JPS6014907Y2 - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料噴射制御装置Info
- Publication number
- JPS6014907Y2 JPS6014907Y2 JP1977078892U JP7889277U JPS6014907Y2 JP S6014907 Y2 JPS6014907 Y2 JP S6014907Y2 JP 1977078892 U JP1977078892 U JP 1977078892U JP 7889277 U JP7889277 U JP 7889277U JP S6014907 Y2 JPS6014907 Y2 JP S6014907Y2
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- Japan
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- valve opening
- opening time
- circuit
- signal
- engine
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンの定圧式燃料噴射装置、とくにその
制御装置に関する。
制御装置に関する。
一般に、三元触媒は、エンジン性能を犠牲にすることな
く1個の触媒ベッドで、NOx、 CO,HCの3戒分
を同時に浄化できるため、触媒自身の性能向上と相俟っ
て最近注目されている。
く1個の触媒ベッドで、NOx、 CO,HCの3戒分
を同時に浄化できるため、触媒自身の性能向上と相俟っ
て最近注目されている。
ところが、三元触媒の活性は、理論空燃比付近の極めて
狭い範囲にしか存在しないため、三元触媒の浄化性能は
、これが使用されるエンジンの空燃比制御能力に左右さ
れる。
狭い範囲にしか存在しないため、三元触媒の浄化性能は
、これが使用されるエンジンの空燃比制御能力に左右さ
れる。
この点、一定圧力の燃料通路に介設された電磁弁の開弁
時間をエンジンの運転状態に応じて時々刻々設定して、
供給燃料量を調整するようにした定圧式の燃料噴射制御
装置は、空燃比制御が正確に行なえ、排気通路に備えた
酸素濃度検出回路(Q、センサ)の検出信号によって設
定した空燃比を補正することができるため有利であるこ
とが認識されている。
時間をエンジンの運転状態に応じて時々刻々設定して、
供給燃料量を調整するようにした定圧式の燃料噴射制御
装置は、空燃比制御が正確に行なえ、排気通路に備えた
酸素濃度検出回路(Q、センサ)の検出信号によって設
定した空燃比を補正することができるため有利であるこ
とが認識されている。
しかしながら、従来の燃料噴射制御装置では、エンジン
の運転条件が決まれば、燃料の噴射量が一義的に定まる
ため、使用上以下の如き問題があった。
の運転条件が決まれば、燃料の噴射量が一義的に定まる
ため、使用上以下の如き問題があった。
(イ)いま、ある運転条件下において、フィードバック
制御により空燃比を制御できたとしてもその時の修正量
を記憶する機能がないため、運転条件が変わればまた最
初から修正する必要があり、制御の応答性が悪い。
制御により空燃比を制御できたとしてもその時の修正量
を記憶する機能がないため、運転条件が変わればまた最
初から修正する必要があり、制御の応答性が悪い。
(ロ)運転状態を検出するためのセンサー類および燃料
噴射弁の製品のバラツキによって量産時の個々のエンジ
ンにおいて性能が不均一になる。
噴射弁の製品のバラツキによって量産時の個々のエンジ
ンにおいて性能が不均一になる。
本考案は、かかる従来の燃料噴射制御装置の問題に鑑み
てなされたものであって、エンジンの運転条件に応じた
基準噴射量を書き換え可能なメモリに記憶しておき、こ
の基準噴射量をフィードバック制御により得られた値に
書き換えながら、その基準噴射量を記憶した値を用いて
決定する制御システムを構成することにより、低コスト
で高性能なエンジンの燃料噴射制御装置を提供すること
を基本的な目的としている。
