JPS60150729A - Ｘ線診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野１ 本発明は被検体を透過したＸ線を検出処理す゛ることに
より、心機能診断に右りＪな画像を表示することができ
るＸ線を用いた心血管（幾能診断装買に関するものであ
る。

［発明の技術的費用とその問題点〕 従来、Ｘ線診断装置として米国特許第４２０４２２５号
及び第４２０４２２６号に開示されているディジタルフ
ルオロスコープ装置（以下「Ｄ「」という）が知られて
いる。

しかしながらこのｒｌＦにおいては、りＪ画像；を目視
観察することによってのみ心１幾能を診断しＣいたため
、その定量評価がデｕしかった。

また、このＤ「においではマメク像として心拍位相の異
なる造影前画像を１１間的に平均してぃたため、この造
影前画像と連続した造影画像間でサブＩ・ラクションを
実施して生成したサブトラクション画像には、造影血液
ばかりでなく心拍動による偽像も表現されてしまうとい
う問題があった。

核医学診断装置の分野においては、例えば［核医学Ｊ第
１９巻第５号、第７６５頁〜第７７６頁（前田寿０ほか
）に核医学像を使用して心振幅画像と心位相画像とをフ
ーリエ展開法でソフト的にめる手法が開示されている。

しかしながら、ＤＦによる画像と核医学診断装置による
画像とでは画像収集法及び前処理法が全く異なっている
。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、周期的
に拍動している心血管の機能を定量的に表現する診断画
像を作成表示することができる心血管機能診断装置の提
供を目的とするものである。

［発明の概要１ 上記目的を達成するための本発明の概要は、Ｘ線を被検
体に隙則するＸ線発生器と、被検体を透過したＸ線から
Ｘ線透過画像を収集する画像収集装置と、ｘｉ透過画像
を画像処理する画像処理装置と、画像表示装置とを有Ｊ
る心血管機能診断装置において、前記画像処理装置は少
なくとも１心拍分のＸ線透過画像に時間フィルター処理
を行なうことにより振幅画像及び位相画像を作成する機
能画像製作装置を備えたことを特徴どするものである。

［発明の実施例１ 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は心血管機能診断装置のブロック図である。

同図において、１は被検体２のａ射ηるＸ線を発生する
ためのＸ線発生器である。

３は画像収集装置であり、被検体２を透過した透過Ｘ線
をアナログ信号に変換する例えばイメージインテシファ
イアと、光学系、撮像菅及び服像管制御装置からなるＸ
線検出装置と、該Ｘ線検出装置から出力されるアナログ
信号をディジタル信号に変換し出力するＡ／Ｄ変換器と
から構成されいる。

４は画像処理装置であり、第２図に具体０りに示すよう
に、各種の制御信号を送出する画像処理コントローラ２
０と、画（ｉ収集装置３より出力される収集画像と所定
の処理を施した処理済画像を３己憶する画像記憶装置Ｎ
′（例えばフレームメモ「］）２５と、その記憶された
両画像間の所定の関心領１戎についての濃度の時間変化
図を作成する濃度時ｌη変化図作成処理装置２１と、記
憶された画像の心拍番号及び心拍位相を検出する心拍動
周期機１ｈ処理Ｓ置２２と、その検出されたｍ度の時間
変イし図と心拍位相に対応して同一心拍位相（ｉ）を′
４−１１−る造影前画像ＭＩ（ｉ　）と造影画像ＣＩ（
ｔ）との間で造影剤が存在しない前日く例え（ま骨、血
液以外の軟組織等）を除去し、造影白液画像５Ｉ（１）
を作成する背顕処理装圃２３と、その逼告影血液画像５
ｔ（ｉ）の−心拍分の画像ｆｌｌに時間フィルター処理
を実施し心血管の振幅画像ＡＩとイσ相画像Ｐｌを作成
する機能画像作成装置２４と、レレクタ２６とから構成
されている。

５は画像表示装置で、画（＆＋処理装ｆｉ’７　’Ｉ　
ｈ＋　＋ら１１１ツノされる画像のディジタル信号をア
ナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器とそのアナログ信号
を画１り１□ヒして表示するディスプレイとから構成さ
れて０）る。

６は画像収集装置３１画像処理装置４２画１ｑＩ表示装
置５．Ｘ線発生制御器８．造影剤注入装置９等の袋間各
部の動作を制御するシステムコン１〜［］−ラであり、
中央演埠処理装置を内蔵してしする。

