JPS6015662B2 - 嫌気硬化性接着剤ならびにシ−ラント組成物 - Google Patents

嫌気硬化性接着剤ならびにシ−ラント組成物

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JPS6015662B2
JPS6015662B2 JP50057173A JP5717375A JPS6015662B2 JP S6015662 B2 JPS6015662 B2 JP S6015662B2 JP 50057173 A JP50057173 A JP 50057173A JP 5717375 A JP5717375 A JP 5717375A JP S6015662 B2 JPS6015662 B2 JP S6015662B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F279/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
    • C08F279/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/10Esters; Ether-esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16
    • C09J4/06Organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond in combination with a macromolecular compound other than an unsaturated polymer of groups C09J159/00 - C09J187/00

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、空気又は酸素の存在により重合が抑制され、
かつ空気及び遊離酸素を排除すると、目発重合する嫌気
硬化性接着剤ならびにシーラント組成物に関する。 一般に、この種の組成物は「嫌気硬化性組成物」として
知られており、以下この呼称に従う。特に、本発明は反
応核を有するゴムを配合した嫌気硬化性組成物に関する
。アクリル酸又はアクリル酸の置換生成物の何れかのェ
ステル鴬量体から嫌気硬化性組成物を製造することは公
3印であり、接着剤又はシーラントとして使用されてい
る。 このェステル単量体が、空気又は酸素を排除したときに
、重合又は「硬化」するようにするためには、適当な触
媒の存在下談ェステルに酸素又は空気などの酸素含有ガ
スを通気するか、該ェステル単量体に適当な活性剤を配
合するか、どちらかの処理を行う。ェステル単量体に空
気又は酸素を通じて、組成物を嫌気硬化性にするさし、
、使用するのに適当な触媒は、第3アミン及び−CO−
N基を含む化合物であり、例えば、ジメチルP−トルィ
ジン、トリ−nーブチルアミン、2ージエチルアミノエ
タノール、N一メチルホノレムアミド、フタルイミド、
こはく酸ィミド及び○−安息香族スルフィミドがある。 活性剤とは、直接に遊離基を生成するか、又は間接に遊
離基の生成を惹起する物質を意味する。 適当な活性剤には、過酸化物、ヒドロ過酸化物及びベル
ェステルがあり、それぞれの例には、シクロヘキシルヒ
ドロキシシクロヘキシルベルオキシド、tーブチルヒド
ロベルオキシド及びtーブチルベルベンゾエートがある
。これに関して注意すべきことは、周知のことではある
が、アクリル酸及びその譲導体のェステル単量体が、重
合処理しようと意図しない場合にさえ、予想に反して自
発的に重合する類同を示すことであり、この鏡向を抑え
て、モノマーの可便時間を延長させるために、必ずしも
必要ではないが、通常、装置に供V給したモノマーのア
クリル酸ヱステルに重合抑制剤を配合していることであ
る。 従って、嫌気硬化性組成物を製造するさし、、普通、行
なわれていることは、重合抑制剤を含有する市販のェス
テルを使用することである。さらに、出発物質として使
用するェステル単豊体に既に存在しているものに加えて
、別な重合抑制剤を嫌気硬化性組成物に添加して安定性
を付与することがいまいま行なわれている。以上は、例
えば、英国特許第1162577号に記載されている。
代表的な重合抑制剤の例には、ナフタキノン、ヒドロキ
ノン等のキノン、立体陣費フェノール及びニトロキシド
