JPS60156393A - 発酵によるアコニツト酸製造方法 - Google Patents

発酵によるアコニツト酸製造方法

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JPS60156393A
JPS60156393A JP59268226A JP26822684A JPS60156393A JP S60156393 A JPS60156393 A JP S60156393A JP 59268226 A JP59268226 A JP 59268226A JP 26822684 A JP26822684 A JP 26822684A JP S60156393 A JPS60156393 A JP S60156393A
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aconitic acid
acid
aspergillus
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JP59268226A
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ケルヴイン・スコツト・ホルドム
ノーマン・ウインスキル
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Pfizer Inc
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P7/00Preparation of oxygen-containing organic compounds
    • C12P7/40Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a carboxyl group including Peroxycarboxylic acids
    • C12P7/44Polycarboxylic acids
    • C12P7/48Tricarboxylic acids, e.g. citric acid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/14Fungi; Culture media therefor
    • C12N1/145Fungal isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
    • C12R2001/645Fungi ; Processes using fungi
    • C12R2001/66Aspergillus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • Y10S435/913Aspergillus

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアコニット酸の製造、特に発酵によるアコニッ
ト酸の製造に関する。
アコニット酸はトリカプト属ならびに、ビートの根及び
サトウダイコンを含めた、他の植物類に存在する自然発
生酸である。この酸はサトウダイコン・ジュース及びシ
ロップから回収されたカルシウム・マグネシウム塩から
製造することができる。アコニット酸はクエン酸の脱水
によっても営利的に製造されている。アコニット酸はト
リカルボン酸サイクルの中間体であシ、このような中間
体という意味では多くの微生物によって産生されている
。しかし、これは通常有意な量では蓄積されていたい。
アコニット酸がメチレンブルー存在下でクロカビ(As
nergillus niger) の発酵によって産
生°されると主張されているが(板目と馬場、日本展装
化学会誌1942年18巻、12号、1127−11ろ
0頁、英文抄録95)、営利的な規模でアコニット酸を
製造する発弾方法は今までに開発されていない。
アコニットwは不飽和トリカルボン酸であるので、その
カルボン酸機能のために、これが組み入れられたポリマ
ーに特別な性質を与えるコモノマーとして有用であると
いう可能性がある。ざらに、アコニット酸はそのエステ
ルとして、合成ゴム用及び、ポリ塩化ビニルのような、
他のポリマー用可塑剤とl、ての特別な用途も見い出し
ている。しかし、このような用途はアコニット酸の製造
コストが高いためにあまり普及していない、もし、よシ
