JPS6014819B2 - フェロシリコンジルコニウム及びジルコニウムコランダムの結合製法 - Google Patents

フェロシリコンジルコニウム及びジルコニウムコランダムの結合製法

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JPS6014819B2
JPS6014819B2 JP54073156A JP7315679A JPS6014819B2 JP S6014819 B2 JPS6014819 B2 JP S6014819B2 JP 54073156 A JP54073156 A JP 54073156A JP 7315679 A JP7315679 A JP 7315679A JP S6014819 B2 JPS6014819 B2 JP S6014819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉄冶金技術に関するものであり、さらに詳しく
述べるならばフェロシリコンジルコニゥムとジルコニウ
ムコランダムの結合製法に関するものである。
フェロシリコンジルコニウムは鋼の脱酸と合金化、鋳鉄
及び各種用途の合金に用いられ、ジルコニウムコランダ
ムは圧延前の鋼数及びブランクの研削に用いられる。
フエロシリコンジルコニウムとジルコニウムコランダム
の結合製法の公知の一方法によれば、ジルコニウム含有
精鉱、鉄鉱石及びアルミニウムをそれぞれ51−69:
9.9−16.5:19.8−34.8の割合にして1
950なし、し2000qoの温度で溶解し、続いて得
られたくいくつかの所望生成物を別々に鋳造している(
ソビエト連邦発明者証第608845号、ソビエト連邦
発明発見公報第2G奪1978王参燈)。
この従来法の欠点は、酸化カルシウム(3重量%以下)
及びシリカ(2.5重量%以下)の含有量が高く、また
全鉄量すなわち金属鉄及び酸化鉄の量(1.5%)が高
いことにある。なお含ジルコニウム鉱石と鉄鉱石なる出
発材料中にある比較的高濃度の鉄鉱石に上記鉄が随伴し
ているものである。ジルコニウムコランダムの組成に酸
化カルシウムが上記量で存在していると、特に耐久性鋼
種よりなるインゴット又はプランクの強制研削用の砥石
を製造するためにジルコニウムコランダムを使用できな
くなる場合がある。本発明の目的は、特に耐久性鋼種製
のィンゴット又はブランクの強制研削用砥石を含む研削
工具の製作に適したジルコニウムコランダムを製造する
に適したフェロシリコンジルコニウムとジルコニウムコ
ランダムの結合製法を提供することにある。
この目的及び他の目的は、それぞれが51ないし6$対
9.9ないし16.5対19.8なし、し34.8なる
重量比のジルコニウム含有精鉱、鉄鉱石及びアルミニウ
ムを1950ないし2000q○の温度で溶解しそして
所望生成物を別個に鋳造する工程を含んでる方法におい
て「本発明によりジルコニウムコランダムの鋳造に先立
って、ジルコニウム糟鉱の0.5なし、し50重量%の
量アルミナをジルコニウムコランダムに添加しそして1
950ないし2000℃の温度で溶解するフェロシリコ
ンジルコニウム及びジルコニウムコランダムの結合製法
により達成される。
アルミナ(工業的酸化アルミニウム)を混入することに
よって不純物(シリカ、酸化カルシウム、全鉄)の含有
量が少ないジルコニウムコランダムの製造が確実になる
何となればジルコニウムコランダムの溶融物が、4一5
倍不純物含有量の低いアルミナにより希釈されるからで
ある。この結果、ジルコニウムコランダム中のシリカ含
有量を0.6重量%に減少させ、酸化カルシウムの含有
量を0.4重量%に、全鉄を0.2重量%にそれぞれ減
少させることができる。上記不純物の含有量が低いジル
