JPS601534B2 - 燃焼炉における点火方法 - Google Patents
燃焼炉における点火方法Info
- Publication number
- JPS601534B2 JPS601534B2 JP15144377A JP15144377A JPS601534B2 JP S601534 B2 JPS601534 B2 JP S601534B2 JP 15144377 A JP15144377 A JP 15144377A JP 15144377 A JP15144377 A JP 15144377A JP S601534 B2 JPS601534 B2 JP S601534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- spark plug
- fuel
- backward
- main burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、燃焼炉における点火方法に関する。
従来この種の点火方法は、点火しようとする主バーナー
の近くに点火プラグを固定するか或は移動させて点火プ
ラグを一定位置に定着し主バーナーに燃料を送り点火し
ていた。この場合、主バーナーの燃料量、空気量、贋霧
蒸気量などの変動があった場合に主バーナーの燃料の噴
霧または分散のパターンが変動する。一定位置に定着し
た点火装置による点火手段では点火装置の点火プラグに
適正な燃料パターンがいつも一定に得られず、点火ミス
を起す例が非常に多いことは周知の通りである。従って
点火時における燃料量、空気量、贋霧蒸気量などの変動
を極力おさえ点火時はいつも点火プラグに適正な燃料パ
ターンが得られるように種々の調整に苦労しているが点
火ミスは多い。またプラントの性質によっては点火時に
炉内の風圧が変動したり炉内ガスのフローパターンが変
化し主バーナーの燃料パターンを大きく変化させる。第
１図は従来の移動点火方式の点火タイミングシーケンス
であって、この図から明らかなように点火プラグの前進
と同時に点火プラグの作動がはじまり、点火プラグは定
位層に停止する。
の近くに点火プラグを固定するか或は移動させて点火プ
ラグを一定位置に定着し主バーナーに燃料を送り点火し
ていた。この場合、主バーナーの燃料量、空気量、贋霧
蒸気量などの変動があった場合に主バーナーの燃料の噴
霧または分散のパターンが変動する。一定位置に定着し
た点火装置による点火手段では点火装置の点火プラグに
適正な燃料パターンがいつも一定に得られず、点火ミス
を起す例が非常に多いことは周知の通りである。従って
点火時における燃料量、空気量、贋霧蒸気量などの変動
を極力おさえ点火時はいつも点火プラグに適正な燃料パ
ターンが得られるように種々の調整に苦労しているが点
火ミスは多い。またプラントの性質によっては点火時に
炉内の風圧が変動したり炉内ガスのフローパターンが変
化し主バーナーの燃料パターンを大きく変化させる。第
１図は従来の移動点火方式の点火タイミングシーケンス
であって、この図から明らかなように点火プラグの前進
と同時に点火プラグの作動がはじまり、点火プラグは定
位層に停止する。
このとき主燃料弁が開き燃料が噴射され、引続き作用し
ている点火プラグによって燃料に点火する。
ている点火プラグによって燃料に点火する。
そして点火プラグの作動が停止すると点火プラグは自動
的に後退しｌ日位に復する。この場合点火プラグの動作
中に点火が行われなくとも点火プラグはそのまま後退し
点火をすることができない。（図中点線は最大時間を示
す。）本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、
簡単な構成と手段とによって従来の欠点を除去すると共
に、点火プラグの抜差作動は従来と同じであるが、点火
プラグの前進後退時の間主バーナーへの燃料供給を行い
確実な点火をなさしめると共に点火ミスの解消をなし燃
焼炉の安全性の向上を計らんとするものである。
的に後退しｌ日位に復する。この場合点火プラグの動作
中に点火が行われなくとも点火プラグはそのまま後退し
点火をすることができない。（図中点線は最大時間を示
す。）本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、
簡単な構成と手段とによって従来の欠点を除去すると共
に、点火プラグの抜差作動は従来と同じであるが、点火
プラグの前進後退時の間主バーナーへの燃料供給を行い
