JPS60146858A - ポリイソシアネートの粉末化の方法 - Google Patents

ポリイソシアネートの粉末化の方法

Info

Publication number
JPS60146858A
JPS60146858A JP173984A JP173984A JPS60146858A JP S60146858 A JPS60146858 A JP S60146858A JP 173984 A JP173984 A JP 173984A JP 173984 A JP173984 A JP 173984A JP S60146858 A JPS60146858 A JP S60146858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanate
powder
liquid isocyanate
liquid
porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP173984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH023779B2 (ja
Inventor
Fumio Riyuuzouji
竜造寺 文男
Shigeo Shimizu
茂夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP173984A priority Critical patent/JPS60146858A/ja
Publication of JPS60146858A publication Critical patent/JPS60146858A/ja
Publication of JPH023779B2 publication Critical patent/JPH023779B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Glanulating (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液状イソシアネートは八木を加えると化学的に重合反応
してに酸化炭素を生成すると共に強力な接着力を伴いな
から1硬化する性質を有している。この反応は1アルカ
リの存在下においてはさらに強力に促進される。
セメントに水を加えると硬化することは良く知られてい
るが1そのとき強アルカリ液を生成して液状イソシアネ
ートの硬化に最適のアルカリ環境と1水の存在によるイ
ソシアネートの重合反応のための条件を満たすから、イ
ソシアネートとセメントとの混用は液状イソシアネート
の硬化物を得るための最適な条件での環境を与える。
このときの生成過程を化学式で示すと次のとおシである
管 C=O ン すなわちセメントは1剛性の高い硬化物を得られるが硬
化が遅く接着力も低い。しかしイソシアネートと組合わ
せることによって短時間で高強度が得られ1かつ硬化物
に柔軟性を与えて衝撃強度を向上することもできるから
有利である。
他の一方の組合わせるべき材料であるイソシアネートは
1水と遭遇すると短時間で硬化して接着力は強いが剛性
は低く、(水だけで反応硬化させた物)発泡するからち
密な硬化物は得られない。セメントとイソシアネートと
水との王者の混合並用によってのみ良質の硬化物が短時
間で得られる。
さらに述べるならば1イソシアネートと水との反応によ
り発生する二酸化炭素は、セメント中のアルカリ土類金
属酸化物と反応して1炭酸塩を形成するため)現象とし
ての発泡はおこらない。又1セメントと水とによる強ア
ルカリ (水)がイソシアネートの硬化促進のための触
媒として有効に作用して1ち密でかつ剛性の高い硬化物
を速かに得るととができる。
仁のようにして出来た硬化物の利用は1その範囲が広く
為工期の短縮や作業環境の改善および材料の節減など多
くの社会的利益を与える。
その利用の有効々−例は、従来の材料の欠点であった接
着面での水分の存在が問題とならなくなることで、コン
クリートの実際の施工現場における作業条件を大幅に改
善するものである。すガわち湿潤面へのコンクリートの
打継ぎ)モルタルの吹付\ トンネル巻立覆工の工期短
縮およびモルタルにイソシアネートを加えることによる
コンクリートの硬化促進などである。
しかしながら1実際の利用に当り施工上の多くの未解決
の問題がある。それはイソシアネートが液状で高粘度物
であるため計量がめんどうで〜時間がかかることである
。イソシアネートの添加量は一般にセメントに対してt
Io%〜/θ0%で1モルタルとしたときの全体量に対
してS%〜コθ%であるから、均一な分散が得にくいこ
となど取扱い上不便な点が多い。
コンクリートの打継ぎにモルタルとイソシアネート混合
体(ポリマーモルタル)を利用するとき)化メンY・砂
・水を予め混合したモルタル中にイソシアネートを加え
ようとすると、液状イソシアネートは計量容器の周壁に
粘シつき、正確な量を計れないのみならず1その粘性の
ため計量した全量を加えるため長時間を要するので)イ
ソシアネートによるポリマーモルタルのゲルタイムの内
に全量の添加がてきないから施工のだめの可使時間を確
保するξとができhい。また)この理由のためA良好な
分散も得られない。液状イソシアネートを用いる方法で
は不正確ガ量の添加による大ざっばな施工しか行うこと
ができないから)品質のバラツキが大きく)実際工事に
用いるには不都合が多い。吹付モルタルとして用いる場
合も同様である。
もし液状イソシアネートを粉末化することができれば)
これらの問題は全て解決できる。本発明はこのような必
要に応えるための方法に関するものである。
イソシアネートの粉末化は多くの利点があるが、その状
態はどのようであっても常に高反応性であり、ラジカル
でhければならガい。このことは使用上効果を十分に発
揮させるだめの必須条件である。
しかしながら)イソシアネートは常温域において液状で
あり1これを乾燥させたり凍結したりして粉末化しても
使用上ラジカルを保つことはできない。
本発明はイソシアネートがラジカルを保つ液状のまま、
他の乾燥固形体中に吸着含浸被覆させ、固形体の表面を
乾燥状態としたものである。このようにすると1液状イ
ソシアネートの性能を何ら変化させることなく粉体とし
て取扱うことができる。具体的な粉体化の方法につき述
べる。
本発明の要旨は多孔質粉体中に液状イソシアネートを吸
着させ1表面乾燥状態とすることであυ1このようにす
ると九多孔質粉体もイソシアネートも共に吸湿し易い状
態にあシ1イソシアネートの反応を全く阻害しない。
実施例によれば1多孔質セラミツク粉(セルベン)の粒
径/ 以下の粉粒体を絶乾燥状態で回転落下式造粒機に
入れ1粒子を回転落下させ寿から)イソシアネート10
θ重量部に対し1キシレンSO〜30θ重量部の割合で
溶解き釈したものをセルベン100重量部に対し20重
量部の割合と々るよう数回に分けて噴霧した。
セルベンの表面に付着したイソシアネートはセルベンの
有する細孔中に急速に吸いこまれて表面乾燥飽和状態の
粒子表面となシ為乾燥した粉粒体として取扱える状態と
