JPS6015080B2 - 周波数分析装置 - Google Patents

周波数分析装置

Info

Publication number
JPS6015080B2
JPS6015080B2 JP51064198A JP6419876A JPS6015080B2 JP S6015080 B2 JPS6015080 B2 JP S6015080B2 JP 51064198 A JP51064198 A JP 51064198A JP 6419876 A JP6419876 A JP 6419876A JP S6015080 B2 JPS6015080 B2 JP S6015080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
ambient noise
signal waveform
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51064198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52147477A (en
Inventor
博昭 迫江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP51064198A priority Critical patent/JPS6015080B2/ja
Publication of JPS52147477A publication Critical patent/JPS52147477A/ja
Publication of JPS6015080B2 publication Critical patent/JPS6015080B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は周囲雑音補正式の周波数分析装置に関する。
周波数分析装置、特にバンドパスフィルタ型の周波数分
析装置は、音声認識装置等の分析部として有用であり広
く利用されている。
通常の周波数分析装置は、PROCEDmSOFTHE
lEEEのVol.54、No.5のP720〜P7
34に“VOCODER:ANALYSIS AND
SYNTHESIS OF SPEECH”と題して発
表された論文のFig.6に示される、ように、バワド
パスフィルタと整流回路よびローパスフィルタの接続と
してなる分析チャネルの群として構成される。入力信号
波形に含まれる周波数成分はバンドバスフイルタ群によ
って各分析チャネルに固有の通過帯域に分解され、整流
回路およびローパスフィル外こよって整流・平滑され、
全体の出力として短時間スベクトラムが得られる。この
ような音声分析装置は原理が簡単で比較的精度がよい分
析結果が得られるという長所を有している。しかし、こ
の形の周波数分析装置には、マイクロホンから入力音声
に周囲雑音が混じっていると、これによって分析結果(
すなわちスベクトラム)が直接影響を受けるという欠点
があった。
このため、従来の周波数分析装置を音声認識装置の分析
部として用いると周囲雑音が高いと認識誤りが増加する
という重大な欠陥を避けることができなかつた。持関昭
51−62604号会報の第1図には2本のマイクロホ
ンを用い、第1のマイクロホンで主として音声信号を集
音し、第2のマイクロホンで主として周囲雑音を集音し
、第1マイクロホンの信号から第2のマイクロホンの信
号を差し引くことによって、雑音を除去する回路が示さ
れている。
しかし、この構成では波形信号のままで減算を行ってい
るため、雑音源と2本のマイクロホンとの相対位置の微
妙な相異によって、両者の波形には位相の差が生じ、雑
音を正確に相殺することができないという欠点があった
。本発明は従来の周波数分析装置及び周囲雑音除去回路
が有していた上記欠点を除去し、真に目的とする信号(
入力音声)の正確なスベクトラムを得る周波数分析装置
を経済的に実現し提供することを目的としている。
本発明による周波数分析装置は、発声者の口に向けて設
置された第1のマイクロホンからの第1の信号と、専ら
周囲雑音を集音すべく設置された第2のマイクロホンか
らの第2信号とをそれぞれ時間標本化するための時間標
本化部と、時間標本化された前記第1および第2の2種
の信号波形の順次推移する一部をそれぞれ一時記憶する
ためのバッファメモリと、このバッファメモ川こ記憶さ