てなされたものであって、エンジンの運転条件に応じた
基準噴射量を書き換え可能なメモリに記憶しておき、こ
の基準噴射量をフィードバック制御により得られた値に
書き換えながら、その基準噴射量を記憶した値を用いて
決定する制御システムを構成することにより、低コスト
で高性能なエンジンの燃料噴射制御装置を提供すること
を基本的な目的としている。
以下、図示の実施例について、本考案をより具体的に説
明する。
明する。
図において、1はエンジンの吸気通路に設けた絞弁(図
示せず。
示せず。
)の開度を検出し、その開度に応じた検出信号aを出力
する絞弁開度検出回路、2はエンジンの点火系を制御す
るディストリビュータ(図示せず。
する絞弁開度検出回路、2はエンジンの点火系を制御す
るディストリビュータ(図示せず。
)の開閉信号から、エンジン回転数を検出し、その回転
数に応じた検出信号すを出力するエンジン回転数検出回
路、3はエンジンの排気通路に装着する三元触媒装置(
図示せず。
数に応じた検出信号すを出力するエンジン回転数検出回
路、3はエンジンの排気通路に装着する三元触媒装置(
図示せず。
)の上流に位置するセンサによりエンジンの排気ガス中
の酸素濃度を検出してその検出信号Cを出力する酸素濃
度検出回路、4はエンジン冷却水の水温を検出してその
検出信号dを出力する冷却水温検出回路、5は例えば吸
気通路の絞弁下流の吸気負圧の急激な減少を捉えてエン
ジンの加速時を検出してその検出信号eを出力する加速
検出回路、6は例えば絞弁開度の急激な減少を捉えてエ
ンジンの減速時を検出してその検出信号fを出力する減
速検出回路である。
の酸素濃度を検出してその検出信号Cを出力する酸素濃
度検出回路、4はエンジン冷却水の水温を検出してその
検出信号dを出力する冷却水温検出回路、5は例えば吸
気通路の絞弁下流の吸気負圧の急激な減少を捉えてエン
ジンの加速時を検出してその検出信号eを出力する加速
検出回路、6は例えば絞弁開度の急激な減少を捉えてエ
ンジンの減速時を検出してその検出信号fを出力する減
速検出回路である。
これらの検出信号a ” fのうち、絞弁開度検出信号
a及びエンジン回転数検出信号すは、エンジンの運転状
態を検出する基準信号として、タイミングパルス発振回
路7からのタイミングパルスtpを一方入力とするアナ
ログ−ディジタル変換器8.9に夫々入力され、各アナ
ログ−ディジタル変換器8,9は、夫々入力された検出
信号a、 bをその値に比例したパルス数を有するディ
ジタル信号ap、bpに変換して、変換したディジタル
信号ap、bpを第1記憶素子10に印加する。
a及びエンジン回転数検出信号すは、エンジンの運転状
態を検出する基準信号として、タイミングパルス発振回
路7からのタイミングパルスtpを一方入力とするアナ
ログ−ディジタル変換器8.9に夫々入力され、各アナ
ログ−ディジタル変換器8,9は、夫々入力された検出
信号a、 bをその値に比例したパルス数を有するディ
ジタル信号ap、bpに変換して、変換したディジタル
信号ap、bpを第1記憶素子10に印加する。
この第1記憶素子10は、ディジタル信号に変換された
絞弁開度検出信号ap及びエンジン回転数検出信号bp
によって指定されるアドレス(ap、bp)に、タイミ
ングパルス発振回路7からのタイミングパルスφのタイ
ミングに応じて、エンジンの運転状態を記憶する。
絞弁開度検出信号ap及びエンジン回転数検出信号bp
によって指定されるアドレス(ap、bp)に、タイミ
ングパルス発振回路7からのタイミングパルスφのタイ
ミングに応じて、エンジンの運転状態を記憶する。
一方、酸素濃度検出回路3により得られる酸素濃度検出
信号Cは、比較器11に印加され、比較器11は、入力
された酸素濃度検出信号Cと比較器11にセットされた
設定値とを比較し、比較の結果として、設定空燃比のリ
ッチ、リーンの判定信号cpをタイミングパルスtpに
応じて出力する。
信号Cは、比較器11に印加され、比較器11は、入力
された酸素濃度検出信号Cと比較器11にセットされた
設定値とを比較し、比較の結果として、設定空燃比のリ