安価なアコニット酸製造方法が発見されるならば、この
ような用途がさらに魅力的なものになるばかりでなく、
経済的なものになると思われる。
アコニット服用途に関するレヴユーはMiller と
Canterによって「炭水化物化学の進歩(Adva
nces in Carbohydrate Ch印1
stry)J1951年、6巻、231−249頁に発
光されている。
今回、我々はアスペルギルス−テルレウス(ASper
g’1llu、9 terreus)の成る突然変異株
がしよ糖またはグルコースを含む適当な炭水化物基質の
発酵によって良好な収量でアコニット酸を産生じ得ると
・とを我々は発見した。現在、公知のアスペルギルス・
テルレウス菌株はこれらの基質から主としてイタコン酸
を産生ずるものである。さらに、例えばアスペルギルス
・イタコニカス(AsnerBillus 1taco
nicus)のような、良好な収率でアコニット酸を産
生じ得る他のイタコン酸産性アスペルギルス属の変異株
も存在すると確信される。さらに、例えばフルオロ酢酸
塩を加えることによって発酵培地におけるアコニターゼ
の生産率(すなわち活性)を阻害するならば、このよう
な変異株が有意な収量でクエン酸を産生じ得ることも我
々は発見している。アコニターゼの生産率(すなわち活
性)を阻害する他の方法も明らかに同じ効果を有するは
ずである。
従って、本発明では、アコニターゼの生産率を阻害しな
いような炭水化物含有の水性栄養培地中の好気性条件下
で、アスペルギルス・イタコイカスまたはアスペルギル
ス・テルレウスのアコニット酸産生菌株をアコニット酸
の有意な量が蓄積されるまで増殖させ、次にアコニット
酸またはその塩を培地から回収することから成るアコニ
ット酸製造方法を提供する。
ファイザー培養コレクションのM490という名称のイ
タコン酸産生菌株の突然変異によって、アスペルギルス
Φテルレウスの特に有効なアコニi−ト酸蓄積菌株が得
られた。この変異株(M141と呼ばれる)はブタベス
)4iK約下での特許手続きのために、連邦菌類学研究
所(CommonwealthMyco:Logica
l 工n5titute)(イギリス、サリー州キュー
)に1986年12月9日に寄託され、そこでCMl 
cc 281924と名づけられている。この肉株は主
としてアコニット酸を産生じ、クエン酸及びイソクエン
酸のような他の酸を少量産生する。アコニット酸、クエ
ン酸及びイソクエン酸の産生量の比は典型的に約92:
3:5である。イタコン酸の産生は検出不能である。ア
スペルギルス・テルレウスとアスヘルギルスeイタコニ
カスの他の変異株ももちろん使用できる。
本発明においてこれらの変異株を使用するための唯一の
判断基準は、適当な炭水化物基質の発酵によってこれら
がイタコン酸またはその他の酸よりも顕著にアコニット
酸を蓄積するがどうがということである。
アスペルギルス□テルロイスM14L(CMICC28
1924)は次のような、種々な媒質中で増殖させるこ
とによって(全て37℃において5日間)得られた結果
から同定することができるニ ゲルコース/酵母エキス/麦芽エキス寒天:豊富な淡褐
色胞子による厚い増殖;裏側は黄色−褐色 ツアペック・ドックス寒天: 白色好気性菌糸体による良好な増殖;淡褐色胞子若干 ジャガイモ/テキストロース寒天: 豊富な暗褐色胞子によるまばらな増殖 栄養寒天:良好な増殖;淡黄色胞子少数を■する好気性
菌糸体 グリセロール/無機塩寒天:豊富に淡褐色胞子による良
好な増殖。
全ての場合に28℃における増殖は同様であったが、胞
子産生は一般にあ一!シ豊富ではなかった。
次の炭素源が増殖を促進する(67℃において48時間
後に分析)ニゲルコース、グリセロール。
2−オキソグルタレート、アラビノース、キシロース、
キシリトール、イノシトール、ソルビトール、N−アセ
チルグルコサミン、セロビオース。
ラクトース、マルトース、サッカロース、トレハロース
及びラフィノース、アドニトール、ガラクトース及びメ
ーレチトースでは弱い増殖が得られるが、メチルD−グ
ルコシドでは増殖は生じない。
67℃48時間の増殖後に次の炭素源から酸の生成が観
察される:グルコ−ス、グリセロ−/L/。
L−アラビノース、D−キシロース、ソルビトール、セ
ロビオース、マルトース、メレチトース、およびラフィ
ノース:しがし、D−アラビノース、L−キシロース、
アドニトール、ガラクトース捷たはN−アセチルグルコ
