JPS6014907A - 膜モジユ−ルの運転方法 - Google Patents
膜モジユ−ルの運転方法Info
- Publication number
- JPS6014907A JPS6014907A JP12196483A JP12196483A JPS6014907A JP S6014907 A JPS6014907 A JP S6014907A JP 12196483 A JP12196483 A JP 12196483A JP 12196483 A JP12196483 A JP 12196483A JP S6014907 A JPS6014907 A JP S6014907A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pump
- flow rate
- membrane module
- stock solution
- Prior art date
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- Granted
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は膜モジュールの運転方法の改良に関し、特に限
外膜モジュールの運転に有用な方法である。
外膜モジュールの運転に有用な方法である。
原液の濃縮、分離を膜モジュールによって行う場合、所
定の透過液量を得るために原液を加圧すること並びに膜
面での濃度分極層を減じて透過液量の低減を防止するた
めに原液を流動させることは不可欠であり、従来、その
原液の加圧力並びに流量を原液加圧ポンプのみによって
設定している。このポンプの設定圧力並びに設定流量は
、膜モジュールの種類、原液の種類等によって異なるが
、例えば限外モジュールの場合、圧力(人口圧力)は約
2 kg/al 、流量は約150J/minであり、
このときの透過液量は約3t/min である(すなわ
ち原液流量の約50分の1である)。
定の透過液量を得るために原液を加圧すること並びに膜
面での濃度分極層を減じて透過液量の低減を防止するた
めに原液を流動させることは不可欠であり、従来、その
原液の加圧力並びに流量を原液加圧ポンプのみによって
設定している。このポンプの設定圧力並びに設定流量は
、膜モジュールの種類、原液の種類等によって異なるが
、例えば限外モジュールの場合、圧力(人口圧力)は約
2 kg/al 、流量は約150J/minであり、
このときの透過液量は約3t/min である(すなわ
ち原液流量の約50分の1である)。
上記のように、従来においては、原液の所定流量下での
流動並びに所定圧力下での原液の膜面差圧を原液加圧ポ
ンプのみによってまかなっており、その加圧ポンプの駆
動に必要なエネルギー(流量と加圧力との積)は犬であ
る。
流動並びに所定圧力下での原液の膜面差圧を原液加圧ポ
ンプのみによってまかなっており、その加圧ポンプの駆
動に必要なエネルギー(流量と加圧力との積)は犬であ
る。
本発明は、膜モジュールの運転に必要なエネルギーを低
減して、電力費を節減することにある。
減して、電力費を節減することにある。
すなわち、本発明は膜モジュールにより原液を所定の流
量並びに圧力で処理する方法において、原液側ポンプで
よ記の所定流量を設定し、該ポンプの加圧力と透過液側
サクションポンプの減圧力とで上記の所定圧力を設定す
ることを特徴とする膜モジュールの運転方法にある。
量並びに圧力で処理する方法において、原液側ポンプで
よ記の所定流量を設定し、該ポンプの加圧力と透過液側
サクションポンプの減圧力とで上記の所定圧力を設定す
ることを特徴とする膜モジュールの運転方法にある。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は本発明において使用する液体分離システムを示
している。
している。
第1図において、1は膜モジュール、例えば限外膜モジ
ュールであり、透過液室が耐減圧性であれば、スパイラ
ル型、ホローファイバー型、チューブラ−型、プレート
型等適宜のものを使用できる。2は原液タンク、3は原
液側ポンプ(以下、原液加圧ポンプと称す)、4は濃縮
液タンクである。5は絞り弁であり、この弁の絞り度に
応じてモジュール内の原液室に所定の圧力が付与される
。6はモジュール1の透過液室11に連通したサクショ
ンポンプ、60は透過流量をコントロールするパルプ、
7は透過液タン々である。
ュールであり、透過液室が耐減圧性であれば、スパイラ
ル型、ホローファイバー型、チューブラ−型、プレート
型等適宜のものを使用できる。2は原液タンク、3は原
液側ポンプ(以下、原液加圧ポンプと称す)、4は濃縮
液タンクである。5は絞り弁であり、この弁の絞り度に
応じてモジュール内の原液室に所定の圧力が付与される
。6はモジュール1の透過液室11に連通したサクショ
ンポンプ、60は透過流量をコントロールするパルプ、
7は透過液タン々である。
今、原液の処理に必要な原液流量並びに原液の膜面差圧
(モジュールの原液室と透過液室との差圧)をそれ−ぞ
れ工並びにPとし、サクションポンプ6の減圧度を−X
とすれば、原液加圧ポンプ3の原液加圧力P1は(p
−x ’)に設定すればよい。
(モジュールの原液室と透過液室との差圧)をそれ−ぞ
れ工並びにPとし、サクションポンプ6の減圧度を−X
とすれば、原液加圧ポンプ3の原液加圧力P1は(p
−x ’)に設定すればよい。
本発明によって膜モジュール1を運転するには、原液加
圧ポンプ3を流量工、加圧力(p −x )で運転し、
サクションポンプ6を運転スる(膜が汚れ、性能がでな
くなったとき最大減圧力ーXの運転状態となる)。パル
プ60には、通常の手動パルプを使用することもできる
が、定流量弁を使えば、透過液量を一定としたま\安定
な特性を維持できる。
圧ポンプ3を流量工、加圧力(p −x )で運転し、
サクションポンプ6を運転スる(膜が汚れ、性能がでな
くなったとき最大減圧力ーXの運転状態となる)。パル
プ60には、通常の手動パルプを使用することもできる
が、定流量弁を使えば、透過液量を一定としたま\安定
な特性を維持できる。
而るに、各ポンプ3並びに6の運転電力量は運転エネル
ギーに比例するから、原液加圧ポンプ3の運転電力ff
1W1はw1=k(p−x)工である。
ギーに比例するから、原液加圧ポンプ3の運転電力ff
1W1はw1=k(p−x)工である。
他方、サクションポンプ6の流量、つまり、膜モジュー
ル1の透過液量は、既述した通り原液流量の約50分の
1であるから、サクションポンプ6の電力量W2は、W
2=k・−・x である。
ル1の透過液量は、既述した通り原液流量の約50分の
1であるから、サクションポンプ6の電力量W2は、W