ッチ、リーンの判定信号cpをタイミングパルスtpに
応じて出力する。
この判定信号卯は、タイミングパルスtpを歩進信号と
する判別回路12に入力される。
する判別回路12に入力される。
この判別回路12は、例えば、特開昭51−13072
7号公報明細書(第2頁左欄第6桁目ないし同頁左下欄
第3行目)に開示される1判定回路ヨを採用でき、入力
された判定信号cpが、リッチ、リーンを交互に計2回
繰り返えされたときに、設定空燃比(設定燃量噴射量)
が適正であるとして、前記第1記憶素子10及び第2記
憶素子13に対して設けた入力バッファよりなる修正回
路14にメモリ書換え信号mpを出力する。
7号公報明細書(第2頁左欄第6桁目ないし同頁左下欄
第3行目)に開示される1判定回路ヨを採用でき、入力
された判定信号cpが、リッチ、リーンを交互に計2回
繰り返えされたときに、設定空燃比(設定燃量噴射量)
が適正であるとして、前記第1記憶素子10及び第2記
憶素子13に対して設けた入力バッファよりなる修正回
路14にメモリ書換え信号mpを出力する。
第2記憶素子13は、第1記憶素子10に記憶されたア
ドレス(ap* bp)がタイミングパルスtpの印加
に応じて入力されたときに、これを対応する格子点に基
準噴射量N (ap、bp)を記憶するとともに、修正
回路(入力バッファ)14にメモリ書換え信号mpが印
加されたときには、前回の燃料噴射量が正しく制御され
た値であるとして、第2記憶素子13はその時点におけ
る絞弁開度検出信争p1エンジン回転数検出信号bpに
よって指定されるアドレスに、その前回の燃料噴射量を
修正回路(入力バッファ)14を介して記憶する。
ドレス(ap* bp)がタイミングパルスtpの印加
に応じて入力されたときに、これを対応する格子点に基
準噴射量N (ap、bp)を記憶するとともに、修正
回路(入力バッファ)14にメモリ書換え信号mpが印
加されたときには、前回の燃料噴射量が正しく制御され
た値であるとして、第2記憶素子13はその時点におけ
る絞弁開度検出信争p1エンジン回転数検出信号bpに
よって指定されるアドレスに、その前回の燃料噴射量を
修正回路(入力バッファ)14を介して記憶する。
また、第2記憶素子13の次段に設定された開弁時間修
正回路15は、例えば特公昭51−19535号公報明
細書(第2頁左欄第6行目ないし同頁右欄第22行目)
に開示される1加減算指令回路ヨ、1可逆カウンタ、、
’D−A変換器ヨおよび1演算部ヨを採用でき、第2記
憶素子13から出力される前回の燃料噴射量N (ap
、bp)、酸素濃度の判定信号卯を基本人力信号として
、燃料噴射弁FVの開弁時間を設定するようにし、かつ
酸素濃度の判定信号Cp1絞弁開度検出信号aを一方入
力とする比較器16から出力されるメモリ読取信号np
及びアンプ17を介して冷却水温検出信号dが入力され
るパルス巾変更回路18からの出力信号pvを補助入力
信号として、設定すべき開弁時間の補正を行なう。
正回路15は、例えば特公昭51−19535号公報明
細書(第2頁左欄第6行目ないし同頁右欄第22行目)
に開示される1加減算指令回路ヨ、1可逆カウンタ、、
’D−A変換器ヨおよび1演算部ヨを採用でき、第2記
憶素子13から出力される前回の燃料噴射量N (ap
、bp)、酸素濃度の判定信号卯を基本人力信号として
、燃料噴射弁FVの開弁時間を設定するようにし、かつ
酸素濃度の判定信号Cp1絞弁開度検出信号aを一方入
力とする比較器16から出力されるメモリ読取信号np
及びアンプ17を介して冷却水温検出信号dが入力され
るパルス巾変更回路18からの出力信号pvを補助入力
信号として、設定すべき開弁時間の補正を行なう。
上記パルス巾変更回路18は、例えば特公昭51−19
532号公報明細書(第2頁左欄第1桁目ないし同頁同
欄第2桁目)に開示される1パルス幅変換回路ヨを採用
でき、冷却水温が低温であるときに、開弁時間補正回路
15の出力パルスの単位パルス巾を大きくするように指
令し、エンジン冷機時における燃料を増量することがで
きるようにしている。
532号公報明細書(第2頁左欄第1桁目ないし同頁同
