、　１４
’よりもかなり幅が広い。両側座席背もたれ２０．２２
に追加背部クッション１６．１８を選択的に取付けるこ
とによって幅が増大される。クッ７ョン１６，１Ｂは細
長い連結チャンネル（図示せず）を用い、または第４図
に示すようにキー形孔２８と係合する頭付きピン２６を
用いるなどの任意の方法で取付けられる。中央座席背も
たれフレーム３２は、２クッション１６．１８の合計幅
とほぼ等しく、両側座席背もたれ２０．２２よりも幅狭
である。幅広の第２ひじ掛は兼テーブル３６が中央展席
背もたれフレーム３２に枢支され、この第２ひじ掛け３
６は通常は垂直位置に納められ、必要に応じて乗客間の
仕切りを提供するように中央座席背もたれフレーム３２
を離れて、第１図に示す水平位置に倒伏することができ
る。第１ひじ掛け４０は第１図の状態では使用ぜす、こ
の・状態は持上げて側方へ旋回されて第２ひじ掛は兼チ
ーゾル３６の下側の保管位置へ納められ、これにより両
側座席底部クッション４２，４４の有効幅を増大する。

図示のように、ひじ掛けに取付けられた垂直支持部材４
８は、必要によりほぼ水平位置をとることができ、中央
座席底部クッション５０に設けられた音大４９を通過さ
せて溝穴を塞ぐようにする。

第３図は、３座式座席１０’を示し、この座席は第１図
の第１ひじ掛け４０を垂直位置に持上げ、第２ひじ掛は
兼テーブル３６を垂直位置に持上げて背もたれフレーム
３２と接触させ、追加クッション１６．１８を両側座席
背もたれ２ｏ。

２２から取外し、それらを追加クッション１６゜１８で
示すように中央座席背もたれフレーム３２に取付ける。

第２ひじ掛け３６の前側にある幅狭の中央座席背もたれ
部クッション５１に追加クッション１６．１８を付加す
る゛ことによって、底部クッション５０と背部クッショ
ン５１から成る中央座席５２に両側座席１２’、　１４
’とほぼ同一の幅をもたせることができる。

第ｌひじ川け４０の取付機構を第５図から第７図までに
示し、これらの図面から第１ひじ掛け４０はピボットピ
ン５３まで下方へ突出するチューブ状支持部材４８をも
ち、ピボットピン５３は支持部材４８をチューブ状摺動
部材５４に対して族１１１Ｊ可能に取＋１ける。摺動部
材５４は少くとも１つのピン５６を担持し、ビ１５６は
図示しない座席フレームに固着されたチューブ状ソケッ
ト部材６０に形成された溝孔５８内を制限された距離だ
け垂直方向に移動できる。この移動距離は第５図に示す
最上方位置において、ピ〆ットビｙｓａがソケット部材
６ｏの外側に位置して第１ひじ掛け４ｏとその支持部材
４８が、第３．第１図に示すようにほば水平に旋回でき
るように十分な距離とする。第６図に示す最下方移動位
置において、ピン５６は溝孔５Ｂの底位置にあり、ピボ
ットピン５３及び支持部羽４８の一部分はソケット部駒
６ｏによって抑止される。

第１ひじ掛け４ｏは第５図から第７図までに示すように
、固定Ｉタン６４と、図示しない固定装置を作動するた
めの制御ケーブル６６とをもっている。制御ケーブル６
６は支持部材４８を下向きに貫通し、この部材に設けら
れた図示しない横孔から外側に出てクッション５０．４
４間を通る。

この座席を第３図の３座式下級形態から、第１、第２図
の複座式形態に転換する作用につぃて述べればつぎのと
おりである。好ましくは形１ｙ−ｔ’Ｒ換しようとする
人は中央座席５２の背後に立ち、その背もたれに手を掛
けて２つの第１ひじ掛け４０をそれらの使用位置（第６
図）から第５図に示す中間位置にもち上げ、次いでそれ
らのひじ掛けを格納位置に旋回する（第７図）。

次にフレーム３２とクッション５０かも成る中央座席背
もたれ全体を前方へ押して側方追加クッション１６．１
８を露出すれば、これらのクッションは中央座席背もた
れフレーム３２から容易に取外せる。中央座席５２の左
側にあった追加クツショア１６を次に右側座席１２の左
側に組付り“る。同様に追加クッション１８を左側座席
１４の右側に組付ける。次に中央座席背もたれ全体をそ
の直立位置に引き戻す。この点において、底部クッショ
ン５０を前方に押して座席背もたれフレーム３２とのは
ね一−ル式止め具の係合を解除し、太むね水平位置に旋
回し、この位置において折りたたまれた第１ひじ掛け４
０上に位置させ幅広の第２ひじ掛は兼テーブル３６を形
成する。

座席の配列形態を転換する上述の技法は、極めて迅速に
かつ工具を用いずに実施できる。よって乗客の搭乗準備
完了直前においても、下級形態と上級形態との間の座席
数の変更に応じることがいつでもでさることが分かる。

