JPS6015610Y2 - 金属型材切断装置 - Google Patents

金属型材切断装置

Info

Publication number
JPS6015610Y2
JPS6015610Y2 JP1976104227U JP10422776U JPS6015610Y2 JP S6015610 Y2 JPS6015610 Y2 JP S6015610Y2 JP 1976104227 U JP1976104227 U JP 1976104227U JP 10422776 U JP10422776 U JP 10422776U JP S6015610 Y2 JPS6015610 Y2 JP S6015610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular saw
cutting
rotary circular
cut
traveling base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976104227U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5322286U (ja
Inventor
伸一 堀
Original Assignee
株式会社浅田機械製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社浅田機械製作所 filed Critical 株式会社浅田機械製作所
Priority to JP1976104227U priority Critical patent/JPS6015610Y2/ja
Publication of JPS5322286U publication Critical patent/JPS5322286U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6015610Y2 publication Critical patent/JPS6015610Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 断面形状が複雑な金属製等型材の切断加工はプレス加工
よりも丸鋸(メタルソー)による切断が適するが、例え
ば第5図の如き型材Aに対して丸鋸切断を試みるに、丸
鋸の肉厚に相応する長細片状型材材料Bが切断カスとし
て発生される。
この場合型材Aに対する丸鋸刃先部両側の接当圧のわず
かの相違から高接当圧徊の切削完了が低接当圧側に先行
して威され、故に上記切断カスBの逃げ動作が可能とな
り切断されたいずれか一方側の型材に付着且つ残置され
るに至る。
一般に丸鋸による型材切断は刃体による切削のみならず
丸鋸高速回転に伴い発生する摩擦熱の溶断作用を利用し
ているため、高い摩擦熱の作用により切断カスBは丁度
熱溶着によって型材Aに付着された如き状態となり型材
Aとの連結度が強大なものとなる。
このような強固な不完全切断カスBの付着発生は製品型
材としての品質を劣悪なものとするため、当然のことな
がら異なるラインにおいて再仕上げ加工を要し、作業能
率等において種々の難点を有するものとなっていた。
本考案は不完全切断カスの発生が型材に対する丸鋸刃先
部両側の接当圧の相違に基づくものであることに着目し
且つこれを逆利用することによって、切断した型材のう
ち所望側の型材切断端面側に積極的に不完全切断カスを
残置形成させ、且つ丸鋸の往動による型材切断加工完了
後において従来は遊び動作である丸鋸の復動期間を利用
して上記不完全切断カスを切落とすことのできる有用な
型材切断装置を提供しようとするのである。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図の図面に基
づき説明する。
1は丸鋸移動方向に平行状態で架設された一対のガイド
軸(第1図において両ガイド軸は重なって位置するため
一体のガイド軸のみを示している)であって、両ガイド
軸1.1にわたり走行台2がガイド軸1,1方向に摺動
のみ自在に橋架されている。
該走行台2の上面にはモータ3が装備され、該モータ3
にて周知の回転力伝達手段を介して駆動される駆動軸4
が走行台2の側面に突設され、該駆動軸4の小径部4a
にプーリー5および大径の第1の回転丸鋸6が套嵌され
た状態で小径部先端のボルト軸部4bに締結ナツト7を
捻込むことにより、此等プーリー5および第1の回転丸
鋸6を主軸段部8に押圧させて一体的に固定している。
9は第一の回転丸鋸6の抑え部材である。
また走向者2とプーリー5との間において駆動軸4にベ
ヤリングカバー10と座金11とが套嵌される。
ベヤリングカバー10と座金11とは図示していないが
周知のボルト・ナツト状緊締具にて一体化されると共に
、軸受12により駆動軸4に対し相対回転が可能とされ
、そしてこのベヤリングカバー10と座金11との間に
形成された外周部の環状溝13内に揺動アーム14の一
端が同じく回転可能に套嵌されている。
揺動アーム14の他端には従動軸15が軸受16を介し
回転のみ自在に支承され、該従動軸15の突出端部、即
ち上記第1の回転丸鋸6と同一側において従動軸小径部
15aにプーリー17および小径の第2の回転丸鋸18
が套嵌され且つボルト軸部15bに対する締結ナツト1
9の捻込みにて従動軸15に一体的に固定されている。
20は第2の回転丸鋸18の抑え部材、21はライナー
であり、また22.22は従動軸15の抜止め用蓋体を
示す。
揺動アーム14は該揺動アーム14と走行台側取付は板
23との間に介装された油圧シリンダ24にて吊下げ保
持され、且つ該油圧シリンダ24の進退動作に伴い駆動
軸4を中心として上下回動され、その高さ位置が変更さ
れる。
−刃駆動軸4と従動軸15の両プーリー5゜17間には