コニウムコランダムは摩耗特性が高いという特色を有し
、これより作られた砥石は強度が特に高い鋼種のィンゴ
ット又はブランクの強制研削に適している。さらに、ア
ルミナを濠入することによってプロセス装置の生産性(
1溶解当りのジルコニウムの生産)を増加させることが
できる。
本発明の方法はフェロシリコンジルコニウムとジルコニ
ウムコランダムの結合製法をかなり簡単にする。
ジルコニウムは出発のジルコニウム含有精鉱から所望の
生産物に完全に回収される。上記生産物の結合製法はこ
れらの生産物を個別に産出する場合よりも製造コストを
大中に低下させる。本発明方法により得られた生産物の
品質は個別に製造されたものの品質に類似している。し
たがって、得られたフェロシリコンジルコニウムは13
50ないし1420ooの範囲内の融点を有するので、
鋼、鋳鉄及び各種用途の合金を脱酸しまたこの合金に合
金元素として加える際にフェロシリコンジルコニゥムの
溶解度が良いことに関しこの融点は説明を与える。さら
に、フェロシリコンジルコニウムは所望寸法の粒子に直
ちに細分される。本発明に係る方法は、産業用途を見出
せないジルコニウム含有廃棄スラグの生成を回避するも
のである。
本発明に係るフェロシリコンジルコニウムとジルコニウ
ムコランダムの結合製法は次のように実施される。
雷弧炉のような溶解装置に、ジルコニウム含有糟鉱、鉄
鉱石及びアルミニウムを好ましくは粉末状にして、事前
決定重量比率で袋入する。
この装入材料を1950ないし200000の温度で溶
解し、溶解プロセスが終了するとフェロシリコンジルコ
ニウム及びジルコニウムコランダムの溶解物が得られる
。ジルコニウムコランダムの鋳造前にこれにァルミナを
加え、この添加量を出発ジルコニウム糟鉱に対して0.
5ないし5の重量%の量とする。そしてこのアルミナを
1950なし、し2000つ○の温度で溶解する。アル
ミナ溶解工程が終了すると、所望生成物(フェロシリコ
ンジルコニウム及びジルコニウムコランダム)を水冷又
は空冷装置を備えた例えば大型(heavyd山y)金
属鋳型に別個に鋳造する。ジルコニウムコランダムの比
重はフエロシリコンジルコニウムの比重より低く、ジル
コニウムコランダム溶融物の層がフェロシリコンジルコ
ニゥム層の上方に位置するから、ジルコニウムコランダ
ムを最初に鋳造ししかる後にフヱロシリコンジルコニウ
ムを鋳造することが得策である。ジルコニウムコランダ
ムの中にアルミナを導入する前にフェロシリコンジルコ
ニウムを鋳造することも可能である。(微結晶組織を得
るために)高速でジルコニウムコランダムの冷却を行う
ためには、上記菱入材料を熔解するに先立っていくつか
の部分に分けることが得策である。
アルミナも同機に同じ数の部分に分けるのがよい。19
50なし、し200び0の温度で装入材料の第1回分を
溶解した後に、ジルコニウムコランダムを含む上層にア
ルミナの第1回分を袋入し1950なし、し2000o
oの温度で溶解する。
アルミナ溶解工程終了後にジルコニウムコランダムを鋳
造する。電気炉内に残存しそしてフェロシリコンジルコ
ニウムを含む下層上に、菱入材料の他の部分を置き、そ
してこのようにして装入した部分を上記温度にて溶解す
る。次に、他のアルミナ部分を袋入しそして同じ温度で
溶解する。しかる後に、上層(ジルコニウムコランダム
)を炉から鋳造しそして上記操作を同じ順序で繰返す。
したがって、フェロシリコンジルコニウムは炉内に蓄積
され、一方アルミナの各部の各溶解後に得られるジルコ
ニウムコランダムを鋳型に鋳造しそして急速冷却して微
結晶組織を得る。袋入材料の最終回分を装入しそしてこ
れを溶解し、アルミナの最終回分を装入しそしてこれを
溶解した後に、先ずジルコニウムコランダムを鋳造しそ
して次にフェロシリコンジルコニゥムを鋳造する。以下