欄第2桁目)に開示される1パルス幅変換回路ヨを採用
でき、冷却水温が低温であるときに、開弁時間補正回路
15の出力パルスの単位パルス巾を大きくするように指
令し、エンジン冷機時における燃料を増量することがで
きるようにしている。
開弁時間補正回路15によって設定された開弁時間指令
信号qは、第3記憶素子19に記憶されるとともに、第
3記憶素子19を介して燃料噴射弁FVの出力回路20
に印加する。
信号qは、第3記憶素子19に記憶されるとともに、第
3記憶素子19を介して燃料噴射弁FVの出力回路20
に印加する。
この出力回路20は、第3記憶素子19によって出力さ
れる開弁時間指令信号qを単一のパルスとして構威し直
すとともに、夫々、加速検出回路5及び減速検出回路6
から、比較器21及び22を介して印加される加速検出
信号e及び減速検出信号fの有無に併せてパワーアップ
し、最終的に燃料噴射弁FVに対する開弁指令信号Qを
燃料噴射弁FVに印加し、燃料噴射弁FVを作動させる
。
れる開弁時間指令信号qを単一のパルスとして構威し直
すとともに、夫々、加速検出回路5及び減速検出回路6
から、比較器21及び22を介して印加される加速検出
信号e及び減速検出信号fの有無に併せてパワーアップ
し、最終的に燃料噴射弁FVに対する開弁指令信号Qを
燃料噴射弁FVに印加し、燃料噴射弁FVを作動させる
。
この場合、出力回路20は、加速検出信号eが入力され
たときには、開弁時間補正回路15によって設定された
開弁時間指令信号qに関係なしに、加速時に必要な出力
を保障すべく、長い一定巾の開弁指令信号Qを出力する
。
たときには、開弁時間補正回路15によって設定された
開弁時間指令信号qに関係なしに、加速時に必要な出力
を保障すべく、長い一定巾の開弁指令信号Qを出力する
。
また、減速検出信号fが入力されたときには、減速に対
応して燃料をカットすべく開弁時間指令信号qに関係な
しに開弁指令信号Qをブロックする。
応して燃料をカットすべく開弁時間指令信号qに関係な
しに開弁指令信号Qをブロックする。
次に、上記ブロック回路の作用を説明する。
いま、エンジンが、絞弁開度検出信号aおよびエンジン
回転数検出信号すによって指定される運転状態にあると
きには、これらの検出信号a、 bは夫々アナログ−デ
ィジタル変換器8,9によってディジタル信号ap、b
pに変換されたうえで、第1記憶素子10に印加される
。
回転数検出信号すによって指定される運転状態にあると
きには、これらの検出信号a、 bは夫々アナログ−デ
ィジタル変換器8,9によってディジタル信号ap、b
pに変換されたうえで、第1記憶素子10に印加される
。
第1記憶素子10は、タイミングパルスtpが印加され
たときに、各検出信号ap、bpを読み込んでこれら検
出信号ap、bpの組によって指定されるエンジンの運
転状態を記憶する。
たときに、各検出信号ap、bpを読み込んでこれら検
出信号ap、bpの組によって指定されるエンジンの運
転状態を記憶する。
第2記憶素子13は、指示されたエンジンの運転状態(
apv bp)に対応する最適噴射量N(ap、bp)
を読み取って、この最適噴射量N(ap、bp)を開弁
時間補正回路15に指示する。
apv bp)に対応する最適噴射量N(ap、bp)
を読み取って、この最適噴射量N(ap、bp)を開弁
時間補正回路15に指示する。
この場合、酸素濃度検出信号Cを比較器11を介してデ
ィジタル化した検出信号cpを入力として、前回の噴射
量が適正であるか否かを判別する判別回路12は、その
判別信号mpを第1記憶素子10に印加し、第1記憶素
子10は、判別信号mpが“適゛であるときには、第2
記憶素子13に、第1記憶素子10に記憶したエンジン
の運転状態(apy bp)を指示する。
ィジタル化した検出信号cpを入力として、前回の噴射
量が適正であるか否かを判別する判別回路12は、その
判別信号mpを第1記憶素子10に印加し、第1記憶素
子10は、判別信号mpが“適゛であるときには、第2
記憶素子13に、第1記憶素子10に記憶したエンジン
の運転状態(apy bp)を指示する。
