JPS6015774Y2 - 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置 - Google Patents

堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置

Info

Publication number
JPS6015774Y2
JPS6015774Y2 JP2008881U JP2008881U JPS6015774Y2 JP S6015774 Y2 JPS6015774 Y2 JP S6015774Y2 JP 2008881 U JP2008881 U JP 2008881U JP 2008881 U JP2008881 U JP 2008881U JP S6015774 Y2 JPS6015774 Y2 JP S6015774Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embankment
formwork
frame
attached
holding frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2008881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56150217U (ja
Inventor
信昭 田島
Original Assignee
日鐵建材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日鐵建材工業株式会社 filed Critical 日鐵建材工業株式会社
Priority to JP2008881U priority Critical patent/JPS6015774Y2/ja
Publication of JPS56150217U publication Critical patent/JPS56150217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6015774Y2 publication Critical patent/JPS6015774Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、防波堤や防潮堤あるいはその他の堤防を嵩
上げする場合に用いる移動式コンクリート型枠に関する
ものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、嵩上堤
防2の上面よりも若干高いレベルに配置される主フレー
ム13の然端部に、逆り形の補助フレーム14における
上部横部分の自由端部が、堤防巾方向に延長する水平軸
15により枢着されて、保持フレーム1が構成され、か
つ前記主フレーム13の後端部に取付けられた上部車輪
4は、嵩上堤防2の上面において堤防長手方向に延長す
るように敷設された上部レール3に載置され、さらに補
助フレーム14における縦部分の下端部に取付けられた
下部車輪7は、既設堤防5の上面において堤防長手方向
に延長するように敷設された下部レレール6に載置され
ている。
主フレーム13の左右両側に配置される大型の堤防側面
型枠8は大型の側部フレーム16とこれに固定された多
数の金属製型枠17とにより構成され、かつその側部フ
レーム16の下部に固定された多数の水平なブラケット
18にわたって足場板19が架設され、さらに堤防側面
型枠8の上端部には、傾斜した複数の支持杆20の下端
部が前後方向に延長する横軸21により枢着され、その
支持杆20の上端部にはナツト22が螺合されると共に
半円形凸面を有する支持部材23が嵌設され、また主フ
レーム13における左右両側の傾斜アーム37には、前
記支持部材23の半円形凸面に嵌合する半円形凹面を有
する支承部材24が固定され、前記支持杆20の上端部
は前記半円形凸面および半円形凹面の中心を通って前後
方向に延長する軸線38を中心として回動し得るように
支承されている。
堤防側面型枠8の上部と主フレーム13とは、左右方向
に延長する液圧または空気圧式シリンダ装置からなる剥
離用側部ジヤツキ9を介して連結され、かつ主フレーム
13の伸側上部には、堤防側面の上方に向かって高くな
るように傾斜する複数の支持ブーム25が前後方向に間
隔をおいて配置され、かつ各支持ブーム25の下端部は
主フレーム13に連結されると共に、各支持ブーム25
の上端部と主フレーム13とは支持ロープ26を介して
連結され、さらに支持ブーム25の下部に取付けられた
昇降用巻上機27から繰り出された昇降用ロープ28は
、支持ブーム25の上端部に取付けられた滑車229に
巻掛けられ、その昇降用ロープ28の下端部は伸側の堤
防側面型枠8の上端部に連結され、前記支持ブーム25
、支持ロープ26、昇降用巻上機27、昇降用ロープ2
8および滑車29等により昇降支持装置30が構成され
ている。
大型の前部フレーム31とこれに固定された多数の金属
製型枠32とからなる堤防前面型枠10の上端部は、左
右方向に延長する横軸11により補助フレーム14の上
部に枢着され、かつ補助フレーム14の下部と堤防前面
型枠10の下部とは、液圧または空気圧シリンダ装置か
らなる剥離用前部ジヤツキ12を介して連結され、さら
に主フレーム13に固定された揺動用巻上線33から繰
り出されている揺動用ロープ34は、主フレーム13に
固定された支柱35に取付けられている滑車36に巻掛
けられ、また揺動用ロープ34の端部は補助フレーム1
4の前部に連結されている。
■区画の嵩上堤防用コンクリートを打設する場合は、堤
防側面型枠8の後部が最前部の区画の高上堤防2の前端
部側面に当接されると共に、堤防側面型枠8の下部が既
設堤防5の上部側面に当接され、かつ堤防前面型枠10
の側部が堤防側面型枠8の前端部に当接され、次に最前
部の区画の高上堤防2の前端面と各堤防側面型枠8と堤
