JPS6015031A - 積層熱交換器の製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、多孔板式の積層熱交換器に好適な積層熱交換
器の製作方法に関するものである。

〔発明の背景〕

流体を流すための小孔を多数あけた熱伝導度の大きい金
属（以下、伝熱板という）と、小孔ばあけられていない
が流路を区分するための仕切りができるような形状をも
ち熱伝導度の小さい材質からできた板状物（以下断熱板
という）を交互に重ね合わせて形成される積層熱交換器
においては、伝熱板、断熱板およびヘッダーの製作技術
も重要であるが、伝熱板、断熱板およびヘノターを接合
する技術も重要であり、かつ価格も高くなる。特に、拡
散接合方法によりこれらを接合する場合は、真空炉にて
接合するため炉内を真空に引き、かつ高温に上昇させる
必要がある。従来は、真空炉の中に１個の熱交換器を作
る分の材料を入れ、拡散接合していた。この方法である
と、材料を真空炉内に設置し、炉内を真空に引き、かつ
炉内温度を上昇させ、接合して降温した後、接合した積
層熱交換器を炉外へ取り出すという１行程に要する時間
は、２０〜３０時間を要している。

〔発明の目的〕

本発明はこのような接合時間の短縮を図り、積層熱交換
器を安価に提供することを目的としたものである。

〔発明の概゛要〕

＄ＡＪｌ熱交換器は、多管式熱交換器やアルミプレート
フィン熱交換器等に比べ、同じ量の熱交換を行うのに体
積を小さくできる利点があり、そのため小型化の必要な
装置に用いて有効である。しかし、多数の１云熱板と断
熱板を接合する技術が難しく、実用化された例は少ない
。

接合する方法としては、接着剤を用いる方法と拡散接合
による方法とがあるが、いずれの方法によるにしても接
合自体の技術にはノウハウと経験を要する。さらに、製
作価格の中でも、相当な割合をこの接合技術に要する。

したがって、稍Ｐｌ熱交換器の製作価格を下げようどす
ると、この接合技術にも当然口を向けねばならない。

しかるに、積層熱交換器の接合技術では、接合のための
ｉｆｆ毫備や治具の装着等に［ｌｌＶ間を要する。

時間はほぼ同じである。したがって、接合にｒする費用
を下げるためには、一度に複数個の熱交換器の集合体を
接合しておき、接合完ｒ後これを切断１分割すればよい
ことになる。本発明は、積層熱交換器の製作価格を低下
させるため、一度に複数個の熱交換器を接合し、その後
流体の流れ方向に平行な面で切断するようにしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

第１図は１個の積層熱交換器を示す。この図示例ではヘ
ッダーは示されていないが、へｌダーの有無は本発明で
はあまり重要でないので説明を簡略化するために省略し
た。図において、■は多数の小孔をもった伝熱板、２は
それに隣り合う断熱板を示す。伝熱板１と断熱板２を交
互に積重ね、越 接着剤あるいは締散接合によりこれらを接合して１個の
積層熱交換器が製作される。

第２図は本発明の実施例を示し、２個の積層熱交換器の
場合であり、多数の小孔をもった（伝熱板名 ３と断熱板４とを交互に積重ね、接府剤もしｑは拡散接
合によりこれらを接合し、接合した後切断線５および６
の間で切断する。切断線５と６の間は、各伝熱板３．断
熱板４とも接合されて連続している部分であり、ここで
切断しても流体が外部へ流出し・ないようにされている
。

第２図では、１行程の接合で２個の熱交換器を作る例を
示したが、真空炉の大きさが十分あれば何個同時に接合
しても差支えない。

このようにして接合すると、接合の際の費用が１個の熱
交換器について安くなり、安価な積層熱交換器を提供し
得る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、積層熱交換器を安価に製作し得るとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は積層熱交換器の斜視図、第２図は本発明の実施
例の斜視図である。 １．３・・・・小孔を有する伝熱板、２．４・・・・・
・断１′１図 才２ｆ２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　流体を流すための多数の小孔を有する熱伝導度の大
   きい１云熱板と、熱伝導度の小さい金属板とを交互に重
   ねてなる積層熱交換器において、１行程の接合操作によ
   って積層熱交換器を製作し、その後流体の流れ方向に平
   行な面で切断することにより複数個の積層熱交換器を作
   るようにしたことを特徴とする積層熱交換器の製作方法
   。