JPS60148561A - 血液回路チヤンバ− - Google Patents
血液回路チヤンバ−Info
- Publication number
- JPS60148561A JPS60148561A JP59002635A JP263584A JPS60148561A JP S60148561 A JPS60148561 A JP S60148561A JP 59002635 A JP59002635 A JP 59002635A JP 263584 A JP263584 A JP 263584A JP S60148561 A JPS60148561 A JP S60148561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- blood
- mesh
- blood circuit
- circuit chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、血液浄化及びその他の血液体外循環において
、血液を血液処理装置に導き、−処理された血液を再び
体内に戻すための血液回路で使用するチャンバーに関す
るものである。
、血液を血液処理装置に導き、−処理された血液を再び
体内に戻すための血液回路で使用するチャンバーに関す
るものである。
(従来技術と問題点)
血液の体外循環処理においては、エアートラップ及び圧
力緩和のために、血液回路内にチャンバーを設け、さら
に、チャンバー内部には、異物除去のためメツシュを配
置している。
力緩和のために、血液回路内にチャンバーを設け、さら
に、チャンバー内部には、異物除去のためメツシュを配
置している。
従来使用されている血液回路用チャンバーは、普通、第
1図に示すように、直径15〜25IIII11.長さ
40〜l?Ommのほぼ円筒状のもので(直径/長さ≦
0.5が好ましい)、チャン/へ一胴部に内接固定され
たメツシュによって、チャンへ−内は、血液導入側と血
液排出側の一ト下2区画に分割されている。
1図に示すように、直径15〜25IIII11.長さ
40〜l?Ommのほぼ円筒状のもので(直径/長さ≦
0.5が好ましい)、チャン/へ一胴部に内接固定され
たメツシュによって、チャンへ−内は、血液導入側と血
液排出側の一ト下2区画に分割されている。
第1図の従来型チャン/へ一では、生理食塩水充填の際
、メンシュとチャンバー胴部の界面部(A)には、エア
ーが溜り易く、無抗凝固剤透析や血液凝固系活性の強い
患者では、メンシュ部分に凝塊が発生し、メツシュ膜面
積が十分有効に利用できず圧の一ヒ昇を伴う場合がある
。 また、メツシュをチャンバー胴部に固定した構造か
ら、メツシュの有効膜面積には限界があり、凝塊、圧上
肩等を生起し易い欠点がある。
、メンシュとチャンバー胴部の界面部(A)には、エア
ーが溜り易く、無抗凝固剤透析や血液凝固系活性の強い
患者では、メンシュ部分に凝塊が発生し、メツシュ膜面
積が十分有効に利用できず圧の一ヒ昇を伴う場合がある
。 また、メツシュをチャンバー胴部に固定した構造か
ら、メツシュの有効膜面積には限界があり、凝塊、圧上
肩等を生起し易い欠点がある。
rに、従来型チャンバーは、例えば第1図(a)型のも
のでは、胴部(1) 、 、)、端部(2)、下端部(
3)、血液導入管(4)、血液排出管(5)、メツシュ
(6)の各単位部材を、少くとも4工程によって組立て
るもので、本質的に多工程を必要とし、生産性の低下と
コストアップをまぬがれない。
のでは、胴部(1) 、 、)、端部(2)、下端部(
3)、血液導入管(4)、血液排出管(5)、メツシュ
(6)の各単位部材を、少くとも4工程によって組立て
るもので、本質的に多工程を必要とし、生産性の低下と
コストアップをまぬがれない。
特に、メツシュ(6)を取り付ける工程は、熱溶着、レ
ーザー溶着であり、特殊な技術を必要とする−に、メツ
シュそのものの構造も成型が容易なものではなく、血液
回路全体のコストアップ、低生産性の主要因となってい
る。
ーザー溶着であり、特殊な技術を必要とする−に、メツ
シュそのものの構造も成型が容易なものではなく、血液
回路全体のコストアップ、低生産性の主要因となってい
る。
(発明の目的)
本発明は、上述の如き従来の問題点を改善し、高性能で
しかも生産性の高い改良型チャンバーを提供するもので
ある。
しかも生産性の高い改良型チャンバーを提供するもので
ある。
(発明の構成と作用)
本発明の血液回路用チャンバーは、チャンバー内を血液
導入区画と血液排出区画の2区画に分割するように、メ
・ンシュをチャンバーの上下の両端部で内接固定した点
に特徴を有するものである。
導入区画と血液排出区画の2区画に分割するように、メ
・ンシュをチャンバーの上下の両端部で内接固定した点
に特徴を有するものである。
即ち、第2図(d)に示すように、チャンバー中に内蔵
されたメツシュ(6)は、チャンバーの1一端部(2)
と下端部(3)および胴部(1) (1’)に内接固定
されており、血液導入管(4)が開口する区画(7)と