防前面型枠10とにより囲まれた空間内にコンクリート
が打設されて、新しい1区画の高上堤防が形成される。
次にそのコンクリートが硬化したのち、新しい1区画の
高上堤防の上面に上部レール3が敷設され、かつ剥離用
側部ジヤツキ9が伸長されて堤防側面型枠8が高上堤防
の側面から剥離されると共に、剥離用前部ジヤツキ12
が短縮されて堤防前面型枠10が高上堤防2の前面から
剥離され、次に1区画分の距離だけ型枠装置が上部レー
ル3および下部レール6に沿って矢印方向に前進移動さ
れる。
次に下部レール6の後部が1区画分の長さだけ撤去され
、かつ剥離用側部ジヤツキ9が短縮されると共に剥離用
前部ジヤツキ12が伸長されることにより、堤防側面型
枠8および堤防前面型枠10が再びコンクリート打設位
置にセットされ、以下同様の動作が反復して行なわれる
ことにより、高上堤防2が1区画づつ順次継ぎ足されて
いく。
また堤防高上工事が完成する前に台風に遭遇する場合は
、前記支持杆20と主フレーム13との連結が解かれた
のち、昇降用巻上機27が巻上方向に運転されることに
より、伸側の堤防側面型枠8が上昇移動されて波浪から
退避され、かつ揺動用巻上機33が巻上方向に運転され
ることにより、第1図に鎖線で示すように、堤防前面型
枠10および補助フレーム14が上方に揺動されて波浪
から退避される。
この考案を実施する場合、支持杆20の上端部と主フレ
ーム13の左右方向端部とを、前後方向に延長する着脱
自在な支軸により着脱自在に枢着してもよく、また主フ
レーム13と補助フレーム14とを一体に製作してもよ
い。
この考案によれば、支持杆20および側部ジヤツキ9に
より堤防側面型枠8を安定状態で吊下支持することがで
き、かつ既設堤防5の上面に敷設された下部レール6と
高上堤防2の上面に順次敷設されていく上部レール3と
を利用して、コンクリート型枠装置を容易に安定状態で
所定の方向に前進移動しながら、高上堤防2を順次増設
していくことができ、さらに1区画の高上堤防2のコン
クリートが硬化したのちは、単に剥離用側部ジヤツキ9
および剥離用前部ジヤツキ12を剥離方向に動作させる
ことにより、堤防側面型枠8および堤防前面型枠10に
強力な剥離力を与えて容易に剥離することができ、しか
も堤防側面型枠8の上端部に支持杆20の下端部が前後
方向に延長する横軸21により枢着され、その支持杆2
0の上端部は保持フレーム1の側部に対し前後方向に延
長する軸線38を中心として回動し得るように取付けら
れているので、側部ジヤツキ9により堤防側面型枠8の
上部を外側または内側に移動するだけで、堤防側面型枠
全体を外側または内側に移動することかでき、そのため
堤防側面型枠の操作性が良好であり、また剥離用側部ジ
ヤツキ9および剥離用前部ジヤツキ12を剥離方向と逆
方向に動作させることにより、8および堤防側面型枠8
および堤防前面型枠10を所定のコンクリート打設位置
に容易にかつ迅速にセットすることができ、さりにこの
考案の堤防用移動式コンクリート型枠装置は構成が簡単
で操作も容易である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例の堤防用移動式コンクリート
型枠装置の使用状態を示すものであって、第1図は足場
を省略して示す側面図、第2図は前記移動式コンクリー
ト型枠装置の一部を示す正面図、第3図は堤防側面型枠
支持部を示す拡大正面図、第4図は堤防前面型枠支持部
を示す拡大側面図である。 図において、1は保持フレーム、2は高上堤防、3は上
部レール、4は上部車輪、5は既設堤防、6は下部レー
ル、7は下部車輪、8は堤防側面型枠、9は剥離用側部
ジヤツキ、10は堤防前面型枠、11は横軸、12は剥
離用前部ジヤツキ、13は主フレーム、14は補助フレ
ーム、16は側部フレーム、17は金属製型枠、19は
足場板、20は支持杆、27は昇降用巻上機、30は昇
降支持装置、31は前部フレーム、32は金属製型枠、
33は揺動用巻上機である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保持フレーム1の後部に、嵩上堤防2の上部に敷設され
    た上部レール3に載置される上部車輪4が取付けられ、
    保持フレーム1の前後には、既設堤防5の上部に敷設さ
    れた下部フレーム6に載置される下部車輪7が取付けら
    れ、堤防側面型枠8の上端部に支持杆20の下端部が前
    後方向に延長する横軸21により枢着され、その支持杆
    20の上端部は保持フレーム1の側部に対し前後方向に
    延長する軸線38を中心として回動し得るように取付け
    られ、前記堤防側面型枠8と保持フレーム1とは剥離用
    側部ジヤツキ9を介して連結され、さらに保持フレーム
    1の前部には堤防前面型枠10の上部が横軸11により
    枢着され、その堤防前面型枠10と前記保持フレーム1
    とは剥離用前部ジヤツキ12を介して連結されているこ
    とを特徴とする堤防用移動式コンクリート型枠装置。
JP2008881U 1981-02-17 1981-02-17 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置 Expired JPS6015774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008881U JPS6015774Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008881U JPS6015774Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56150217U JPS56150217U (ja) 1981-11-11
JPS6015774Y2 true JPS6015774Y2 (ja) 1985-05-17

