JPS60146252A - 電子写真用現像剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軟磁性フェライｌ−４）Ｊわ１、例えは六方
晶系、スピネル系、ガーネット系及びオルソフコライ１
〜系のフエライＩ・キャリアにおい（、粒子形態が球状
のものと、さらに粒子径の異なる球状のフエライトキ【
・リアの両者を含む現像剤を用いることにより、画ａ淵
度の向上に関づるものである。

電子写真用：成分系の県“像法としては種々知られてい
るが、これらの現像法に使用される１トリアとしく要求
される持ｖ１−は適当な摩Ｊ察セ；）・電性ｔｉｔを有
し、１−ナー粒子を吸引づること、また緻密であり粒子
の強度が十分で現像中に粒子が破壊しないこと、さらに
高温・高湿に耐えがっトナーにょる主１２９フ表面の汚
染が少なく長寿命であることが要求される。

一般にキｌｌリア粒子どしでは主に鉄粉が使用されてい
るが、鉄粉はもともと電気抵抗が低いために、鉄粉の表
面に酸化処理を施し、ざらにその表面に樹脂などをコー
ティングして高抵抗キャリアに改善しＩＣものを使用し
ている。しかしながら、このような処理を施しＩζキト
リアは、現像中にキＩ７リア表面の被覆の剥離や１〜ナ
ーの融着などによって、キャリアとしての現像特性が低
下し、長時間使用することができない欠点がある。また
、使用環境の湿度に敏感になり易く、画像濃度が低下す
るなどの問題が生じキルリア寿命が短い欠点がある。

一方、フェライトも二成分系の現像剤のキャリウ粒子と
して使用されているフエライＩ・主１１リアは、鉄粉に
比べ見掛（プ密度が低いので、現像トルクが低く、また
耐湿特性も優れるなど有利な点があり、近年注目されて
いる。しかしながら本発明者らは、フェライトキャリア
にＪ５　＆）’（は、キャリアの粒子形態により画像濃
度に及ぼす゛現像特性が異なり、現像剤としての寿命を
大きく左右するという問題があることを見出し、その解
消が必要であることに着目した。

本発明は上記従来の電子写真用キトリアの欠員をなくす
ために、ネ゛ＣＪ子径の揃った）１ライ］−キＩＩリア
と粒子径の箕なるフェライト粒子とを焼結と同時に固着
セしめたフェライトキュリア、もしくはマユ状の偏平フ
ェライトキャリアを前記の粒子径の揃ったフェライトキ
ャリアに適当量混合したものを用いて二成分系現像剤と
して使用づ−ることを特徴とするものであり、画像濃度
を向上せしめるととともにキャリア寿命の長い新規な構
成の電子写真用二成分系現像剤を提供プるものである。

本発明においては、上記構成とりるために、例えば、六
万品系のフェライトキャリアにおいて、球状の粒子と偏
平状の粒子を含む現像剤で、児用（プ密度がｉ、５ｇ　
／ａｍ’以上、電気抵抗が１０２０−ｃｍ以上、飽和磁
化が１００ｍｕ／ｇ以上でキ１ノリア粒子の破壊強さが
少なくとも５　ｋ（］／’ｍｍ２以上の特性を有し、平
均粒径が１０〜１０００１１ｒＩｌであるＪ、うな現像
剤が実現できるものである。

本発明において、上記フェライトキャリアの兄）１け密
度は特に２．０〜２．５ｇ　／　Ｃｍ”　（”ｌ近がよ
く、本範囲内にＪることににり現像駆動１−ルクが低減
するために、現像機の損傷がなく長時間の連続コピーが
可能である。また、鉄粉キレリアより見掛り密度か低い
ために、現像剤としての使用量が減少し、経湾的である
。一方、電気抵抗は１０２０−ｃｎ＋以」−が望ましく
、この値より小さい場合には帯電ｍが低くなり、コピー
濃度が異常に増大し逆に現像剤のノテ命を短くづる欠点
がある。

また、−１Ｌ記フエライ１〜キトリアの飽和磁化は１０
０ｎｌｕ／ＣＩ以上が適切で、この値より小ざい場合に
は磁気ロールどの吸着力は落ち、目標と覆る鮮明な画像
は得られない。さらに、キ１７リア粒子の破壊強さｈ輩
’、　ｋｇ／ｍｍ２以下になると連続コピー中にキｔ・
リア粒子の摩耗及び破壊などにより、感光体などに傷を
つ（プたすして連続コピー不能となり、短時間でキャリ
ア寿命となる恐れがある。また、大径粒子ｄ３よび小径
粒子の球状粉を固着した異形フェライトキャリアとしく
は、大きい球状キャリアが１００μｍ前後の場合、固着
する小球状のキャリアは５−３０μｍの範囲のものが最
も望ましい。

