JPS6015715Y2 - 自動車のニ−プロテクタ - Google Patents

自動車のニ−プロテクタ

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JPS6015715Y2
JPS6015715Y2 JP14129781U JP14129781U JPS6015715Y2 JP S6015715 Y2 JPS6015715 Y2 JP S6015715Y2 JP 14129781 U JP14129781 U JP 14129781U JP 14129781 U JP14129781 U JP 14129781U JP S6015715 Y2 JPS6015715 Y2 JP S6015715Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
knee protector
instrument panel
air
ventilator
core member
Prior art date
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Expired
Application number
JP14129781U
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English (en)
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JPS5845157U (ja
Inventor
政幸 古藤
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5845157U publication Critical patent/JPS5845157U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の前部座席における着席者の膝部を保
護するためのニープロテクタに関するものである。
一般に、自動車の空調装置はインストルメントパネルの
下側および後側(エンジンルーム側)の空間部に配設さ
れ、該インストルメントパネルの下面にニープロテクタ
が連設されて、自動車の衝突や急停車の際における運転
者、同乗員の膝部の傷害防止を図っている。
ところが、ベンチレータの連結すべき空気供給用ダクト
は、インストルメントパネル後方の狭い空間部に配設す
るために、取付は構造が複雑で、しかも該ダクトの直径
が小さくなるという欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされたものであり、ニー
プロテクタの芯部材の内部に形成される閉空間を空気ダ
クトとして利用し、該ニープロテクタの両端を自動車の
フロントピラーに取付けると同時に、空調装置の空気排
出通路とベンチレータ通路とを前記閉空間を介して連通
せしめ、空気供給用ダクトの節減と組付は作業の簡素化
とを図った自動車のニープロテクタを提供することを目
的とする。
以下、本考案を一実施例について詳細に説明する。
1はニープロテクタで、インストルメントパネル26の
下部に沿って車幅方向に延びて形成されている。
このニープロテクタ1は、ニープロテクタ本体2は、鋼
板等による硬質の芯部材3と該芯部材3を被覆するウレ
タン等による軟質の緩衝部材4とからなり、該緩衝部材
の表面が合成皮革等の表皮5によって被覆されている。
前記芯部材3は前部壁体3 a %後部壁体3bおよび
側部壁体3C93Cで囲繞された内部に略三角断面の閉
空間7を有しており、前記前部壁体3aのインストルメ
ントパネル26の下面と対向する上面の中間部および両
端部には、それぞれ閉空間7に連通ずる空気導入口8,
8および空気排出口10.11が形成されていて、前記
空気導入口8,8は空調装置(図示省略)から延設され
たセンタダクト12の空気供給通路13にニープロテク
タ4の上面に対向して開口している)に、前記空気排出
口10.11は側部連結ダクト15,16を介してサイ
ドベンチレータダクト17.18のベンチレータ通路2
0.21にニープロテクタ1の上面に対向して開口して
いる)に接続されている。
22゜22・・・・・・はセンタダクト12および側部
連結ダク)15.16の下面に接着されたウレタン等の
バッキング、23はシャッタである。
前記側部連結ダクト15.16は、第1図に示すように
係止爪25.25によりサイドベンチレータダクト17
.18に対して着脱可能な構造や、第2図に示すような
サイドベンチレータダクト17,18から下方へ突設し
た一体構造に形成される。
26はインストルメントパネルで、乗員対向面にベンチ
レータ通路20.21を開口するサイドベンチレータグ
リル27.28が形成されている。
30はセンタルーバである。該センタルーバには、セン
タダクト12の前側に分岐せしめた空気供給ダクト31
の開口部が接続されている。
上記の構造において、予めインストルメントパネル26
の後側(エンジン側)にセンタダクト12およびサイド
ベンチレータダクト17.18を配置して、センタダク
ト12は、その下面がニープロテクタ本体に位置せしめ
、サイドベンチレータダクト17.18は、各側部連結
ダクト15゜16の下面がニープロテクタ本体2の空気
排出口10.11の上面に適合する位置に位置せしめる
次に、ニープロテクタ1をインストルメントパネル26
の下側に配置して、その両側端を自動車のフロントピラ
ー等にブラケット32.32を介して取り付けて固定す
ると、ニープロテクタ本体2の空気導入口8および空気
排出口10.11は、それぞれセンタダクト12および
側部連結ダクト15,16にバッキング22,22.2
2を介して密接されるので、空調装置からの空気供給通
路13とサイドベンチレータダクト17.18のベンチ
レータ通路20.21とは、ニープロテクタ本体2の閉
空間7を介して連通される。
空気供給通路13からの空気がニープロテクタ本体2に
設けた開口(灰皿取付用開口)から洩れるのを防止しか
つ、この空気が左右に適切に振り分けられるように、ニ
ープロテクタ本体2の空気導入口8には分配部材33が
設けられている。
しかも、前記各連結部は芯部材3の外周を被覆する緩衝
部材4および表皮5でシールされているので、外部へエ
ア洩れを生じることがない。
本考案は上記の構成により、ニープロテクタをインスト
ルメントパネルの下側から押し当てて固定するだけで、
空調装置の空気供給通路とベンチレータ通路が、ニープ
ロテクタの閉空間を介シて連通されるので、空気供給通
路とベンチレータ通路を連結する空気供給用ダクトの大
半が不要となってコストダウンしうるほか、組付は工数
が減少して作業性が著しく向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はインストル
メントパネルおよびニープロテクタの外形斜視図、第2
図はニープロテクタとセンタダクトおよびサイドベンチ
レータダクトとの接続状態を示す正面図、第3図は第2
図の■−■線における断面図である。 1・・・・・・ニープロテクタ、2・・・・・・ニープ
ロテクタ本体、3・・・・・・芯部材、4・・・・・・
緩衝部材、7・・・・・・閉空間、訃・・・・・空気導
入口、in、11・・・・・・空気排出口、13・・・
・・・空気供給通路、20.21・・・・・・ベンチレ
ータ通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗員対向面にベンチレータ通路が開口しであるインスト
    ルメントパネルと、このインストルメントパネルの下方
    に沿って車幅方向に延びて形成されたニープロテクタと
    を備えた自動車において、ニープロテクタ本体は、その
    両端がフロントピラーに取付けられた軟質の緩衝部材と
    該緩衝部材で被覆された硬質の芯部材とからなり、前記
    芯部材は内部に閉空間を有し、この芯部材のインストル
    メントパネル下面と対向する上面に該閉空間に連通され
    ている空気導入口および空気排出口が設けられ、上記空
    気導入口は空調装置のニープロテクタ本体上面に対向し
    て開口している空気供給通路に、上記空気排出口は上記
    インストルメントパネル後側に形成され、ニープロテク
    タ本体上面に対向して開口しているベンチレータ通路に
    それぞれ接続されていることを特徴とする自動車のニー
    プロテクタ。
JP14129781U 1981-09-21 1981-09-21 自動車のニ−プロテクタ Expired JPS6015715Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14129781U JPS6015715Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21 自動車のニ−プロテクタ

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JP14129781U JPS6015715Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21 自動車のニ−プロテクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5845157U JPS5845157U (ja) 1983-03-26
JPS6015715Y2 true JPS6015715Y2 (ja) 1985-05-17

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ID=29934404

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JP14129781U Expired JPS6015715Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21 自動車のニ−プロテクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523851Y2 (ja) * 1985-04-10 1993-06-17

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JPS5845157U (ja) 1983-03-26

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