JPS60155279A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は、眠気、電子部品の絶縁或いは保護に好適な粉
体塗料用樹脂組成物に関する。

眠気、電子部品に絶縁性を付与したり、それら部品を湿
気等から保護′１−る目的で使用されるエポキシｍ脂系
粉体塗料は公知である。

この公知のエポキシ樹脂系粉体塗料は、良好な耐ブロッ
キング性を有するが、含浸性に劣るという致命的な欠点
がある。また、該粉体塗料にあっては、その速硬化性が
、使用する硬化剤の種類に依存するため、速硬化性を付
与しようとづ−る場合には、適当な硬化剤を選択使用す
る必要があり煩雑である。このほか、該粉体塗料には、
塗料婚融後における液状保持時間が短かく、このため元
来劣る含浸性かさらに低「するという不利がある。

そこで近年、含浸性を向上させる目的から、粉体塗料を
構成′ｆるエポキシ樹脂として軟化点の低いエポキシ樹
脂を使用することが試みられている。しかし、このよう
な粉体塗料の場ａ、含浸性は改善されるものの、該塗料
の調製工程の−っである粉砕工程を、ｌ＠湿ないしそれ
よりも旨い温度で行なうときブロッキング現象が４もれ
るように／より、これを避けるため低温Ｆで粉砕をｆテ
な５ことが余儀なくされる。また、該粉本塗料は保存中
或いは輸送中にブロッキング現象を発生しやすく、この
ため低温下で保存或いは輸送することが装求され、調製
上、取扱い上に大きな制約があへさらに、低軟化点エポ
キシ樹脂を使用するこの粉体塗料においても速硬化性を
付与しようとするノ易合には、前記のものと同じく適当
な１硬化剤を選択使用しなければならない不利があり、
また敵状保持時間が短くなるとい５　、；＋：利もある
。

本発明（工、上記したような従来の欠点、不利を除去し
た新規かつ改良された粉体塗料用樹脂組成吻であって、
これは、１分子中にエポキシ基を少な（とも１個有１μ
ポキン樹脂〔成分Ａ〕、 式（１）即ら、 ｏＺ”ｓ／ＣＳｏ　。Ｈ３ １ ＣＨ２−ＣＨ２−０９−Ｃ＝ＣＨ２・・・（１）イ） で示されろメタクリレート（化合物Ｙ）及び／又は １ １ ０　・・　・（２） で示されるノアクリレート（化合物Ｚ）〔以上、成分Ｂ
〕、 上記成分Ａを硬土させるのに元号ｌよ喰の成分Ａ　Ｉ＃
Ｆ８硬化触媒〔成分Ｃ〕及びｌ：構成′１＋Ｂを映［ヒ
させるのに十分な量の成分Ｂ用硬化触媒〔成分Ｄ〕とを
含有し、かつ上記成分Ａと成分ＢとのＡＷ　、Ｌｌｆ　
１ジ相Ｖこズ寸ずゐ成分Ａの含イＪ率が２０〜９０重赦
係であることを特徴とするものである。

以Ｆ、本発明に１糸る粉体塗料用位１脂組成（勿につい
て詳ｌ１４１１に祝明する。

まず、本発明に喧いて丈出される成分Ａとしてのエポキ
シ樹脂は分子中にエポキシ基を少なくとも１個有するも
のであって、本発明においては常温で固体状を呈する限
り、エポキシ白シ、分子量等に制限はｌよ（、従来公知
の褌々のものを使用することかでき、具体的にはビスフ
ェノールＡ型、ビスフェノールＦ型、ノビラック型の６
エボキシ債脂等をあげることかできる。

この成分Ａとしては、エポキシ当縫、分子量、分子構造
等か異なる２橿以上のエポキシ樹脂を任意の割合て混合
１史用してもよいことはいうまでもない。

本発明で使用される成分Ｂは、上記した式（１）で示さ
れる化は物Ｙ又は式（２）で示される化合Ｖ／Ｊｚｎ）
も選択されるもっである。化合物Ｙは融点が約８ＩＣで
あり、また化合１／Ｉｚは融点か約１０４〜ｌ’１２ｃ
で、両者は（・すれも常温にどいて固体であり、融点以
上の調度に加熱されると′１−みやかに（谷融してされ
めて低粘度の歇状体に変化−１−る１、 この成分ＢについてはＪ：、記した化＠＃Ｙ又は化合物
２を単独で用いても、また併用してもよく、併用する場
合の使用割合については特に、ト）］限かない。