エンドレスベルト25が巻回されると共に、揺動アーム
14に軸支されたテンションプーリー26でもって常に
一定の張力が付与されている。
27はテンションプーリー26の軸である。
また、第1図に示す油圧シリンダ28は走行台2の往復
動を司るものである。
第2図の31は各プーリー5,17を係合させるキー溝
である。
以上構成の切断装置を用いて金属型材A切断を行なうに
あたり、本考案は次の2点に留意する。
即ち、不完全切断カスBは丸鋸刃先部の接当圧の低い側
に位置する型材切断端面に残置形成されるから、上記接
当圧の相違を意識的に作りだして丸鋸を挾み所望側の型
材切断端面に必らず不完全切断カスBが残置形成させる
こと、および型材Aに対して切断装置を往動させ且つ所
定の切断動作を行なったのち、切断装置の復動を利用し
て型材切断端面に残置形成された不完全切断カスBを切
削によって除去することである。
つまり本考案においては第3図および第4図に示すよう
に、型材Aを切断する時に、型材A1側に不完全切断カ
スBを残したい場合は、型材A1側の方が型材A2側よ
りも若干量低位に位置するように、型材Aを支持する一
対の切断台29.30のいずれか一方の切断台29を他
方の切断台30よりも若干低位に設置し、更に第2図及
び第3図に示すように第2の回転丸鋸18の移動軌跡S
2が第1の回転丸鋸6の移動軌跡S1に対して低位に位
置する切断台29側に来るように若干量変位して軸装し
である。
上記の条件を満たした状態でモータ3をオンすると、駆
動軸4によって第1の回転丸鋸6が回転されると共に、
該回転力はプーリー5,17およびエンドレスベルト2
5を介して従動軸15に伝達され、故に第2の丸鋸18
も同時回転する。
この時油圧シリンダ24により揺動アーム14を持上げ
て第2の回転丸鋸18を切断位置から上下へ逃がした状
態とする。
そして油圧シリンダ28のピストンロッド28aを伸長
させて走行台2の走行(往動)を開始する。
該往動に伴い第1の回転丸鋸6は型材Aを切断し、型材
A1とA2とに分離させるに至るが、型材A2側は一対
の切断台29.30の前記高低設置によって型材A1側
よりも極くわずかに高位に位置するため、第1の回転丸
鋸刃先部接当圧は型材A2側において高く、ために型材
A2側の切削が先行するので不完全切断カスBは低位側
切断台29に支持される型材A1側に残置形成されるこ
とになる。
こうした型材A切断完了後に走行台2の復動を行なうに
際し、油圧シリンダ24のピストンロッド24aを伸長
し揺動アーム14を下げ、第2の回転丸鋸18を切削位
置に位置させる。
この状態から油圧シリンダ28のピストンロッド28a
を縮小して走行台2に復動を行なわせると、第1の回転
丸鋸6が往動時の切断跡(即ち型材A1とA2との間)
を再び通るのに対し、第2の回転丸鋸18は該第1の回
転丸鋸6よりも低位の型材A1側にずれて位置するので
型材A1の切断済み端面を切削してゆくことになって、
型材A1側に残置形成された不完全切断カスBがこの切
削加工によって同時に切落とされることになる。
つまり往動時には第1の回転丸鋸6による型材Aの切断
が、復動時には第2の回転丸鋸18による不完全切断カ
スBの切落としく端面処理)が第3図および第4図の斜
線に示す移動軌跡のようになされる。
なお復動時にも第2の回転丸鋸18は第1の回転丸鋸6
と同方向に回転され、逆転させる必要がなくむしろ往動
時と同じ正転状態に維持することが好ましい。
これは第1図に示すように第1の回転丸鋸6が往動時に
金属型材Aに対し下方から喰い込むように切断するのに
対し、第2の回転丸鋸18はその復動時に残材たる不完
全切断カスBに対し上方から喰い込むように切断するこ
とになり、互の切断回転方向が結果として略反対になり
、より完全に切断カスBを除去することができるからで
ある。
以上のように本考案においては、往復直線駆動する走行
台に第1の回転丸鋸を軸装し、該回転丸鋸の回転軸を支
点として走行台の往動方向に延びる揺動アームに第2の
回転丸鋸を軸装し、切断すべき型材を橋架した一対の切
断台間に第1の回転丸鋸を配備した切断装置において、
上記一対の切断台のうち一方の切断台を他方の切断台よ
りも若干低位に位置せしめるようにしたため、第1の回
転丸鋸の型材に対する接当圧は当然に低位側切断台に支
持される型材側が低くなり、不完全切断カスはこの接当
圧の低い側に位置する型材の切断端面に確実に残着され
、従って第1の回転丸鋸で切断される際に高位側の型材
切断端面には切断カスが全く付着しない状態に切断され
る効果がある。
而も第2の回転丸鋸は第1の回転丸鋸の移動軌跡線上よ
りも低位に位置する切断台側に若干量変位して低位側型
材切断端面に略沿う移動軌跡に来るように軸装されるた
め、低位側型材切断端面に残着する不完全切断カスもこ
の第2の回転丸鋸によって完全に切断除去することがで
きる。
更に、前記走行台の往動時には第2の回転丸鋸を非切断
位置に上昇させ、復動時には切断位置に下降せしめるた
めの油圧シリンダを走行台と揺動アームとの間に介装し
て、走行台の往動時には第1の回転丸鋸による型材の切
断作業を、復動時には第2の回転丸鋸によって低圧側型
材切断端面に残着する不完全切断カスの切除作業を夫々
担当するようにしたため、従来の“遊び゛となっていた
走行台の復動を利用して端面処理を施こすことになり、
従来の単位当りの切断時間となんら変らないばかりか、
この往復動によって型材切断端面から不完全切断カスを
完全に除去できることになるから、再仕上げ加工が不要
となって加工工数の削減および省力化の上で有効であり
、作業能率を大幅に向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による型材切断装置の一実施例を示す正
