JPS6015383B2 - モノリス状触媒の触媒金属化合物の含浸方法 - Google Patents

モノリス状触媒の触媒金属化合物の含浸方法

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JPS6015383B2
JPS6015383B2 JP52042035A JP4203577A JPS6015383B2 JP S6015383 B2 JPS6015383 B2 JP S6015383B2 JP 52042035 A JP52042035 A JP 52042035A JP 4203577 A JP4203577 A JP 4203577A JP S6015383 B2 JPS6015383 B2 JP S6015383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の排出ガス中の炭化水素化合物、一酸
化炭素及び窒素酸化物を同時に除去する触媒として優れ
たモノリス状触媒の触媒金属化合物の含浸方法に関する
モノリス状触媒の触媒金属化合物含浸方法として従釆は
担体に直接触媒金属化合物を含む水溶液(以下含浸液と
称することがある)を上部より流しかけるか、又は担体
そのものを含浸液に溶け込むことによって金属化合物を
付着させる方法が採用されていた。
しかし上記の従来技術による含浸法は含浸装置が極めて
簡単であるという利点がある反面、次のような触媒の性
能上、経済上等の欠点を有している。○} 触媒迫体の
吸水量以上の含浸液を吸収しないため、含浸液に使用し
た残液に含まれる触媒金属化合物の損失が大きい。
‘21 流しかけたり、最澄する際の含浸液量および含
浸速度により、触媒金属化合物の付着状態が変るため含
浸液の管理が難かしい。
‘3’■と同様の理由により、触媒製造毎に触媒金属付
着量がばらつき、又各担体間、更には1個の担体内でも
付着分布がぱらつき、常に一定の性能の触媒が得難い。
特に迫体がハニカム状等の微細な多孔性且つ細長い形状
であれば、この頚向は一層甚だしく、極端にはその微細
な孔の深部に触媒金属化合物水溶液が到達せず、触媒金
属化合物の付着すら行われないことがいまし‘まであり
、到底触媒金属化合物の均一付着は不可能である。本発
明者等はか)る匁点を克服すべく鋭意研究の結果、比較
的簡単な方法により、触媒金属化合物付着量を均一且つ
一定にすることのできる極めて優れた含浸法を見出した
ものである。
それは循環含浸法を用いることを特徴とするもので、担
体を充填した容器内に触媒金属化合物を含む水溶液で、
挺体の吸水量の8ないし2“音の量の水溶液を担体の孔
に沿って流しつつ循環接触させれば、触媒金属化合物の
担体への吸着・脱着の割合が充填塔内の各部分について
均一に行なわれるため、従釆法に比し各担体間における
金属化合物の付着状態および1個の担体内の各部分にお
ける付着分布が均一且つ一定になるため触媒性能の一定
した触媒を常に供給することが可能となったものである
。触媒金属化合物水溶液を循環鞍蝕させることは一見容
易な手段の如くであるが、循環接触と相似た方法、例え
ば櫨梓浸糟法とも言うべき従来の触媒金属化合物の水溶
液に損体を浸潰し、浸糟槽に額梓機を取付けて水溶液を
燈拝し、含浸効果を上げんとする方法では、確かに水溶
液が流動し笹体は絶えずある流れに接するので、従来の
静止状態での浸療法よりは優るも、本発明方法とは大き
い差異がある。まして従来法とは格段の差がありこれは
後述の比較例にて明らかである。その理由は詳かではな
いがまことに驚くべき結果である。更に本発明方法では
使用済み含浸残液に残存する触媒金属化合物の損失を極
めて少なくすることが可能であり、また含浸液の管理方
法を簡素にすることもできるようになった。本発明方法
において循環させる場合の各条件を決めるべく次に述べ
るような種々の試験を行なった。
試験例 1 塩化白金酸を含有する水溶液で狸体を循環含浸する際の
水溶液の最適舟を求めるために水溶液のpHを1.60
〜2.40の範囲で変えてpHと塩化白金酸の担体への
目標付着量に対する付着率を求めた。
その結果を第2図に示す。この結果塩化白金酸の付着率
を高めるためにはpH2.0〜2.4にするのが好まし
い。この試験においては水溶液の温度50℃、循環時間
60分とした。試験例 2 塩化白金酸を含有する水溶液を循環する際の水溶液の最