７はシステムコンソールであり、システムコントローラ
６内に予めプログラムされている被検体２内の目的部位
に応じた撮影条（’ｌ　、画像処理データ、画像処理モ
ード及びシーケンス等を選択する選択キーをイボしてい
る。

Ｘ線発生制御器８はシステム］ントローラ６により制御
され、Ｘ線発生器１の喧射条イイ１を設定するようにな
っている。

造影剤注入装置９はシステム］ン］〜ローラ６；こより
制御され、所定時期に所定量の造影剤を被検体２内へ注
入するようになっている。

次に前記画像処理装置４の具体的構成例を第２図乃至第
５図を参照して詳述Ｊる。

画像処理装置４の画像処理コントローラ２０は、システ
ムコン１〜【］−ラ６から送出された制御信号Ｃ１を受
＋−ｊて装置内各部の動作シーケンス等の制９１１をＩ
）える各科の制御信号を出力りるように＜７つている。

また、画像処理コントローラ２０は心拍動周期検出処理
装置２２が検出した心拍番号および位相番号等の情報を
制御線（１を介して入力すると共に、背景処理装置２３
に対しては制御線Ｐ３を介して、機能画像作成装置２４
に対しては制御線Ｐ４を介して１画像記憶装置２５に対
しては制御線Ｑ１゜Ｑ２．・・・・・・ＱＮ−１，ＯＮ
を介して、レレクタ２６に対しては制御線Ｒを介してそ
れぞれ制御信号を送出するにうになっている。

濃度時間変化図作成処即装置２１は、画像データバス■
を介して画像収集装置３から伝送される収集画像データ
又は後述する画像記憶装置２５から画像データバス■、
■のいずれかを介して伝送される画像データを入力し、
システムコントローラ６で予め設定された所定の関心領
域内の１１度値の時間（画像番号）変化を計測し、これ
を画像記憶装置２５内へ記憶するようになっている。

心拍動・周期検出処理装置２２は、濃度時間変化図作成
処理装置２１で作成された濃度口）間変化図を画［＋デ
ータバス■を介して入力し、その濃度の極大値、極少値
を示づ時間（画像番号）をめ、かつ心拍動の心拍番号及
び位相番号を制御線［１を介して画像ＩＩ！埋コシコン
トローラへ伝送づ゛るようになっている。

画像記憶装置２５は、画像処理コントローラ２０から制
御線０１〜ＱＮを介して）Ｘられる制御信号により制御
され、画像データバス■を介して入力される画像データ
を前記制御信号により定められる所定のアドレスへ順次
配Ｉｃ１−Ｕるとともに、その記１０された画像データ
を画像データバス■、■へ出力するようになっている。

背景処理装置２３は、第３図に示すようにＩｆ）算器２
３１．２３２と減算器２３３とから構成され、前記画像
処理コントローラ２０は制御線Ｐ３を介しＴ　１．）算
Ｗ２３１，２３２の動作をａｌす御するとともに、これ
らに荷車係数Ｇｉ　、Ｇｊを供給するように４１つてい
る。

両像７゛−タバス■を介して背景処理装置２３へ送られ
た画像データは掛ｔｉ２６２３１に入力され、荷車係数
Ｇｉを掛けられてこの結果を減算器２３３へ出力する。

他方、画像データバス■を介して背景処理装置２３へ送
られた画像データはＩｆ）算器２３２に入力され荷車係
数Ｇ、ｉをｌｉ）　１．Ｊられてこの結果を減算器２３
３へ出力する。減算器２３３は、掛算器２３１．２３２
から送られた二つの画像データの同−空間位置における
画素間の濃度値の差をめこの結果を画像データバス■を
介して画像記憶装置２５へ送出する。

機能画像作成装ｆｉＺ２４は、第４図に示すフーリエ級
数の係数をめ゛るための時間フィルター装置１０と、第
５図に示す振幅画像作成装置１１及び）び相画象作成装
置１２とから構成され、画（像処理コントローラ２０に
Ｊ：り制御されるようになっている。

時間フィルター装置１０は掛算器１０１，１０２及び和
算器１０３から構成され、掛算器１０１には画像データ
バス■を介して画像記憶′ＪＡｒａ　２５内の所定のア
ドレス領域に記憶された画像データのゼロクリアされた
ものが入力される。

