JPS6015432A - 印刷物カバ−又はデスクマツト - Google Patents

印刷物カバ−又はデスクマツト

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JPS6015432A
JPS6015432A JP12392083A JP12392083A JPS6015432A JP S6015432 A JPS6015432 A JP S6015432A JP 12392083 A JP12392083 A JP 12392083A JP 12392083 A JP12392083 A JP 12392083A JP S6015432 A JPS6015432 A JP S6015432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
monomer
copolymer resin
desk
mvc
Prior art date
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Pending
Application number
JP12392083A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Nakamura
中村 靖一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP12392083A priority Critical patent/JPS6015432A/ja
Publication of JPS6015432A publication Critical patent/JPS6015432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂を成形して
なる優れた非移行性を有する印刷物カバー又はデスクマ
ントに関するものである。
従来印刷物カバー又はデスクマントの素材としてはポリ
エステル、軟質PvC等が使用されている。特に軟質p
vcは、耐候性、機械的特性等の優れた特性に加えて安
価な点で上記用途に広く使用されているが、周知のよう
に軟giPVCば可とう性をもたせるために多量の可塑
剤含有を必要とする。
このため印刷物のインキが印刷物カバー表面に移行し、
中が見えにくくなる等、その製品価値を著しく低下させ
るという問題点がある。
またデスクマントは、印刷物をマットでカバーし一体化
したものがある他、印刷物と組み合せることなくマント
のみとして販売されるものもあるが、後者でも使用時に
印刷物をその上若しくはその下に置いて使用されること
が多く、いずれも印刷物と接触する結果、印刷物カバー
と同様の問題点を有している。
本発明者らは、印刷物カバー及びデスクマツ1〜に共通
のこれらの問題点を解決するため、可塑剤の含有を不要
化する軟質熱可塑性樹脂を鋭意横側し、この樹脂が印刷
物カバ〜又はデスクマントとして使用できることを見出
し本発明を完成した。
即ち、本発明は、後記単量体又は単量体混合物に可溶な
熱可塑性ポリウレタンエラストマーの存右下に、塩化ビ
ニル単量体又は塩化ビニル単量体及びこれと共重合可能
でガラス転移温度が30℃未満の単独重合体を与えるR
量体との単量体混合物を、水性媒体中で重合して得られ
るウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂を成形してなる印
刷物カバー又はデスクマットである。
本発明における印刷物とは、紙、金属、合成樹脂類、布
、ガラスなどの被印刷物を用いた活版、鉛版、電気版、
ゴム版などの凸版印刷類、金属平版、オフセント印刷、
コロタイプ版などの平版印刷類、彫刻凹版、グラビア版
などの凹版印刷類及び孔版印刷類である。
また、印刷物カバーとは、ファイルシート、定期券入れ
、手帳、スクラップブック、切手帳・アルバム、ネーム
ケース、クリヤーファイル、クリヤーカード、クリヤー
ボケ・7ト、ラベル、免許証入れ、カバーファイル、ク
リヤーブック、名刺整理帳等のよう−に印刷物の保護、
包装、装備に供するものを意味する。
さらにデスクマントにおけるデスクとは、各種の印刷物
が載置されるものであって、例えば事務用机、学習机、
カウンター、脇机、座卓、ダイニングテーブル、会議テ
ーブル、ザイドキャヒネ。
ト、OA子テーブルタイプ机、演台等があげられる。
本発明におけるウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂は以
下の方法にて製造されたものである。
即ち、塩化ビニル単量体(以下MVCと略す)又はMV
C及びこれと共重合可能でその単独重合体のガラス転移
温度が30“C未満の単量体との単量体混合物(以下こ