一方、判別回路12の判別信号mpが゛適゛である場合
、修正回路(入力バッファ)14は、開弁時間補正回路
15によって前回設定された開弁時間指令信号qを第3
記憶素子19から第2記憶素子13に印加する。
、修正回路(入力バッファ)14は、開弁時間補正回路
15によって前回設定された開弁時間指令信号qを第3
記憶素子19から第2記憶素子13に印加する。
第2記憶素子13は、このとき、第1記憶素子10によ
って指示されたアドレス(apv bp)に対応するメ
モリの最適噴射量を前回の噴射量に書き換える。
って指示されたアドレス(apv bp)に対応するメ
モリの最適噴射量を前回の噴射量に書き換える。
また、判別回路12の判別信号mpが“否゛である場合
第2記憶素子13の書き換えは行なわれない。
第2記憶素子13の書き換えは行なわれない。
開弁時間補正回路15は、タイミングパルスtpが印加
されるごとに、第2記憶素子13から出力される噴射量
N (apt bp)を読み込み、酸素濃度検出信号卯
、パルス巾変更回路18からのパルス巾変更指令信号p
vの有無等を考慮して、噴射量指令信号N (apt
bp)に対応する開弁時間を補正する。
されるごとに、第2記憶素子13から出力される噴射量
N (apt bp)を読み込み、酸素濃度検出信号卯
、パルス巾変更回路18からのパルス巾変更指令信号p
vの有無等を考慮して、噴射量指令信号N (apt
bp)に対応する開弁時間を補正する。
この場合の補正は、酸素濃度検出信号cpが、リーンの
場合、ベースパルスに付加するコントロールパルス数を
1〜4個(コントロールパルス数は対応している)増加
させ、リッチの場合には、1〜4個減少させるようにし
、また、冷却水温が設定温度以下のときには、パルス巾
変更指令信号pvに応じて、コントロールパルスのパル
ス出自体ヲ一定量増加させ、コントロールパルスの数の
変更がない場合にも、噴射量そのもの即ち開弁時間を増
加させる。
場合、ベースパルスに付加するコントロールパルス数を
1〜4個(コントロールパルス数は対応している)増加
させ、リッチの場合には、1〜4個減少させるようにし
、また、冷却水温が設定温度以下のときには、パルス巾
変更指令信号pvに応じて、コントロールパルスのパル
ス出自体ヲ一定量増加させ、コントロールパルスの数の
変更がない場合にも、噴射量そのもの即ち開弁時間を増
加させる。
第3記憶素子19は、タイミングパルスφの印加で、開
弁時間補正回路15によって設定された開弁時間指令信
号qを読み込んで記憶するとともに、これを出力回路2
0に印加する。
弁時間補正回路15によって設定された開弁時間指令信
号qを読み込んで記憶するとともに、これを出力回路2
0に印加する。
出力回路20は、印加された開弁時間指令信号qをパワ
ーアップし、開弁指令信号Qを燃料噴射弁FVに出力す
る。
ーアップし、開弁指令信号Qを燃料噴射弁FVに出力す
る。
また、加速検出回路5から、加速検出信号eが出力され
ているときには、上記指令信号qに無関係に最大巾の出
力パルスQを出力する一方、減速検出回路6から減速検
出信号fが出力されているときには、燃料噴射を停止す
る。
ているときには、上記指令信号qに無関係に最大巾の出
力パルスQを出力する一方、減速検出回路6から減速検
出信号fが出力されているときには、燃料噴射を停止す
る。
かくして、燃料噴射弁FVは、指示された開弁時間の間
、開作動され、その間定圧で供給される燃料をエンジン
の吸気通路もしくは作動室に噴射する。
、開作動され、その間定圧で供給される燃料をエンジン
の吸気通路もしくは作動室に噴射する。
その後運転状態が変化し、再び前記した運転状態に戻る
と次の噴射は、前記と同様の制御過程を経て行なわれる
。
と次の噴射は、前記と同様の制御過程を経て行なわれる
。
即ち、第1記憶素子10によって指定される運転状態(
ap? bp)に対応する最適噴射量N (apv b
p)を第2記憶素子13から読み出して、開弁時間補正
回路15により酸素濃度検出信1cpに応じて補正して
、所要の開弁時間指令信号qを設定し、これにより燃料
噴射弁FVの開弁時間を制御する。