れている時間標本化された第1あるいは第2の信号波形
を高速に読み出して連続波形変換することによって時間
圧縮信号波形を再生するものとして前記第1と第2の信
号のそれぞれの時間圧縮信号波形を交互に出力する機能
を有する高速論出し再生部と、前記第1と第2の時間圧
縮信号波形を交互に時分割的に周波数分析を行なうため
の周波数分析部と、これによって得られる前記第2の信
号波形のスベクトラムによって前記第1の信号波形のス
ベクトラム中の周囲雑音成分を除去する機能を有する補
正部とより構成されている。
以上の如き構成によると、雑音の相殺は周波数分析を行
ない位相情報を除去した後に行なわれるため、マイクロ
ホンと雑音源の相対位置の影響を受けることがほとんど
なく、正確な雑音除去が可能になる。
加えて両信号の周波数分析は同一回路を時分割的に使用
して実行されるため、経済的でもある。第1図は本発明
の装置において入力音声中の周囲雑音成分が除去される
原理を説明するための図で、この図は通常の周波数分析
装置の1分析チャネルだけを取り出して示したものであ
る。
マイクロホン10より入力された入力信号Xはバンドパ
スフィルタ11によって所要の周波数帯域の成分だけが
取り出され、整流回路12とローパスフィルタ13とに
よって整流平滑され分析結果が直流電圧aとして出力さ
れる。いま、この世力aを電圧計14によって観察する
ことにする。入力信号Xとして純粋に(周囲雑音が無い
状態で)音声が入力された時の出力レベルをISとし、
周囲雑音のみが入力された時の出力レベルをQnとし、
上記と同じ周囲雑音が存在する中で上記と同じ音声が入
力された時の出力レベルをQnSとすると、この3者の
間には近似的に、(Qns)2 ニ(Qn)2 十(1
s)2 【1Iなる関係が成立する。
これはパワーレベルでの重畳の原理である。ゆえに、周
囲雑音中で入力された音声の分析結果QnSと周囲雑音
の分析結果Qnとが観察されると、入力音声のみを分析
した分析結果ISはIS=ノ(Qns)2一(Qn)2
【2}と計算できる。
このことは、周囲雑音中で発声された音声の分析結果か
ら周囲雑音成分を除去できることを意味している。以上
が本発明の装置において入力音声中の周囲雑音成分が除
去される原理である。{2)式の原理を実行しようとす
ると、周囲雑音を含んだ入力音声と周囲雑音との2種を
分析する必要がある。
短時間周波数分析の目的ではこの2種の分析が異なった
時点で行なわれたのでは意味が無く、実時間で同時に実
行される必要がある。このためには、同一特性の第1図
に示したごとき分析回路を2個用意して、並列動作させ
る必要が生じる。1個の分析チャネルに関してかくのご
ときであるので、たとえば10チャネルの周波数分析装
置に関して同様の原理を適用しようとすると各分析チャ
ネルとをに2重にする必要があるので全体としては2の
固の分析チャネルが必要とされることになる。
バンドパスフイルタやローパスフイルタは高価でかつ必
ずしも4・型ではないので、上記のような構成法は装置
の経済性の点と規模の点とで得策でない。それゆえ、本
発明の装置では特磯昭51−18351に記載されてい
る多入力チャネルスベクトラム分析装置の原理を採用し
て装置の経済化と小型化を図っている。
すなわち、入力音声と周囲雑音との2種の信号波形の各
々を一度時間標本化し、時間的に見て順次推移する一定
時間間長のバッファメモリにそれぞれ記憶しておき、所
定の分析時期においてこのバッファメモ川こ記憶されて
いるいずれか一方の信号波形を高速に読み出して時間圧
縮信号波形に変換して周波数分析装置で分析し、銃し、
て他方の信号を高速に読み出して時間圧縮信号波形に変
換して前記と同一の周波数分析装置によって分析するこ
とによって2種の信号波形の分析結果を実際上同時に、
しかも一組だけの周波数分析装置によって実行するがご
と〈構成されている。第2図は本発明の基本的構成を示
すブロック図である。
入力音声信号nsと周囲雑音信号nは時間標本化部21
によって交互に時間標本化され信号線ナによって出力さ
れる。時間標本化の周期はZ前記2種の信号のそれぞれ
に対して、例えばloKHzになるように設定されてい
る。バッファメモリ22は前記信号線〆によって入力さ
れる標本化信号をあらかじめ定められた長さの時間窓内
の範囲で記憶する。この時間窓よりも過去の標本Z化信
号は消去され、順次新しい標本化信号が記入される。な
