JPS6015161Y2 - スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ - Google Patents

スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ

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Publication number
JPS6015161Y2
JPS6015161Y2 JP17087480U JP17087480U JPS6015161Y2 JP S6015161 Y2 JPS6015161 Y2 JP S6015161Y2 JP 17087480 U JP17087480 U JP 17087480U JP 17087480 U JP17087480 U JP 17087480U JP S6015161 Y2 JPS6015161 Y2 JP S6015161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction pump
compressed air
valve
exhaust gas
piston
Prior art date
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Expired
Application number
JP17087480U
Other languages
English (en)
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JPS5793840U (ja
Inventor
宏 町田
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP17087480U priority Critical patent/JPS6015161Y2/ja
Publication of JPS5793840U publication Critical patent/JPS5793840U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧縮エアによる清浄を可能とし、且つ吸入
操作を容易にしたスモークメータ用サクションポンプに
関するものである。
スモークメータは、ディーゼル機関の排気ガス濃度を測
定するもので、サクションポンプ内に一定量の排気ガス
を吸入・採集して内装したろ紙に排気ガス中のカーホン
を付着させ、このカーボンの汚染度を光電変換して電気
的に検出することにより行っている。
ところで、サクションポンプは、上記のように排気ガス
を吸入・採集するので、採集毎にカーボンが付着し汚染
される。
従って、この汚染状態のまま次回の排気ガス濃度を測定
すると信頼性に欠けるので、従来は吸入、測定の終了毎
に2〜3回ポンピングすることによってサクションポン
プ内を清掃している。
しかしながら、このように測定が終了する都度ポンピン
グすることは大変煩られしいばかりか、このポンピング
ではピストンが摺接しない例えばろ紙装着部等の清掃は
さほど期待できないという問題があった。
又、従来のサクションポンプでは、エアレリーズにて圧
縮されたエアをダイヤプラムに送ってこのダイヤプラム
を膨張させ、ばねに抗して係止させていたピストンの係
止機構を解除し、ピストンを往動させて排気ガスを吸入
・採集するよう構成されている。
その為、排気ガスを採集する都度レリーズを握り、而か
もピストンが途中で停止しないよう2秒前後上記エアレ
リーズを握り続ける必要があった。
この考案の目的は、これらの問題に鑑み、サクションポ
ンプ内とダイヤフラム後方に夫々連通ずる圧縮エア供給
路を設けて、この夫々の供給路にバルブを配設したこと
により、上記バルブ操作によってダイヤプラム後方に圧
縮エアを供給してピストンの係止機構を解除できるよう
にしたスモークメータ用サクションポンプを提供しよう
とするものである。
又、この考案の他の目的は、排気ガスの吸入・採集後汚
染ろ紙を取出す毎に上記バルブ操作によって圧縮エアを
サクションポンプ内に注入することにより、煩られしい
ポンピング操作を不要としてろ紙装着部を含めたポンプ
内の残溜・付着カーボンを全て排出除去し測定精度を高
め得るようにしたスモークメータ用サクションポンプを
提供しようとするものである。
以下図面を参照してこの考案を具体的に説明する。
図はこの考案の一実施例を示す。これらの図において符
号1は所定容積を有するサクションポンプ本体、2はサ
クションポンプ本体1内に排気ガスを吸入・採集する為