ap? bp)に対応する最適噴射量N (apv b
p)を第2記憶素子13から読み出して、開弁時間補正
回路15により酸素濃度検出信1cpに応じて補正して
、所要の開弁時間指令信号qを設定し、これにより燃料
噴射弁FVの開弁時間を制御する。
ところが、噴射量が判別回路12により適正であると判
別されたときには、修正回路14は第3記憶素子19に
記憶された前回の開弁時間に対応する噴射量を読み出し
てこれを第2記憶素子13に記憶させており、開弁時間
補正回路15は、その前回の噴射量に所定の補正を加え
て、開弁時間を設定し、燃料噴射弁FVの噴射燃料量を
決定する。
別されたときには、修正回路14は第3記憶素子19に
記憶された前回の開弁時間に対応する噴射量を読み出し
てこれを第2記憶素子13に記憶させており、開弁時間
補正回路15は、その前回の噴射量に所定の補正を加え
て、開弁時間を設定し、燃料噴射弁FVの噴射燃料量を
決定する。
したがって、今回の第2記憶素子から読み出される最適
噴射量N (apv bp)は前回の補正が加えられた
ものになっているため今回の補正量が小さくなり空燃比
制御の応答性が早くなり、また各センサー類および燃料
噴射弁FVの製品のバラツキを吸収して量産時の性能が
不均一になるのを防止できる。
噴射量N (apv bp)は前回の補正が加えられた
ものになっているため今回の補正量が小さくなり空燃比
制御の応答性が早くなり、また各センサー類および燃料
噴射弁FVの製品のバラツキを吸収して量産時の性能が
不均一になるのを防止できる。
以後は、上記の制御過程が繰り返えされる。
以上のように、本考案は、酸素濃度検出回路による検出
情報をもとに空燃比をフィードバック制御するとともに
、判別回路により噴射燃料量の適否を判断し、適正であ
る場合には、その判断に基いて第2記憶素子に記憶させ
たエンジンの各運転状態の基準噴射量を、フィードバッ
ク制御によって補正された前回の噴射燃料量によって更
新し、その更新した基準噴射量を基準として、次回の運
転状態に応じて補正するようにしたエンジンの燃料噴射
制御装置を提供するものである。
情報をもとに空燃比をフィードバック制御するとともに
、判別回路により噴射燃料量の適否を判断し、適正であ
る場合には、その判断に基いて第2記憶素子に記憶させ
たエンジンの各運転状態の基準噴射量を、フィードバッ
ク制御によって補正された前回の噴射燃料量によって更
新し、その更新した基準噴射量を基準として、次回の運
転状態に応じて補正するようにしたエンジンの燃料噴射
制御装置を提供するものである。
したがって、本考案によれば、フィードバック制御した
結果を記憶しておき、記憶値が適正な場合にその記憶値
を用いて基準噴射量を設定するようにしたから、各種検
出手段及び制御回路について、さほど高精度のものを用
いずとも、高い制御応答性および制御精度を保証するこ
とができ、制御装置としては安価に製造することができ
、三元触媒を用いた排気ガス浄化システムの実用化に寄
与することができるといった効果を奏することができる
。
結果を記憶しておき、記憶値が適正な場合にその記憶値
を用いて基準噴射量を設定するようにしたから、各種検
出手段及び制御回路について、さほど高精度のものを用
いずとも、高い制御応答性および制御精度を保証するこ
とができ、制御装置としては安価に製造することができ
、三元触媒を用いた排気ガス浄化システムの実用化に寄
与することができるといった効果を奏することができる
。
図面は、本考案に係るエンジンの燃料噴射制御装置の制
御回路を示すブロック図である。 1・・・・・・絞弁開度検出回路、2・・・・・・エン
ジン回転数検出回路、3・・・・・・酸素濃度検出回路
、10・・・・・・第1記憶素子、12・・・・・・判
別回路、13・・・・・・第2記憶素子、14・・・・
・・修正回路、15・・・・・・開弁時間補正回路、1
9・・・・・・第3記憶素子、20・・・・・・出力回
路;FV・・・・・・燃料噴射弁。
御回路を示すブロック図である。 1・・・・・・絞弁開度検出回路、2・・・・・・エン
ジン回転数検出回路、3・・・・・・酸素濃度検出回路