、本発明を一層理解できるように、フヱロシリコンジル
コニウムとジルコニウムコランダムの結合製法の具体例
を説明する。
すべての実施例において、同じ化学組成を有するジルコ
ニウム含有糟鉱、鉄鉱石、アルミニウム粉末及びアルミ
ナを使用した力L これは異なった化学組成を有する材
料を使用しそして本発明方法により得られた結果より劣
らない結果を得る可能性を排除するものではない。実施
例において百分率は重量百分率である。
実施例 1ジルコニア65重量%、シリカ32%を含有
する含ジルコニウム精鉱2400k9と、96%の酸化
第2鉄を含有する鉄鉱石480k9と、90%のアルミ
ニウムを含有するアルミ粉840k9とをそれぞれ64
.5:12.9:22.6の割合の菱入物として軍孤炉
に菱入し、2000℃で3.虫時間にわたって装入材料
を溶解した。この結果、40.7%のジルコニウム、2
7%の鉄、29.4%のシリコン、1.1%のアルミニ
ウム、1.8%の随伴不純物(銅、炭素等)からなるフ
ェロシリコンジルコニウムが1100k9得られ、また
39.3%のジルコニウム、54.3%のアルミナ、2
.0%のシリカ、0.8%の酸化カルシウム、2.1%
のマグネシア、1.5%の全鉄からなるジルコニウムコ
ランダムが2400k9得られた。鋳造に先立って、フ
ェロシリコンジルコニワム層の上に位置したジルコニウ
ムコランダムに、99.4%の酸化アルミニウムを含有
するアルミナを240k9添加し、そしてこのアルミナ
を2000qoの温度で溶解し、この結果、35.9%
のジルコニア、58.3%のアルミナ、1.8%のシリ
カ、0.7%の酸化カルシウム、1.9%のマグネシア
、1.4%の全鉄からなるジルコニウムコランダムが2
630k9得られた。フェロシリコンジルコニウム及び
ジルコニウムコランダムを別個に露弧炉が大型金属鋳型
に注入しそして空冷した。実施例 2 前述の実施例1と同様に、それぞれ前述の化学組成を有
するフェロシリコンジルコニゥム1100X9及びジル
コニウムコランダム2400k9を得た。
ジルコニウムコランダムを鋳造するに先立って、99.
4%の酸化アルミニウムを含有するアルミナをこれに添
加し、このアルミナを2000qoの温度で溶解した。
この結果、2925k9のジルコニウムコランダムが得
られ、32.3%のジルコニア、これは62.5%のア
ルミナ、1.6%のシリカ、0.7%の酸化カルシウム
、1.7%のマグネシア及び1.2%の全鉄からなるも
のであった。実施例 365%のジルコニア、32%の
シリカ、を含有するジルコニウム含有糟鉱100k9と
、96%の酸化第二鉄を含有する鉄鉱石24k9と、9
0%のアルミニウムを含有するアルミニウム粉末61k
9とをそれぞれ装入成分が54:13:33の割合に等
しい重量比にて、電弧炉に装入した。
装入材料を1950℃で40分間に′亘つて溶解した。
この結果73k9のフェロシリコンジルコニウムが得ら
れ、これは45.8%のジルコニウム、19.5%の鉄
「22.4%のシリコン、9%のアルミニウム、3.3
%の不純物(銅、炭素等)からなるものであった。また
105kgのジルコニウムコランダムも得られ、これは
16.9%のジルコニア、78.9%のアルミナ、1.
1%のシリカ、0.7%の酸化カルシウム、1%のマグ
ネシア及び1.4%の全鉄からなるものであった。フエ
ロシリコンジルコニウムを内張りした金属鋳型に鋳造し
そして冷却した。ジルコニウムコランダムを鋳造するに
先立ってこれに、99.4%の酸化アルミニウムを含有
するアルミナを50k9導入し、このアルミナを195
0qoの温度で溶解し、この結果155kgのジルコニ
ウムコランダムを得た。このジルコニウムコランダムは
11.5%のジルコニア、85.6%のアルミナ、0.