確実な点火をなさしめると共に点火ミスの解消をなし燃
焼炉の安全性の向上を計らんとするものである。
第３図について本発明方法の一つの実施例について実施
する装置の詳細を説明すると、１は炉体２に形成した炉
口３の中心軸線にそって配設した主バーナーで、該主バ
ーナー１の軸線と斜交または平行するように先端に点火
プラグ４を備えたロット５が進退自在に設けられている
。
する装置の詳細を説明すると、１は炉体２に形成した炉
口３の中心軸線にそって配設した主バーナーで、該主バ
ーナー１の軸線と斜交または平行するように先端に点火
プラグ４を備えたロット５が進退自在に設けられている
。
このロット５の中途部は連結部材６を介してロット進退
操作用のヱアシリンダ７に結合されている。
操作用のヱアシリンダ７に結合されている。
８，９は上記連結部材６に接触して動作し且つェアシリ
ンダ７の駆動を停止するためのＩＪミットスイッチで、
８は最大前進ストローク検出用のＩＪミットスイッチ、
９は最大後退位置検出用のりミットスイッチである。
ンダ７の駆動を停止するためのＩＪミットスイッチで、
８は最大前進ストローク検出用のＩＪミットスイッチ、
９は最大後退位置検出用のりミットスイッチである。
そしてこの両リミットスイッチ８，９は上記ェアシリン
ダ７操作用のェア通路切襖用電磁弁に夫々電気的に接続
されている。１川ま上記両リミットスイッチ８，９の間
に設けられ、且つ上言己連結部材６に接触して動作する
主燃料弁を開く信号を出すリミットスイッチで、このリ
ミットスイッチ１０のＯＮまたはＯＦＦの作用で主燃料
弁（図示せず）を開き、上記主バ−ナーーから炉内に燃
料を噴出するようにしたものである。
ダ７操作用のェア通路切襖用電磁弁に夫々電気的に接続
されている。１川ま上記両リミットスイッチ８，９の間
に設けられ、且つ上言己連結部材６に接触して動作する
主燃料弁を開く信号を出すリミットスイッチで、このリ
ミットスイッチ１０のＯＮまたはＯＦＦの作用で主燃料
弁（図示せず）を開き、上記主バ−ナーーから炉内に燃
料を噴出するようにしたものである。
図中１１はェアレジスタ、１２は風箱、１３は風箱構成
用のプレートであって、該ブレ−ト１３には主バーナー
ーのフレームアイ１４が設けてあり、このフレームアィ
１４は火炎監視装置であって、主バーナーの火炎により
点火信号を出し、この信号により点火プラグ４がたとえ
ば前進作動中であればこれを後退させるように弁を切換
える信号を送るようにしたものである。
用のプレートであって、該ブレ−ト１３には主バーナー
ーのフレームアイ１４が設けてあり、このフレームアィ
１４は火炎監視装置であって、主バーナーの火炎により
点火信号を出し、この信号により点火プラグ４がたとえ
ば前進作動中であればこれを後退させるように弁を切換
える信号を送るようにしたものである。
また点火プラグ４が最大前進位置まできてもフレームア
ィ１４がキャッチしなかった場合は点火プラグ４は後退
動作に入り、次に後退過程で燃料と空気の混合の適切な
点火位置にまできて点火し、フレームアィ１４は点火信
号を出しそのまま主燃料弁を開き続け燃焼を継続させる
。
ィ１４がキャッチしなかった場合は点火プラグ４は後退
動作に入り、次に後退過程で燃料と空気の混合の適切な
点火位置にまできて点火し、フレームアィ１４は点火信
号を出しそのまま主燃料弁を開き続け燃焼を継続させる
。
点火プラグ４が前進、後退作動したにもかかわらず主燃
料への着火が行われなかった場合は夫々の最大時間経過
後点火ミスの信号を出すことになり、再点火準備に入る
。
料への着火が行われなかった場合は夫々の最大時間経過
後点火ミスの信号を出すことになり、再点火準備に入る
。
第２図Ａ，Ｂは本発明の点火タイミングシーケンスであ
るが、点火プラグをェアシリンダによって前進後退させ
るのは従釆と同じであるが、主燃料弁の開く時期を点火
プラグの前進、後退の作動中に行い、主燃料への点火が
行われれば火炎監視装置であるフレームアィが作動し、
Ａのように点火プラグが前進動作中であれば数秒間その
位置に定着させ、主バーナーへの点火を確実とし次いで
後退させるようにしてある。
るが、点火プラグをェアシリンダによって前進後退させ
るのは従釆と同じであるが、主燃料弁の開く時期を点火
プラグの前進、後退の作動中に行い、主燃料への点火が
行われれば火炎監視装置であるフレームアィが作動し、
Ａのように点火プラグが前進動作中であれば数秒間その
位置に定着させ、主バーナーへの点火を確実とし次いで
後退させるようにしてある。
