JPS6014709Y2 - 分離貯蔵容器 - Google Patents

分離貯蔵容器

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JPS6014709Y2
JPS6014709Y2 JP2362581U JP2362581U JPS6014709Y2 JP S6014709 Y2 JPS6014709 Y2 JP S6014709Y2 JP 2362581 U JP2362581 U JP 2362581U JP 2362581 U JP2362581 U JP 2362581U JP S6014709 Y2 JPS6014709 Y2 JP S6014709Y2
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JP
Japan
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container
container member
flange
breaking tool
breaking
Prior art date
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JP2362581U
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JPS57137169U (ja
Inventor
真一 荒木
曄 松本
Original Assignee
ライオン株式会社
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、容器本体内を仕切部材で2つの区画室に区
画味それぞれの区画室を第1、第2容器部材で形成する
とともに各室内に所望の物質を分離し貯蔵し、第1容器
部材内に破断具を収納し、この第1容器部材の胴部を縮
小可能に形成し、この第1容器部材の胴部の縮小により
破断具で仕切部材を破断するようにした分離貯蔵容器の
改良に関するものである。
〔従来の技術〕 従来のこの種容器としては、特開昭53−149485
号公報に記載のもの(従来例1という)が知られている
これは、2つの区画室を形成せしめる壁部材、一方の区
画室内の内容物と他方の区画室内の内容物とを仕切る仕
切部材、一方の区画室に配置されていてこの一方の区画
室の内周にほぼ適合する切刃を備えた切断工具、切刃に
結合されていて該切刃を起点として仕切部材から離反す
る方向で延在する複数の間隔をおいて配置された棒状部
材を有しており、一方の区画室の壁部材がこの棒状部材
に係合して切刃によって仕切部材を切断せしめるように
一方の区画室の壁部材の一部が弾性変形可能に形成され
たものである。
また、別の従来例(従来例2という)としては、特公昭
45−36120公報に記載のものがあり、これは、仕
切られた2つの室の一方を形成する部材が蛇腹状の周壁
を有しているものであり、この蛇腹状周壁にキャップが
嵌合されている。
さらに、他の従来例(従来例3という)としては、特開
昭52−32773号公報に記載のものが知られている
これは、2つの室を仕切る仕切部材が2室を構成する部
材の両フランジで挟持されているものである。
〔解決しようとする問題点〕
従来例1.2.3を単に寄せ集めると、容器本体内を仕
切部材で2つの区画室に区画し、それぞれの区画室を第
1、第2容器部材で形成するとともに各室内に所望の物
質を分離して貯蔵し、注出口の設けられた第1容器部材
内に破断具を収納するとともにこの第1容器部材の胴部
を縮小可能な蛇腹状に形威し、注出口を塞ぐようにキャ
ップを嵌め、容器本体を形成する第11第2容器部材が
それぞれフランジを有し、これらフランジ面を接合する
とともに、当該接合個所に仕切部材を挟着し、第1容器
部材の胴部の縮小により破断具で仕切部材を破断するよ
うにした分離貯蔵容器、が想起される。
このような容器においては、キャップの下端内周縁は、
従来例2に示すように、第2容器部材の口部に凹凸嵌合
により止めつけられ、内底面が第1容器部材の注出口を
塞ぐとともに、凹凸嵌合が確実であれば蛇腹状の胴部は
不用意に縮小されることはない。
しかしながら、従来例2におけるキャップは、公報の記
載によれば、′キャップは嵌合部に穿設された溝部にキ
ャップのリブを嵌合せしめることにより塗布器に嵌着せ
しめられるヨものであり、着脱が容易なものであること
は明らかである。
したがって、キャップの上面に下方へのある程度以上の
圧力がかかるとリブと溝部との凹凸嵌合は容易に外れ、
蛇腹状部を圧縮してしまうおそれが多分にあるものであ
った。
したがって、このようなキャップでは完全な蛇腹状部の
保護を図ることはできず、容器を落下させたとき等には
簡単にキャップの凹凸嵌合が外れて蛇腹状部を圧縮し破
断具で仕切部材を破断してしまうものであった。
従来のキャップは注出口を塞ぐことが主たる目的であり
、しかも不用意に蛇腹状部が縮んで仕切部材を破断する
のを防止するには不十分なものであるのみならず、破断
具により仕切部材の破断を行うに際してキャップの存在
が使い勝手の良さを高めるとか、破断具を必要以上に移
動させてしまつて他室を傷つけたり破断具を破損させて
しまうことのないようにキャップ自体が機能するという