、10・・・・・・第1記憶素子、12・・・・・・判
別回路、13・・・・・・第2記憶素子、14・・・・
・・修正回路、15・・・・・・開弁時間補正回路、1
9・・・・・・第3記憶素子、20・・・・・・出力回
路;FV・・・・・・燃料噴射弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一定圧力の燃料通路に介設された電磁弁の開弁時間によ
り供給燃料量を調整するようにしたエンジンの燃料噴射
制御装置において、 エンジンの運転状態を検出する運転状態検出回路と、 運転状態検出回路よりの信号を記憶する第1記憶素子と
、 排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出回路と、 酸素濃度検出回路の信号を設定値と比較判定する比較回
路と、 比較回路の信号の変動状態により排気ガス組成が適正な
状態にあるか否か判別する判別回路と、運転状態に応じ
た開弁時間に関連するデータを記憶する第2記憶素子と
、 運転状態検出回路の信号に応じて第2記憶素子から与え
られる開弁時間に関連するデータを比較回路からの信号
によって補正する開弁時間補正回路と、 開弁時間補正回路によって補正された開弁時間に関する
データを記憶する第3記憶素子と、第2記憶素子に記憶
され、第1記憶素子に記憶された運転状態に対応する開
弁時間に関連するデータを、判別回路の排気ガス組成が
適正を示す信号を受けるごとに第3記憶素子に記憶され
ている開弁時間に関連するデータに修正する修正回路と
、 開弁時間補正回路よりの信号に応じた開弁時間だけ電磁
弁を開放させる出力回路とを備えたことを特徴とするエ
ンジンの燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977078892U JPS6014907Y2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977078892U JPS6014907Y2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS546424U JPS546424U (ja) | 1979-01-17 |
JPS6014907Y2 true JPS6014907Y2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=28996360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977078892U Expired JPS6014907Y2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014907Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57188747A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-19 | Diesel Kiki Co Ltd | Characteristic regulator for electronic control engine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4956033A (ja) * | 1972-06-02 | 1974-05-30 |
-
1977
- 1977-06-15 JP JP1977078892U patent/JPS6014907Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4956033A (ja) * | 1972-06-02 | 1974-05-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS546424U (ja) | 1979-01-17 |
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