サミンによる増殖からは酸が産生されなかった。キシリ
トール、イノシトール及びトレハロースによっては軽度
に酸が産生された。
アスペルギルス赤テルレウスM141 (CMICC2
81924)は、実施した全ての形態学的及び生理学的
テストに関して、これが派生した親菌株(M490)及
びアスペルギルス・テルレウスの他の菌株に同じであっ
た11本発明に含まれルアスベルギルス・テルレウスl
VN41(CMICC281924)とこれに関係した
菌株を特色づける重要な特徴はこれらの菌株が有意な量
のアコニット酸を蓄積し得るということである。
アコニット酸はシスとトランスの異性体として存在する
。生存有機体中でのタレブズトυカルボン酸サイクルで
形成されるのはシス異性体であることが知られているが
、植物体では自然に、種々な割合で、両異性体が生成す
る。しかし、トランス異性体の方が安定な形であり、温
朋及びpHの適当々条件下では、シス形が異性化して、
トランス異性体を目立って多く含む平衡混合物を形成す
る。従って、本発明の方法では、発酵と回収の条件が産
生されるシスとトランス異性体の割合に影響を及はし得
る1゜ 本発明に用いる水性媒質は基質と、用いるアスペルギル
スeイタコニカスまたはアスペルギルス・テルレウスの
だめの栄養物を含んでいる。炭水化物トシテハ、スクロ
ース、マルトース、グルコースまたはこれらの適当な発
生源であるジャガイモもしくはコーンの殿粉、デキスト
リンまたは稠密を用いることができる。栄養物は同化し
得る璧素源及び無機塩を含む。多くの窒素源の中で、コ
ーンステイープリカー、小麦モミガラ、大豆ミール、綿
実ミール、尿素、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム
、もしくは塩化アンモニウム、アミノ酸、ペプトン及び
その他の、酵素によって消化されたたんばく質が適して
いる。ビタミン及び必須無機物は痕跡量で粗炭水化物中
及び/又は窒素源中に不純物として1.ばしば存在する
、または必要に応じて培地に加えることができる。
当業者が熟知の方法(例えば[代謝−次産物(Prim
ary Products of Metabolis
m)JEconomic Microbiologv 
2巻 、47−119頁A、 H,Rose fiil
集、 Academic Press London1
978年におけるり、M、Mjallによるレヴユーの
参考文献参照)によって複合培地の重金属含量を減する
と、アコニット酸の収量が増すことを桟状は発見した。
マンガン及び鉄のような重金属レベルは典型的に5 p
pm以下寸で減少させる。
さらに、亜鉛塩のような代謔阻害剤が培地に含有される
とアコニット酸の収量が増すことも発見した。例えば、
ZnSO4・H21,)を1〜10y7tの濃度で加え
ると、効果的であることがわかった。
アスペルギルス争イタコニカスまたはアルペルギルス・
テルレウス菌株は28〜42℃の温度、1.5〜4.0
のpH範囲において培養することができ、2〜7日商の
発酵後にアコニット酸が良好な収量で得られる。3チ塩
化ナトリウムを含む麦芽寒天のような適当な培地上で増
殖した凶株の細胞を、振とりフラスコ内の炭水化物含有
の水性栄養培地に移すことによって接種材料を調製する
。適当な温度で充分な時間振とり培養した後、次にこの
接種材料のアリコートを攪拌通気した発酵器内の園じ無
菌培地に移丁。この処置をくり返して、生産発酪器に移
す〜Iに幾つかの接種段階で培養菌を前増殖させる。例
えば水酸化ナトリウムもしくはアンモニアの水溶波型た
は水酸化カルシウムもしくは炭酸カルシウムの水性懸濁
液のようなアルカリを添加することによって、生産培地
のDHi適当なレベルに維持する。
アコニット酸の有意な量が蓄積したことがサンプルの分
析によって判明したならば、技術上周知の水溶性有機カ
ルボン酸回収方法によって培地から酸を回収する;すな
わち、例えばe3Ij4または遠心分離によって微生物
の細胞を除去し、例オば蒸発によって濃縮レアコニット
酸またはその塩を析出させるか、又は例乏ばカルシウム
塩のような不溶性塩として沈殿させ、例えば硫酸水浴液
によって酸の状態に再生1−1水溶液を分離蒸発させて
アコニット酸を得る。
発酵培地内のアコニット酸ヲ定量するために、培地のp
Hを最初に塩酸または硫酸によって土7〜2.0に調節
し、次に沢過または遠心分離によって菌の菌糸体を除去
する。次に1液または上溝液を次の方法によって分析す
