JPS60156905A - ブレ−ド保持プレ−ト固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ロータディスクの周縁部の周りに設けられた
溝内に配置されたブレードの軸線方向の運動を阻止タベ
く、ブレード保持カバープレートをロータディスクに固
定するためのアタッチメントに係る。

背景技術 多くの現在使用されているブレード保持カバープレート
はボルトによりロータディスクに固定されており、ボル
トはロータディスクのウェブ内へ部分的に延在するねじ
孔に挿通され、又はロータディスクを完全に貫通づる孔
に挿通されてＪ３す、ナツトはボルトとは反対の側に配
置されている。

かかる型式のアタッヂメン１〜に於てはディスクのウェ
ブに形成されたボルト孔には高い応力が及ぼされる。米
国特許第４．１７１，９３０号及び同１’Ｔ４．３０４
．５２３号にはボルト不要のロータディスクカバーがＵ
（１示されている。

発明の開示 本発明の目的は、ディスクのウェブにボルト孔を設けず
にブレード保持プレートをロータディスクに取イリは得
る改良された装置を提供することである。ロータディス
クはブレード保持プレートの内端部に設参りられた環状
突起を受入れる第一の環状溝を含んでいる。スブリツ１
〜型の保持リングが前記第一の環状溝に交差する第二の
環状溝内に配置されてＪ３す、前記環状突起にオーバラ
ップして該環状突起を前記ロータディスクに設けられた
前記第一の環状溝内に固定している。ロータの回転れる
ことを阻止プることによって保持リングをロータディス
ク上に固定的に保持すべく、円筒形の固定装置が保持リ
ングとブレード保持プレートとの間に配置されている。

本発明の他の一つの目的は、第一の環状溝内に配置され
たブレード保持プレートの環状突起より離れる方向へ第
二の環状溝外へ延在する環状の延　゛右部を与える断面
形状を有するスプリッ１〜型の保持リングを提供するこ
とぐある。この場合ブレード保持プレートの環状突起は
、一様な断面のリングに対抗力を及ぼずことにより、該
リングが荷重を受（プた場合にそのリングがロール運動
して溝より抜出Ｊ虞れを大きく低減する。このことは円
筒形の固定装置、即ち突起との組合せに於て、確実に保
持され一様に荷重が及ぼされる低応力のブレード保持プ
レート保持装置であって、容易に装着され容易に分解さ
れる保持装置を与える。

以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。

発明を実施まための最良の形態 木兄１！１１の一つの例示的実施例として、第１図に於
て符号１０にで全体的に示されたガスタービン１ンジン
のロータ組立体の一部について考える。

Ｕ−タ相立体１０は１］−夕１２を含んでｔＨす、該１
」−夕はディスク１４と該ディスクの周縁部１７の周り
に周縁方向に互に隔置された複数個のブレード１６とを
含んＣいる。各ブレード１６は一体的なルー１〜部２０
及びプラットフォーム２１を何づる土−Ｏフォイル部゛
１８を含んでいる。ルー１一部２０は通常のもみの木彫
の端部２２を有しており、各端部は同様にもみの木彫を
成す溝２４内に配置されている。溝２４はディスク１４
の周縁部１７の周りに延在しており、ディスクの前面２
６よりディスクの後面２８までディスク１４を貫通して
軸線方向に延在している。また台溝２４はディスクラグ
２７の間に形成されている。

ディスク１４は図には示されていない従来の装置により
同じく図には示されていないシャフトに固定されている
。シャフトの軸線はエンジンの軸線と同一であり、該軸
線の周りにロータ組立体１０が回転プるようになってい
る。

ロータ組立体１０はディスク１４の前面に固定された環
状のブレード保持プレート３０を含んでいる。図示の実
施例に於ては、プレート３０の半径方向内方の環状の端
部は軸線方向後方へ延在する円筒状のフランジ３２を含
んでおり、フランジ３２は外向きの円筒面３４と内向き
の円筒面３５とを有している。ディスク１４の前面には
内向きの円筒面３８を有する第一の軸線方向前方へ延在
する環状部３６が設けられている。外向きの円筒面３４
は内向きの円筒面３８と密に係合しており、これにより
ブレード保持プレート３０をディスク１４に対し半径方
向に配向している。またディスク１４の前面には環状部
３６より半径方向内方にて第二の軸線方向前方へ延在す
る環状部３７が設けられており、該環状部３７は内向き
の円筒面３８に対向する外向きの円筒面６１を有してい
る。