がある。嫌気硬化性組成物を製造するさし、、触媒の存
在下、ガス状酸素でェステル単童体を処理するか、又は
活性剤を配合すると、このェステル単革体がかなり不安
定になる。 これが意味することは、該ェステルが自発重合する煩向
をかなり示すことであり、この頃向を抑制するためには
、空気又は遊離酸素を処理ェステルに接触させる。生成
した組成物は、空気又は酸素を組成物に十分に接触して
おくなら、時には1年以上も、非重合状態に貯蔵してお
くことができるが、組成物と大気中の酸素の接舷が妨害
されるとき、例えば、組成物が無孔材面に隣接させられ
ているときには、組成物は自発重合して固体状態になる
。 この種の組成物のあるものは、硬化すると、限定された
面に艮く接着するので、綾着剤として使用するのに適し
、他のものはこれ程には接着性はないが、シーラントと
して実用性がある。この組成物に活性熱血皮び重合抑制
剤を配合するのとは別に、組成物自体及び/又はこれを
硬化して得た生成物の化学的及び物理的特性を変性する
ために、他の種々な添加剤を配合することも公知である
。 このような添加剤には、重合促進剤、粘度調節剤、染料
、不活性充填剤及び可塑剤がある。特に、種々な重合体
、例えばポリエステル樹脂、ポリスチレン、そして不飽
和炭化水素及び不飽和ェステルを配合することは公知で
ある。アクリル酸又は置換アクリル酸何れかの嫌気硬化
性ェステル単量体からなる組成物に1個以上の反応核を
有するゴムを配合すると、穣れた物性を示す嫌気硬化性
組成物が得られることを見し、出した。ここで、「ゴム
」とは、反応して弾性高ポリマーを形成できる重合体で
あり、r反応核一とは、分子内にあり、単量体又はプレ
ポリマー化合物と反応して高ポリマーを形成させ得る反
応性原子又は反応性基である。特に、空気と遊離酸素を
この組成物から排除すると、ゴムとアクリル酸ェステル
が重合することを見し、出した。 この重合生成物は、ゴム部が存在しているため所望の特
性を示すが、これと同じ程度の特性は、アクリル酸ェス
テルと反応核を含もでし、ないゴムの混合物の重合では
得られないものである。理論に拘泥するつもりはないが
、本発明が提供する組成物のこの好ましい特性は、1個
以上の反応核を有するゴムが、アクリル酸ェステルと共
に共重合体を形成できることによるものと考える。本発
明は、嫌気性硬化できるアクリル酸ェステル単塁体と、
少なくとも1個の反応核をもつゴムからなる重合性組成
物を提供するものであり、この組成物は嫌気性硬化でき
る。 アクリル酸ェステル単量体は次の−り史式で表わすこと
ができるエステルである。 A−X−B (0) 〔式中、Aは次式C比:CR−C:CO−で表わされる
基であり、該基中のRは水素原子又はハロゲン原子又は
炭素原子数1〜4個のアルキル基であり、8は水素原子
又は次式CH2:CR−C:CO−(式中Rは前記の意
味を有する)の基であり、そして×は少なくとも2個の
炭素原子を有するが、C弦:CR一C:CO一(式中R
は前記の意味を有する)以外で、該単量体を重合する基
を含まない2価の基である)ゴムの1価の、又は各々の
反応核は、側基、末端基、側鎖にある原子又は末端にあ
る原子である。 少なくとも1個の反応核が末端基にあるゴムが好ましい
。1個又はそれ以上の反応核には、例えば、ピニル(一
CH=CH2)、カルポキシ(一COOH)、塩化スル
ホニル(一S02CI)又はメルカプト(一SH)の各
基がなる。 ゴムは固体又は液体であってよい。 ェステル単量体に可溶なゴムが好ましい。 組成物を硬化したとき、ェステル単童体と架橋するゴム
がよい。 比較的低分子量のゴムが好ましい。 平均分子量が1000〜6000の範囲、特に2500
〜5000の範囲にある液体ゴムを使用するのが好まし
い。ゴムを、組成物に対して1〜5陣浬%の量で使用で
きる。 反応核をもつ適当なゴムには、ポリブタジェン、ウレタ
ン化ポリブタジェン、臭化ポリブタジヱン等のハロゲン
化ポリブタジェン、メルカプトー、カルボキシー又はピ
ニル基等の側基又は末端基が反応核になるブタジェンア
クリロニトリル共重合体及びクロロスルホン化ポリエチ
レンがある。 平均分子量が3000〜4000で、一般式(0)(式
中、Aは1、4−又は1、2ーブタジェン、Bはアクリ
ロニトリル、m及びnは各々が少なくとも1に等しい整
数、Pは1以上の整数、そしてRは炭素原子数1〜4個
のアルキル基、ハロゲン又は水素原子である)で表わさ
