JPS601483Y2 - 空気調和機用温度ヒユ−ズ - Google Patents

空気調和機用温度ヒユ−ズ

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Publication number
JPS601483Y2
JPS601483Y2 JP15291080U JP15291080U JPS601483Y2 JP S601483 Y2 JPS601483 Y2 JP S601483Y2 JP 15291080 U JP15291080 U JP 15291080U JP 15291080 U JP15291080 U JP 15291080U JP S601483 Y2 JPS601483 Y2 JP S601483Y2
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JP
Japan
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temperature fuse
lead wires
sealing body
temperature
fuse
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Expired
Application number
JP15291080U
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English (en)
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JPS5775457U (ja
Inventor
正幸 神谷
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度ヒユーズ素子の定格電流容量を増大するこ
となく約i、’y、mのヒータ負荷に対して保護機能を
発揮することができると共に、密封した温度ヒユーズ素
子の何れが断線しているかを外部から簡単に確認できる
ようにした空気調和機用温度ヒユーズの構造に関する。
従来三相電気ヒータ用温度ヒユーズ1′のうち、特にヒ
ユーズ素子を封止体内に水密的に封入した構造のものは
、第1図に示すように定格電流容量例えばIOA定格の
2個のヒユーズ素子2a。
2bを用いて、それ等を直列に接続し、両端部と中間点
の3点から引出し線を封止体3外に引出した構造である
この温度ヒユーズ1′を使用して、三相電気ヒータ8を
Y結線により例えば電圧200ボルトの三相電源に接続
した場合には、ヒータ容量Wとしては、 W= 200V x ! 3 x IQA皇3.46K
Wが限度となり、それ以上の容量のヒータ8には利用で
きなかった。
温度ヒユーズ1′を前述する如き密封構造にしているの
は、特にヒートポンプ式冷暖房機の場合、室内側コイル
に近接して設けた冷媒加熱用電気ヒータが、冷房運転中
において除湿による水滴に接し易いために、水密処理を
行う必要から威されたことであって、ヒユーズ断線事故
の際に外側から日誌し難い不利があるにも拘らず採用さ
れている。
ところで、ヒユーズ容量には何等関係なく三相′電気ヒ
ータ8の電流容量を自由に設定でき前述する欠点を解消
し得るものとして、発停用電磁開閉器9のコイル電流保
護用として前記温度ヒユーズ1′を用いた第2図々示の
保護方式も一部において利用されているが、ヒータ容量
に限定を受けない利点がある反面、電磁開閉器9の負荷
側接触子がアークによる溶着て開放できないような場合
には、温度ヒユーズ1′が電流又は温度を感知して作動
したにもか)わらず、ヒータ8への通電が続行して不測
の事故を招くおそれが十分考えられ、改善の実が果され
ない問題を有している。
このように、何れの温度ヒユーズ1′によっても一長一
短があって、実用にそぐわない問題があるのに対処して
、本考案は威されたものである。
以下、本考案ついて添付図面の例によって詳細に説明す
る。
第3図は本考案ヒユーズの外観を概要示した平面図、第
4図はその内部構造平面図であり、1は温度フユーズで
あり、3個の等定格容量例えば10A電流定格、溶断温
度119′Cの温度ヒユーズ素子1a、lc、ibを直
列に接続して、ポリエステル樹脂6、エポキシ樹脂5、
シリコンゴムブツシュ7およびアルミニウムケース4か
らなる封止体3内に水密的に封入せしめ、温度ヒユーズ
素子la、lcの接続点P□、温度ヒユーズ素子1c。
1bの接続点P2の画点に夫々接続した引出し線2c、
2dと、直列ヒユーズ回路の両開放端部に夫々接続した
引出し線2a、2bとの4本の引出し線を前記封止体3
から外方に引出して一個所がオープンしているオープン
デルタ結線としている。
この一体構造になる防水形の温度ヒユーズ1は、第5図
に示すように三相電気ヒータ8と電気的に接続すると共
に、該電気ヒータ8の熱影響を受ける個所に配設するこ
とにより、温度・電流保護部材として使用される。
三相電気ヒータ8は、冷暖房用空気調和機の室内側コイ
ル部に設けて暖房能力向上のための補助ヒータに利用さ
れるものである。
しかして、前記温度ヒユーズ1と三相電気ヒータ8との