のピストン、3はピストン上死点上方のサクションポン
プ本体1端部に形成したろ紙装着室で、回動自在なねじ
体4を有する接続筒体5が挿入されており、ねじ体4を
ろ紙装着室3の外周に形成した雄ねじに螺合して上下動
乃至脱着自在になっている。
接続筒体5の挿入端部はろ紙押え部6になっており、締
結時にポンプ本体1側に形成した当て部7に当接して挿
入したろ紙8を装着するようになっている。
又、ポンプ本体1側には、接続筒体5の上下動によって
開閉されるろ紙出し入れ目9が形成されている。
上記ピストン2にはロッド10が連結されており、この
ロッド10はポンプ本体1の他端に突出している。
このロッド10の突出部にはコイルばね11が巻回され
て常時ピストン2を下死点方向へ付勢していると共に、
コイルばね11の外周には蛇腹状被覆体12が、又ロッ
ド10の端部にはグリップ13が夫々取付けられている
又、サクションポンプ本体1内のロッド突出側には、ロ
ッド10を挿通したストッパ14、スリーブ15、固定
筒体16が配設されており、そのうちスリーブ15がロ
ッド10に沿って上下動可能になっている。
このスリーブ15は、ポンプ本体1の端部内壁との間に
介装したばね17によりストッパ14方向へ付勢されて
上記固定筒体16の外周に嵌入したスナップリング18
に当接し、ストッパ14との間に間隙Gが形成されるよ
うになっている。
上記固定筒体16はボール室19・・・を有してスチー
ルボール20・・・が収納されており、このボール20
がスリーブ15の内壁に押圧されてロッド10の係入溝
21内に係入され、ロッド10をコイルばね11の付勢
力に抗して係止させ、ピストン2を例えば上死点位置で
停止させるよう構成されている。
又、ロッド10の係入溝21上方のスリーブ15内壁に
は、ボール退避溝22・・・が形成され、スリーブ15
が下降して退避溝22・・・が上記ロッド10のボール
室19・・・に至るとボール20・・・がこの退避溝2
2・・・内にはいってロッド10の係止を解放するよう
になっている。
スリーブ15のストッパ側端面には、ダイヤフラム23
がストッパ側へ膨張可能に配設され、このダイヤフラム
23にスリーブ15内へ設けた圧縮エア通路24の開口
端を臨ませている。
この圧縮エア通路24は導管25を介して後述の圧縮エ
アバルブ機構に連通されている。
上記接続筒体5には、導管27を介して排気管28内に
固定されるプローブ29が接続されている。
そして、この接続筒体5と導管27との間には、圧縮エ
ア供給管30がナツト31,32にて接続されている。
この圧縮エア供給管30にはバルブ部33が形成されて
おり、このバルブ部33には、エア通路34を開閉する
ボール弁35がばねにて常時閉方向へ付勢されて配設さ
れている。
上記エア通路34は導管37を介して後述の圧縮エアバ
ルブ機構に連通されている。
又バルブ部33には環状の冷却通路38と吐出口39a
とが形成され、この冷却通路38は圧縮エアバルブ機構
に導管39を介して連通されている。
上記圧縮エアバルブ機構40は、図示しないコンプレッ
サに連通する導管41を接続したメイン通路42と、こ
のメイン通路42から分岐した二本の分岐通路43.4
4を有し、各分岐通路43.44にバルブ部45.46
が形成され、且つメイン通路42には冷却通路38に連
通ずる導管39が接続されている。
バルブ部45は、吐出通路47を開閉する弁体48と、
この弁体48を常時閉方向へ付勢するばね49とから構
成され、吐出通路47にはバルブ部33のエア通路34
に連通する導管37が接続されている。
又、弁体48は外部に突出してこの突出部に押しボタン
50が設けられている。
同様にバルブ部46は、吐出通路51を開閉する弁体5
2と、この弁体52を常時閉方向へ付勢するばね53と
から構成され、吐出通路51にはポンプ本体1内に配設
したスリーブ15の圧縮エア通路24に連通する導管2
5が接続されている。
又、この弁体52も外部に突出しており、この突出部に
押しボタン54が設けられている。
このような構成では、ピストン2を上死点位置まで押し
込むと、ボール20・・・がロッド10の係入溝21内
に係入されているのでコイルばね11の付勢力に抗して
その状態が保持される。
そこで、バルブ部46の押しボタン54を押し下げると
弁体52がばね53に抗して摺動し、吐出通路51が開
いて圧縮エアが導管25、圧縮エア通路24を経てダイ
ヤフラム23に達しこのダイヤフラム23を膨張させる
ダイヤフラム23が膨張するとストッパ14に当って反
力が発生し、ばね17に抗してスリーブ15を下降させ
スリーブ15のボール退避溝22・・・を固定筒体16
のボール室19・・・に位置させ、ロッド10の係入溝