れるアクリル酸又は2ーアルキル置換アクリル酸のブタ
ジェンーアクリルニトリル共重合体ェステルが特に好適
なゴムである。 エステル単豊体はモノー、ジー、又はポリーアクリル酸
又は置換ーアクリル酸ェステルであってよい。 前記の一般式A−×一8で基×が次の一般式:(式中、
RIは水素原子、炭素原子数1〜4個のアルキル又はヒ
ドロキシアルキル基、又はRIIは水素原子、水酸基、
炭素原子数1〜4個のアルキル基又はmは少な 〈とも1に等しい整数、Pは0又は1、nは少なくとも
1に等しい整数で、そしてRは前記の意味を有する)で
示されるェステル単量体が好ましい。 本発明に使用するェステル単量体は、前記一般式(1)
で示される。 任意の単量体又はこれら単量体の混合物であってよい。
通常、メタクリル酸のェステルが好適だが、アクリル酸
、アクリル酸エチル、クロロアクリル酸1種又はそれ以
上のェステル又はこれらェステルの混合物でもよい。こ
れら酸すべてのェステルを以下「アクリル酸ェステル」
と呼ぶ。ェステル単塁体をモノアクリル酸ェステルのと
きには、該ェステルのアルコール部が極性を示すのがよ
く、従って、組成物を硬化すると重合体分子間に分子間
吸引力が作用することになる。ェステル単量体がジアク
リル酸ェステルのときには、アルコール部が少なくとも
1個のエーテル結合を含むのがよい。 すなわち、nが2以上の場合である。mが1〜8で、n
が2〜6のものが好ましい。 本発明に使用するのに適するモノアクリル酸ェステルの
例には、ラウリルメタクリレート、2ーヒドロキシエチ
ルメタクリレート、シアノエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、Pージメチルアミノエ
チルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、
テトラヒドロフルフリルメタクリレート及びクロロベン
ジルアクリレートがある。本発明に使用するのに適する
ジー及びポリーアクリル酸ェステル単量体の例には、エ
チレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ジートリー及びテトラーェチレング
リコールジメタクリレート、テトラエチレングリコール
ジアクリレート、ジプロピレソグリコ−ルジメタクリレ
ート、ジーグリセロールジメタクリレート、ジーグリセ
ロールテトラメタクリレート、ジー(ベンタメチレン)
グリコールジアクリレート、1・1・1ートリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ネオベンチルジアクリレ
ートがある。 市販アクリル酸ェステル単量体に存在し、かつまた嫌気
硬化性組成物に配合できる重合抑制剤としては、キノン
、ヒドロキノン、立体障害フェ/ール及びニトロオキシ
ドがある。 活性剤には、クメンヒドロベルオキシド、過酸化水素、
tーブチルヒドロベルオキシド、エチレングリコールジ
メチルエーテルヒドロベルオキシド、又は2・5ージメ
チルー2・5ージー(t−プチルベルオキシ)へキサン
がある。 触媒としては、N・N−ジメチルPートルィジン、0−
安息香酸スルフィミド(サッカリン)、フタルイミド、
Nーメチルホルムアミド又はドデシルメルカプタンがあ
る。 ヒドロキノン等の重合抑制剤、触媒及び活性剤を含むェ
ステル単量体又はェステル混合物が貯蔵安定性になり、
かつェステルが酸素を排除すると硬化性を示すようにな
るまで、これらに空気を送り、次にゴムとこの酸素処理
ェステル単量体を混合し、そして嫌気硬化性の安定組成
物が得られるまで生成混合物を酸素処理することにより
、組成物を嫌気硬化性にするのが好ましい。 ここで、安定組成物とは、10ぴ0に加熱したとき10
鼠砂以内にゲル化する組成物を意味する。十分な安定性
を示すようになったら、それ以上酸素処理を続けること
は好ましくない。なぜなら、余分な酸素処理は組成物の
貯蔵安定性を減少させるからである。以下実施例によっ
て本発明を説明する。実施例 1 この実施例では、構成々分に空気流を送ることによって
組成物に嫌気硬化性を付与した。 非金属製かく梓器及び乾燥した清浄な空気の供給手段を
備えたガラスフラスコに、テトラエチレングリコールジ
メタクリレート868.5夕と0−安息香酸スルフィミ
ド10夕を装入し、かく拝し、空気を混合物に送って泡
立たせた。 スルフィミドの溶解後、N・N−ジメチルパラトルィジ