お、前記入力音声信号nsの時間標本化信号と周囲雑音
信号nsの時間標本化信号とは独立に参照できるように
バッファメモリ22の別々の区域に記憶されているもの
とする。高速議2み出し再生部23は別途与えられる分
析周期信号に同期して、分析周期信号が与えられる毎に
、前記バッファメモリ22から最初に入力音声信号ns
の時間標本化信号を、例えば80KHzの、高速度で読
み出して連続化して時間圧縮信号に変換し2出力し、続
いて同様にして前記周囲雑音信号nの時間標本化信号を
時間圧縮信号波形に変換する。それゆえ、高速読み出し
再生部23の出力信号Zとしては、分析周期毎に、最初
に入力音声信号の時間圧縮信号波形と、それに続いた周
囲雑音信号3の時間圧縮信号波形が交互に出力される。
この2種の信号はPチャネルの周波数分析部24によっ
てそれぞれ周波数分析される。周波数分析結果の出力(
Q.、Q2・・・・・・Qp)には最初に入力音声信号
nsの分析結果が現われ〔これらを(QPS、Q誉、…
・・・Q番)で示す〕、続いて周囲雑音nの分析結果が
現われる〔これらを(Q;、q卒、・・・・・・Qも)
で示す〕。補正部25は前記の信号(Qさ、Qが、・・
・・・・Q番)を一時保持して後に(Q?、Q2、……
Qも)が入力された時点で■式を実行する。すなわち、
1肴=ノくQ奇)2一(Q葦)2(q:1〜p)‘31
これによって、入力音声m中に含まれる周囲雑音nの影
響が打ち消されて、求める分析結果(1章、1室・・・
…1も)が得られ出力される。この説明では入力音声信
号nsの方が先に分析されるとしたが、逆に周囲雑音信
号nを先に分析してもよいことは自明である。次に、本
発明の詳細を第3図以下の実施例に基づいて説明する。
第3図aは時間標本化部21、バッファメモリ22、高
速読み出し再生部23、および全体の動作を制御するた
めの制御部30を示したブロック図であり、第3図bは
時間標本化部21の動作を説明するための図であり、第
3図cは高速読み出し再生部23の動作を説明するため
の図である。時間標本化部21は2個の入力信号、すな
わち入力信号nsおよび周囲雑音信号nの高周波成分(
たとえば郎Hz以上)を除去するためのローパスフイル
タ211および212と、制御部よりの選択信号SIが
0ならば入力音声信号nsを、1ならば周囲雑音信号n
を選択して時間標本化するためのマルチプレクサ213
と、時間標本化された信号をディジタル化し信号〆とし
て出力するためのA/D変換器214とより構成されて
いる。
バッファメモリ22はそれぞれ512語よりなる第0お
よび第1の2個のセク夕より構成され、制御部30より
の前記選択信号SIによってセクタが指定され、書込み
番地指定信号dlによって番地が指定され、書込みクロ
ックclwが前記制御部30より与えられた時点で前記
債号ナが書き込まれる。前記選択信号SIは100仏S
周期で変化する。また、前記の書込みクロックclw‘
ま50ムs周期で発生される。前記番地指定信号は10
0仏s毎に変化して0、1、2、……、511のごとく
変化し511番地の次には0番地を指定するごとく復帰
する。それゆえ、入力音声信号nsと周囲雑音信号nが
交互に選択され、前者はバッファメモリ22の第0セク
タの0〜511番地に後者は第1セクタの0〜511番
地に、巡回的にそれぞれ100仏sの標本化周期で書き
込まれる。結局、バッファメモリ22には常に過去51
.2ms長の時間窓内の前記0入力音声信号と周囲雑音
信号が保持されていることになる。前記制御部30‘こ
は分析フレーム周期のタイミングを発生するために、5
ms周期のパルスPIを発生する回路を内蔵している。
このパルスPIに同期して選択信号S2は0から1に、
または1から0に切換えられる。選択信号S2はバッフ
ァメモリ22から読み出されるべき信号が入っているセ
クタを指定する。バッファメモリ22から読み出される
べき信号が入っている番地は読出し番地指定信号d2に
よって指定される。前記パルスPが与えられた時点の前
記書込み番地指定信号dlの内容をDとするとき、前記
の読み出み番地指定信号d2は(D十1)から順次増加
し○で終了するように、かつ4仏s毎に1ずつ増加する
ごとく変化される。なお、d2も前記の書込み番地指定
信号dlと同様にd2=511の次にはd2=0にリセ
ットされる。バッファメモリ22のD番地には最新の信
号が記憶されており、(D+1)番地には最も古い信号
