JPS6014903B2 - 吸気行程同期排気ガス再循環装置 - Google Patents
吸気行程同期排気ガス再循環装置Info
- Publication number
- JPS6014903B2 JPS6014903B2 JP15680375A JP15680375A JPS6014903B2 JP S6014903 B2 JPS6014903 B2 JP S6014903B2 JP 15680375 A JP15680375 A JP 15680375A JP 15680375 A JP15680375 A JP 15680375A JP S6014903 B2 JPS6014903 B2 JP S6014903B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- gas recirculation
- cylinder
- side cylinder
- mixture
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、濃湿気側気筒と稀薄混合気側気筒とに気筒が
分割された内燃機関の排気ガス再循環装置に関する。
分割された内燃機関の排気ガス再循環装置に関する。
濃混合気が供給される気筒（以下、濃混気側気筒という
）と稀薄混合気が供給される気筒（以下、稀薄混合気側
気筒という）とを有し、気筒内におけるＮ○×の低減と
排気系におけるＨＣ，ＣＯの低減をはかる内燃機関にお
いて、Ｎ０×の一層の低減をはかるために排気ガス再循
環を行うのが有効であることが判明した。
）と稀薄混合気が供給される気筒（以下、稀薄混合気側
気筒という）とを有し、気筒内におけるＮ○×の低減と
排気系におけるＨＣ，ＣＯの低減をはかる内燃機関にお
いて、Ｎ０×の一層の低減をはかるために排気ガス再循
環を行うのが有効であることが判明した。
しかしこの場合、濃混合気側気筒へ供給する再循環排気
ガス量と同量の再循環排気ガス量を稀薄混合気側気筒へ
供給すると、ＨＣェミッショソの増大をきたし、また機
関のラフネス上不都合である。また、単に濃混合気側の
インテ−クマニホールドまたは吸気ボートに再循環排気
ガスパィプにより再循環排気ガスを導くだけでは、吸気
管内の圧力の脈動のために稀薄混合気用気筒の中にも不
定量の再循環排気ガスが混合してしまうためやはり不都
合を免れない。〔発明の目的〕したがって、本発明の目
的は、吸気行程において再循環排気ガス燃料空気混合気
とともに気筒内に吸入されてＮ０×の一層の低減を図る
とともに、濃混合気側気筒と同量の再循環排気ガスが稀
薄混合気側気筒へ供給されることによるＨＣェミッショ
ンの増大を防止した吸気行程同期排気ガス再循環装置を
提供することにある。
ガス量と同量の再循環排気ガス量を稀薄混合気側気筒へ
供給すると、ＨＣェミッショソの増大をきたし、また機
関のラフネス上不都合である。また、単に濃混合気側の
インテ−クマニホールドまたは吸気ボートに再循環排気
ガスパィプにより再循環排気ガスを導くだけでは、吸気
管内の圧力の脈動のために稀薄混合気用気筒の中にも不
定量の再循環排気ガスが混合してしまうためやはり不都
合を免れない。〔発明の目的〕したがって、本発明の目
的は、吸気行程において再循環排気ガス燃料空気混合気
とともに気筒内に吸入されてＮ０×の一層の低減を図る
とともに、濃混合気側気筒と同量の再循環排気ガスが稀
薄混合気側気筒へ供給されることによるＨＣェミッショ
ンの増大を防止した吸気行程同期排気ガス再循環装置を
提供することにある。
本発明は、排気ガス再循環パイプを、その先端開口が吸
気弁の閉弁時、吸気弁の傘状背面に近接するように設け
、かつ濃混合気側気筒と稀薄混合気側気筒に供給する再
循環排気ガス量を変えるための絞り部を排気ガス再循環
パイプに設けたことを特徴とする。
気弁の閉弁時、吸気弁の傘状背面に近接するように設け
、かつ濃混合気側気筒と稀薄混合気側気筒に供給する再
循環排気ガス量を変えるための絞り部を排気ガス再循環
パイプに設けたことを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る吸気行程排気ガス再循
環装置を有する副燃焼室付内燃機関１０の概略平面図で
ある。内燃機関１０の気筒は濃混気側気筒１ １と稀薄
混合気側気筒１２とに分かれている。
環装置を有する副燃焼室付内燃機関１０の概略平面図で
ある。内燃機関１０の気筒は濃混気側気筒１ １と稀薄
混合気側気筒１２とに分かれている。
再循環排気ガス通路１３には再循環排気ガスバルブ１４
と、この再循環排気ガスバルブ１４からの再循環排気ガ
ス通路１３の濃混合気側気筒１１と稀薄混合気側気筒１
２の分岐点の稀薄混合気側気筒１２側に絞り部１５が設
けられており、再循環排気ガスバルブ１４によって分配
された再循環排気ガスのうち稀薄混合気側気筒１２への
供給量と濃混合気側気筒１１への供給量の割合を変える
ことができるようになっている。第２図は第１図の内燃