ン1.5夕を添加し、100℃に加熱したとき、サンプ
ルの混合物が30現砂内にゲル化しなくなるまで、空気
を送り続けた。次に、2・5ージメチルー2・5ージ(
t−ブチルベルオキシ)へキサン〔ベンヴアルト コー
ポレーション社製品、登録商標「ルパゾール101」〕
20夕を混合物に添加し、10ぴ0、300秒以内でサ
ンプルがゲル化しなくなるまで、かく梓及び通気操作を
行なった。最後に、平均分子量3400の末端がビニル
基であるブタジェンーアクリロニトリル液体ゴム〔ビ・
ェフ・グツトリッチ・ケミカル・カンパニー製品、登録
商標「ハィカルVTBN」〕を混合物にかく梓添加し、
サンプルのゲル時間が100qoで30栃砂以上を示す
まで、通気操作を行なった。 生成した組成物は液体であり、2枚の軟鋼部材間に薄い
膜としてはさまれると、急速に硬化して固体重合体にな
り、鋼部材を接着した。 対照するために、本発明に従わないで、ゴムを含まない
以外な類似している組成物を、テトラエチレングリコー
ルジメタクリレート8685夕の代りに9腿.5夕を使
用し、ゴムを添加せずに調製した。 「ルパゾール101」の添加後通気操作を行なって、組
成物の調製を終えた。得られたゴムを含まない組成物は
、嫌気硬化性液体であり、これも鍵部材を接着するのに
使用できた。しかし、これら2種の組成物のせん断強さ
を、光沢のある軟鋼カラー及びピンを使用して測定した
が、ゴム含有組成物及び非含有組成物のそれらは、各々
、10.肌州で及び57MN〆であり、硬化後の本発明
組成物のせん断強さの方が優れていることを示した。 ゴム含有及び非含有組成物の硬化生成物によってねじ係
合した光沢のある5/16″UNF軟鋼製のナットとボ
ルトをゆるめるために必要な破断トルクを測定すると、
各々、山肌及び帆のであった。 実施例 2この実施例では、各々末端に反応核を有する
が異なったゴムを使用した場合の効果を、以下の重量部
で表わされた組成からなり、配合するゴムの性質のみを
かえた組成物によって示す。 エチレングリコ一ルトリメタクリレート 867.0夕 ○−安息香酸スルフイミド 10.0タN・N
−ジメチルPートルイジン 3.0タt−ブチルヒ
ドロベルオキシド 20.0タゴ ム
100.0夕組成物Aのゴムは末
端がビニル基の液体プタジェンーアクリロニトリル、額
成物Bのゴムは末端がカルボキシ基の液体ブタジェン−
アクリロニトリルゴム、組成物Cのゴムは末端がメルカ
プト基の液体ブタジェンアクリロニトリルゴムであり、
各組成物を実施例1の方法で調製した。 本発明に従わない対照孫且成物を、ゴムの代りに等量の
トリェチレングリコリルトリメタクリレ−トを使用した
以外は同じ方法で、比較を目的として、調製した。 2500で3時間硬化した本実施例の組成物によつてね
じ込み接着した光沢のある5/16″UNF軟鋼製ナッ
トとボルトをゆるめるために必要な破断トルクを測定し
た結果を次に示す。 組 成 物 破断トルク(Nm) A 4.5 ‐B
63C
50 対繊(ゴム含有せず) 30 120℃で20分間加熱して急速に硬化した場合の諸物
性を以下に示す。 試 験 測定単位A組青物。 対照漠ヂ鰯あき)価−212・919・2 9・5 5
・4くせ車んね断継強手さ)皿血−2 8.5 5
.5 2.7 0.7衝 撃 強 さ kpem1
8.115.715.5 13.4トルク強さく被
断 ) Nm 5.913.8 3.6 29実施
例 3この実施例は、1官能性アクリル酸ェステルを含
む組成物に割合をかえてゴムを配合したときの効果を説
明する。 比較するために、ゴムを含まない対照組成物を、ゴムを
添加しない以外は、実施例1と同様にして調製した。 対照組成物の組成を以下に示す。テトラヒドロフルフリ
ルメタクリレート967.0夕 ○一安息香酸スルフィミド 10.0タN・N
ージメチルP−トルイジン 30タtーブチルヒドロ
ベルオキシド 20.0夕1000‐0夕本実施
例の組成物は、テトラヒドロフルフリルメタクリレート
の等量(10夕)の代りに下記に示した割合(組成物の
総重量に対して%で表してある)末端がビニル基のプタ
ジェンーアクリロニトリル共重合体 でハイカ−VTB
N」(R.T.M)〕を使用した以外は、対照組成物の
組成と同じである。 120qoで20分間加熱することにより急速硬化した
組成物の物性を前記の方法で測定した。 試 験 測定単位 ハィャ−
VTBNの孫0 2.5 5 7.