また幅狭の垂直に延びるひだの入った複数のパネルを用
いる布張りクッション被嶺のような適切なスタイル技法
を用いて、第１．第３図で明らかなように、追加クッシ
ョン１６．１８がそれらに取付けられるどちらの座席背
もたれとも一体であるように見えて審美的効果を生ずる
。

【図面の簡単な説明】

第１．第２図は、この発明の実施例のａ座式形態の場合
の前方及び後方斜視図、第３図は、第１図のものの３座
式形態の場合の６ｉｊ方斜視図。 第４図は、前記実施例の一部の斜視図、第５図から第７
図は、前記実施例の第１ひじ掛は取付機構の操作を示す
部分図である。 ＩＯ・・・複座式座席　１０’・・・３座式座席１２．
１４，１２’、１４’・・・両側座１品　１６．１８・
・・追加背部クッション２０．２２・・・両側座席背も
たれ　２６・・・頭つきピン３６・・・第２ひじ掛け　
４０・・・第１ひじ掛け４２．４４・・・両側座席底部
クッション４８・・・支持部材　４９・・・溝　孔５０
・・・中央座席底部クッション ５１・・・中央座席背部クッション ５２・・・中央座席５３・・・ピ２ットピン５４・・・
ＪＶ動部材　５６…ピ　ン ５８・・・渦　孔　６０・・・ソケット部材特肝出諺１
人　ピーティー７−　エアロスペイス手続補正書（方幻 昭和６０年２月５日 特許庁長官　志　賀　学　殿 ■、　事件の表示 昭和５９年特許願第２７２７０４号 ２、　発明の名称 転換式座席 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　アメリカ合衆国、　０６７５０　コネチカレト
。 パンタム、ルート　２０２番地 名　称　ピーチイージー　ニアロスペイスインコーホレ
イテッド 代表者　ウィリアム　ディー、シヴイッズ４、代理人 ５、　補正の対象 ６、補正の内容 （１）特許出願人の住所及び代表者名を記載した願書を
提出する。 （２）　図面の浄書（内容に変更なし）を提出する。 （３）委任状及び同訳文を提出する。 ７、添付書類の目録 （１）　ＩＩ　書　１通 （２）　図　面　１通 （３）委任状及び同訳文　各１通

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　中間に１対の幅狭の第１ひじ掛けが付いた３座式
   の幅狭座席をもつ第１形態と、中間に幅広の第２ひじ掛
   けが付いた２座式の幅広座席をもつ第２形態とに転換可
   能な転換式座席であって、座席が両側座席背もたれと、
   この背もたれよりも幅狭の中央座席背もたれとを有し、
   これらの３つの背もたれは個々に傾倒可能となっており
   、中央座席背もたれが乗客の背中を支持するため、第１
   形態において中央座席背もたれフレームと接触する太む
   ね垂直な第１位置と、第２形態において中央座席底部ク
   ッション上に位置する太むね水平なひじ掛は兼テーブル
   を構成する第２位置との間で旋回可能に取付けられた中
   央座席背部クッションをもち、中央座席背部クッション
   が中央座席背もたれフレームの幅とほぼ等しく、かつ両
   側座席背部クッションの幅よりも狭い幅をもち、第１形
   態において中央座席背部クッションの両側、及び第２形
   態において両側座席背部クッションの中央側に取付部材
   によって選択的に取付は可能な１対の取外し可能な追加
   背部クッションをもち、前記１対の第１ひじ掛けが第１
   形態において３つの座席に分離するおおむね垂直平面内
   での使用位置と、第２形態においておおむね水平なひじ
   掛は位置で中央背部クッションの下側で中央底部クッシ
   ョンの上側に位置する保管位置との間で移動するように
   座席フレームに取外し不能に取付けられていることを特
   徴とする転換式座席。 ２　追加背部クッションは一方の側面のみが取付部羽を
   もち１反対側面は完全に布張り装飾されている特許請求
   の範囲第１項記載の転換式座席。 ３、第１ひじ掛けの取付部材が座席のフレームに取付け
   られたおおむね垂直なソケット部材と、第１ひじ掛けの
   下側から下方へ突出する支持部材と、ソケット部材内に
   取付けられた摺動部材と、摺動部材の上端に支持部材の
   下端を旋回可能に取付けるピｉットピンとを有し、摺動
   部材が予め定めた行程に従ってソケット部材内を垂直方
   向に摺動可能であり、前記行程か摺動部材の停止手段と
   ソケット部材とによって摺動部材が上方位置にあるとき
   、ピゼットピンがソケット部材の上方にあって第１ひじ
   掛けと支持部材をおおむね水平な保管位置をとらせるよ
   ５に制限され、停止手段が第１ひじ掛けが使用位置にあ
   り、ピＩットピンと支持部材がソケット部材内に位置し
   、かつそれによって保持された摺１１＃１部材の最下方
   位置を決定するよ５になっている特許請求の範囲第１項
   記載の転換式座席。 本　停止手段が、摺動部ねかう突出する少く゛とも１つ
   のピンと、ビンがその中を移動可能なソケット部材に形
   成された細長い溝とからなるｅ詐請求の範囲第３項記載
   の転換式座席。