が記憶されているから上記のごとく読み出し番地指定信
号d2を変化させることによって過去51.2ms(5
1を藩)分の信号波形が信号yとして読み出される。こ
の読み出し‘こ要する時間は512(諸)×4(仏s)
=2.048肌sである。高速読み出し再生部はD/A
コンバータ23によって構成されている。ディジタル信
号として読み出された信号〆はこのD/Aコンバータ2
3によって連続なアナログ信号に変換され、時間圧縮信
号波形zとして出力される。前に述べたごとく選択信号
S2は5のs毎に0から1に、または1から0に切換え
られる。ゆえに、信号zとしては第3図cに示すごとく
、5のs毎に前記入力音声信号nsと周囲雑音信号nの
時間圧縮信号波形が交互に出力される。第2図の周波数
分析部は1図に参照数字11,12、および13で示す
ようなバンドパスフイルタ、整流回路、およびローバス
フィルタよりなる分析チャネルP個を持って構成されて
いる。
高速読み出し再生回路23よりの前記出力信号zは元の
入力信号nsやnに比して51.2/2.048=2劫
音だけ時間軸が圧縮されている。このため、各分析チャ
ネルのバンドパスフィルタの通過帯域は所要値の2針音
‘こ設計されている。たとえば元の信号波形で100H
Z〜200HZの通過帯城が必要な場合にはバンドパス
フィルタの通過帯域は2.弧伍〜弧Hzに設定される。
このような構成による周波数分析部によって信号zはP
個に通過帯域に分割され、各チャネルの振幅レベルが(
Q,、Q2、・・・・・・Qp)として出力される。信
号zとしては前述のごとく入力音声信号nsと周囲雑音
信号nの時間圧縮波・形が5仇sおきに交互に再生され
るゆえに、周波数分析部24の出力(Q,、Q2、・・
・・・・Qp)としては入力音声信号nsの分析結果(
Q;、Qぴ、夕・・・・・・、Qず)と周囲雑音信号n
の分析結果(Q,、Q基、…・・・、Qも)が5のsご
とに交互に出力,、Q基、…・・・、Qも)が5のsご
とに交互に出力される。第4図aは補正部25の一部を
図示したものであり、第4図bはその動作を示すタイム
チャートoである。
第4図aには第1分析チャネルに対する補正部の部分が
取り出され示されている。前記周波数分析部24の第1
分析チャネルの出力信号Q,は2乗回路41によって2
乗されh=(Q,)2 に変換される。切換回路42は
制御部30より夕の選択信号SIが0のとき信号線hを
信号線iに接続してh=(Q,)2 を入力音声信号n
sの分析結果(Q;S)2として保持回路43に保持さ
せ、選択信号SIが1のときは信号線hが信号線iに接
続され、h=(Q,)2は周囲雑音nの分0析結果w=
(QP)2として減算回路44に送られる。減算回路4
4では保持回路43からの信号i′=(Q誉)2から信
号w=(Q?)2が引かれ、その結果が信号kとして出
力される。開平回路45で信号kの平方根が計算され信
号1字として出タ力される。かくして得られる信号1手
は1字=ゾ(QPS)2−(ぴ;)2 ■とな
っており、‘3}式が実行されたことになるゆえ、入力
音声信号船に含まれる周囲雑音成分が除去されたことに
なる。
この出力信号は周囲雑音0信号nの分析結果Q;が得ら
れる毎にその直後出力されるゆえに10のs毎に出力さ
れることになる。このような処理すなわち第‘3’式の
計算は第1〜第Pのすべての分析チャネルに対して必要
である。
このためには、第4図aのような回路を各分析チャネル
に設けて行なってもよいし、また(Q,、Q2、・・・
・・・Qp)を走査的に標本化して後時分割的に処理す
る構成によって行なってもよい。また‘3ー式の計算は
アナログ処理でもディジタル処理でも可能なことは言う
までもない。以上の実施例では分析部24の分析チャネ
ルにはバンドパスフイルタ、整流回路、およびローパス
フィルタが組込まれ、出力が直流電圧として得られるよ
うに構成され、これによって得られる分祈結果をもとに
して周囲雑音の補正を行なうようになっていた。
整流回路とローパスフィルタを除去して簡単化する目的
で第5図のような構成が可能である。第5図aは1個の
分析チャネルだけを取り出して示した図であり、第5図
bはその動作を示すタイムチャートである。高速読み出
し再生部23からの信号Zはバンドパスフイルタ51に
よって所要の通過過帯城に分割され、その結果得られる
信号波形vは2案回路52によって2案され信号v2に
変換される。切換回路53のスイッチは前記制御部30