また、掛算器１０２には画像データバス■を介して画像
記憶装置２５内の所定のアドレス領域に記憶された画像
データが入力される。

１１１・算器１０１，１０２に入力されたそれぞれの画
像データには荷重係数Ｆｉ　、Ｆｊがそれぞれ掛けられ
、この両者の結果が和算器１０３に入力されて和がめら
れる。

和算器１０３の出力は画像データバス■を介して画像記
憶装置２５の所定のアドレス領域に順次記憶される。

このような動作を連続したー心拍分の画像について行な
うことにより、下記（１）式で示される時間フィルター
画像がまる。

Ｃ−谷Ｆｊ　−８Ｉ　（ｊ　）・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・（１）（１）式において、
荷重係数としてＦｊ＝２／Ｋ・ｓｉｎ　２ｙｒ　（、ｉ
−１）　／Ｋをとれば、正弦関数の係数ａ１が計いされ
、十ｌ〔荷重係数としてＦｊ＝２／に−ＣＯ３２π（ｊ
−１）／Ｋをとれば余弦関数の係数ｂ１がに口ｓされる
。但しここでＫは１心拍周期間に１！２果される画像枚
数である。

振幅画像作成装置１１は、第５図に示すように２つの２
重器１１１，１１２．加σ器１１３．平方根器１１４及
びグレイレベル変換器１１５により構成されている。

そして、画像記憶装ｒ１７Ｉ２５から画像データバス■
を介して０１画像（係数ａ１を有する画像）が２乗器、
１１１に入力されてここで２乗され、また同様に画像デ
ータバス■を介して１）１画（象（係数１）１をイｊす
る両像）が２兎器１１２に入力されてここで２乗され、
両者は加算器１１３で加算された後平方根器１１／Ｉよ
り平方根がめられ、さらにその値がグレイレベル変換器
１５によりグレイレベルに変換され゛Ｃ振幅画像Δ■と
＜７つ、画像データバス〔坊を介して両（家記憶装回２
５の所定アドレス領域に記ＩＱされる。

位相画像作成装置１２は、第５図に示すように逆数器１
２１　、　ｕ＋ｙｃ＞器１２２．逆タンジ「ン１〜器１
２３及びグレイレベル変換器１２４により構成されてい
る。

そして、画像記１Ｇ装置２５から画１り２データバス■
を介して１）１両像が掛算器１２２に、また同様に画像
データバス■を介して８１画像が逆数器１２１に入力さ
れここでその逆数に変換された’＋’Ｑ　Ｉｆ）坪器１
２２にそれぞれ入力される。。

掛口器１２２は両者の積をとりこの値は逆タンジェント
器１２３により逆タンジエン１〜されて位相がめられ、
次にグレイレベル変換器１２４によりグレイレベルに変
換され位相側１乍ＰＩとして画像データバス■を介して
画像記憶装置２５の所定のアドレス領域に記憶される。

前記セレクタ２６は例えば切替スイッチで構成され、画
像データバス■、■を介して両（ｇＨデータが人力され
、いずれか一系統の画像データを画像処理コントローラ
２０から送出される制御Ｉ信シー３１マ基づいて選択し
、その選択結果を画像データノ＼ス■を介して画像表示
装置５へ送出するようになっている。

次に上記（１４成の心面管機能診断装詔の作用を、造影
左心臓の振幅画像ＡＩ及び位相側１ｇ１ＰＩを作成表示
りる場合について説明づ“る。

最初に）責彰前山１ψＭｌ　（ｉ　）と造影画像ＣＩ〈
１）の収集手順を説明する。

システムコンソール７を操作して画像収集ル−゛１ント
と検査部位−１−とを押Ｊ゛と、システムコントローラ
６は所定の部位別の収集シーケンスを選択し、Ｘ線１１
川条ｆｌをＸ線発生制御２ｐ器８へ送ってパラメータを
セツ１〜し、造影剤注入装＠９をスタンバイし、両倣収
集装間３１画（像処理装置４及び画像表示装置５にパラ
メータをセツ１〜しこれらをスタンバイ状Ｋにづ゛る。

システ１８：コンソール７トの収集開始キーを押すと、
１述した収束シーケンスで乃影剤ｎ−人装置９１）＼駆
動され造けそ剤を被検体２へ注入する。

次にＸ線化／Ｉｇ制御器８を駆動してＸ線発生器１から
Ｘ線を発生さけ、撮影部位に造影剤が出現する前の被検
体２を透過させる。被検体２を透過したＸ線は両１象収
東装置３で検出され、電気仏弓に変換されさらにＡ／Ｄ
変換されて画像データバス■を介して画像処理装置４に
送出される。