ものでもなかった。
そこで、この考案は、不使用時に不用意に破断具が移動
して仕切部材を破断してしまうことを確実に防止すると
ともに、キャップを2分割した後の使用に際しては使い
勝手を向上させ破断具の破損や破断具のオーバーランに
よる他室の損傷を防止できる分離貯蔵容器を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を遠戚するため、この考案は、容器本体内を
仕切部材で2つの区画室に区画し、それぜれの区画室を
第1、第2容器部材で形成するとともに各室内に所望の
物質を分離して貯蔵し、第1容器部材内に破断具を収納
するとともにこの第1容器部材の胴部を縮小可能に形成
腰容器本体を形成する第1、第2容器部材がそれぞれフ
ランジを有し、これらフランジ面を接合するとともに、
当該接合個所に仕切部材を挟着し、第1容器部材の胴部
の縮小により破断具で仕切部材を破断するようにした分
離貯蔵容器において、第1容器部材にかぶせられる筒体
が第1容器部材の非縮小時における高さ以上の高さを有
し、筒体の側壁は剛性を有するとともに一端面はフラン
ジに当接するように第1容器部材に嵌め込まれ、筒体の
側壁中間部周面に筒体を2分割するための破断部を形威
しこの破断個所の残存筒体の端面までを第1容器部材の
必要縮小ストロークの限度に設定したものである。
〔作 用〕
この考案では、使用に際しては、筒体を破断部から破断
して2分割し、2分割された筒体うちフランジ側のもの
を残しておき、露出された第1容器部材の胴部の部分を
残された筒体まで縮小させて破断具で仕切部材を破断し
、2つの区画室内の物質を混合させる。
〔実施例〕
以下にこの考案の好適な実施例を図面を参照しつつ説明
する。
第1図において、容器本体1を第1、第2容器部材2,
3から形威し、下半分の第1容器部材2の胴部に蛇腹部
4を形成することによってこの胴部を縮小可能にし、こ
の縮小可能な胴部(蛇腹部)4を有する第1容器部材2
に少なくともこの第1容器部材2の非縮小時の高さHと
同高もしくはより高い高さを有し、かつ側壁5aが一定
の剛性を有する縮小不能な筒体5を嵌めるようになって
いる。
この筒体5は側壁5aの中間部周面に筒体5を2分割す
るための破断部51を形成しである。
この破断部51は、第3図に示すように、円周方向に2
条の切込51a、51aを形成し、これにより破断容易
な薄肉部51b、51bを形成し、これら薄肉部51b
、51bが破断されることによって筒体5は2分割され
る。
また、破断部51にはつまみ52を形成しておき、この
つまみ52を引っ張って筒体5の側壁5aを一周させる
と薄肉部51b、51bが破断されてゆき破断部51を
除去できる。
筒体5を紙筒で形成した場合には、破断部51としてミ
シン目を側壁5aに形成しても差し支えないことは勿論
である。
この筒体5の破断個所の端面までの端面までの距離11
又は1□を第1容器部材2の必要縮小ストロークの限度
に設定しである。
なお、フランジ6に当接する筒体5の一端面5b又は5
cは、フランジ6に接着や一体成形等により一体化され
ていても良い。
第2図において、容器本体1を形成する第1、第2容器
部材2,3がそれぞれフランジ6.7を有し、これらフ
ランジ6.7の対向面を接合するとともに、当該接合個
所に仕切部材8(アルミニウムフォイルやプラスチクシ
ートから成る)を挟着腰これによって容器本体1内を2
つの区画室2a、3aに区画し、一方の区画室2a内に
物質Aを、他方の区画室3a内に物質Bを分離して収容
し得るようになっている。
また、一方の区画室3a内に破断具9を収容し、この破
断具9の切刃10を仕切部材8に対向させている。
この破断具9は、底部11とカッタ一部12とを複数の
支片13・・・・・・で連結したものであり、カッタ一
部12の先端に鋸刃状の切刃10が順次高さが低くなる
ように形成され、かつ非刃部14を一部に有している。
前記筒体5の一端面5b又は5cはフランジ7に当接さ
れる。
なお、第1図・第2図において符号20はキャップであ
り、このキャップ20を外して内容物を流出させる。
第4図は、第1容器部材で上半分を形成し、第2容器部
材で下半分を形成した場合を示し、筒体5はこの上半分
の第1容器部材2に嵌められ、一端面5b又は5cがフ
ランジ6に当接される。
第4図中符号21は第1容器部材2の上部に形成された
注出口であり、この注出口21にキャップ20が螺合さ
れている。
この変形例では、区画室2a内に収納された破断具9が
重力で落下して仕切部材8を破断してしまわないうに落
下防止片15.15を設け、この落下防止片15.15
を第1容器部材2の傾斜した内壁に係合させている。
破断具9の落下防止手段としては、底部11を第1容器
部材2の上部内壁に係止しておいても良い。
以上のように構成された分離貯蔵容器は、縮小可能な胴
部4を有する第1容器部材2に筒体5を嵌めたまま包装
箱30に収納され、輸送や保管の1用に供される(第5
図参照)。
この状態では、輸送途中や保管に際しての移動中のショ
ックで第1容器部材2の胴部4が縮小してしまい、仕切
部材8を破断具9で破断してしまう事態を完全に防止で
きる。
次いで、2物質A、 Bを混合して使用するには、破断
部51を破断腰筒体5を2分割して一方を捨て去り、残