機関１０のシリンダヘッドまわりの断面図である。
と、この再循環排気ガスバルブ１４からの再循環排気ガ
ス通路１３の濃混合気側気筒１１と稀薄混合気側気筒１
２の分岐点の稀薄混合気側気筒１２側に絞り部１５が設
けられており、再循環排気ガスバルブ１４によって分配
された再循環排気ガスのうち稀薄混合気側気筒１２への
供給量と濃混合気側気筒１１への供給量の割合を変える
ことができるようになっている。第２図は第１図の内燃
機関１０のシリンダヘッドまわりの断面図である。
吸気ボート２内には、先端関口が吸気弁３の傘状背面と
、その閉弁時に０．３〜１．０（側）のクリャランスを
保つように（したがって、この場合、副燃焼室７の近傍
に）濃混合気パイプ９が設けられており、不図示の気化
器からの濃混合気がこの濃混合気パイプ９を通って供給
される。さらに、濃混合気パイプ９には、図示していな
いが、再循環排気ガスバルブ１４（第１図）と連絡する
再循環排気ガスパィプが設けられており、濃混合気パイ
プ９中を流れる濃混合気に再循環排気ガスをも混入して
やることにより気筒内でのＮＯ広の低減をはかるように
している。なお、１はシリンダヘツド、４はバルブシー
ト、５はシリンダブロツク、６はピストン、８は混合気
点火用の点火才全８である。次に、本実施例の吸気行程
同期排気ガス再循環装置の動作について説明する。
、その閉弁時に０．３〜１．０（側）のクリャランスを
保つように（したがって、この場合、副燃焼室７の近傍
に）濃混合気パイプ９が設けられており、不図示の気化
器からの濃混合気がこの濃混合気パイプ９を通って供給
される。さらに、濃混合気パイプ９には、図示していな
いが、再循環排気ガスバルブ１４（第１図）と連絡する
再循環排気ガスパィプが設けられており、濃混合気パイ
プ９中を流れる濃混合気に再循環排気ガスをも混入して
やることにより気筒内でのＮＯ広の低減をはかるように
している。なお、１はシリンダヘツド、４はバルブシー
ト、５はシリンダブロツク、６はピストン、８は混合気
点火用の点火才全８である。次に、本実施例の吸気行程
同期排気ガス再循環装置の動作について説明する。
再循環排気ガスバルブ１４によって分配された再循環排
気ガスのうち、濃混気側気筒１１へはそのまま、稀薄混
合気側気筒１２へは絞り部１５で絞られて供給される。
そして、この再循環排気ガスは、濃湿気パイプ９内で気
化器からの濃混合気と一緒になり、当該気筒の吸気行程
の吸気弁３の関弁時に当該気筒内の、主として副燃焼室
７に吸入される。そして、吸気ボート２から当該気筒に
入った燃料空気混合気は、副燃焼室７内に吸入され点火
栓８によって点火された濃混合気の爆発ガスによって着
火し爆発を生ずる。このように、Ｎ０×発生量の多い副
燃焼室７内（または点火栓８付近）に再循環排気ガスが
吸気行程の吸気弁３の開弁に同期して燃料空気混合気と
一緒に吸入されるのでＮ０×の一層の低減を図ることが
できるとともに、稀薄混合気側気筒１２の再循環排気ガ
ス量は絞られるので稀薄混合気側気筒１２でのＨＣェミ
ッションは増大しない。
気ガスのうち、濃混気側気筒１１へはそのまま、稀薄混
合気側気筒１２へは絞り部１５で絞られて供給される。
そして、この再循環排気ガスは、濃湿気パイプ９内で気
化器からの濃混合気と一緒になり、当該気筒の吸気行程
の吸気弁３の関弁時に当該気筒内の、主として副燃焼室
７に吸入される。そして、吸気ボート２から当該気筒に
入った燃料空気混合気は、副燃焼室７内に吸入され点火
栓８によって点火された濃混合気の爆発ガスによって着
火し爆発を生ずる。このように、Ｎ０×発生量の多い副
燃焼室７内（または点火栓８付近）に再循環排気ガスが
吸気行程の吸気弁３の開弁に同期して燃料空気混合気と
一緒に吸入されるのでＮ０×の一層の低減を図ることが
できるとともに、稀薄混合気側気筒１２の再循環排気ガ
ス量は絞られるので稀薄混合気側気筒１２でのＨＣェミ
ッションは増大しない。
以上は副燃焼室を有する内燃機関において、副燃焼室に
濃混合気を供給する濃混合気パイプ９を有する場合の実
施例であるが、副燃焼室を有しない内燃機関や副燃焼室
を有していても副燃焼室用に格別の混合気を供給せず、
均一の混合気で運転される内燃機関あるいは濃混合気が
濃混合気パイプ以外の手段、例えば燃料噴射等により供
給される内燃機関においては、第１図はおける濃混合気
パイプ９と同様の構造の再循環排気ガスパィプを独立し
て設け、これに再循環排気ガスのみを導入するようにし
、吸気行程において吸気弁の閥弁と同時にこの再循環排
気ガスパィプにより再循環排気ガスが気筒内に供給され
るようにすればよい。〔発明の効果〕本発明によれば、
吸気工程と同期して排気ガス再循環を効果的に行なうこ
とができ、またＮＯ×の発生量が多い点火栓の近傍ある
いは副燃焼室内に再循環排気ガスを積極的に送り込むも
のであるのでＮ○×を一層、確実に低減することができ
る。
濃混合気を供給する濃混合気パイプ９を有する場合の実
施例であるが、副燃焼室を有しない内燃機関や副燃焼室