る: 1)ガスクロマトグラフィ これは発酵培地中の有機酸を分離定量する便利な手段を
捺供する。アコニット酸の測定には、次のような方法が
用いられている。分析はフレームイオン化検出器を装備
したPye104ガスクロマトグラフによって実施する
: カラム温度 148℃ 検出器温度 250℃ 注入器温度 148℃ ヘリウム流量 30祠/分 水素流量 60me1分 空気流# 500m17分 約10.2’0.40.60及び100mgのアコニッ
ト=を正確に秤量し、それぞれテトラヒドロフラン(T
HF )10tnl中に溶解することによって、標準曲
線を最初に作成する。次に各サンプル中 を次のように処理する:乾燥したバイアルビン入れた峙
液1−にN、O−ビス−(トリメチルシリル)−アセト
アミド02−を加え、このピンを円板状に仕上げられた
PTFEで素早く密封し、フタをした。このビン’に1
00℃に1時間加熱する。次に透明な上清1.μy+(
i7カラムの上部に注入する。
酸蕾を横座標に、対応するクロマトグラムビータの面積
を縦座標にプロットすることによって、標準曲線を作成
する、ピーク面積の測定はガスクロマトグラムに取り付
けた積分器によって簡便に行うことができる。
発酵液P液を分析するだめには、残留炭水化物が分析を
妨げるおそれがあるので、これを最初に除去しなければ
ならない1、この除去はアンモニウム形の工Rk6B陰
イオン交換樹脂5m7!を含むカラムにP液2 meを
通すことによって達成される。
澱液中の有機酸は樹脂に付着し、残留炭水化物は水20
rn1.でカラムを洗浄することによって除去される。
次にm*2osw/vアンモニア溶液5rnlによって
位f脂から溶出させ、このアンモニア溶出故2−をビン
に装入し、水浴中で加熱することによって過剰なアンモ
ニアを除去する。このビンを次に凍結乾沫器に入れ、水
分を全て除去する。
THF 1−を加え、標準溶液に対して上述したように
サンプルを処理する。
サンプルに含まれるアコニット酸量は標準曲線との比較
によって容易に算出される。この他に存在する酸、例え
ばイタコン酸、クエン酸及びインクエン酸の量も同様に
1.て算出することができる。
2)高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)発酵液中
のアコニット眼含蕾は、下記のいずれかの条件下で操作
するHPL(1’クロマトグラフ(Wat er s 
)にサンプル10μlを注入することによって分析する
ことができる。方法Aでは、発酵液上清の1液を直接注
入することができる。方法Bでは、ρ液または上溝を注
入前にアセトニトリルで少なくとも10倍に希釈してr
遇する。
方法A カラム: Partisil SAX (Whatma
nl 30mX4m+n(同径) ’reyx : 5 [j、150メタノール/ o、
 08 M Na2HP○4水浴液、酢酸でKIIH6
,6に脚整 流量:2.0++m/分 検出器:230nmで操作するUV検出器(Cecil
 Instruments’ )んy留時間:シス・ア
コニット酸は約5.1分後に溶出する7 トランス・アコニラ)S&は約6.4分後に溶出する。
方法B カラム: Lichrosorb diol、粒度10
μ(Merck ) 30zX 4mm (内径)溶 
媒:98/2アセトニトリル10.03MH3PO4水
溶液 流 量:1.6d/分 検出器:屈折率検出器(Waters) また200n
、 mで操作するUV検出器(Cecil工nstru
ments ) 血留時IVI:アコニット酸は約4.7分後に溶出する
サンノルのアコニット酸含量を該肖するピーク面積の積
分及び、正確に秤量したアコニット酸量を含む、子連の
ように処理17た標準混合物に対する比較によって算出
する。方l!i!i−Bはアコニラlをクエン酸、イソ
クエン酸、リンゴ酸及びα−オキソグルクール酸のよう
な他の酸から分離するためにも用いることができる。
6)無水酢酸−ビリジン法 この方法はM、 5affranとO,F、 Dens
t eat がJ、Biol、 Chem、、 175
.849頁(1948年)に述べているオリジナル方法
をJ 、 M、 Lowens te inが[酵素学
における方法(Methods in Enzymol
−ogv)J 頌J巻51ろ負〔J、M、 Lowen
stein 編集、 Academic Press 
(1969年)]に述べているように改良したものであ
り、アコニットばの定量に用いられている。オリジナル
