JPS60156217A - 漏電検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の対象〕 本発明は、通電用電線に巻回された漏電検出用コイルが
漏電を検出すると、通電用電線を遮断するリレーを駆動
して、電源の供給を遮断する漏電検出回路に関するもの
である。

〔発明の利用分野〕

上記漏電検出回路は、電源と外部機器との間に用いられ
て、外部機器にショート等により漏電が生じた場合にこ
れを検出して電源を遮断するものであり、具体的には、
例えば、家庭用機器全般に利用される。

〔従来技術〕

従来の漏電検出回路として、例えば第１図に示すものが
ある。これは、通電用電線１０に漏電検出用コイル１１
を巻回し、このコイル１１がセンサ回路１２に接続しで
ある。外部機器にショート等により漏電が生じた場合に
は、通電用電線１゜に流れる異常電流をコイル１２によ
り検出して、センサ回路１２に信号を発する。センサ回
路１２はこの信号によりリレー駆動回路１４を駆動する
。このリレー駆動回路１４には、外部機器への電源の供
給を遮断するリレー１５と、漏電が生じた事を表示する
漏電表示ランプ１６とが接続されている・そして、リレ
ー駆動回路１４が作動すると、リレー１５および漏電表
示ランプ１６へ通電して、漏電が生じた事を表示すると
ともに、外部機器への電源の供給を遮断する。ところが
、外部機器への電源の供給を遮断すると、漏電電流が消
失して、検出コイル１１が漏電を検出しないため、セン
サ回路１２には、ボールド回路１３が接続されて、検出
コイル１１が漏電を検出すると、この状態を保持ずべく
センサ回路１２にホールド信号を発する様になっている
。このため、リレー１５への通電が保持されて、外部機
器への電源の供給を遮断し続ける。また、回路には漏電
テストスイッチ１７が設けてあり、回路の動作をチェッ
クす゛　る時に用いられる。

〔従来技術の問題点〕

この従来の漏電検出回路では、外部機器への電源の遮断
を継続するために、ホールド回路１３を備え、このホー
ルド回路１３のホールド機能により、リレー１５への通
電を継続的に行なっている。ところが、外乱により、ホ
ールド回路１３にリセットかがかる可能性がある。ボー
ルド回路１３にリセットがかかると、リレー１５への通
電が断たれ斧ため、再び外部機器への電源が供給される
という問題点がある。

〔技術的課題〕

そこで、本発明は、電子回路的な継続ホールド機能を備
える事なく、電源の遮断を継続することを、その技術的
課題とするものである。

〔技術的手段〕

上記技術的課題を達成するために、本発明では、漏電検
出用コイルの漏電検出状態を一時的に保持する一時保持
回路と、通電用電線を遮断するりレーが作動すると疑似
漏電電流を生ずる疑似漏電手段とを備える。

（技術的手段の作°用〕 これによれば、漏電検出用コイルが漏電状態を検出する
と、一時保持回路が漏電を検出した事を一時的に保持し
、そして通電用電線を遮断するりレーが作動する。ここ
で、この一時保持回路はりレーが作動するまでの間、漏
電状態を記憶保持するものである。リレーが作動すると
、疑似漏電手段が疑似漏電電流を生じ、この漏電電流を
漏電検　１出用コイルが検出し、漏電状態が漏電検出回
路内部で発生して、電源の遮断を継続する。

〔本発明の効果〕

本発明によれば、漏電状態が漏電検出回路内部で疑似的
に生じて、電源の一遮断が継続するため、動作が確実で
あり、また外乱にも強い、ため高い信頼性が得られる。

さらに、本発明では、継続的なホールド回路が不要とな
るので、漏電検出回路の部品点数が減少し、また回路構
成が簡単になるという効果がある。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について第２図を参照して説明
する。

通電用電線２０には、漏電検出用コイル２１が巻回され
ている。この漏電検出用コイル２１はセ、ンサ回路２２
に接続され、センサ回路２２は一時保持回路２３および
リレー駆動回路２４に接続されている。

ｌｚ−’９Ａ動回路２４に接続されたリレー２５には、
通電用電線２ｏを遮断する接点２５Ａ、２５Ｂの他に接
点２６が設けである。この接点２６は疑似漏電経路２７
に接続され、抵抗２８を介して通電用電線２０の１つに
接続されて疑似漏電手段を構成している。また、漏電テ
ストスイッチ２９が設けである。

以上の構成において、外部機器にショート等により漏電
が生ずると、通電用電線２ｏに流れる異常電流を漏電検
出用コイル２１が検出して、センサ回路２２に信号を発
する。センサ回路２２はこの信号を増幅してリレー駆動
回路２４を駆動すると共に、一時保持回路２３に信号を
送り、一時保持回路２３が漏電状態を一時的に記憶保持
する。

リレー駆動回路２４はセンサ回路２２より信号を受ける
と、リレー２５に通電し、通電用電線２０を遮断して、
外部機器への電源供給を遮断するこの時、リレー２５の
接点２５Ｂが接点２６側へ切換わり、疑似漏電経路２７
に通電されて疑似漏電電流が生じる。この疑似漏電電流
を検出コイル２１が検出するため、漏電検出状態が継続
されて、電源の遮断が継続される。これは、例えば漏電
検出回路を電源からはずし、外部機器を修理して再び電
源を投入すれば復帰させることができるなお、センサ回
路２２およびリレー駆動回路２４は通常用いられる増幅
回路で良く、また一時保持回ＦＩＩＩ２３は、検出コイ
ル２１が漏電を検出してから、リレー２５が作動するま
での間センサ回路２２の出力を保持するもので良く、例
えば抵抗とコンデンサによる時定数回路を用いれば良い
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術の説明用回路図、第２図は本発明の一
実施例を示す回路図である。 ２０・・・通電用電線、２１・・・漏電検出用コイル１
．２２・・・センサ回路、２３・・一時保持回路、２４
・・・リレー駆動回路、２５・・・リレー、２７・・・
疑似漏電経路（疑似漏電手段） 特許出願人 ？イシンｌｎ魯越魯ネ式官社 代表者中井令夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通電用電線に巻回された漏電検出用コイルと、前記通電
   用電線を遮断するリレーと、前記漏電検出用コイルが漏
   電を検出すると前記リレーを駆動するリレー駆動回路と
   から成る漏電検出回路において、前記漏電検出用コイル
   の漏電検出状態を一時的に保持する一時保持回路と、前
   記リレーが作動すると疑似漏電電流を生ずる疑似漏電手
   段とを備えた漏電検出回路。