適温度と最適循環時間を求めるために、水溶液の温度を
20oo〜7び0の範囲で、循環時間を40分、5び分
、6ぴ分、80分に変えて塩化白金酸の坦体への目標付
着量に対する付着率を求めた。
。その結果を第3図に示す。この結果塩化白金酸の付着
率を高めるには、水溶液の温度を2ぴ○以上に循環舎浸
時間は50〜7世分にするのが好ましい。この試験にお
いては水溶液の餌は2.3とした。試験例 3塩化白金
酸を含有する水溶液を循環して担体を含浸する際の水溶
液の最適液量を求めるために担体の吸水量(担体1そ当
り吸水量0.15〜0.3夕)の8〜3ぴ音に変えて塩
化白金酸の担体への目標付着量に対する付着率を求めた
その結果を第4図に示す。この結果塩化白金酸の付着率
を高めるためには水溶液量は吸水量の8〜2ぴ苔である
ことが好ましい。(尚8倍以下では流動不可能である)
。この試験において水溶液の温度50『0、pH2.3
、循環時間60分とした。試験例 4 塩化パラジウムを含有する水溶液を循環して担体を含浸
する際の水溶液の最適pH、温度、循環時間および水溶
液量を求めるために試験例1〜3の手順に従って最適条
件を求めた。
この結果、塩化パラジウムの付着率を高めるためには、
鮒2.0〜2.4液温20℃以上、循環時間50〜70
6、液量は吸水量の8〜2q音であることが好ましいこ
とがわかつた。試験例 5 塩化ロジウムを含有する水溶液について試験例4と同様
にして最適餌、温度、時間および液量を求めた。
その結果塩化ロジウムの付着率を高めるためには、班2
.0〜2.5、液温20℃以上、時間50〜7ぱ分、及
び液量は吸水量の8〜2の音が好ましいとわかつた。試
験例 6 硝酸パラジウムを含有する水溶液について試験例4と同
様にして最適軸、温度、時間および液量を求めた。
この結果硝酸パラジウムの付着率を高めるためには、P
H1.9〜2.ふ液温20℃以上、時間50〜7技分、
および液量は吸水量の8〜2び音であることが好ましい
とわかった。試験例 7 硝酸ロジウムを含有する水溶液について試験例4と同様
にして最適餌、温度、時間および液量を求めた。
この結果硝酸ロジウムの付着率を高めるためには解1.
9〜2.5液温20qo以上、時間50〜70分および
液量は吸水量の8〜2折音であることが好ましいことが
わかった。尚試験例1〜7において目標付着量というの
は担体全部に付着させたい金属化合物の絶対量を言し、
、これを使用液量の水に溶解させた水溶液(液量によっ
て金属化合物の濃度が異る)で一定時間循環舎浸させた
後、坦体に付着した金属化合物の総量を絶対量で除した
ものが付着率となる。
次に本発明の方法について図面によって説明する。第1
・a図、第1・b図、第1・c図で1は含浸塔又は容器
、2は坦体、3は整流板、4はラシヒリング、5は流量
計、6は循環ポンプ、7は液貯槽、8は循環管、9は温
度調節器、10はヒーター、11は角度可変機である。
第1・a図は竪型、第1・b図は横型であり第1・c図
は竪型の角度可変タイプで角度可変機11によって含浸
塔1はoo〜90oまで角度を変化させることが可能で
ある。
第1・a図、第1・b図、第1・c図にみられるように
含浸塔1の端部から液貯槽7の水溶液を循環ポンプ6で
塔に給送する。ポンプ6により流量計5を介して圧送さ
れる水流は、塔の端部に充填されたラシヒリング4、整
流板3を介して坦体2の孔の方向に流れるように整流さ
れ、塔1内に流入すると充填されたモノリス状担体2の
コーティング層表面において触媒金属化合物が吸着、脱
着を線返し含浸が行われる。また塔1を通過した水溶液
は循環管8を介して液貯槽に排出され再び含浸に用いら
れる。かように塔1内のモノリス状担体はすべて同じ条
件にさらされるため金属化合物の付着については担体間
のばらつきはなく且つ1個の担体内での付着分布は均一
になる。尚第1・b図、第1・c図において12は側面
担体挿入用ハッチでこのハッチの全周を水溶液が漏れな
いようにシールしてある。
次に実施例を挙げて本発明を説明するが本発明はこれら
に限定されるものではない。
実施例 1 ソーアルミナを主成分とするコーティング層を持つハニ
カム状担体(36雌?×59舷L)3個を第1・a図に
示す装置の含浸塔内に充填する。
0.72夕の塩化白金酸(白金として0.27夕)を純
水に添加溶解し10%塩酸でpHを2.30に調整して
560奴【とした。
このようにして得た溶液を予め5ぴ0に力庇高した。次
