JPS60153573A - 文字等のパタ−ン読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は、帳票上に書かれた文字、図形等のパターン（
以下、単に「文字」という）婆読み取る読取装置に関連
し、殊に本発明は、帳票上の文字位置を検出するための
技術を提案する。

〈発明の背景〉 従来この種装置は、第１図に示す如く、透明支持板上に
帳票位置決め枠１が設けてあり、この位置決め枠１の基
準エツジ１１．１２に帳票２をそろえて位置させ、その
上へ帳票押えカバー３を押し当てて帳票２を固定した後
、読取りセンサ４を図中Ｘ方向へ移動させつつ、この移
動方向と直交するＹ方向に読取りセンサ４を内部走査し
て、帳票２上の文字２１を読み取っている。この種装置
の場合、帳票２上へ押えカバー３を押し当てる際、帳票
２が前記基準エツジ１１．１２より内側へ位置ずれし易
く、読取りセンサ４に対する文字２１の位置関係が変動
し、文字２１の読取りに支障をきたす虞れがある。

そこで従来は、帳票２の上面に、第２図に示す如く、基
準マーク２２を印刷し、この基準マーク２２の検出後、
一定時間幅【経過後に文字読取り開始点Ｓを設定して、
文字の読取りを行なっている。

ところ・で従来の帳票２には、地色と同等の読取り信号
となる色彩（ドロップアウトカラーという）をもって文
字記入枠２３が形成しである。

従って基準マーク２２および文字記入枠２３を有する帳
票２を作成するのに、２色の色彩を用いて印刷する必要
が生じ、これにより、帳票作成コストが高価となる等の
不都合がある。

〈発明の目的〉 本発明は、帳票のエツジを検出可能に構成し、このエツ
ジを基準として文字位置を検出することによって、上記
不都合を解消した文字等のパターン読取装置を提供する
ことを目的とする。

〈発明の構成および効果〉 上記目的を達成するため、本発明では、帳票押えカバー
について、帳票押え面の帳票周囲部分に対応する領域を
帳票地色と区別可能な色彩に設定することとし、帳票押
え面の前記色彩と帳票地色とのコントラスト変化に基づ
き帳票エツジを検出して、このエツジを基準に帳票上の
文字位置を検出するよう構成した。

本発明によれば、基準マークが印刷されていない帳票で
あっても帳票の文字位置を容易に検出でき、加えて帳票
に基準マークを印刷する等の必要がないから、帳票作成
コストが安価である等、発明目的を達成した優れた効果
を奏する。

〈実施例の説明〉 第３図は本発明の装置に用いられる帳票２の構成例を示
し、また第４図は帳票押えカバー３の構成例並びに帳票
エツジの検出方法を示す。

図示例の帳票２は、表面に矩形状の文字記入枠２３がド
ロップアウトカラーをもって等配列に複数個設けてあり
、各文字記入枠２３の内側に夫々読取り対象の文字２１
が書き込まれている。文字記入枠２３の帳票前端エツジ
２４からの位置ＡＩ並びに次行の文字記入枠２３の位置
Ａ２は夫々同じ一定長さｌに設定され、同様に文字記入
枠２３の帳票側端エツジ２５からの位置Ｂも一定長さｍ
に規定しである。

第４図の帳票押えカバー３は、裏面の帳票押え面３０に
帳票２の地色と等しい白地部分３１と、押え面３０の２
辺に沿って帳票２の地色と区別可能な黒地部分３２とを
区画形成しである。

横辺側の黒地部分３２ａは帳票２前端部の周囲余白部２
６ａに、また縦辺側の黒地部分３２ｂは帳票２側端部の
周囲余白部２６ｂに夫々対応し、従ってこの帳票押えカ
バー３を帳票２上に押し当てると、帳票押えカバー３の
黒地部分３２上に帳票２の前端エツジ２４および側端エ
ツジ２５が位置する。かくて帳票位置ずれ時には、帳票
２の各エツジ２４．２５に沿って帳票２の地色と帳票押
え面３０の黒地部分３２とのコントラストが変化する。

従ってかかるコントラスト変化の境界線を検出した後、
例えば帳票位置決め枠の基準エツジ１１との間の距離を
計測することによって、帳票２の側方方向への位置ずれ
変位幅ｄ、すなわち帳票２の位置Ｐを検出できる。

第５図は本発明にかかる装置例の回路構成を示す。

図中帳票２は透明支持板上の帳票位置決め枠１内に定置
され、この帳票２上へ帳票押えカバー３を押し当てるこ
とにより、帳票２が固定される。帳票押えカバー３の押
え面３０は、白地部分３１と黒地部分３２とを有し、こ
の黒地部分３２上に帳票２の前端および側端の各エツジ
２４．２５が位置する。読取りセンサ４は、図中矢印Ｘ
で示す方向（以下、「副走査方向」という）へ移動しつ
つ、主走査クロックにより矢印ｙで示す方向（以下、「
主走査方向」という）への内部走査を実行して、帳票２
上の文字２１を光学的に読み取る。読取りセンサ４はパ
ルスモータ５により移動せられ、モータ制御回路５１が
副走査クロックに基つきパルスモータ５の駆動を制御す
る。

読取りセンサ４の出力は２値化回路４１を経て画像メモ
リ４２へ送られ、アドレスカウンタ４３のアドレスに従
って２値化データが画像メモリ４２の所定エリアに格納
される。前記主走査クロックは主走査カウンタ６で、ま
た副走査クロックは副走査カウンタ７で夫々計数され、
各計数値に基づき基準エツジ検出回路６１．７１が帳票
位置決め枠１の基準エツジ１１．１２を検出して、フリ
ップフロップ６２．７２をセットする。そして各フリッ
プ７０ツブ６２．７２がセット状態となった時点で、つ
ぎのゲート８０によって白地検出回路８が作動され、２
値化回路４１の出力が受け付けられる。この白地検出回
路８が、帳票エツジ２５に対応する最初の白地データを
検出すると、つぎのフリップフロップ８１．８２が共に
セットされ、一方のフリップフロップ８２はゲート９０
を開放し、これにより副走査カウンタ９が副走査クロッ
クの計数を開始する。そして副走査カウンタ９が第３図
中、長さｌに相当するクロック数を計数すると、副走査
スキップ回路９１がこれを検出して、フリップフロップ
９２をセットする。このフリップフロップ９２および前
記のフリップフロップ８１が共にセット状態になったど
き、ゲート４４が開放し、アドレスカウンタ４３が主走
査クロックにより歩進されて、アドレスカウンタ４３の
アドレスに従って画像メモリ４２の所定エリアに２値化
回路４１の出力が順次格納されてゆく。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の帳票文字読取部の構成を示す構造説明図
、第２図は従来の帳票を示す平面図、第３図は本発明の
装置に用いられる帳票の平面図、第４図は帳票押えカバ
ーの構成並びに帳票文字の位置検出方法を示す平面図、
第５図は本発明にかかる共通の回路ブロック図である。 ２・・・・・・帳票　３・・・・・・帳票押えカバー３
２・・・・・・黒地部分　４・・・・・・読取りセンサ
特許出願人　立石電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帳票に対し読取りセンサを相対移動させて帳票上の文字
   等を読み取るパターン読取装置であって、帳票押え面の
   帳票周囲部分に対応する領域を帳票地色と区別可能な色
   彩に設定した帳票押えカバーと、帳票押え面の前記色彩
   と帳票地色とのコントラスト変化に基づき帳票エツジを
   検出して帳票上の文字位置を検出する文字位置検出回路
   とを具備して成る文字等のパターン読取装置。