このようにして得られた画像データはまず濃度時間変化
図作成処理装置２１に入力され、所定の関心領域内の濃
僚が計測された後順次画像番号順に画像データバス■を
介して画（ｐ記ｔＱ　ｊ’２＝置２装内の所定のアドレ
ス領域に格納されるとともに、画像データバス■、けレ
クタ２６２両１ｇＢデータバス■を介して画像表示装置
５に送られ収集画像として両１ｇ！表示される。

Ｘ線曝射が終了すると、それまでにめられていた関心領
域内の）農度時間変化図す両＠記憶装置２５内の所定の
アドレス領域４域に記憶され、子連した収集画像の場合
ど同様両１αｊ表示装置１°“７５にＩｔられて画像表
示されると同時にこのｉｇｌ　ｆσ肋間変化図は１ｉＩ
ｉｉ像データバス■を介して心拍動因）ｙ１１テ出処理
４．−置２２に入力される。

心拍動周期検出処理装置２２において心拍動の心拍番号
及び周期と画像番号間の対応がとられ、この対応関係が
制御ＦＡＵを介して画像処理コントローラ２０に伝送さ
れる。

画像処理］ン１ヘローラ２０は、心拍動周期検出処理装
置２２　ｈｓ　ｒら送られる心拍動情報と前記濃度時間
変化図作成処理装貿２１から送られる濃度情報とに基づ
き制御線Ｐ３を介して背硝処理装置２３へ荷重係数Ｇｌ
　、Ｇ２を送出し、画像記憶装置２５へは制御線０１〜
ＱＮを介して同一心拍位相を右する造影前画像Ｍｌ（ｉ
）及び）前影画像ＣＩ（ｉ　）の画像番号を送出する。

画像記憶Ｈ首２５は、この２つの画像番号の画像データ
を画像データバス■、■を介して順次費用処理装置２３
へ送出する。

背禁処理装訂２３は、同一心拍位相（１）にお（Ｊる）
告影両像ＣＩ（ｉ）と造影前画像ＭＩ口）との間で画像
処理を行ない第３図に示すように造影面）１シ画像５Ｉ
（ｉ）を作成する。

すなわら、心拍位相（ｉ）における造影前画像Ｍ　Ｉ　
（１）　、　造１を画（ｇ！ｃ　ｌ　（ｉ　＞　Ｉ：ｌ
ｌＪシ、￥ｌＮ県処理装置２３においてＳｌ　（ｉ　）
＝ＭＩ　（ｉ　）−ＣＩ　（ｉ　）の演算処理が１心拍
分の１く枚の両像ｉこ対して行なわれ、それぞれ造影剤
が存在しない荷電が除去される１、また、このＪ：うに
してｉ！７られた造影血液画像５ｌ（ｉ）は画像データ
バス■を介して画像記憶装ｂ　２５の所定のア）・レス
領域に記１ｎされる。

以上の処理は造影両１粂Ｃ１（ｉ）が％ｆ、　（なるま
で行われる。

画像記憶装置２５に記１０される込影血）１に両値：５
Ｉ（ｉ）は同時に画像データバス■、■のいずれかを経
てセレクタ２６に送られ、さらに画像データバス■を介
して画像表示装置５へ転送されて画像表示される。

次に得られた造影血液画像ｓ　ｒ　（＋　）の１心拍分
の画像から心血管の振幅画像△ｌど位相画（！Ｊ！Ｐ■
をめる手順を第４図、第５図を参照し゛Ｃ説明する。

１心拍分内の造影血液画像５ｒ（ｉ＞をｌ〈枚、心拍周
期をＴ−に−１／［０とＪれば、ｋ枚目（但し、１≦に
でＫ）の造影面液画＠５Ｉ（ｉ＞の時刻は１＝（ｋ−１
＞Ｔとなる。ここでＴは画像のサンプル間隔時間である
。