れらをMVC系単量体と総称する)100重量部をMV
Cに可溶で好ましくは軟化点20〜100℃の熱可塑性
ボリウレクンエラストマー(以下、MVC可溶型TPO
と略す)を、好ましくは10〜200重量部及び水媒体
、(U濁剤、油溶性重合開始剤の存在下で重合する事に
より製造される。
本発明で使用するMVC可溶型’−r p uは前記ウ
レタン−塩化ビニル系共重合樹脂を製造する重合条件下
において実質的にMVC又はMVC系単量体に溶解する
ものであり、軟化点が好ましくは、20〜100℃さら
に好ましくは30〜60℃のものである。軟化点100
℃を越えるものはMVC系単量体に溶解しずらくなり、
又20℃未満のものでは得られた共重合樹脂の機械的な
特性が悪くなる。
本発明でいう軟化点とは、次のような条件下で品性高下
式フローテスタによる温度てい理法においてめられる軟
化温度をいう。
品性高下式フローテスタの測定条件 ノズルの寸法: 1顛φ × 2鮪り 荷 重:30kg 昇 温: 3℃/分 本発明におけるMVC可溶型TPUはMVC又はMVC
系単量体に溶解することが必要であり、従ってゲルパー
ミェーションクロマトグラフィーで測定したff1l!
平均分子量が180,000 以下でビスメトロン型回
転粘度針(N[130−ター、60rpm、60秒、2
5℃)で測定された樹脂の20%メチルエチルケトン溶
液の粘度(以下20%MEK粘度と略す)が2.000
cps以下のものである。高粘度のMVC可溶型TPU
はMVC系単量体に熔解するに長時間必要とし、また低
粘度のMVC可溶型T P Uは得られた共重合樹脂の
性能が劣る。従って、20%M B K粘度は30〜L
 000cpsの範囲が好ましく、さらに好ましくは5
0〜400 cpsの範囲である。
本発明に有効なMVC可溶型’i” p uとして適切
な種類の1つとしては、大ロ本−インキ化学」−業(樽
製の商品名パンデノクスT−52Ei 5 (主として
アジピン酸系ポリエステルジオ′−ルと脂肪族シイソシ
アネ−1・よりなるポリウレタン:軟化点53℃、20
%MBK粘度 800 cps 、分子量120.00
0 ) 、パンデソクスT−525(軟化点47℃)等
がなる。
本発明におけるM V’ C可溶型T’ P Uの使用
割合は、仕込時MVC又はMVC系単量体100重量部
に対して5〜200重量部が好ましい。MVC又はMV
C系単量体100重量部に対してMVC可溶型TPU5
重量部未満では得られる共重合樹脂は成形性が悪くなり
、200重量部を越えると重合速度が遅くなり好ましく
ない。
本発明では生成共重合樹脂中のMVC可溶型TPU含量
が好ましくは5〜80重量%、さらに好ましくは17〜
65重量%が良い。これば5重量%未満では得られる共
重合樹脂の成形性が悪くなり、一方80重量%越えると
得られる共重合樹脂の機械的特性が悪くなり、又コスト
も高(なり経済的にも好ましくないからである。
本発明においてMVCと共重合可能な単量体としては、
エチレン、プロピレンなどのオレフィン類、酢酸ビニル
などのビニルエステル類、イソ−ブチルビニルエーテル
、ラウリルビニルエーテル、セチルビニルエーテルなど
のビニルエーテル類、アクリル酸ブチル、アクリル@−
2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エステル類、メタ
クリル酸−2−=エチルヘキシルなどのメタクリル酸エ
ステル類などが挙げられる。
ウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂の製造は、水を媒体
とした1、濁重合を採用するのが好ましいが、これに限
定されるものではない。
本発明において使用される¥l!、濁剤は公知の懸濁剤
であればよい。例えば部分ケン化ポリビニルアルコール
、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリアクリル
酸、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、ゼラチ
ン、リン酸カルシウムなどが使用され、これらは単独又
は併用してもよい。これらの使用量は水媒体に対し0.
01〜2重量%程度である。
本発明において使用される油溶性重合開始剤は公知の重
合開始剤であればよい。例えば、アゾビスイソブチルバ
レロニトリルなどのアゾ化合物、ラウリルパーオキ号イ
ド、ジー2−エチル−・キシルパーオキシジカーボネー
ト、L ブチルパーオキシピバレ−1へなどの有機過酸
化物がある。その使用量ば仕込時のMVC系m1体に対
し0.01〜2止量%程度である。
重合温度は30〜70゛Cが良い、これは30°C未満
では重合速度が遅くなる傾向があり、工業曲に有利でな