成分Ｃとしての成分Ａ用便化触媒としては、クリえば芳
香旅アミ／化合物、ポリカルボン酸もしくはその無水物
、ノンアンノアミド化合→勿もしくはその誘導１本−！
ｆをはじめとＪ−る匠米公昶（りものな１史用すること
ができる３、成分りとしての成分Ｂ用硬化触媒とし又は
、従来からメタクリＶ−ト或いはノアクリレート０）ｌ
ＩＩｌ！化に用いろ＋Ｉしている種々のもの、例えハｎ
　磯；ｉｉ！　改化物頌、アゾビスイノブチロ−トリル
類、その池しドックス雀合触媒類等が使用でさる３、こ
れらのビ１でも汀磯過酸化物ノ偵、具体Ｕ’ｌには過酸
化ベノゾイル、過酸化ノーｔｅｒｔ−ブナル、過女息香
酸−Ｌｅｒｔ−ブｔル、過酸化ノクミル、！４酸化メチ
ルエチルケトン等は、硬化性能かよく、また人手し易い
ことから好適とされる。

本発明に１系る組成物／Ｉ−らの塗料の調製は、上記し
た成５）Ａ−Ｄをガミ熱下で混合したのち、當温まで冷
却し、ついでトＬ意の粉砕：ｐ段により所望の粒径に粉
砕する。−とにより行なわれる。

本発明の組成物ＶＣ謁ける成分Ａと成分Ｂとの団用劇合
につい又は、成分Ａと成分Ｂとの諾重敬イ旧に対する成
分Ａの含有率（Ａ／Ａ＋ＢｘｔＵＯ）が２０〜ミ）０重
縫係、好まし７くは５５〜８５車遣係のｉ＋龜円」とな
るようにＪ己会′１−ることか必要である。

成分Ａの含有率か２ＯＮｆ係未満で（ま、硬化皮膜等の
硬化物が柔軟性（可撓性）（（劣るものとなり亀裂等が
生じるようになつ−（、本発明の組１戎ｊ勿をｊ６用す
る場合（・Ｃ１方ｐノ」り−）−的か達成できなくなる
。逆に或５）Ａの含有率か９０重献係を超えると１尋も
、ζ′シる侑科のケ゛ル化時、Ｅ４」か長（なり、また
含浸性も方るようになるほか、該塗料の調製を従来品と
同じ（低温Ｆで行わなげわばならず、し力・も深存中或
いは輸送中においてブロッキング現象を尾生ずるように
なる。

また、成分Ｃ及び成５）　Ｄの量についてはＬ構成分Ａ
及び成分Ｂ？：硬化させるのにモ分な敬とされ、この量
は成分Ａ、Ｂ含有道或いは成分Ｃ，ＤＩ）種ノＡによっ
ても若干異なるか、成分Ｃについ又は成分Ａ１００重量
部に対して１〜８０重は部、好ましくは３〜７０重１部
の範囲とさ７ｔ、また成分ｐについては、成分ａ　ｌｏ
　Ｏｎｎ郡部対し又（１，１−１０事最部、好ましく（
佳（１，ｂ〜３重敗都の１ｔｔｉｉ囲とさ才する、。

上記成ＯＣ１成分りの団用隷が１５ｒ安ｕより少なすぎ
ると、硬化が全く進行し７よいか硬出不良か起り、他方
多すぎると、多量使用に見合う顕著な効果が・けられず
不経済で、５るはかりか、かえって硬化皮膜の物性の低
Ｆがみもれるようになる。

なお、不発明の組成物には、必要に応じ又従来この種の
組成物に配合さＸ″Ｌ−こいる充填Ｍ１１￥１ｍの圧意
の添加ハリを本発明の１的を損わない範囲で添加配合し
又もよ（、充填剤とじ又はシリカ、マイカ、タルク、炭
酸カル７ウム、アルミナ、水相アルミナ−浄の紛な？あ
げることかでき、また、その池の添加剤としては着色剤
、離燃剤、種変性付与り１す、フロー調整剤ケ列示する
ことができる。

本発明の組成物から得も、Ｉする塗料馨対象ヅに塗布な
いし含浸させる方ｉ去と１．、ては、流動浸漬去、スル
−ｌ去等をはじめと（−用途に応じて種々の方法を採用
１−ることかできる。

本発明に１糸る扮体準科用防脂組成吻か七）潜られる塗
料は、加熱Ｖこよりず、夕やかに〆融してきわめて低粘
度の敵状体Ｖこ変化し、また特殊な硬化剤を選択開用し
なくても速硬化性を発揮し、そオｔでいて成気傍線・簑
Ｏ′こ対［２堵しくすぐれた含浸性？示“す３．さりに
、この質料（・ま５信孟での艮期保存或いは襟送におい
てもブロッキング現象を生じることカマなく、珠任安定
性にきわめてすぐれるという効果とげする。

つぎに、本発明の１６施丙を６し〕げるが５本発明はこ
れにより限ボされるものではない。比較列もＩＪ［５己
ターる。

実施レリ及び比較列 上記の表に示すような成分を加熱混合したのち、急冷し
て塊状物を得た。ついで該塊状物を６０メツツユの篩・
ｋ全通するように粉砕し粉体塗料ン得た。この粉本塗料
について上記の仕方で沼融粘度、ゲル化時１５、含浸上
、耐ブロッキング註を調べた。また、該塗料から得られ
た硬土膜について上記の仕方で衝撃ｊ！ｉさを測定した
。