にポンプを作動させ含浸液を含浸塔内に圧送し5ぴ0に
保温して60分間循環合浸した。かくして得た触媒を触
媒Aとする。第5図に示すような含浸塔の■〜■の位置
における白金の定量分析を行ない、各位層における白金
付着量の測定値/位置■における白金付着量測定値の割
合として得たものを第6・a図に示す。又この場合の目
標付着量に対する付着率は95%以上であった。実施例
2第1・b図に示す菱直を用い実施例1と同じ方法で
循環含浸を行ない、得られた触媒を触媒Bとする。
第5図に示すような含浸塔■〜■の位置における白金の
定量分析を行ない、各位直における白金付着量の測定値
/位置■における白金付着量測定値の割合として得たも
のを第6・b図に示す。実施例 3 第1・c図に示す装置を用い実施例1と同じ方法で循環
含浸を行ない、得られた触媒を触媒Cとする。
第5図に示すような含浸塔■〜■の位置における白金の
定量分析を行ない、各位直における白金付着量測定値/
位置■における白金付着量測定値の割合として得たもの
を第6・c図に示す。比較例 1塩化白金酸0.45夕
(白金として0.17夕)を純水にとかし40の‘とし
た。
この溶液を用い実施例1と同じ舷煤坦体に従来の含浸法
である上部より流しかける方法により含浸した触媒を触
媒Dとする。比較例 2塩化白金酸0.90夕(白金と
して0.33のを純水にとかし80の‘とした。
この溶液を用い実施例1と同じ触媒担体に、従来の含浸
法である浸漁法により含浸させた触媒を触媒Eとする。
更に触媒AB.C.D.Eの各1個の触媒担体内におけ
る付着分布状態を調べるために、第7・a図に示すよう
な位置■〜■における白金の分析を行ない、各位直にお
ける白金付着量の測定値/位置■における白金付着量測
定値の割合として得たものを第7・b図に示す。
実施例 4 第1・a図に示す装置を用い、塩化白金酸の代りに、塩
化パラジウム0.45夕(パラジウムとして0.27夕
)を実施例1の手順に従って循環含浸して触媒を作った
この触媒を触媒Fとする。この結果第5図に示す含浸塔
■〜■の位置におけるパラジウムの付着量は塩化白金酸
を使用した時と同じ複向を示し、ばらつきは見られなか
った。またこの塩化パラジウムを使用した循環含浸法に
おける目標付着量に対する付着率は処%以上であった。
比較例 3比較例1と同じ手順に従って塩化白金酸の代
りに、塩化パラジウム0.28夕(パラジウムとして0
.17のを使用して含浸した。
この結果得られた触媒を触媒Gとする。触媒F.Gの各
1個の担体内における付着分布状態を調べるために第7
・a図に示すような位置■〜■におけるパラジウムの分
析を行ない、各位直におけるパラジウム付着量の測定値
/位置■におけるパラジウム付着量測定値の割合として
得たものを第7・c図に示す。
実施例 5 第1・a図に示す装置を用い、塩化白金酸の代りに、塩
化ロジウム0.20夕(ロジウムとして0.10夕)を
使用し実施例1の手順に従って循環含浸を行なって触媒
を作った。
このようにして得た触媒を触媒日とする。この結果第5
図に示すような含浸塔の■〜■の位置におけるロジウム
の付着量は塩化白金酸を使用した時と同じ額向を示し、
ばらつきは見られなかった。またこの塩化ロジウムを使
用した循環舎浸法における目標付着量に対する付着率は
93%以上であった。比較例 4 比較例1と同じ手順に従って、塩化白金酸の代りに、塩
化ロジウム0.14夕(ロジウムとして0.07夕)を
使用して含浸処理を行ない触媒1を得た。
触媒日.1の各1個の触媒担体内における付着分布状態
を調べるために、第7・a図に示すような位置■〜■に
おけるロジウムの分布を行ない、各位層におけるロジウ
ム付着量の測定値ノ位直■におけるロジウム付着量測定
値の割合として得たものを第7・d図に示す。実施例
6 第1・a図に示す袋贋を用い、塩化白金酸の代りに、硝
酸パラジウム0.58夕(パラジウムとして0.27夕
)を使用し実施例1の如くして触媒Jを作った。
第5図の含浸塔の■〜■の位置におけるパラジウムの付
着量は塩化白金酸の場合と同じ後向を示し、ばらつきは
見られなかった。またこの場合の目標付着量に対する付
着率は93%2久上であった。比較例 5 比較例1と同じ手順で塩化白金酸の代りに、硝酸パラジ
ウム0.37夕(パラジウムとして0.17夕)を使用
して含浸処理を行ない触媒Kを得た。
舷頬U.Kの各1個の触媒担体内における付着分布状態