方法では、クエン酸とアコニット酸の両方、々らびに他
の干渉物質が無水酢酸とピリジンに反しして、425n
mにおいて吸光する有色物質を形成する。し力)し、L
owen S t e inの指摘によると、この反応
を0−−+ l+r、’+−1−イCg −k l−ン
A 〒に・ソk nw Fr 、A fx−1dll 
5aすることができる。
以下では、本発明の方法の実施例を述べる。
実施例1 y7tで衣した濃度で下記の取分を含む第一段階用接種
培地を調製した(水道水中):マニトール 50.0 NaNO□2.O F es04命7 H20o、 OOlZn5O4・4
 H2Oo、 006 C嘘04・5H200,0015 CaCO32[11 MgSO4曝7H201,0 KH2PO42,4 栄養ブイヨン粉末(Oxoid ) Q、 ’1この培
地1tを2.Bt振とうフラスコ(Fermbach、
 )に投入し、15 psiのオートクレーブにおいて
20分間殺銅ヒた1、この培地にアスペルギルス・テル
レウスM141(CMI cc281924 )の斜面
培養からの胞子を添加することによって接種し、62℃
において5日曲、ダ子気的に振とり培養した。
(B) !/lで表した@厩で下記の成分を溶解する(
水道水中に)ことによって第二段階用接種培地を調製し
た: 重金属含量を減するように処理 175した加水分解コ
ーン殿粉、グル コースは等1曲。
KH2PO40,11 JS○4・7H202,l MnSO4−4H200,002 CuSO4−!5H20、o、o 18NH4NO32
,1 この培地2.5tを5を発酵器に投入し、15pS1の
オートクレーブにおいて20分曲殺困した。
この無醒培地に、FA)で述べたように増り11させた
第一段階接ti培養物100m1を接第1し、さらに通
気(2,011分)及び攪拌(150[)lla1転/
分) L々から60℃において28時間インキュベート
した。
(C) y/lで表した礫IGで下記の成分を溶解する
(水道水中に)ことによって、第三段I有用接種培地を
調製した: 重金縮合J−,−<減するように 175処理した加水
分解コーン取 粉、グルコースは等価 KH2PO40,1 Mg504・7H202,0 CusIO4−5H2C0,2 NH4N○32.O CaCO31,0 グルタミン酸ナトリウム 5.0 この培地2.5tを5を発酵器に投入し、上述のように
殺困■7た。この培地に、(B)で述べたように増殖さ
せた第二段階接種培養物400−を接種し、さらに通気
C2,Ot1分)及び猾拌(1500回転/回転上なが
ら60℃において24時出」インキュベートした。
(D) f//lで表した濃度で下記の成分を溶解する
(水道水中に)ことによって生理段階用培地ケ調峡した
ニ ゲルコース(CerelO8e)200KH2PO40
,25 MgSO4・7H202,0 NH4No33.0 ZnSO4IIH2o4.0 この培地2.5tlr5を発酵器に投入して、上述のよ
うに殺菌した。
この無菌培地に、(C)に述べたように増殖させた第三
ノ段階接種培養物200−を接種し、通気(2t/分)
及び攪拌(1,500回転/分)しながら120時間(
5日間)インキュベートした。
最初の4時間は温度を65℃に制御し、次に41℃に制
御し、水酸化ナトリウム水浴液を添加することによって
pHを4.0に調節した。最終培養物はアコニット酸5
01f/lを含有した。
実施例2 生産培地にグルコースの代りにスクロース(200グ/
l)を用いた点以外は、実施例1の方法をくり返した。
最終培養物はアコニット酸52、Oir/4を含有した
・ 実施例6 生産培地が?/1で表した濃度で下記の成分を含む点を
除いて、実施例1の方法ケくり返した二重金属含量を減
するように 250 処理した加水分解コーン殿 粉、グルコース等価 KH2PO40,2 ZnSO4・H2C,5,0 最終培養物はアコニソ)岐10 o、5.y 7tを含
有した。
実施例4 生産培地からZn S O4・H20’iz除いた点以
外は実施9il 1の方法をくり返した。最終培養物は
アコニット酸45.1?/lを含有した。
実施例5 生産培地のpHを調節するために、水酸化ナトリウム水
浴液の代りに水酸化カルシウム水性懸濁液を用いた点以
外は、実施例乙の方法をくり返した。
最終培養物はアコニット酸79.6y/1(r−含有し
た・ 実施例6 重金属金側を減するように処理したスクロース220r
/4含有水溶液に、KH2PO40,25t /lとZ