よりの選択信号S2が0のときは上に接続され、演算増
幅器54の正相入力となり積分回路56に加算的に積分
される。ゆえに、入力音声信号船の分析結果は積分回路
55に加算的に積分される。切換回路53のスイッチは
選択信号S2が1のときは下に接続され演算増幅器**
54の逆相入力となり、積分回路55に減算的に積分さ
れる。ゆえに周囲雑音信号nの分析結果は積分回路55
に減算的に積分される。ゆえに積分回路55の出力uを
開平回路56で開平することによって‘3}式が計算さ
れたことになり、入力音声信号ns中の周囲雑音成分n
が除去されたことになる。なおこの分析結果1手が出力
された後は積分回路に対して制御部30よりパルスcl
pが与えられスイッチ57が短時間閉じられコンデンサ
58中の電荷は放電され、直ちに次の信号の積分が可能
になる。また別の簡単化の方法としては剛式の2乗や開
平を省略することが考えられる。
すなわち入力音声信号nsの振幅Q群が周囲雑音の振幅
Q8に比して充分に大な時はとなるゆえ、減算操作だけ
で簡単に実行できる。
このt5〕式による場合には、第4図の2案回路41と
開平回路45、また第5図の2乗回路52等は不要にな
る。以上の説明で入力音声信号中船に含まれる周囲雑音
成分と周囲雑音信号nとのパワーが等しいとして説明し
たが、実際にはそれぞれの信号を集音するマイクロホン
の特性や向きによって異なる場合がある。
この対策としてはいずれか一方の入力線路上に利得調整
回路を挿入するのが有効である。以上本発明の原理を実
施例にもとづいて説明したが、この記載は本発明の範囲
を限定するものではない。
特に、入力音声信号nsと周囲雑音信号nとが読み出し
再生される時刻等には種々の変形が考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は周波数分析の原理を説明するための図で、10
はマイクロホン、11はバンドパスフル夕、12は整流
回路、13はローパスフィルタ、14は電圧計である。 第2図は本発明の基本的な構成を示すブロック図で、2
1は時間標本化部、22はバッファメモIJ、23は高
速読み出し再生部、24は周波数分析部、25は補正部
である。第3図aは第2図の時間標本化部21とバッフ
ァメモリ22、高速読み出し再生部23の構成を説明す
るための図で、211と212はローパスフルタ、21
3はマルチプレクサ、214はA/D変換器、30は制
御部であり、第3図bと第3図cは第3図aの各部の信
号の変化を示すためのタイムチャートである。 第4図aは第2図における補正部25の一様成例を示す
図で、41は2乗回路、42は切襖回路、43は保持回
路、44は減算回路、45は開平回路であり、第4図b
は第4図aの補正部の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。 第5図aは周波数分析部24と補正部25の別の構成例
を示した図、51はバンドパスフィルタ、52は2乗回
路、53は切換回路、54は演算増幅器、55は積分回
路、56は開平回路、57はスイッチ、58はコンデン
サであり、第5図bは第5図aの動作を説明するための
タイムチャートである。1;′図 溝Z図 方角々図 〆与J図 女ら夕図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主として音声信号を集音すべく設けられたマイクロ
    ホンからの第1の信号波形と主として周囲雑音を集音す
    べく設けられたマイクロホンからの第2の信号波形とを
    それぞれ時間標本化するための時間標本化部と、これに
    よって時間標本化された前記第1および第2の信号波形
    の順次推移する一部をそれぞれ一時記憶するためのバツ
    フアメモリと、このバツフアメモリに記憶されている時
    間標本化された第1あるいは第2の信号波形を高速に読
    み出して連続波形に変換することによって時間圧縮信号
    波形を再生するものとして前記第1と第2の信号の時間
    圧縮信号波形を交互に出力する機能を有する高速読み出
    し再生部と、これにより得られる時間圧縮信号波形を周
    波数分析するための周波数分析部と、これによって得ら
    れる前記第2の信号波形のスペクトラムによって前記第
    1の信号波形のスペクトラム中の周囲雑音成分を除去す