電気接続を行うには、直列ヒユーズ回路における両開放
端部に接続した2本の引出し線2a、2bを一括してデ
ルタ結線となし、該一括引出し線2eと前記各接続点P
1.P2に接続した2本の引出し線2c、2dとを三相
電源の各相に接続される三相電気ヒータ8の各中性側端
子に夫々接続せしめるものである。
かかる配線接続を行うことによって、三相電気ヒータ8
は三相電源に対してY結線されることとなるのは当然で
あるが、そのときの電気ヒータの最大容量Wは電源電圧
を200■とすると、W=200V X I’g x
tox n=6KWとなり、第1図々示の場合に比して
i、’y、!の容量増加に対応し得る。
一方、ヒータの故障等によって定格電流以上の電流が流
れると、3本のヒユーズ素子1a、1b、lcのうちの
少くとも2本が溶断することによって過電流保護が威さ
れるし、また、温度の異常上昇によってそのうちの1本
が溶断すると、残りの2本のうちの少くとも1本が相次
いで溶断することによって温度に対する保護も確実に果
される。
さらに、上記温度ヒユーズが製作時の不都合などによっ
てそのうちの一本以上が溶断した場合および使用中に同
様に一本以上が溶断した場合などにおいて、良品、不良
品の伴定をテスターにより行おうとすれば、前述した如
くオープンデルタの回路形態をとって4本の引出し線2
a〜2dを封止体3外に取り出しているので、どのヒユ
ーズ素子が溶断しているかを確実に判定できる。
一方、3個の温度ヒユーズ素子をデルタ接続し引出し線
は3本しか封止体から取り出していない温度ヒユーズ1
″の場合には(第9図参照)、温度ヒユーズ素子の本が
溶断していない状態であると封止体3外からの溶断存否
のチェックは威されないことは言うまでもない。
本考案温度ヒユーズは叙上の構成および作用を有するも
のであり、3個の等定格容量の温度ヒユーズ素子law
lbt lcを直列に接続して封止体3内に水密
的に封入してなり、前記直列回路の2つの接続点P1.
P2と両開放端部との合計4個所に夫々接続した引出し
線2cy 2dt 2a= 2bを封止体3外に
引出してオープンデルタ接続とし、前記両開放端部に接
続した2本の引出し線2a、2bを一括してデルタ結線
となし、該一括引出し線2eと他の2本の引出し線2c
、2dを三相電源の各相に接続する三相電気ヒータ8の
各中性側端子にそれぞれ接続し得る如くしたからY結線
するものに比較して1.73倍の容量増加の電気ヒータ
回路をしゃ断することが可能となり、負荷に対する適用
範囲が拡大される。
また、電気ヒータに係る主回路に直接温度ヒユーズを介
挿せしめる方式であるので、異常時の回路しゃ断が確実
となり、安全性の頗る高い空気調和機を提供し得る。
さらに、オープンデルタ回路と4本の引出し線2a〜2
dとの併用によって温度ヒユーズの良品、不良品の判別
を外部から容易に行える利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第6図は従来のヒータ回路図、第
3図および第4図は本考案ヒータの例の外観示平面図お
よび内部構造不平面図、第5図は本考案ヒユーズの実施
に係るヒータ回路図である。 1・・・・・・温度ヒユーズ、1a〜1c・・・・・・
温度ヒユーズ素子、2a〜2d・・・・・・引出し線、
2e・曲・一括引出し線、3・・・・・・封止体、8・
・・・・・三相電気ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3個の等定格容量の温度ヒユーズ素子1a、1b、1c
    を直列に接続して封止体3内に水密的に封入してなり、
    前記直列回路の2つの接続点P1゜P2と両開放端部と
    の合計4個所に夫々接続した引出し線2ct 2d92
    a+ 2bを封止体3外に引出してオープンデルタ接続
    とし、前記両開放端部に接続した2本の引出し線2a、
    2bを一括してデルタ結線となし、該一括引出し線2e
    と他の2本の引出し線2c、2dとを、三相電源の各相
    に接続する三相電気ヒータ8の各中性側端子にそれぞれ
    接続し得る如くしたことを特徴とする空気調和機用温度
    ヒユーズ。
JP15291080U 1980-10-24 1980-10-24 空気調和機用温度ヒユ−ズ Expired JPS601483Y2 (ja)

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JP15291080U JPS601483Y2 (ja) 1980-10-24 1980-10-24 空気調和機用温度ヒユ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS5775457U JPS5775457U (ja) 1982-05-10
JPS601483Y2 true JPS601483Y2 (ja) 1985-01-16

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ID=29512188

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