8のシリカ、0.5%の酸化カルシウム、0.7%のマ
グネシァ及び0.9%の全鉄からなるものであった。鋳
造に先立って、フェロシリコンジルコニウム層の上方に
位置するジルコニウムコランダムに、99.4%の酸化
アルミニウムを含有するアルミナを12k9添加し、そ
してこのアルミナを1960℃の温度で溶解しこの結果
2000k9のジルコニウムコランダムを得た。このジ
ルコニウムコランダムは、20.2%のジルコニア、7
8.5%のアルミナ、0.6%のシリ力、0.4%の酸
化カルシウム、0.1%のマグネシア及び0.2%の全
鉄からなるものであった。フェロシリコンジルコニウム
及びジルコニウムコランダムを雷弧炉から大型金属ィン
ゴツトに別個に鋳造しそして冷却した。
実施例 4 65%のジルコニア、32%のシリカを含有するジルコ
ニウム含有糟鉱2400k9と、96%の酸化第2鉄を
含有する鉄鉱石480k9と、90%のアルミニウムを
含有するアルミニウム粉末1320k9とを、それぞれ
の装入成分が57.2:11.4:31.4の割合に等
しい重量比にて、雷弧炉に装入した。
菱入材料を1960℃で3.独特間に宜って溶解した。
この結果、1650k9のフエロシリコンジルコニウム
と1990X9のジルコニウムコランダムが得られ、フ
ェロシリコンジルコニウムは51.7%のジルコニウム
、18.1%の鉄、19.8%のシリコン、8.6%の
アルミニウム、1.8%の随伴不純物(銅、炭素等)か
らなるものであり、またジルコニウムコランダムは20
.4%のジルコニア、78%のアルミナ、0.7%のシ
リ力、0.5%の酸化カルシウム、0.1%のマグネシ
ア、0.3の全鉄からなるものであった。実施例 5 2400k9のジルコニウム含有精鉱と、635k9の
鉄鉱石と、1620k9のアルミニウム粉末とを露孤炉
に菱入した。
これらの袋入成分間の重量割合はそれぞれ51.6:1
3.6:34.8であった。装入材料を1960℃の温
度で3.6時間に亘つて溶解し、この結果1680k9
のフエロシリコンジルコニウムと2600k9のジルコ
ニウムコランダムを得た。フェロシリコンジルコニウム
は、48%のジルコニウム、22.1%の鉄、19.2
%のシリコン、95%のアルミニウム、1.2%の随伴
不純物(銅、炭素等)からなり、またジルコニウムコラ
ンダムは17.5%のジルコニア、76.9%のアルミ
ナ、1.1%のシリ力、1.0%の酸化カルシウム、2
.7%のマグネシア及び0.8%の全鉄からなるもので
あった。鋳造に先立ってジルコニウムコランダムに99
.4%の酸化アルミニウムを含有するアルミナを840
k9添加し、このアルミナを1960qoの温度で溶解
し、この結果3400k9のジルコニウムコランダムを
得た。このジルコニウムコランダムは13.4%のジル
コニア、82.3%のアルミナ、0.8%のシリカ、0
.8%の酸化カルシウム、2.1%のマグネシア及び0
.6%の全鉄からなるものであった。亀弧炉から生産物
を先ずジルコニウムコランダム次にフェロシリコンジル
コニウムと別個に大型金属鋳型に鋳造した。
実施例 6 105kgのジルコニウム含有精鍵と、15k9の鉄鉱
石と、32【9のアルミニウム粉末とを蚤弧炉に装入し
た。
これらの袋入成分間の重量割合はそれぞれ69:9.9
:21.1であった。菱入材料を2000qoの温度で
38分間に亘つて溶解し、この結果34k9のフェロシ
リコンジルコニウムと110k9のジルコニウムコラン
ダムを得た。フェロシリコンジルコニウムは、34.5
%のジルコニウム、29.5%の鉄、私.6%のシリコ
ン、0.7%のアルミニウム、0.7%の随伴不純物か
らなるものであり、またジルコニウムコランダムは46
%のジルコニア、48.9%のアルミナ、2.3%のシ
リカ、0.7%の酸化カルシウム、0.5%のマグネシ
ア及び1.6%の全鉄からなるものであった。鋳造に先
立ってジルコニウムコランダムにアルミナを21k9添
加し、このアルミナを200000の温度で溶解し、こ
の結果130k9のジルコニウムコランダムを得た。こ
のジルコニウムコランダムは38.9%のジルコニア、
56.8%のアルミナ、1.9%のシリカ、0.6%の
酸化カルシウム、0.4%のマグネシア、1.4%の全
鉄を含有するものであった。フェロシリコンジルコニウ
ム及びジルコニウムコランダムを蟹孤炉から大型金属ィ
ンゴツト鋳型の中に別個に鋳造しそして冷却した。実施
例 72400k9のジルコニウム含有精鉱と、571
.2kgの鉄鉱石と、732kgのアルミニウム粉末と
を装入材料を露弧炉の中に入れた。
これらの袋入成分間の重量割合はそれぞれ64.8:1
5.4:19.8であった。上記装入成分混合物の全量
の1/3を先ず電弧炉の中に袋入しそしてこの1′3を
2000q0で1.幼時間に亘つて溶解した。この第1
袋入分の溶解後にフェロシリコンジルコニウムとジルコ
ニウムコラングムが得られ、前者は23.9%のジルコ
ニウム、39.7%の鉄、33.4%のシリコン、0.