面図、第2図は同要部の横断面図、第3図および第4図
は型材切断装置の動作説明図、第5図は従来の丸鋸切断
加工による型材切断端面の斜視図である。 1・・・・・・ガイド部材、2・・・・・・走行台、6
・・・・・・第1の回転丸鋸、14・・・・・・揺動ア
ーム、18・・・・・・第2の回転丸鋸、24・・・・
・・油圧シリンダ、29,30・・・・・・一対の切断
台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイド部材に沿って直線方向に往復駆動する走行台の下
    部に第1の回転丸鋸を軸装し、該回転丸鋸の回転軸を支
    点として走行台の往動方向に延びる揺動アームを回転軸
    に枢支し、該揺動アームの先端に第2の回転丸鋸を軸装
    腰革1の回転丸鋸を、切断すべき型材を橋架した一対の
    切断台間に配備してなる切断装置において、上記一対の
    切断台のうち一方の切断台を他方の切断台よりも若干低
    位に位置せしめると共に、上記第2の回転丸鋸を低位に
    位置する切断台側に第1の回転丸鋸の移動軌跡線上より
    若干量変位して軸装し、且つ前記走行台の往動時には第
    2の回転丸鋸を非切断位置に上昇させ、復動時には切断
    位置に下降せしめるための油圧シリンダを走行台と揺動
    アームとの間に介装してなることを特徴とする金属型材
    切断装置。
JP1976104227U 1976-08-03 1976-08-03 金属型材切断装置 Expired JPS6015610Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976104227U JPS6015610Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 金属型材切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976104227U JPS6015610Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 金属型材切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5322286U JPS5322286U (ja) 1978-02-24
JPS6015610Y2 true JPS6015610Y2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=28714386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976104227U Expired JPS6015610Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 金属型材切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015610Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2968117B2 (ja) * 1992-02-07 1999-10-25 アサヒ産業 株式会社 建枠の補強装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473394U (ja) * 1971-02-04 1972-09-04
JPS5148071Y2 (ja) * 1972-10-12 1976-11-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5322286U (ja) 1978-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6015610Y2 (ja) 金属型材切断装置
US4781094A (en) Device for transversely cutting strips of deformable material
US4085630A (en) Apparatus for adjusting condition of metal of saws
CN206154437U (zh) 一种数控裁板锯的锯片智能升降装置
CN213499766U (zh) 一种板材封边用修边装置
US1737362A (en) Trim saw
CN214518239U (zh) 一种新型面料剪裁装置
JPS563172A (en) Automatic contour grinding machine for glass etc.
CN219336206U (zh) 一种立式带锯床
JPH0421530A (ja) ガラス切断機
CN213971632U (zh) 一种修边机
CN218555725U (zh) 一种不锈钢瓦生产用高效切割装置
CN215241137U (zh) 一种汽车塑胶零部件模具生产用切边装置
CN219485792U (zh) 一种便于调整的薄膜切割装置
CN2184538Y (zh) 双速圆盘锯石机变速装置
CN214109054U (zh) 一种卷帘门生产中使用的压条机
CN220128454U (zh) 一种片材的切割装置
CN218926396U (zh) 一种不锈钢钢管加工用定长紧固装置
CN218487820U (zh) 一种方便零件稳定固定的工装夹具
JPH1110601A (ja) 丸鋸切断装置
JP2597174Y2 (ja) 多刃鋸盤における材料押え装置
CN116330492A (zh) 一种石墨板内掏带锯机
CN2553982Y (zh) 超长圆弧板石材切割机
JPH02162B2 (ja)
JPS5845921B2 (ja) 自動走行鉋盤