を調べるために第7・a図に示すような位置■〜■にお
けるパラジウムの分析を行ない、各位直におけるパラジ
ウム付着量の測定値/位置■におけるパラジウム付着測
定値の割合として得たものを第7・e図に示す。実施例
7 第1・a図に示す装贋を用い塩化白金酸の代りに、硝酸
ロジウム0.28夕(ロジウムとして0.10夕)を使
用し実施例1の如くして触媒Lを作った。
第5図の含浸塔■〜■の位置におけるロジウムの付着量
は塩化白金酸の場合と同じ頚向を示し、ばらつきは見ら
れなかった。またこの場合の目標付着量に対する付着率
は93%以上であった。比較例 6比較例1と同じ手順
で塩化白金酸の代りに、硝酸ロジウム0.20夕(ロジ
ウムとして0.07夕)を使用して含浸処理を行ない触
媒Mを得た。
触媒L.Mの各1個の雛煤担体内における付着分布状態
を調べるために、第7・a図に示すような位置■〜■に
おけるロジウムの分析を行ない、各位直におけるロジウ
ム付着量の測定値/位置■における付着量測定値の割合
として得たものを第7・f図に示す。
実施例 8 第1・a図に示す装置を用い、塩化白金酸0.51夕(
白金として0.19夕)、塩化パラジウム0.13夕(
パラジウムとして0.08夕)を使用し実施例1の手順
に従って楯環含浸し触媒Nを作った。
この結果第5図に示すような含浸塔■〜■の位置におけ
る白金、パラジウムの付着量は各位層ではゞ一定でばら
つきは見られなかった。またこの循環含浸法において白
金、パラジウムの目標付着量に対する付着率は夫々95
%以上、94%以上であった。比較例 7比較例1と同
じ手順で、塩化白金酸0.37夕(白金として0.14
夕)、塩化パラジウム0.09夕(パラジウムとして0
.06夕)を使用し含浸処理を行ない触媒○を得た。
触媒N.○の各1個の触媒挺体内における付着分布状態
を調べるために第7・a図に示すような位暦■〜■にお
ける白金、パラジウム付着量の測定値/位置■における
白金、パラジウムの付着量測定値の割合として得たもの
を第7・g図に示す。
実施例 9第1・a図に示す装置を用い塩化白金酸0.
51夕(白金として0.19夕)、硝酸ロジウム0.1
0夕(ロジウムとして0.04のを使用し実施例1の手
順に従って循環合浸し触媒Pを作った。
この結果第5図に示すような含浸塔■〜■の位置におけ
る白金、ロジウムの付着量は各位直でほゞ一定で、ばら
つきは見られなかった。またこの楯環含浸法において白
金、ロジウムの目標付着量に対する付着率は夫々95%
以上、93%以上であった。比較例 8 比較例1と同じ手順で塩化白金酸0.37夕(白金とし
て0.14夕)、硝酸ロジウム0.07夕(ロジウムと
して0.03のを使用し、含浸処理を行ない触媒Qを得
た。
触媒P.Qの各1個の舷煤担体内における付着分布状態
を調べるために、第7・a図に示すような位置■〜■に
おける白金、ロジウム付着量の測定値/位置■における
白金、ロジウムの付着量測定値の割合として得たものを
第T・h図に示す。
実施例 10第1・a図に示す装置を用い、塩化白金酸
0.51夕(白金として0.19夕)、塩化パラジウム
0.13夕(パラジウムとして0.雌夕)および塩化ロ
ジウム0.10夕(ロジウムとして0.04のを使用し
実施例1の手順に従って循環含浸し触媒Rを作った。
この結果第5図に示すような含浸塔の■〜■の位置にお
ける白金、パラジウムおよびロジウムの付着量は各位層
でほゞ一定で、ばらつきは見られなかった。またこの楯
環含浸法において、白金、パラジウムおよびロジウムの
目標付着量に対する付着率は夫々95%以上、94%以
上、93%以上であった。比較例 9 比較例1と同じ手順で塩化白金酸0.37夕(白金とし
て0.14夕)、塩化パラジウム0.09夕(パラジウ
ムとして0.06夕)および塩化ロジウム0.07夕(
ロジウムとして0.03夕)を使用し含浸処理を行ない
、触媒Sを得た。
触媒R.Sの各1個の鮫煤担体内における付着分布状態
を調べるために第7・a図に示すような位直■〜■にお
ける白金、パラジウムおよびロジウムの付着量測定値/
位鷹■における白金、パラジウムおよびロジウムの付着
量測定値の割合として得たものを第7・i図に示す。
以上実施例にて説明したように本発明方法は、‘11従
釆の含浸法では含浸残液中に多量の触媒金属化合物が残
り損失が大きいのに比べ、本発明の含浸法では非常に高
い付着率のため、含浸銭液にはほとんど触媒金属化合物