、血液排出管(5)が開口する区画(8)との2区画に
、チャンバー内を左右に分割している。
されたメツシュ(6)は、チャンバーの1一端部(2)
と下端部(3)および胴部(1) (1’)に内接固定
されており、血液導入管(4)が開口する区画(7)と
、血液排出管(5)が開口する区画(8)との2区画に
、チャンバー内を左右に分割している。
チャンバーの形状としては、特に限定されるものではな
い。 第1図に示すようなウェルター型(b)でも、一
端のみが細くなったもの(a)でも、あるいは、両端が
平担なものでも、円筒状に近いものであれば、どのよう
な形でも良い。
い。 第1図に示すようなウェルター型(b)でも、一
端のみが細くなったもの(a)でも、あるいは、両端が
平担なものでも、円筒状に近いものであれば、どのよう
な形でも良い。
なお、明細書中の「」二端部」、「下端部」、「両端部
」とは、ウェルター型のようにチャンバー内径が次第に
細くなっていく場合には、内径が変化している部分を指
すものとする。
」とは、ウェルター型のようにチャンバー内径が次第に
細くなっていく場合には、内径が変化している部分を指
すものとする。
メツシュは、第2図(a)に示すように、両端部(2)
(3)に対して垂直に固定する必要はなく、自由に傾
斜して取付けることもできる。 第2図(b)の例では
、メツシュ中心線αと血液排出管の中心延長線βは、角
度γの傾きを形成している。
(3)に対して垂直に固定する必要はなく、自由に傾
斜して取付けることもできる。 第2図(b)の例では
、メツシュ中心線αと血液排出管の中心延長線βは、角
度γの傾きを形成している。
好ましいメツシュの傾斜度は、γ≦306である。
メツシュの接着手段としては、接着剤、超音波、レーザ
ー等の物理的接着、成形時の溶融接着、または封入など
、その手段は特に問うものではない。
ー等の物理的接着、成形時の溶融接着、または封入など
、その手段は特に問うものではない。
第3図は、本発明チャンバーにおける、メツシュの固定
例を示すものである。 (a)は平板状メツシュを、第
2図(a)のように取付けたもので、(b)は波形メツ
シュを、(c)は円筒状メツシュを増刊けた例を示す。
例を示すものである。 (a)は平板状メツシュを、第
2図(a)のように取付けたもので、(b)は波形メツ
シュを、(c)は円筒状メツシュを増刊けた例を示す。
本Julノチャン/へ−では、メツシュの濾過面積を自
由に変えることができ、(b)のように波形メツシュに
すれば、膜面積を特に増大できる。
由に変えることができ、(b)のように波形メツシュに
すれば、膜面積を特に増大できる。
このようにメツシュ膜面積を増大すれば、チャンバーの
小型化が可能となる。
小型化が可能となる。
また、無抗凝固剤透析によりメツシュ部分に凝血が発生
した場合にも、第4図に示すように、凝血部分を順次上
げて行くことにより、内圧の上昇を防ぐことができるの
で、透析時の回路内圧の管理が容易である。
した場合にも、第4図に示すように、凝血部分を順次上
げて行くことにより、内圧の上昇を防ぐことができるの
で、透析時の回路内圧の管理が容易である。
更に、本発明のチャンバーは、その製作工程を例えば以
下の(イ)(ロ)の順序にすることによって、従来のキ
ャップ溶着、メンシュ溶着の工程を省くことが可能であ
り、生産性を高めることができる。
下の(イ)(ロ)の順序にすることによって、従来のキ
ャップ溶着、メンシュ溶着の工程を省くことが可能であ
り、生産性を高めることができる。
(イ)金型により作製したチャンバー片側胴部(+)の
−1−に、メツシュ(6)をのせる。
−1−に、メツシュ(6)をのせる。
(ロ)金型により作製したチャンバー片側胴部(1)を
のせ、貼り合せる。
のせ、貼り合せる。
なお1本発明のチャンバーは、図示していないが、圧力
モニター、レベル調整管等を具備しても良い。
モニター、レベル調整管等を具備しても良い。
次(と、本発明を実施例によって、更に説明する。
(実施例)
直径20fflI11、長さ150mm (7)チャン
バーニおいて、本発明の第2図(a)型、従来の第1図
(a)型(メツシュが門になっている)、第1図(b)
型(メ、シュが凸になっている)の3種のチャンバーに
ついて、下記の条件で試験した。
バーニおいて、本発明の第2図(a)型、従来の第1図
(a)型(メツシュが門になっている)、第1図(b)
型(メ、シュが凸になっている)の3種のチャンバーに
ついて、下記の条件で試験した。
膜面積3cm′″〜50crn’のポリエチレン製70
メツシユのチャンバーメツシュを使用し、開始の際、生
理食塩水1.5文を使用したが、特別なエアー抜きは行
わなかった。
メツシユのチャンバーメツシュを使用し、開始の際、生
理食塩水1.5文を使用したが、特別なエアー抜きは行
わなかった。
同一・の試験動物により、血液1100mJl/分、ヘ
パリン量は循環前50単位/kg、循環時500単位/
時の条件で、5時間の体外循環を行った。 この時の血
液処理装置内および血液回路用チャンバー内における凝
血、残血状況を表に示す。