円筒面３８及び６１の俊端部は環状溝４３と整合されて
おり且該環状面に接続されており、これにより前向きの
環状溝Ａが郭定されている。軸線方向後方へ延在する円
筒状のフランジ３２はその軸線方向後方へ延在する円筒
状のフランジ３２はその後端部に内方へ延在Ｊ゛る環状
フランジ４７を有しており、該フランジは内向きの円筒
面３５の後端部より内方へ延在しており、内端面４９と
後向きの環状面５１と前向きの環状面５２とを有してい
る。環状フランジ４７の内端面４９は環状部３７の外向
きの円筒部６１の後方部に対向しており、後向きの環状
面５１はブレード保持プレート３０をディスク１４に対
し軸線方向に配向すべく環状面４３と接触している。

環状のブレード保持プレート３０の残りの部分と共に環
状フランジ４７を所定の位置に固定すべく、環状部３７
の外向きの円筒部６１には環状溝′７０が設けられてい
る。環状溝７０は長方形の断面形状を有しており、環状
の前面Ｂと環状の後面Ｃと底面りとを有している。後面
Ｃは環状フランジ４７が適正に装着された位置にある場
合にはフランジ４７の前向きの環状面５２と整合した位
置にて円筒面６１と交差するよう環状部３７に形成され
ている。

スプリット型の保持リング３９が、それを拡径させて円
筒面６１を越えて環状溝７０内に嵌合させ、次いで前面
Ｂ及び後面Ｃと摺動係合し底面りより僅かに隔置される
その設計寸法に解放することにより、環状溝７０内に配
置されている。解放された状態に於ける保持リング３９
は環状溝７０より外方へ突出しており、その環状の後方
部は環状フランジ４７の前向きの環状部５２と接触して
いる。保持リング３９の前方へ突出した部分は前方へ延
在する円筒部３９Ａを有しており、該円筒部の内向きの
円筒面３９Ｂは円筒部６１の前方部に係合している。円
筒部３９Ａはエンジンが運転されて回転している場合に
於て、フランジ４７により後向Ｃに軸線方向後向きの荷
重が作用した場合にも、保持リング３９が前方へロール
運動して溝７０より抜出す虞れを低減する。何故ならば
、円筒部３９Ａはロータが回転している場合には、保持
リング３９を前記前方へのロール運動の方向とは反対方
向へ回動させる対抗力を保持リングに発生さＬる遠心力
を受けるからである。

スブリッ１−型の保持リング３９は環状のブレード保持
プレート３０の内向きの円筒面３５に対向り゛る外向き
の円筒面７９を有している。遠心カヤその他の作用によ
って保持リングが環状溝７０より抜出すことを阻止すべ
く、ブレード保持プレート３０の内向きの円筒面３５と
保持リング３９の外向きの円筒面７９との間には環状突
起８０が配置されている。環状突起８０は環状のハウジ
ング部材４０に固定されており、ハウジング部材は前方
へ延在する環状部３７の外端に設番プられた円筒部３７
Ａに固定されている。図示の栴造に於ては、ハウジング
部月４０の中間部は複数個の通常の外方へ延在するナイ
フェツジ４１を有するラビリンスシール部材として形成
されＣおり、ナイフェツジ４１は静止構造体４５に固定
された環状の静止シールランド４３Ａに対しシール関係
を成しＣいる。ハウジング部材４０は図示の実施例に於
ては互に係合する環状フランジ４２及び４２Ａにより円
筒部３７Ａに固定されているが、他の固定手段が使用さ
れてもよい。図示の実施例に於てはボルト４４がフラン
ジ４２及び４２Ａを互に保持している。

゛またプレート３０は該プレートと一体に形成され軸線
方向前方へ延在する円筒形のシール部材４６を含んでい
る。シール部材４６は複数個の通常の半径方向外方へ延
在するナイフェツジ４８を有している。ナイフェツジ４
８は静止構造体４５に固定された環状の静止シールラン
ド５０とシール関係を成している。静止構逝体４５はブ
レード１６の上流側に配置された第一段のステータベー
ン５４と共働作用するようになっている。

更にプレート３０は下流側方向へ向けて半径方向外方へ
延在する切頭円錐形の部分５６を含んでいる。この切頭
円錐形の部分５６は半径方向の外端部５８を有している
。外端部５８は軸線方向下流側へ面する環状面６０を含
んでおり、該環状面はディスク１４の前面２６及びブレ
ードのルート部２０の前端に当接している。環状面６０
にはシ−ル装置６８が配置されてよい。またロータ１２
の俊ｆｊ　１１１１にはｆ［意のブレード保持装置が設
（プられてにい。第１図に：於ては、ブレード保持装置
としての単純化されたブレード保持カバープレート９０
が、ディスク１４の後面２８及びブレードのルート部２
０の後端どスペーサ９２どの間に配置された状態にて示
されている。