浴融粘度、コントラパス・レオメータ−粘度計（ＤＩＮ
規格、ＤＩＮ〜 ５３７８８　）　’Ｓ’用イｔ　ｔｐ＋ｙ　ｌＳ。

Ｃ＆こて辿１足した。

グル化時同：１品度をＬ８０士１℃に保持した熱板−ヒ
に松体質＋＋ｏ、３ｒを採取し攪拌しなからケ９ル化ま
でに装した 時間をホリ定した。

含陛性二直径ｌＯ冨、長さｌ　００　ＩＩａの軟鋼製丸
棒に、直径ｌ閣の工丈メル′亀 線を５０ターン、５にね巻きし畦 気巻線を作り、これを温度１８０ Ｃに予熱したのち、回転させなが ら上記で調製した粉体塗料を均一 にふりかけ、ついで熱ｊ虱循環弐亀 気炉（炉内湿度１８０ｃ）内Ｖこ ３０分間放置した。

つぎに塗料の軟化温度以上の害 １ザでエナメル綴をほどき含浸状態 乞肉眼で観察シフ、上記のような基 準をもって判定した。

○・・・Ｊ徒外部の捲ＩＩ、ｌＪ層より内部に回って該
え３層部もＬ　（’ｒまそれ 以上内ｉ；Ｂ　ＶＣまで蕗浸される。

×・・・全く含浸されない。

向」ブロッキング１９三：Ｉ：記で４）こ！１）！；に
塗４斗１０句をポリエチレン製ｄ袋ＶＣ充填、 密封したのち、こ几を段ビール箱 に梱包した。この梱包物を室内 （２５Ｃ）［３（１８１司放ｉ１　Ｌ　ｆ、、：。

ついで容袋の−Ｆ部よりサンプル として粉体塗料１００Ｆを採取し、 このサンプルを６０メツシユの篩 でふるった。この際、篩を通過せ ず網−ヒに残存しているサングル （Ａ存原因はブロッキング現象光 生による）の１藏を調べ、全サン プル重鐘に対ず６ｍ分率をもって 示した。

衝撃強さくデュポン式）：１８（Ｉｃに予熱［また鉄板
（６０Ｘ６０Ｘ３．２ｍｍ）ｉＣ塗膜厚が約１）、３ｍ
となるように流 動浸漬法を採用して塗装したのち、 熱風循環式電気炉（温度１８０　Ｃ） に６０分間放置し硬化を行ない、 硬化塗膜の衝撃−趙さをデュポン式 １ｔＩ撃強度試験横を用い、ヘッドｌ ／８イノチ、荷重ｔＪ、５に９にて測定した。

上記ａＺ１表における成分Ａ及び成分Ｂの詳ｎＩＩＩは
次のとおりである。

エビコー）１００１　ニビスフエノールＡｑエポキシ拉
［脂（油化／エルエポキシ 社製） エピコート１００２：同上 ５Ｌ−２０Ｇ：長鎖ノカルポン酸ジグリシノルエステル
（闇討製１山１土製） ＥＢＰＳ−２００：ビスフェノールＡ／ビスフェノール
Ｓグリシツルエーテル １ヒ車縮曾＃（日本比楽社２艮） ＥＢＰ−４４：ボリブタノエノ変往エポキシ樹脂（日本
ｄ達仕！！り メタクリレート二特許請求の範囲に１６いて代（１）で
示した化合＋７ＪＹ ノアクリレート、特許請求の範囲におい１式（２）で示
した化合ｆＩＪｚ 時ｔ１・出願人　ノマールエ菓体式会社代　埋　人　弁
浬七　土　居　三　部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　１分子中にエポキシ基？少なくとも１個有するエ
   ポキシ樹脂〔成分Ａ〕、 式（１）即ち ＣＨ，。 １ ・・・・・・・・・（υ で示されるメタクリレート（化合ｉ＃／ＪＹ）及び／又
   は 式（２）即ち、 ・・・・・・・（２） で示さｎ６ジアクリレート（化合′＋ｇＺ）〔以上、成
   分Ｂ〕、 上記成分Ａを硬化させるのに十分な量の成分Ａ用硬化触
   媒〔成分Ｃ〕及び上記成分Ｂを硬化させるのに十分な讐
   の成分Ｂ用硬化触媒〔成分Ｄ〕とを含有し、かつ上記成
   分Ａと成分Ｂとの総、直量相に討する成分Ａの含有率が
   ２０〜９０重ｊｔｑｂであることを特徴とする粉体塗料
   用樹脂組成物。