Family

ID=29616309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008881U Expired JPS6015774Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015774Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170135699A (ko) * 2016-05-30 2017-12-08 고려대학교 산학협력단 트랙 텐션 조절장치 및 이를 갖는 이동체용 트랙 시스템

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4570063B2 (ja) * 2001-02-21 2010-10-27 佐藤工業株式会社 足場一体型移動型枠装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170135699A (ko) * 2016-05-30 2017-12-08 고려대학교 산학협력단 트랙 텐션 조절장치 및 이를 갖는 이동체용 트랙 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56150217U (ja) 1981-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4040774A (en) Apparatus for constructing concrete walls
US4444289A (en) Construction platform and method
CN105839543A (zh) 桥梁高墩自升外架翻模施工工艺
JPS6015774Y2 (ja) 堤防用移動式コンクリ−ト型枠装置
JP2002020081A (ja) 建設機械のカウンタウエイト装着方法、取り外し方法及びカウンタウエイトの支持架台
CN216515141U (zh) 一种新悬挑施工爬模装置
CN212612488U (zh) 一种可移动的水下混凝土灌注导管台车
CN210480668U (zh) 一种用于箱室内张拉设备整体运输的装置
JP2838158B2 (ja) 型枠設置装置
JP3425352B2 (ja) 自昇式型枠装置
JPS6340609Y2 (ja)
JP4321755B2 (ja) タワークレーンのジブのあおり防止装置
CN114033165B (zh) 一种无粘结预应力混凝土筒仓滑模施工的模板设备
CN215889906U (zh) 一种旋挖钻机
CN216760257U (zh) 一种用于预制箱梁端模安装锚垫板的装置
JP2799793B2 (ja) 擁壁施工用型枠装置
JP2775216B2 (ja) コンクリート構造物のコンクリート打設方法および打設用型枠移動装置
JP2724662B2 (ja) コンクリート構造物のコンクリート打設方法および横行自在の打設用型枠昇降装置
JP3048259B2 (ja) コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置
US1852524A (en) Suspended scaffold
JPH03217558A (ja) コンクリート打設装置
JPS6023511A (ja) コンクリ−ト構造物構築用ボルト支持方式による移動型枠装置
JPS594755A (ja) コンクリ−ト構造体打設用滑動型枠装置
JP2775215B2 (ja) コンクリート構造物のコンクリート打設方法および装置
JPH0629221Y2 (ja) 鋼管杭打設装置