添（＝Ｊの図より解る如く、シール部材４０及び４６、
プレー１〜３０、静止構造体４５は互に共動し一１’　
Ｉｆｆ状のインチコンバートメン］・６２を郭定してＪ
５す、該コンパ−１へメン１〜は周縁方向に互に隔ｄさ
れた複数個のノズル６３より冷ＩＩ空気が供給されるよ
うになっている。プレート３０はその内端部と外端部ど
の間に於（はディスクの前面２Ｇより離れでおり、これ
により環状の冷却空気空間６４を郭定し゛（いる。空間
６／４はプレート３０に設けられた大きい孔６６を経て
コンパートメント６２と連通しＣ８４す、該コンパート
メントの一部を成している。空間６４よりの冷却空気は
ディスクの１４の下流側に於て使用すべくディスク１４
を目通して導かれてよく、またブレード１６を冷却づる
目的で導かれてもよい。

以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図はガスタービンエンジンのタービンセクションの
一部を示す断面図である。 第２図は本発明の詳細を示づ゛ブレード保持カバープレ
ートのアタッチメントの拡大部分断面図である。 第３図はブレードのルート部、ロータディスク、ブレー
ド保持プレートの環状の外端部の関係を示ブ斜視図であ
る。 １０・・・ロータ組立体、１２・・・ロータ、１４・・
・ディスク、１６・・・ブレード、１７・・・周縁部、
１８・・・エーロフオイル部、２０・・・ルート部、２
１・・・プラットフォーム、２２・・・端部、２４・・
・溝、２６・・・前面、２７・・・ディスクラグ、２８
・・・後面、３０・・・ブレード保〕１グレート、３２
・・・フランジ、３４．３５・・・円筒面、３６．３７
・・・環状部、３８・・・円筒面。 ３９・・・保持リング、４０・・・ハウジング部祠、４
１・・・ナイフェツジ、４２．４２△・・・フランジ、
４３・・・環状部、４３△・・・シールランド、４４・
・・ボルト。 ４５・・・静止構造体、４６・・・シール部材、４７・
・・フランジ、４８・・・ナイフェツジ、／Ｉ９・・・
内端面、５０・・・シールランド、５１．５２・・・環
状部、５４・・・ステータベーン、５６・・・切頭円錐
形の部分、５８・・・外端部、６０・・・環状部、６１
・・・円筒面、６２・・・コンパートメント、６３・・
・ノズル、６４・・・冷却空気空間、６６・・・孔、６
８・・・シール装置、７０・・・環状溝、７９・・・円
筒面、８０・・・環状突起、９０・・・ブレード保持カ
バープレート、９２川スペ一サ特ｎ出願人　コナイテッ
ド・チクノロシース′コーポレイション

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ブレード保持プレートをロータディスクに固定する装置
   にして、前記ディスクは前向きの環状溝を含んでおり、
   前記溝は前向きの環状の底面と内向きの円筒面と外向き
   の円筒面とを有しており、前記外向きの円筒面は前記底
   面より前方へ隔置された外向ぎの環状溝を有しており、
   前記ブレード保持プレートの内端部はオフセットされた
   環状フランジを有しており、前記オフセットされた環状
   フランジは前向きの環状面と後向きの環状面とを有して
   おり、前記ブレード保持プレートは前記オフセットされ
   た環状フランジの外方に外向きの円筒面を有しており、
   前記ブレード保持プレートの前記外向きの円筒面は前記
   前向きの環状溝の前記内向きの円筒面に係合しており、
   前記オフセットされた環状フランジの前記後向きの環状
   面は前記前向きの環状溝の前記環状の底面に当接して配
   置されており、スプリット型の保持リングが前記外向き
   の環状溝内に配置され且前記外向きの環状溝内より前記
   前向きの環状溝内へ突出しており、前記保持リングは前
   記オフセットされた環状フランジの前記前向きの環状面
   に係合して前記オフセットされた環状フランジを前記前
   向きの環状溝内に保持しており、固定装置が前記保持リ
   ングと前記ブレード保持プレートとの間に配置されて前
   記保持リングを前記外向きの環状溝内に保持しているこ
   とを特徴とする装置。