い。また70°Cを越えると(qられる共重合樹脂の耐
熱性などが悪くなり好ましくない。
本発明におけるウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂は、
PvCの加工分野で使用されている添加剤、例えば熱安
定剤、滑剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、防
雪剤、表面処理剤、加工助剤、難燃剤、可塑剤、充填剤
、顔料等を添加することができる。
本発明におけるウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂の加
工方法ばpvcの加工分野で使用されている加工法、例
えばカレンダー加工、押出成形、射出成形、プレス成形
、真空成形などの方法により成形することができる。
本発明で使用するウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂は
、非移行性、耐汚染性、透明性、耐候性、機械的特性に
優れ、また可塑剤を含有していないにもかかわらず柔軟
性を有しており、印刷物カバー又はデスクマント用材料
として好適なものであり、この樹脂を成形してなる印刷
物カバー又はデスクマントは極めて有用である。例えば
デスクマントにおいて従来の軟質PVCでは、はさんだ
印刷物のインキの移行によりデスクマントの表面が著し
く汚染され、印刷物の文字等が見えなくなり長期間の使
用が不可能であるが、本発明のウシクン−塩化ビニル系
共重合樹脂を使用することによりこのような問題は解決
される。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。実施例中の部はすべて重量部であり、物性な
どの測定法は下記の方法に従った。
引張強度 : J I S I(6723伸 び ・ 全光線透過率 二 JISKG714 汚染性試験 = 2枚のウレタン 塩化ビニル系共重合
樹脂のシート・(厚み0.51)の間に被印刷物を入れ
、荷重:I kg止で70”CX 10011Rのスト
レスをかげた后ソートのl′η染状態を観察する。
実施例1 内容積10Ilのステンレス裂オートクレーブにMVC
可溶型TI)U(大ロ木インキ化学工業(14装バンデ
ソクス”l’−5265)40部と純水200部、部分
ケン化ポリビニルアルコール(日本合成((木製ゴーセ
ノールK11−17)0.8部、ジー2−エチル−・キ
シルパーオキシジカーボネ−1−0,05部を仕込み、
内部の空気を窒素で置換したのちMVC60部を仕込ん
だ。58℃で15時間反応させた後未反応単量体を除去
し、これを脱水乾燥し粉末状の共重合樹脂を90部1M
だ。
得られた共重合樹脂100部に対してステアリン酸バリ
ウム1部、ステアリン酸亜鉛0.5部を配合しζ、18
0°Cのプレス成形で物性試験に供する厚さ 0.5龍
のシートを作成した。このシートの測定結果を第1表に
示す。
比較例1 ポリ塩化ビニル樹脂(東亜合成化学工業f13)製油品
名 アロンpvcrs−t3oo)too部に対してジ
オクチルフタレート80部、ステアリン酸バリウム1部
、及びステアリン酸亜鉛0.5部を配合して、実施例1
と同様のシートを作成した。
このシートの測定結果を第1表に示す。
第 1 表 特許出願人 ′70ン化成株式会社 代理人 小野正和

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、後記単量体又は単量体混合物に可溶な熱可塑性ポリ
    ウレタンエラストマーの存在下に、塩化ビニル単量体又
    は塩化ビニル単量体及びこれと共重合可能でガラス転移
    温度が30℃未満の単独重合体を与える単量体との単量
    体混合物を、水性媒体中で重合して得られるウレタン−
    塩化ビニル系共重合樹脂を成形してなる印刷物カバー又
    はデスクマント。
JP12392083A 1983-07-06 1983-07-06 印刷物カバ−又はデスクマツト Pending JPS6015432A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191090U (ja) * 1987-05-25 1988-12-08

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840312A (ja) * 1981-09-04 1983-03-09 Toagosei Chem Ind Co Ltd 軟質熱可塑性樹脂の製造方法

Patent Citations (1)

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