また、（ｘ　、　ｙ　）座標にお（）る画素濶庶をＰＣ
（ｘ、ｙ、ｔ）とｔ１５き、これを下記（２）式のよう
に近似１」る。

１）Ｃ（Ｘ、Ｖ、ｔ　）＝　ａｎ／２−＋、ａｌｃＯ５
２πｔ／　ｋ　Ｔ　＋ｂ＋　Ｓｉｎ　２πｔ　／ｋ　Ｔ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・（２＋（２）式
から係数ａｔ、ｌ）ｔはそれぞれ以下の（３）。

（４）式でめることができる。

・ｃｏｓ（２π（ｋ−１）／Ｋ）・・・・・・・・・・
・・（３）ｂｔ−２／にダＰＣ（（Ｘ、Ｖ、（ｋ−１）
Ｔ）／１Ｈ＝１ ・ｓｉｎ　（２π（ｋ　−１）　／Ｋ）　−−＝ｆ４）
ココテ、Ａ１＝ｒ璽＋１　’　、　Ｐｓ　＝ｔａｎ　−
’（ｂｉ　／　ａｔ　）とおくと（２）式は下記（５）
式となる。

但しＡ１は振幅１１Ｃ１を、Ｐｌは位相を示づ°。

ＰＣ（ｘ、Ｖ、ｔ　）　＝　ａｏ　／２＋Ａ＋　ｓｉｎ
　（２ｘｔ　／ＫＴ　＋　Ｐ＋＞　・・・　・・・　・
・・　・・・　・・・　・・・　・・・　・・・　・・
・　・・・　・・・　・・・　・・・　ｆ５）次に係数
ａｓ、ｉ１をめろ千町１について説明する。画像記憶装
置２５内の所定のアドレス領域のデータがピロクリアさ
れている。。

これらを８１画（’Ｊ、１１１画像という。この８１両
像は画像データバス■を介しく’　、　ｊｌたｊ＾影而
面１シ画像８１　（ｉ　）の第１番目の画（１１５１画
１４（Ｈデータバス■を介してともに１幾重画（α１１
′１成４・（１ν１２／Ｉの１１、Ｙ間フィルター装首
１０に入力され、げロクリアされている８１画像には荷
重係数［ｉとして１．第１番目の造影血液画像５ｒ（１
）には伺巾係数トｊとして２／Ｋｃｏｓ２π（ｋ−１）
　／Ｋが掛【」らに後、両者の和がめられ、この結果が
画像データバス■を介して画像記憶装置２５内の８１両
（τ（を記憶するための記憶領域に記憶される。

このとき、８１両像として下記（６）式が記憶されるこ
とどなる。

ａｓ　＝２／Ｋｃｏｓ　２　π　（１−１）／に−ＰＣ
（ｘ。

Ｖ、（１−１）Ｔ）　・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・（６）次に８１
画像が画像データバス■を介しく第２番目のｊ４影血液
画像５ｒ（ｉ）が画ｆｉ＋データバス■を介して時間フ
ィルター装置１０に入力され、上述した場合と同様に荷
重係数Ｆｉとして１．荷重係数Ｆｊとして２／Ｋｃｏｓ
２π（２−１）／Ｋが１１Ｆけられた後両者の和がめら
れ、この結果が画像データバス■を介して画（９記憶装
防２５内の前記記憶領域に記憶される。

このときの８１両１象として下記（刀式が記憶されるこ
とになる。

以Ｆ同様にしてに枚の）前影血液画像５ｌ（ｉ）が時間
フィルター装置１０により処理され、１心拍分の８１画
像として下記（８１ｊ’ｙがめられる。

上述した８１画像の場合と同様な処理が荷市係＆Ｆｊ　
＝　２／ＫＳｉｎ　２７ｒ　（ｋ　−１）　／Ｋを用ｂ
ｚで１）１画像に対して行なわれ、１心拍分のｂ１画像
どじて下記（９）式がめられる。

Ｋ−ＰＣ（ｘ、ｙ、（ｋ−１）王）・・・・・・・・・
・・・（９）次に上述のようにしてめられ画像記憶装置
２５内に記憶された８１画像が画像データバス■を介し
て、ｂ１両像が画像データバス■を介してともに第５図
に示す振幅画像作成装置６１１に入力され、ここで既３
ｉ１ｉ　１．たような演０処理及びグレイレベル変換が
行われ１心拍分の造影血液画像５ｔ（１）に３＝Ｉ−Ｃ
Ｊる振幅画像△ｌ（−！−訂１）がめられる。この結果
は画商データバス■を介して画像記憶装置２５の所定の
記１０領域に記憶される。