（図中点線は最大時間を示す。）上述のように本発明に
よれば、点火プラグを前進、後退させることにより、燃
料と空気の混合が点火に適切な雰囲気パターンの中を点
火プラグが通過する機会を１回の点火操作で前進時と後
退時の２回にわたって与えることができ点火ミスの防止
がなしうるなど優れた特長を有する。
よれば、点火プラグを前進、後退させることにより、燃
料と空気の混合が点火に適切な雰囲気パターンの中を点
火プラグが通過する機会を１回の点火操作で前進時と後
退時の２回にわたって与えることができ点火ミスの防止
がなしうるなど優れた特長を有する。
第１図は従来の点火タイミングシーケンス図、第２図は
本発明方法による点火タイミングシーケンス図、第３図
は本発明方法の一実施例を行う装置の一部切欠正面図、
第４図は同上一部の切欠正面図、第５図は要部の側面図
、第６図は主燃料弁開成用リミットスイッチの底面図で
ある。 １・・・主バーナー、２・・・炉体、３・・・炉□、４
・・・点火プラグ、５・・・ロット、６・・・連結部材
、７・・・ェアシリンダ、８，９…リミットスイッチ、
１０…リミットスイッチ、１４…フレームアイ。 第１図 第２図 図 の 船 図 山 船 図 ○ 舷 第４図
本発明方法による点火タイミングシーケンス図、第３図
は本発明方法の一実施例を行う装置の一部切欠正面図、
第４図は同上一部の切欠正面図、第５図は要部の側面図
、第６図は主燃料弁開成用リミットスイッチの底面図で
ある。 １・・・主バーナー、２・・・炉体、３・・・炉□、４
・・・点火プラグ、５・・・ロット、６・・・連結部材
、７・・・ェアシリンダ、８，９…リミットスイッチ、
１０…リミットスイッチ、１４…フレームアイ。 第１図 第２図 図 の 船 図 山 船 図 ○ 舷 第４図
Claims (1)
- １ 一定ストロークの間を前進、後退する点火プラグの
前進と同時にこれを動作させ、主バーナーから噴出され
る燃料に自動的に点火する方法において、点火プラグの
前進半ばから主燃料弁を開いて主バーナーから連続的に
燃料を噴出せしめ、点火プラグが適正な燃料・空気の混
合気パターン中を通過する機会を１回の点火操作で前進
時と後退時の２回にわたって与えることを特徴とする燃
焼炉における点火方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144377A JPS601534B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 燃焼炉における点火方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144377A JPS601534B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 燃焼炉における点火方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5483579A JPS5483579A (en) | 1979-07-03 |
| JPS601534B2 true JPS601534B2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=15518706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15144377A Expired JPS601534B2 (ja) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | 燃焼炉における点火方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5553062A (en) | 1993-04-22 | 1996-09-03 | Interdigital Communication Corporation | Spread spectrum CDMA interference canceler system and method |
-
1977
- 1977-12-15 JP JP15144377A patent/JPS601534B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5483579A (en) | 1979-07-03 |
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