JPS6014681Y2 - 容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は容器に係る。

本案は、ファンタジックで、美麗且つ興味深く、もって
化粧料等の収容に最適で、需要者の購買意欲を増進し得
るものを提供しようとするものである。

以下、図示の実施例について説明する。

第１図は、その−例であり、積重ね容器である。

この場合の下部容器Ａと上部容器Ｂとは同一の形状、構
造を有し、これらは、着色された容器本体１の外周に、
脚を重ねる透明な外筒２を装着している。

容器本体１は、球形を基本形状とし、上下に二分して身
１１と蓋１２とし、身１１は、上部内周に螺筒からなる
別体の口頚部１１ａを嵌着固定し、該口頚部１１ａに蓋
１２を着脱自在に螺着している。

また、蓋１２は、上面を身１１の球形底面１１ｂに合致
する球面状凹面１２ａに形成している。

透明外筒２の上端部２１は、内側への鉤形の折返し形状
とし、その下向縁２１ａを身１１の上縁と上記口頭部１
１ａの間に挟持させて、身１１に結合している。

また、透明外筒２の下端は、身１１の底面１１ｂより下
方に、且つ上記蓋１２の高さに適合させて、適宜に延長
している。

而して、下部容器Ａの上に上部容器Ｂを重ね、上部容器
Ｂの透明外筒２の下端内周を、下部容器蓋１２の下縁外
周に着脱自在に嵌合すると共に、下端面を、下部容器透
明外筒２の上端面に載せ、また、上部容器Ａの底面１１
ｂを、下部容器Ｍ１２の上面即ち球面状凹面１２ａに嵌
めている。

以上の各構成部材は、適宜合成樹脂の成形からなる。

第２図は、他の例であり、この場合は、上記第１図の場
合とほとんど同じであるが、第１図のものにおける身１
１の口頭部１１ａを、透明外筒２の上端部２１に一体成
形して、部材数を低減した点で異なる。

ｊＪ − 第３図は、更に他の例であり、第１図のようなものにお
いて、容器本体１を扁平型にしたものである。

従って、身１１の底面１１ｂ及び蓋１２の上面即ち凹面
１２ａの曲率が大となっており、身１１と蓋１２の周面
が一部垂直となっている。

また、身１１の口頚部１１ａに底板１１ｃを一体に設け
て中皿状にしている。

本案によれば、着色の容器本体１を透明な外筒２の中に
透視でき、ファンタジックで、美麗で、且つ、大いに看
者の興味を引くものとすることができ、化粧料等を収容
して販売すれば、大いにアラピールでき、需要者の購買
意欲を増進し、化粧料容器として好適である。

また、需要者にあっては、室内装飾の一部として楽しむ
こともできる。

更に、下部容器Ａと上部容器Ｂとの着脱自在な積み重ね
から戊るので、個々に異なる内容物を都合よく収容でき
、そして、その積み重ねに、身１１の球面状底面１１ｂ
と蓋１２上面の球面状凹面１２ａとを重ねるばかりでな
く、外筒２，２の端面相互を突き合わせているから、安
定性が甚だよく、使用上類る便利重宝である。

【図面の簡単な説明】

図面は本案実施例で、第１図、第２図、第３図は、それ
ぞれ異なる例の一部截断側面図である。 Ａ・・・・・・下部容器、Ｂ・・・・・・上部容器、１
・・・・・・容器本体、１１・・・・・・身、１２・・
・・・・蓋、２・・・・・・透明外筒。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 同一形状の下部容器Ａと上部容器Ｂとの着脱自在な積み
   重ねから戒り、これらの下部容器Ａ及び上部容器Ｂは、
   着色された容器本体１の外周に脚を兼ねる透明な外筒２
   を装着し、上記容器本体１は、身１１と蓋１２とに上下
   に二分して、身１１の底面１１ｂを下方へ球面状に突出
   させると共に、身１１の上部内周に口頚部１１ａを嵌着
   固定し、該口頚部に蓋１２を着脱自在に装着し、該蓋の
   上面に身１１の底面１１ｂと対応する球面状凹面１２ａ
   を形成腰上記外筒２は、上端部２１を内側へ折曲して、
   該上端部を身１１の上縁へ嵌合連結し、また、下端を身
   １１の底面１１ｂより下方に且つ上記ｉ１２の高さに適
   合させて伸出させ、而して、下部容器Ａと上部容器Ｂと
   を身１１の底面１１ｂと蓋１２上面の凹面１２ａとで重
   ねると同時に、外筒２，２の端面相互を突き合わせたこ
   とを特徴とする容器。