が残らず、触媒金属化合物の損失はほとんどない。
また含浸液と倉浸残液の管理が行ないやすくなり、従っ
て廃液処理も容易となった。■ 従来の含浸法では担体
1個づつに対して含浸を行なうのに対し、本発明方法に
よって一度に大量の狸体の含浸が行なえ、今まで人手に
たよっていた多くの作業を機械化し得、能率を上げるこ
とが可能となった。
【31第6・a図乃至第6・c図に示す如く本発明方法
によって担体間のばらつきがほとんどなくなり、このた
め製品の管理が容易となった。
【4’本発明による含浸法を用いて作った白金ーロジウ
ム系触媒(触媒P)の性能を第8・a図、第8・b図及
び第8・c図に示すが、これらは触媒をエンジン排出ガ
スで耐久した場合の炭化水素(図中HC)、一酸化炭素
(図中CO)および窒素酸化物(図中NO)の転化特性
を示す曲線図である。比較のため従来技術の含浸処理で
作られた触媒Qの性能を掲げてあるが、触媒Pと触媒Q
は同じ金属担持量を持つように調整されており、第7・
h図と照らし合わせて考えると、本発明による含浸法を
用いた触媒Pは1個の損体内でも均一に触媒金属が付着
しているため、エンジン排出ガスで耐久後も従来の触媒
より、良い転化性能を示すことが明瞭である。なお触媒
PはpH2.3液温50℃、循環時間60分で循環含浸
したものである。の如く多くの利点を有することがわか
る。
かように本発明方法は排出ガス用触媒としての性能向上
および含浸工程における公害防止上、生産性向上と生産
管理上、更にコスト上からも極めて有利な方法として工
業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1・a図、第1・b図および第1・c図は本発明の工
程の実施態様を示す図で第1・a図は竪型、第1・b図
は横型、第1・c図は竪型の角度可変タイプを示し、第
2図、第3図および第4図は試験例1〜3に基き目標付
着量に対する付着率と夫々pH、時間および液量との関
係を示すグラフであり、第5図は含浸塔内の■〜■の各
位層を示す説明図で、実施例1−3の結果としての付着
量の割合を夫々第6・a図〜第6・c図に示す。 第7・a図は1個の担体内における■〜■の各位瞳を示
す説明図で、本発明方法による触媒と従来法の触媒とを
触媒金属の付着量の割合について比較して示すのが第7
・b図〜第7・i図である。又第8・a図〜第8・c図
は触媒性能としてHC、C0、NOについて耐久距離と
転化率の関係を本発明方法の触媒Pと従来法の触媒Qと
を比較して示すグラフである。第1・a図〜第1・c図
において、1・・・・・・含浸塔、2……担体、3・・
・・・・整流板、4・・・・・・ラシヒリング、5・・
・・・・流量計、6・…・・循環ポンプ、7・・・・・
・液貯糟、8・・・…循環管、9・・・・・・温度調節
器、10..・・.・ヒーター、11…・・・角度可変
機、12・・・・・・ハツチ。 第1,o図第lb図 第lc図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7・o図 第6口図 第6b図 第6c図 第70図 第7C図 第7d図 第7e図 第7f図 第ゐ図 第7・h図 第7・i図 第8o図 第8b図 第8c図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の孔を有するコーデイエライト等のセラミツク
    物質にアルミナ又はシリカアルミナ等をコートさせた多
    孔性コルゲート状又はハニカム状の担体に、触媒金属化
    合物を含む前記担体の吸水量の8ないし20倍の量の水
    溶液を前記担体の孔に沿つて流しつつ循環接触させるこ
    とにより、触媒金属を含浸させることを特徴とするモノ
    リス状触媒の触媒金属化合物の含浸方法。 2 触媒金属化合物が白金、ロジウムおよびパラジウム
    の塩化物又は硝酸塩のうち少くともその1種類を含み且
    つその水溶液のpHが2.0ないし2.4である特許請
    求の範囲第1項記載のモノリス状触媒の触媒金属化合物
    の含浸方法。
JP52042035A 1977-04-14 1977-04-14 モノリス状触媒の触媒金属化合物の含浸方法 Expired JPS6015383B2 (ja)

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