存筒体5のフランジ6に当接する端面5b又は5cとは
反対側の破断個所の端面まで第1容器部材2を縮小させ
てやれば、破断具9の過度の侵入を防止することができ
る。
例えば、第6図に示すように第2容器部材3の内径が成
る位置から破断具9の外径よりも小さく形成されている
場合、第1容器部材2内の破断具9が仕切部材8を破断
した後も更に押し上けられてしまうと、破断具9によっ
て第2容器部材3の内壁やが傷ついたり、仕切部材8の
余分な破断による2物質混合の支障のおそれも生じるの
で、残存筒体5の下端面が破断具9の過度の押し上げを
防止することに意義がある。
すなわち、第6図に示すように残存筒体5(実線部分て
示す)から第1容器部材2の一部分が露出した状態で、
第2容器部材3をテーブル等の上に置いた状態で下方へ
押し付けると第1容器部材2は残存筒体5内にかくれる
まで縮小し、それ以上は残存筒体5が邪魔をして縮小し
なくなるので、破断具9の過度の押し上げが防止される
のである。
第4図に示す実施例においても、残存筒体5の存在によ
り、胴部4のストロークがコントロールされることとな
り、破断具9の過度の押し下げが防止される。
〔効 果〕
以上説明したように、この考案によれば、筒体の一端面
がフランジに当接するように筒体が第1容器部材に嵌め
込まれているので、筒体の他端面に一端面へ向かう力が
加えられても、筒体はフランジが破損されない限りフラ
ンジとの当接を解除しない。
換言すれば、筒体が第1容器部材にかぶさっている限り
、第1容器部材の胴部は縮小されることなく、使用前不
用意に仕切部材が破断されてしまうこととはほぼ完全に
防止される。
また、この考案における筒体は、(イ)第1容器部材の
非縮小時における高さ以上の高さを有し、(ロ)側壁が
剛性を有し、(ハ)一端面がフランジに当接するように
第1容器部材に嵌め込まれ、に)側壁中間部周面に筒体
を2分割するための破断具を形成しこの破断個所の残存
筒体の端面までを第1容器部材の必要縮小ストロークの
限度に設定した、という(イ)ないしくニ)から戊るの
で、次のような顕著な効果を奏する。
(1)(イ)ないしくハ)の構成から、使用時以外には
破断具が仕切部材を破断することなく、安全性がきわめ
て高い。
(11)特にに)の構成により、破断具が仕切部材を破
断した後に過度に第2容器部材内へ侵入してしまうこと
を防止できる。
その結果、第2容器部材内壁が破断具により傷つけられ
たり、あるいは破断具が破損するような事態が防止され
る。
特に、破断具は軽量化を図るためにプラスチック材料等
でカゴ状に形成しであるため、支片(図示する実施例中
符号13で示す)は折れ易い。
(iii) さらに、に)の構成により、破断具の形
成個所の設計如何で、各種容器における胴部の最適縮小
ストロークをきわめて容易に設定することができ、破断
具の移動ストロークを仕切部材を確実に破断するととも
に、必要以上に移動してしまわないようにコントロール
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な実施例も示す斜視図、第2図
は縦断面図、第3図は第1図X−X線断面図、第4図は
第1容器部材を上部に形成した場合の縦断面図、第5図
は包装箱収納状態を示す斜視図、第6図は使用例を示す
正面図である。 1・・・・・・容器本体、2,3・・・・・・第1第2
容器部材、4・・・・・・胴部、5・・・・・・筒体、
6,7・・・・・・フランジ、8・・・・・・仕切部材
、9・・・・・・破断具、51・・・・・・破断部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体内を仕切部材で2つの区画室に区画し、それぞ
    れの区画室を第1、第2容器部材で形成するとともに各
    室内に所望の物質を分離して貯蔵し、第1容器部材内に
    破断具を収納するとともにこの第1容器部材の胴部を縮
    小可能に形成し、容器本体を形成する第1、第2容器部
    材がそれぞれフランジを有し、これらフランジ面を接合
    するとともに、当該接合個所に仕切部材を挟着し、第1
    容器部材の胴部の縮小により破断具で仕切部材を破断す
    るようにした分離貯蔵容器において、第1容器部材にか
    ぶらせられる次の(イ)ないしくニ)から成る筒体を備
    えたことを特徴とする分離貯蔵容器、 (イ)第1容器部材の非縮小時における高さ以上の高さ
    を有し、 (ロ)側壁が剛性を有し、 (ハ)一端面がフランジに当接するように第1容器部材
    に嵌め込まれ、 に)側壁中間部周面に筒体を2分割するための破断部を
    形成しこの破断個所の残存筒体の端面までを第1容器部
    材の必要縮小ストロークの限度に設定した。
JP2362581U 1981-02-21 1981-02-21 分離貯蔵容器 Expired JPS6014709Y2 (ja)

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JPS57137169U JPS57137169U (ja) 1982-08-27
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