nSO4・H2O4,Of/lを溶解することによって
生産培地を調製した。この培地を5を発酵器に投入し、
15 psiのオートクレーブで20分間殺菌した、こ
の無藺培地に、実施例1(A)に述べたように増殖した
第一段階接種培養物200−を接種した。生産段階は、
水酸化ナトリウム水溶液の代りに水酸化カルシウムIt
iil濁液を用いてpHを調節した点板外は、実施例1
(D)に述べたように実施した。最終培養物はアコニッ
ト酸82,9グ/lを含有した。
実施例1〜乙のそれぞれにおいて次の方法によって、ア
コニット酸を遊離酸捷たはそのナトリウム塩として最終
培養物から回収する。
実施例7 ケイ貿フィルターによって全培養物を1過して細胞を除
去し、アコニット酸ナトリウムを含むP故を蒸発によっ
て破網し、及び粗生成物を水から再結晶することによっ
て、実施例1〜4で調製した最終培養物からアコニット
酸ナトリウムを回収した(収率50〜60%)。
実施例8 実施例1〜4で調製した最終培養物から、実施例7で述
べたように濾過し、P液をイオン交換樹脂カラム(酸性
型のAmberlite IRC50)に曲すことによ
ってナトリウムを除去し、水によってアコニット酸を溶
出することによって、アコニット酸全回収する。次に、
アコニット酸を含有するカラムからの溶出液をさらに、
実施例7でP液に対して行ったように処理する(収率5
0〜60%)。
実施例9 実施例5と6で調製したような最終培養物から、硫酸の
添加によって培養物をpH1,0〜3.0(典型的には
1.9)に酸性化し、細胞及び沈殿した硫酸カルシウム
を除去するために1過し、及びP液を蒸発によって濃縮
することによって、アコニット酸を回収する。次に、粗
生成物を活性炭で処理して脱色し、水からアコニット酸
を再結晶する(収\率24襲)。
特許出願人 ファイザー・コーポレーション、 (外5
名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)アスペルギルス・イタコニカス(Asner−g
    illus 1taconicus) iたはアスペル
    ギルス・テルレウス(Asnergillus ter
    reus)のアコニット酸蓄槓菌株をアコニターゼ産生
    が阻害されないような炭水化物含有水性栄養培地内の好
    気性条件下で、培地内に有意な量のアコニット酸が蓄積
    されるまで増殖させ、次にアコニット酸またはその塩を
    培地から回収することから成るアコニット酸峡造方法。 (21m株がアスペルギルス争テルレウスM 141(
    CM、ICC281924,)である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 (3)培地の重金属音量を5 ppm以下に減する特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 (4)培地がZn5O4−H2O1〜10 f /lに
    相邑゛ するレベルでZn塩を含有する特許請求の範囲
    第1項から第6項までのいずれか1項に記載の方法。 (5)菌株を28〜42℃の温度、1.5〜4.0のp
    、H範囲において2〜7日間増殖させる特許請求の範囲
    第1項から第4項のいずれか1項に記載の方法。 (6)培地の1過、蒸発によるt液の濃縮及びアコニッ
    ト酸ナトリウム結晶を培地から回収することによって、
    アコニット酸をナトリウム塩として回収する特許請求の
    範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の方法。 (7)培地を硫酸の添加によってT)H1,0〜30に
    まで酸性化し、泊過し、沢液を蒸発によって濃縮し、そ
    して培地からアコニット=の結晶を回収することによっ
    て、アコニット酸を遊離アコニット酸として回収する特
    許請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の
    方法。 (8)特許請求の範囲第1項から第7項のいずれか1項
    に記載の方法によって製造l〜だアコニット酸ミたはそ
    の壇。 (9) アスペルギルスΦテルレウスCM工 CC28
    1924゜
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