5 10 20 30 40せん断強
さ MNm−2, 20.0 2o.6 22
.4 21.3 2o.4 18.6 16.2
13.3Lカラー及びピン)せん断強さ MNm−
2 4.0 8.6 16.2 19.o 16
.8 11.5 12.1 6.3(重ね継手)衝
撃 強 さ Kpcm 13.8 15.9 2
0.8 23.2 23.4 23.3 30.4 1
4.4実施例 4この実施例により、組成物は酸素含有
ガスを通気せずに嫌気硬化できるようにした本発明組成
物を説明する。 この組成物は、アクリル酸ェステル単豊体等量の代りに
ナフタキノンを使用した以外は、実施例2の組成物Aと
ほぼ同じであり、下記に重量で示した割合の成分を単に
混合して調製した。 トリエチレングリコールジメタクリレート86650夕 ナフタキノン 0.50夕○
−安息香酸スルフイミド 10.0タN・Nー
ジチルPートルイジン 3.0タt−ブチルヒド
ロベルオキシド 20.0タ末端がビニル基のブタ
ジェンーアクリロニトリルゴム(登録商標「/・ィカー
VTBM」)100‐0夕120℃で20分間急速硬化
した実施例4の組成の物性を測定した結果と、ゴムの代
りに等量のアクリル酸ュステルを使用した以外は同じ成
分を用い、同方法で調製した対照組成物の物性を次に示
す。 試 験 榎蛙胸灘麓対照 (隻鍬あき)胸−2 14・7 4・9 くせ重んね断継強手さ)M皿m「2 5.0
0.6衝 撃 強 さ Kpcm 21.4 1
3.7実施例に示した組成物及び対照組成物すべてに使
用したアクリル酸ェステル単量体は市販のェステルであ
り、これらは、微豊又は時には化学的に検知できない量
のヒドロキノン等の重合抑制剤を含有していると考えら
れる。 実施例の組成物は、ゴムがェステルに可溶であるという
意味においては、相互に相客できるアクリル酸ェステル
単量体と、反応核を有するゴムを選択することにより調
製した貯蔵安定性の単相組成物であった。 ェステルに対して相客性を示さないゴムを組成物に配合
することは、例えば、固形ゴムを鶴練り1こよって配合
することは可能であるが、生成した組成物が相分離を起
こする額向があるので、一般にはさげるべきである。上
記以外の実施態様を簡単に次に列記する。 1 特許請求の範囲に記載した組成物 2 末端基が少なくとも1個の反応核となるゴムからな
る態様{1’‘こ記載の重合性組成物。 3 ゴムの2個の末端基がそれぞれ反応核になる態様1
1又は態様{21に記載の重合性組成物。 4 ゴムの少なくとも1個の側基が反応核となる態様

1}〜【柳こ記載の重合性組成物。 5 ピニル基、カルポキシル基、メルカプト基又は塩化
スルホニル基がゴムの少なくとも1個の反応核になる態
様‘1’〜‘41‘こ記載の重合性組成物。 6 ポリブタジェン、ウレタン化ポリブタジェソ、ハロ
ゲン化ポリブタジェン、プタジェン−アクリロニトリル
共重合体及びクロロスルホン化ポリエチレンからなる群
からゴムを選択した態様{1ー〜■に記載の重合性組成
物。 7 ゴムの一般式が、 (式中、Aは1・4一又は1・2−ブタジェ ン、
Bはアクリロニトリル、m及びnは少なくとも1に等し
い整数、Rは水素原子、水酸基又は炭素原子数1〜4個
のアルキル基、Pは1以上の整数である)である態様{
11〜【71に記載の重合性組成物。 8 カルボキシル基及びメルカプト基から選択した基が
、ブタジェンーアクリロニトリル共重合の2個の反応核
それぞれになる態様‘11〜のに記載の重合性組成物。 9 ゴムの平均分子量が2500〜5000の範囲にあ
る態様1’〜【8}‘こ記載の重合性組成物。10 ゴ
ムが、ェステル単量体と相客する液体である態様‘1’
〜【91に記載の重合性組成物。 11 ゴムが組成物1〜5匹重量%を占める態様‘1}