2=k・−・x である。
0
従って、本発明によって膜モジュールを運転スれば、そ
の運転電力量WAは、 9 W^=k(p−x)工+k −X −k Pニー−に工
X50 50 で済む。これに対し、従来の運転方法では、原液加圧ポ
ンプのみで運転圧力Pを得ており、X=0であるから、 wB = kp工 の運転電力量が必要である。而して、本発明によれば、
膜モジュールを従来よりも少ない電力費で運転できる。
の運転電力量WAは、 9 W^=k(p−x)工+k −X −k Pニー−に工
X50 50 で済む。これに対し、従来の運転方法では、原液加圧ポ
ンプのみで運転圧力Pを得ており、X=0であるから、 wB = kp工 の運転電力量が必要である。而して、本発明によれば、
膜モジュールを従来よりも少ない電力費で運転できる。
上記したシステムにおいて、第2図に示すように四方パ
ルプ60を介してp液すクションポンプ6を設ければ、
該パルプ60の切換えにより膜モジュール1を濾過液室
11側からp液で定期的に洗浄することができ、膜モジ
ュールの ・洗浄が容易である。
ルプ60を介してp液すクションポンプ6を設ければ、
該パルプ60の切換えにより膜モジュール1を濾過液室
11側からp液で定期的に洗浄することができ、膜モジ
ュールの ・洗浄が容易である。
本発明は電着塗装システムに利用できる。電着塗装シス
テムにおいては、電着塗料の沈降を防止するために常時
、電着塗料を循環ポンプで循環させ、この循環回路中に
はフィルターを挿入し、このフィルターで流過した塗料
の一部を、従来は、加圧ポンプと限外膜モジュールとよ
りなる系で濃縮しているが、この系に本発明を適用する
ことができ、第3図はその実施例を示している。第3図
において、4は電着槽を、40゜、・・は攪拌用ノズル
、2は電着液オーバーフロータンクを、3は電着液循環
ポンプを、30はフィルターを、1は限外膜モジュール
を、6はp過液サクションポンプを、7はp過液タンク
ラそれぞれ示している。
テムにおいては、電着塗料の沈降を防止するために常時
、電着塗料を循環ポンプで循環させ、この循環回路中に
はフィルターを挿入し、このフィルターで流過した塗料
の一部を、従来は、加圧ポンプと限外膜モジュールとよ
りなる系で濃縮しているが、この系に本発明を適用する
ことができ、第3図はその実施例を示している。第3図
において、4は電着槽を、40゜、・・は攪拌用ノズル
、2は電着液オーバーフロータンクを、3は電着液循環
ポンプを、30はフィルターを、1は限外膜モジュール
を、6はp過液サクションポンプを、7はp過液タンク
ラそれぞれ示している。
上述した通り、本発明に係る膜モジュールの運転方法に
よれば、膜モジュールの運転電力量を従来よりも低減で
き、運転コストを節約できる。
よれば、膜モジュールの運転電力量を従来よりも低減で
き、運転コストを節約できる。
第1図は本発明の適用対象である液体分離システムを示
す説明図、第2図は同上システムにおける透過液側回路
の一例を示す説明図、第3図は本発明の適用対象である
電着システムを示す説明図である。 図において、lは膜モジュール、3は原液側ポンプ、6
は透過液側サクションポンプである。
す説明図、第2図は同上システムにおける透過液側回路
の一例を示す説明図、第3図は本発明の適用対象である
電着システムを示す説明図である。 図において、lは膜モジュール、3は原液側ポンプ、6
は透過液側サクションポンプである。
Claims (1)
- (1)膜モジュールにより原液を所定の流量並びに圧力
で処理する方法において、原液側ポンプで上記の所定流
量を設定し、該ポンプの加圧力と透過液側サクションポ
ンプの減圧力とで上記の所定圧力を設定することを特徴
とする膜モジュールの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12196483A JPS6014907A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 膜モジユ−ルの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12196483A JPS6014907A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 膜モジユ−ルの運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014907A true JPS6014907A (ja) | 1985-01-25 |
JPH0325211B2 JPH0325211B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=14824241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12196483A Granted JPS6014907A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 膜モジユ−ルの運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101977670A (zh) * | 2008-01-28 | 2011-02-16 | 爱惠浦有限责任公司 | 反渗透系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418475A (en) * | 1977-07-11 | 1979-02-10 | Nissho Kk | Ultraafiltration apparatus |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP12196483A patent/JPS6014907A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418475A (en) * | 1977-07-11 | 1979-02-10 | Nissho Kk | Ultraafiltration apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101977670A (zh) * | 2008-01-28 | 2011-02-16 | 爱惠浦有限责任公司 | 反渗透系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325211B2 (ja) | 1991-04-05 |
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