6%のアルミニウム、2.4%の随伴不純物からなるも
のであり、後者は48.1%のジルコニア、46.2%
のアルミナ、2.4%のシリカ、0.9%の酸化カルシ
ウム、1.0%のマグネシア、1.4%の全鉄からなる
ものであった。鋳造に先立ってジルコニウムコランダム
に300kg(全量の1/3部)のアルミナを添加し、
このアルミナを2000ooの温度で溶解し、この結果
1230k9のジルコニウムコランダムを得た。このジ
ルコニウムコランダムは37.5%のジルコニア、58
%のアルミナ、1.9%のシリカ、0.7%の酸化カル
シウム、0.8%のマグネシア及び1.1%の全鉄から
なるものであった。ジルコニウムコランダムを大型金属
鋳型に鋳造しそして空冷した。炉内に残ったフヱロシリ
コンジルコニウムに装入材料混合物の全量の他の1/3
分を添加しそしてこの1′3分を2000℃の温度で1
.1時間の期間に亘つて溶解して、それぞれ上記した化
学組成のフェロシリコンジルコニウム及びジルコニウム
コランダム(アルミナ添加前のもの)を得た。
鋳造前にジルコニウムコランダムにアルミナの全量の他
の1′3分を添加しそしてアルミナのこの部分を200
0qoの温度で溶解した。この結果、上記化学組成(ア
ルミナ添加前後のもの)を有するジルコニウムコランダ
ムが1230k9以上得られた。ジルコニウムコランダ
ムを大型金属鋳型に鋳造しそして空冷した。炉内に残っ
たフェロシリコンジルコニウムに菱入材料混合物の全量
の残りの1′3分を添加しそしてこの1/3分を200
0qoの温度で1時間の期間に亘つて溶解し、この結果
上記した化学組成のフェロシリコンジルコニウムを86
8k9(3溶解分の合計)及び上記化学組成の(アルミ
ナ添加前のもの)ジルコニウムコランダムを得た。
鋳造に先立ってジルコニウムコランダムにアルミナの全
量の残り1/3分を添加しそしてアルミナのこの部分を
2000qoの温度で溶解した。この結果、上記化学組
成(アルミナ添加前後のもの)を有するジルコニウムコ
ランダムが1230k9以上得られた。ジルコニウムコ
ランダム及びフェロシリコンジルコニウムを大型金属鋳
型に鋳造しそして空冷した。実施例 8 1600k9のジルコニウム含有糟鉱と、420.8k
9の鉄鉱石と、539.2kgのアルミニウム粉末とを
竜弧炉に装入した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フエロシリコンジルコニウム及びジルコニウムコラ
    ンダムの結合製法において、 それぞれが51ないし6
    9対9.9ないし16.5対19.8ないし34.8な
    る重量比のジルコニウム含有精鉱、鉄鉱石及びアルミニ
    ウムを1950ないし2000℃の温度で溶解しそして
    所望生成物を別個に鋳造する工程を含んでなり、ジルコ
    ニウムコランダムの鋳造に先立って、ジルコニウム精鉱
    の0.5ないし50重量%の量のアルミナをジルコニウ
    ムコランダムに添加しそして1950ないし2000℃
    の温度で溶解することを特徴とするフエロシリコンジル
    コニウム及びジルコニウムコランダムの結合製法。
JP54073156A 1979-06-12 1979-06-12 フェロシリコンジルコニウム及びジルコニウムコランダムの結合製法 Expired JPS6014819B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443632Y2 (ja) * 1986-09-22 1992-10-15

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JPH0443632Y2 (ja) * 1986-09-22 1992-10-15

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