〜‘10に記載の重合性組成物。 12 ゴムがアクリル酸ェステル単量体に可溶である態
様1’〜(11)に記載の重合性組成物。 13 組成物を硬化したとき、ェステル単量体がゴムと
架橋する態様‘1ー〜(12)に記載の重合性組成物。 14 ェステル単童体の一般式が、A−X−B 〔式中、Aは次式CH2:CR−C:00一(式中、R
は水素原子又はハロゲン原子又は炭素原子数1〜4のア
ルキル基である)で示される基であり、Bは水素原子又
は次式C比:CR−C:00−(式中、Rは前記の意味
を有する)で示される基であり、そしてXは少なくとも
2個の素原子を有する以外で、該単量体を重合する基を
含まない2価の基である〕である態様{1’〜(13)
に記載の重合性組成物。 15 −般式: (式中、RIは水素原子、炭素原子数1〜4個のアルキ
ル又はヒドロキシアルキル基又は、であり、RIIは水
素原子、水酸基、炭素原子数1〜4個のアルキル基又は
(前記2つの式のRは前述の意味を有する)であり、m
は少なくとも1に等しい整数であり、Pは0又は1であ
り、そしてnは少なくとも1に等しい整数である〕が、
ェステル単童体の基‐X一を表わす態様(14)に記載
の重合性組成物。 16 ェステル単量体A−×一】3の基A、Bの少なく
ともひとつやメタクリル基である態様(14)、(15
)に記載の重合性組成物。 17 ェステル単量体の基一X一が少なくとも1個のエ
ーテル結合を有する態様(14)〜(16)記載の重合
性組成物。 18 テトラエチレングリコールジメタクリレート、ト
リエチレングリコールジメタクリレート及びテトラヒド
ロフルフリルメタクリレートから選択した少なくとも1
種のヱステル単童体からなる態様‘11〜(17)に記
載の重合性組成物。 19 酸素処理用触媒を含み、酸素又は酸素含有ガスを
通気することにより嫌気硬化するようになっている態様
【1}〜(18)に記載の重合性組成物。 .20 第3アミントと−CO−N<基
を含む化合物からなる群から選択した化合物を少なくと
も1個触が含有する態様(18)に記載の重合性組成物
。 21過酸化物、ヒドロ簿酸物及びベルェステルからなる
群から選択した活性剤を含有する態様{11〜(20)
に記載の重合性組成物。 滋 重合抑制剤を含む態様‘1}〜(21)に記載の童
することによって得た製品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 空気又は酸素に接触している間該組成物が未硬化の
    まま存在し、空気又は酸素との接触を取り除いたときに
    アクリル酸エステルの自発重合を開始するのに有効な重
    合触媒又は活性剤、及び嫌気重合性単量体としての少く
    とも1つのアクリル酸エステルを配合した嫌気硬化性接
    触剤またはシーラント組成物であつて、該組成物は、数
    平均分子量1000乃至6000の液体低分子量反応性
    ゴム状重合体を前記硬化組成物の強化剤として該組成物
    の全重量を基準にして1〜50%の割合で含み、前記ゴ
    ム状重合体は、その主鎖の末端部に−CH=CH_2、
    −COOH、−SO_2Cl、−SH及び−OC(O)
    CR=CH_2(式中Rは水素、C_1−C_4アルキ
    ル又はハロゲンである)から選択された少くとも1つの
    反応性基を有することを特徴とする嫌気硬化性接着剤ま
    たはシーラント組成物。
JP50057173A 1974-05-13 1975-05-13 嫌気硬化性接着剤ならびにシ−ラント組成物 Expired JPS6015662B2 (ja)

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