    る機能を有する補正部とより構成されることを特徴とす
    る周波数分析装置。
JP51064198A 1976-06-01 1976-06-01 周波数分析装置 Expired JPS6015080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51064198A JPS6015080B2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 周波数分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51064198A JPS6015080B2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 周波数分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52147477A JPS52147477A (en) 1977-12-07
JPS6015080B2 true JPS6015080B2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=13251120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51064198A Expired JPS6015080B2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 周波数分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015080B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557749A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Nippon Electric Co Voice feature parameter extracting device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52147477A (en) 1977-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0618351B2 (ja) 音楽信号の通信装置
JPS58165443A (ja) 信号の符号化記憶装置
JPH05827Y2 (ja)
JPS6015080B2 (ja) 周波数分析装置
JPS642960B2 (ja)
Polotti et al. Fractal additive synthesis via harmonic-band wavelets
JPH0715640B2 (ja) 音響解析装置の合成装置
US4809329A (en) Apparatus for use in conjunction with lipreading by the profoundly deaf
SU980133A1 (ru) Устройство анализа и синтеза речевого сигнала
JPS6136240B2 (ja)
US6421637B1 (en) Pitch shifting apparatus and method
JP2766648B2 (ja) 高調波係数抽出装置、高調波係数合成装置、高調波係数抽出方法及び高調波係数合成方法
US5899974A (en) Compressing speech into a digital format
JPS59176782A (ja) デジタル音響装置
SU493781A1 (ru) Устройство дл воспроизведени звуковых сигналов
JP2712199B2 (ja) 電子楽器
JPS58200298A (ja) 音声分析装置
JP2961998B2 (ja) 音源装置
JP2750332B2 (ja) 楽音分析方法及びこの分析方法を用いた楽音分析装置
JPH1091199A (ja) 記録再生装置
JP2768090B2 (ja) 音源装置
JPS6265100A (ja) Csm型音声合成器
JPH059040B2 (ja)
JPH06186975A (ja) 音源装置
JPH07199998A (ja) 音声信号圧縮伸張装置