を有していても副燃焼室用に格別の混合気を供給せず、
均一の混合気で運転される内燃機関あるいは濃混合気が
濃混合気パイプ以外の手段、例えば燃料噴射等により供
給される内燃機関においては、第１図はおける濃混合気
パイプ９と同様の構造の再循環排気ガスパィプを独立し
て設け、これに再循環排気ガスのみを導入するようにし
、吸気行程において吸気弁の閥弁と同時にこの再循環排
気ガスパィプにより再循環排気ガスが気筒内に供給され
るようにすればよい。〔発明の効果〕本発明によれば、
吸気工程と同期して排気ガス再循環を効果的に行なうこ
とができ、またＮＯ×の発生量が多い点火栓の近傍ある
いは副燃焼室内に再循環排気ガスを積極的に送り込むも
のであるのでＮ○×を一層、確実に低減することができ
る。
さらに、本発明によれば、稀薄混合気側気筒への再循環
排気ガスの供給量を濃混合気側気筒よりも少なくできる
ので稀薄混合気側気筒でのＨＣェミッションの増大を抑
えることができる。
排気ガスの供給量を濃混合気側気筒よりも少なくできる
ので稀薄混合気側気筒でのＨＣェミッションの増大を抑
えることができる。
第１図は本発明の−実施例に係る吸気行程同期排気ガス
再循環装置を有する副燃焼室付内燃機関１０の概略平面
図、第２図は第１図の内燃機関１０のシリンダヘッドま
わりの断面図である。 ２：吸気ボート、３：吸気弁、９：濃混合気パイプ、１
１：濃混合気側気筒、１２：稀薄混合気側気筒、１３：
再循環排気ガス通路、１４：再循環排気ガスバルブ、１
５：絞り部。 第１図 第２図
再循環装置を有する副燃焼室付内燃機関１０の概略平面
図、第２図は第１図の内燃機関１０のシリンダヘッドま
わりの断面図である。 ２：吸気ボート、３：吸気弁、９：濃混合気パイプ、１
１：濃混合気側気筒、１２：稀薄混合気側気筒、１３：
再循環排気ガス通路、１４：再循環排気ガスバルブ、１
５：絞り部。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 濃混気側気筒と稀薄混合気側気筒とに気筒が分割さ
れた内燃機関の排気ガス再循環装置において、排気ガス
再循環パイプを、その先端開口が吸気弁の閉弁時、吸気
弁の傘状背面に近接するように設け、かつ濃混合気側気
筒と稀薄混合気側気筒に供給する再循環排気ガス量を変
えるための絞り部を排気ガス再循環パイプに設けたこと
を特徴とする吸気行程同期排気ガス再循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15680375A JPS6014903B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | 吸気行程同期排気ガス再循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15680375A JPS6014903B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | 吸気行程同期排気ガス再循環装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5284318A JPS5284318A (en) | 1977-07-13 |
| JPS6014903B2 true JPS6014903B2 (ja) | 1985-04-16 |
Family
ID=15635654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15680375A Expired JPS6014903B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | 吸気行程同期排気ガス再循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014903B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746487Y2 (ja) * | 1990-10-04 | 1995-10-25 | 株式会社平安コーポレーション | ルータマシンの主軸ベース締付固定装置 |
-
1975
- 1975-12-30 JP JP15680375A patent/JPS6014903B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746487Y2 (ja) * | 1990-10-04 | 1995-10-25 | 株式会社平安コーポレーション | ルータマシンの主軸ベース締付固定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5284318A (en) | 1977-07-13 |
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