同様に８１画像、ｉ）１画１ｇ！が位相側（α（作成！
’５　ｆｔ、”ｉ１２に入力されここで１心拍分の位相
画像ＰＩ（＝ｔａｎ　’　ｂｔ　／　ａｔ　）がめらね
、この結末は画像記憶装置２５の所定の記憶順１哉に記
憶される。

この振幅画像ＡＩ及び位相側ＩＷＩ）ｌは両（ｐデータ
バス■、■を介してセレクタ２Ｇへｊ′Ａられ、さらに
画像データバス■を介しＣ画１℃表示装［θＦ）へ送出
され、画像表示される。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の笥囲内で種々の変形が可能である。

例えば上述した実施例では画像処理装置の心拍動周期検
出処理装置に対する入力データは画像データの場合につ
いて説明したが、心電図を用いることもできる。

また、振幅画像１位相画像の作成に１次フーリエ変換を
用いる場合について説明したが、機能画像作成装■にお
ける荷重係数を高次の正弦波、余弦波とすることにより
高次のフーリエ変換による両画像の作成を行’Ｊうこと
かできる。

さらに、上述した実施例においては、画像処理装置を濶
度時間変化図作成処理装置、心拍動周期検出処理装置、
前頭処理装置及び機能画像作成装置により構成した場合
について説明したが、１心拍分のＸ線透過画像に対し直
接機能画像作成装置にＪζり時間フィルター処理を行な
い振幅画像１位相画像を得るようにしてもよい。

［発明の効果コ 以上詳述した本発明にＪ：れば、Ｘ線）６過画像の１心
拍分を利用して機能画像作成装置により心血管の振幅画
像及び位相画像を得てこれを高速に表示することが可能
となり、心血管の機能を定量的に計測２判断することが
でさ゛る心血管（幾重診断装置を提供し得るものである
。

また、被検体の心拍手Ｉ）に対応して収集した造影前画
像と造影画像との間で前日処理を行なうものであるため
、心拍動の影響にＪ：る偽像がない高画質の造影血液画
像を表示することができる心血管機能診断装置を提供し
得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は第
１図に示す装置を構成する画像処理装置のブロック図、
第３図は同上の前日処理装置の構成及び作用を示す説明
図、第４図は同上の機能画像作成装置の一部である時間
フィルター装首の構成及び作用を示す説明図、第５図は
同上の機能画像作成装置の一部である振幅画像作成装置
及び位相画像作成装置の構成及び作用を示す説明図であ
る。 １・・・・・・Ｘ線発生器、２・・・・・・被検体、３
・・・・・・画像１１！集装首、　４・・・・・・画像
処理装置、５・・・・・・画像表示装置Ｉ″７． ６・・・・・・システムコントローラ、７・・・・・・
システムコンソール、 ８・・・・・・Ｘ線発生制御器、９・・・・・・造影剤
注入装置、１０・・・・・・時間フィルター装■、２０
・・・・・・画像処理］ン］〜〇−ラ、２１・・・・・
・濶度時間変化図作成処理装置、２２・・・・・・心拍
動周期検出処理装置、２３・・・・・・背狽処理装回、 ２４・・・・・・機能画像作成装置。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ばか１名）弔　４ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｘ線を被検体に＠射するＸ線発生器と、被検体を
   透過したＸ線からＸ線透過画像を収集する画像収集袋■
   と、Ｘ線透過画像を画像処理する画像処理装置と、画像
   表示装置とを有する心血管機能診断装置において、前記
   画像処理装置は少なくとも１心拍分のＸｔｓ透過画像に
   時間フィルター処理を行なうことによりＪ辰幅画像及び
   位相画像を作成する機能画像作成装置を備えたことを特
   徴とする心血管機能診断装置。
2. （２）　前記画像処理装置は、Ｘ線透過画像から造影剤
   が被検体に注入される前の造影前画像と注入後の造影画
   像を得てこれらの濃度時間変化図を作成する濃度時間変
   化図作成処理装置と、造影前画像及び造影画像の心拍番
   号及び心拍位相を検出する心拍動周期検出処理装置と、
   前記濃度時間変化図及び心拍位相に対応して同一心拍位
   相を有する造影前画像と造影画像との間で造影剤が存在
   しない背景を除去し造影白液画像を作成する背量処理装
   置とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲り〕１項
   記載の心血管機能診断装置。