なった。
他の実施例では1粒径/θθメッシの絶乾状態の炭酸カ
ルシウム粉末を、非動式ミキサー(オムニミキサー)の
中に入れ1ミキサーを運転して炭酸カルシウム粉末を空
中に浮かした状態で為イソシアネート10θ重量部に対
してトルエフフタ0重量部の割合で混合き釈したものを
噴霧した。炭酸カルシウム粉末10θ重量部に対して1
 トルエンでき釈した前記のイソシアネート23重量部
才では1表面乾燥飽和状態の粉体が得られた。また)同
じくき釈した前記のイソシアネート30重量部からlI
O重量部までの間を加えたものは1多少表面が湿潤状態
となる粉体を得られた。
これら以外にも多くの方法があるが)最適の含浸状態を
得るためには粉体とイソシアネートを空中で混合し粉体
の表面にイソシアネートを均等に付着させ1適当力加熱
と送風排気を行うことである。
このようにして得られた本発明にかかる粉末化されたイ
ソシアネートの利用の一例をトンネル巻立に用いる吹付
コンクリートの場合につき述べる。
最近のトンネル工法はナトム(NAT)+ )が採用さ
れることが多くなりA吹付コンクリートによる覆工が行
なわれている。この工法のフローチャートは下記のとお
りである。
この工法によれば、乾式混合したセメントと骨材に水を
加えながらS〜7ツン2の圧力で壁面に吹付けるが為コ
ンクリートは粘着力や初期接着力が弱く、吹付圧による
反動でノ・ネ返り)多くのロスを生じている。その量は
)垂直壁面で73〜30%て天井ではlIS%に及ぶと
きもある。このため1各種のセメント用急結剤やセルロ
ーズ系の接着剤を混入する方法がとられているが、はと
んどその効果は期待されたはとではない。その上1これ
ら添加剤は有害物を含み)はね返ったセメント粉じんと
共に空気中に散乱浮遊し1作業員の人体に極めて悪影響
を及ぼしている。
このような作業環境の悪さと為材料効率の悪さを改善す
るためには為吹付コンクリートの初期接着力を高め瞬結
性を与えることが必要である。この対策としてイソシア
ネートをコンクリートに混入することは為前述の理由か
ら極めて有効な手段である。
しかしながら、実際の使用にあたり1前記フローチヤー
トのどの部分でイソシアネートを混入するとしても1イ
ソシアネートが水とセメントに触れると瞬結するため九
吹付ノヅルの先端から壁面に吹付けられる以前に硬化を
始め1ノヅルをつまらせてしまう。まだ若し1ノヅルの
中でイソシアネートを混入するとしても)イソシアネー
トの量が極めて少ないため)均質な混合分散が得られな
いためと1骨材との比重の差が大きいため為材料の飛行
速度が異なシ)吹付壁面の材料が均質とならない。即ち
)イソシアネートの多い部分は早く硬化するが)少ない
部分ははね返りが改善されない。
そこで)本発明にかかるイソシアネートを吸着させたプ
レポリマー含有の粉末を)セメントモルタル中のセメン
トに対して)゛δ〜コθ重量部の樹脂比となるように混
合して使用すると)イソシアネートを乾燥粉末として取
扱えるから)前記フローチャートにおける細骨羽の一部
として混合が可能となシ1現在使用されているほとんど
の吹付装置を何ら改良しないで1そのまま利用して吹付
作業をすることができる。この方法で施工するとき社1
混合された吹付材料に吹付機の最終段階で水が加えられ
るから1水に触れると直ちに反応するイソシアネートが
粒子中に含有されているため)反応する時間が適度に遅
延して1壁面に到達直前に反応を開始し)吹付コンクリ
ートの粘性を高め1粘着力と急速な硬化反応により1は
ね返りを少なくシ、硬化後のコンクリートの物性をも改
善する。
実験によれば亀水・セメント比60%の1=2モルタル
にイソシアネートを一〇秦添加したときの硬化物は曲げ
接着強さqo’/2で縮収m 縮率0.22%となった。この値はプレーンコンクリー
トに比して大幅に性能を向上させたものである。
このような方法で吹付けられる吹付コンクリートは1は
ね返り量が極めて少くなり1空気中に飛散することも少
なくなるから)作業環境を大幅に改善し使用材料の効率
化を高め為材質を向上するから社会的に大きく貢献でき
る発明である。
手続神正書 昭−59年12月7日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和69年特許願第0017319号 2、発明の名称 液状インシアネートの粉末化の方法 8・補正をする者 事件との関係 特許出願人 中希望ヶ丘116番地 (〒241) 4、補正の対象 明細書中3、発明の詳細な説明」 いてはさらに強力に促進される。セメントに水を加える
と強アルカリ性を呈するが為イソシアネートが水又は湿
分と反応して重合する際為アルカリの存在は触媒として
働き重合反応を推進するので1イソシアネート・セメン
ト・水の三成分の併用はイソシアネートの重合硬化物を
短時間で得ることができる最適な方法となる。
イソシアネートと活性水素との反応は極めて複雑で一つ
の反応が起こると次々に他の反応が連鎖的に進行し最終
の重合物に到達する。
それらの反応の一例をあげれば次の様なものである。
R−Neo +)I O→R−NHCOOH(カルバミ
ック酸)R−NHCOOH→R−NH2+Co2丁 (
7ミン)R−NH+R’−N00→R’−NHCONH
−R(ウレア)0CNH−R−ト ・)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液状イソシアネートにトルエン、キシレン、ベンゼン力
    どの芳香族系または酢酸エチル、酢酸ブチル等の直鎖系
    溶剤並びにフロン系の溶剤を加えて溶解分散させ)粘度
    を低くして多孔物質への含浸性を向上させたものを、炭
    酸カルシウム為ケイ酸カルシウム)炭酸ヤグネシウム1
    アルミナA水酸化アルミニウム九又は多孔質セラミック
    等の粉末に加えて混合かくはんすることにより為それぞ
    れの有孔物質の毛管現象によシ吸着含浸被覆させること
    より成る液状イソシアネートの粉末化の方法
JP173984A 1984-01-09 1984-01-09 ポリイソシアネートの粉末化の方法 Granted JPS60146858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP173984A JPS60146858A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ポリイソシアネートの粉末化の方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP173984A JPS60146858A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ポリイソシアネートの粉末化の方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60146858A true JPS60146858A (ja) 1985-08-02
JPH023779B2 JPH023779B2 (ja) 1990-01-24