21内に係入してロッド10を係止していたボール20
・・・を退避溝22・・・内へ退避させてロッド10の
係止を解放させる。
その結果、ピストン2はコイルばね11の付勢力によっ
て下死点に下降し排気ガスを所定容量サクションポンプ
本体1内に吸入・採集する。
このようにして、所定容量の排気ガスを採集し、ろ紙8
にカーボンを付着させた後、接続筒体5のねじ体4を緩
めてこの接続筒体5を上動させろ紙出し入れ目9を開口
しろ紙8を取出す。
而かる後に、バルブ部45の押しボタン50を押し下げ
ると、弁体48がばね49に抗して摺動し、吐出通路4
7が開いて圧縮エアが導管37を経てバルブ部33のエ
ア通路34に供給される。
この圧縮エアの供給によるエア圧によってボール弁35
がばね36に抗して摺動しエア通路34を開路する。
そこで、圧縮エアは圧縮エア供給管30、接続筒体5を
経てサクションポンプ本体1内に注入される。
この圧縮エアの注入によってポンプ本体1、ろ紙装着室
3及び接続筒体5内の残溜・付着カーホンはろ紙出し入
れ目9から排出除去され、これら内部は清浄化される。
又、上記圧縮エアは、導管27、プローブ29内にも送
気され、これら内部のカーボンをも排出除去するもので
ある。
尚、この考案においてピストン係止機構を含めたサクシ
ョンポンプ本体の構造は何ら問わず、又各バルブ部の構
成、圧縮エアのポンプ本体への注入位置は実施例に限る
ことなく種々構成される。
かくて、この考案によれば、サクションポンプ内とダイ
ヤフラム後方に夫々連通ずる圧縮エア供給路を設けて、
この夫々の供給路にバルブを配設してなるので、単なる
ワンタッチのバルブ操作によってピストン係止機構を解
除して排気ガスを吸入・採集できると共に、ポンプ内へ
の圧縮エアの注入によって煩られしいポンピング操作が
不要で、ろ紙装着部を含めたポンプ内の残溜・付着カー
ボンを全て排出除去し測定精度を高めることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例に係るサクションポンプを示す
断面図である。 1・・・・・・サクションポンプ本体、2・・・・・・
ピストン、8・・・・・・ろ紙、10・・・・・・ロッ
ド、11・・・・・・ばね、15・・・・・・スリーブ
、20・・・・・・スチールボール、21・・・・・・
ロッドの係入溝、22・・・・・・退避溝、23・・・
・・・ダイヤフラム、24・・・・・・圧縮エア通路、
25・・・・・・導管、30・・・・・・圧縮エア供給
管、40・・・・・・バルブ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンを排気ガス吸入準備位置で係止する機構を設け
    、圧縮エア圧によるダイヤフラムの膨張にて前記係止機
    構を解放しピストンを摺動させて所定容量の排気ガスを
    吸入・採集して内装したろ紙に排気ガス中のカーボンを
    付着させるサクションポンプにおいて、このサクション
    ポンプ内とダイヤフラム後方に夫々連通ずる圧縮エア供
    給路を設け、この夫々の供給路にバルブを配設したこと
    を特徴とするスモークメータ用サクションポンプ。
JP17087480U 1980-11-28 1980-11-28 スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ Expired JPS6015161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17087480U JPS6015161Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ

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JP17087480U JPS6015161Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5793840U JPS5793840U (ja) 1982-06-09
JPS6015161Y2 true JPS6015161Y2 (ja) 1985-05-14

Family

ID=29529259

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17087480U Expired JPS6015161Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 スモ−クメ−タ用サクシヨンポンプ

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