パリン量は循環前50単位/kg、循環時500単位/
時の条件で、5時間の体外循環を行った。 この時の血
液処理装置内および血液回路用チャンバー内における凝
血、残血状況を表に示す。
尚、血液処理装置は、内径200川のキュプラアンモニ
ウムレーヨン小空糸を約1万木用いた膜面積1.0m’
のものを使用した。
ウムレーヨン小空糸を約1万木用いた膜面積1.0m’
のものを使用した。
表からも明らかなように、本発明のチャンバーにおいて
は、従来型チャンバーに比較して、エアー抜けの改善等
により、特にチャンバー内での凝血、残血の著しい減少
がみちれた。 従って、本発明のチャンバーは、特に無
抗凝固や血液流量の少ない透析に効果が期待される。
は、従来型チャンバーに比較して、エアー抜けの改善等
により、特にチャンバー内での凝血、残血の著しい減少
がみちれた。 従って、本発明のチャンバーは、特に無
抗凝固や血液流量の少ない透析に効果が期待される。
第1図は従来型チャンバー、第2乃至第4図は本発明の
改良チャンバーの説明図で、第3図は、種々の改良チャ
ンバーの横断面図、第4図は、血液循環状況を示す図で
ある。 1.1 胴部 5 血液排出管 2 上端部 6 メツシュ 3 下端部 7 血液導入区画 4 血液導入管 8 血液排出区画 代理人 弁理士 佐々木 俊哲 第1図 第2図 (a) (b) 第3図 (a) ″lA4図
改良チャンバーの説明図で、第3図は、種々の改良チャ
ンバーの横断面図、第4図は、血液循環状況を示す図で
ある。 1.1 胴部 5 血液排出管 2 上端部 6 メツシュ 3 下端部 7 血液導入区画 4 血液導入管 8 血液排出区画 代理人 弁理士 佐々木 俊哲 第1図 第2図 (a) (b) 第3図 (a) ″lA4図
Claims (1)
- チャンバーの」二下の両端部でチャン/< −筒に内接
固定されたメツシュによって、チャンノく一内を血液導
入区画と血液排出区画に分割したことを特徴とする、血
液回路チャンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002635A JPS60148561A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 血液回路チヤンバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002635A JPS60148561A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 血液回路チヤンバ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148561A true JPS60148561A (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=11534841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59002635A Pending JPS60148561A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 血液回路チヤンバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148561A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024435A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-28 | Jms Co Ltd | 除菌フィルターを有する自動腹膜透析装置用回路 |
US10967168B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-04-06 | B. Braun Melsungen Ag | Medical fluid control device and a particulate filter for same |
-
1984
- 1984-01-12 JP JP59002635A patent/JPS60148561A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024435A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-28 | Jms Co Ltd | 除菌フィルターを有する自動腹膜透析装置用回路 |
US10967168B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-04-06 | B. Braun Melsungen Ag | Medical fluid control device and a particulate filter for same |
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