Family

ID=11509929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP173984A Granted JPS60146858A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ポリイソシアネートの粉末化の方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60146858A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123320A (en) * 1976-03-15 1977-10-17 Aitsuikobuitsuchi Tsuro Borisu Cold hardening type mixture for pouring metal mold and core mold molding

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123320A (en) * 1976-03-15 1977-10-17 Aitsuikobuitsuchi Tsuro Borisu Cold hardening type mixture for pouring metal mold and core mold molding

Also Published As

Publication number Publication date
JPH023779B2 (ja) 1990-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2333340C (en) Efficient catalyst for the set acceleration of plaster
JPH10502574A (ja) セメント含有量の低いキャスト可能な耐火性材料の塗布方法
KR20070115638A (ko) 레올로지 개질제
JPS6051652A (ja) 一成分−アルカリ珪酸塩−セメント組成物
US4828618A (en) Process for making aerated concrete
CA1153397A (en) Composition for preparing inorganic foamed bodies
JPS60146858A (ja) ポリイソシアネートの粉末化の方法
JPS6232146B2 (ja)
GB2348875A (en) Lightweight composites containing cenospheres and a cementing agent or thermoplastic polymer
JP4285675B2 (ja) セメント硬化体用骨材及びセメント硬化体
JP2002284551A (ja) 軽量コンクリート用混和材および軽量コンクリート
JP5110339B2 (ja) モルタル用軽量骨材
CA2336364A1 (en) Supported carbonic acid esters useful as set accelerators and thixotropic agents in cement
JP4417571B2 (ja) 吹付けモルタル乾式工法で使用するアルミン酸カルシウムドライモルタル
JPH0565427A (ja) セメント系被覆組成物
JPS6131572A (ja) コンクリ−トの吹付方法
JPH11240775A (ja) 吹き付け施工用耐火組成物およびその施工法
JPH0544421B2 (ja)
JPS61151075A (ja) 粘稠性生コンクリ−トの製造方法
JPH0142907B2 (ja)
JPS6339536B2 (ja)
JP3968476B2 (ja) 無機水溶液からなるモルタル強化剤の粉末化方法及び粉末化物
JPH0217510B2 (ja)
RU2332375C2 (ru) Способ приготовления добавки в бетонные, растворные и сухие строительные смеси, добавка в бетонные, растворные и сухие строительные смеси
JPH07247146A (ja) 高耐火性吹付材