本発明の〕■ライトキャリアの組成は、本件出願人が先
に提案した組成（例えば、待聞昭５８−２０２４５６号
公報参照）に従って調整することが好ましい。

以下、本発明を実施例にＪ：つて汀線に説明りる。

実施例１ モル比ｒＢａ０２０％、７ｎＱ１５％、　Ｎｉ　Ｑ　５
％。

Ｆｅ２０３ＧＯ％どなるように秤吊し、ボールミルで五
合した。混合粉は９００℃ｒ２時間仮焼しＩＣ。

仮焼した試料は再びボールミルでわ）砕し、粒子径°を
約１μｍとした。つぎに粘結剤を用い大小の球状粒子を
適当に含む条件て造粒後１３００℃で２時間空気中で焼
結した。このようにして得られたキトリアの平均粒子径
１００μｎ１のものに第１表のように大小球状を固着し
た異形キ亀・リアを配合し、現像剤を作製した。トナー
１ｉ１１度はイれぞれ３重量％一定とした。画（ｇξデ
ス１へした結果は同じく第１表に示した。

表から明らかなように本発明フエライＩ−キ１１リア現
像剤は、大小球状の固着した異形キレリアを１０重量％
以上加えることにＪ：す、画像濃度は急激に増大し、そ
の後配合量を増しても画像濃度は（Ｊとんど低下しない
。また、現像剤寿命は大小球状フェライト粒子と固着し
た異形フエライ１−キｔ？リアを配合することににり長
寿命となり、本発明の効果が顕著であることがわかる。

また、Ｊ：すｈＴ■１な検問を行った結果、本発明にお
いて、フエライ１−キャリア現像剤どしての良質な画像
と高寿命を得るための大小球状の固着層形キャリアの配
合範囲は５〜６０重量％が望ましいことか秋かにされた
５、ずなわら、５重量％以下の配合では画像′ａ度及び
高Ｒ命現像剤としての優れた特性が充分に得られず、一
方、配合量が７０ｍｍ％以上でも依然本発明の効果は認
められるものの、連続コピーと共に大小球状）■ライ１
ル固名した界形フエライ１−キトリアの小粒子の一部が
ｔｌｌｔ　脱し、離脱した微粉キトリアの飛散あるいは
微粉混入により、現像特性の低下、すなわち、画像濃度
の低下により高寿命特性が得られなくなることが判った
。ま１＝　、。なお、本発明にＪ５いて、大小球状フェ
ライトを固着した異形フエライ１−キャリアを配合づる
ことにより、連続コピーに対してキャリアの帯電特性が
一定に保持できることが現像剤としてのステ命を長くす
ることは上述したが、大小球状フエライ１へ粒子の固着
した異形フ］−ライトキｉ？リアの代りにマユ状等の偏
平状フ・エライトキトリアを用いても画像濃度を向上し
、さらに現像剤のステ命も長くできる。」−記いずれの
キャリアを用いでも差支えない。

また、以」−の説明においては、異形キトリアまたは偏
平状キＡ・リアが、フエライ１ーキレリアの場合に′）
いて述べたが、これらキＶ！リアについては鉄粉ギトリ
アを用いても本発明の効果を得ることができる。

このにうに、本発明は大小球状固着異形キｉ・リア又は
マーＪ状の偏平キトリアを混合したフエライ１ーキトリ
アを用いることにより、画像）開度の向」−ど其に高寿
命現像剤として卓越しｌ（効果があるので、電子写真用
やレーザービームプリンター用の現像剤として使用づる
ことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電気抵抗が７０２Ω〜ｃｍ以上で飽和磁化が１００
   ｍ１１／（１以上の特性を有し、平均粒径が５・〜１０
   ００μｍの軟磁性を示づ一金属酸化物からなるキｔ／リ
   アにおいて、大粒子と小粒子を固着しｌζ異形キャリア
   または繭状等の偏平キレリアを含むことを特徴とづる電
   子写真用現像剤。 ２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、上記異
   形キャリア、または偏平キャリア含イ１量が５〜６０重
   量％であることを特徴どする電子写真用現像剤。 ３、特許請求の範囲第１項または第２項記載のものにお
   いて、上記異形キャリアまたは偏平キャリアがフエライ
   １〜キ鵞メリアであることを特徴とする電子写真用現像
   剤。 ４、特許請求の範囲第１項または第２項記載のものにお
   いて、保磁力が１０００ｅ以下であることを特徴とする
   電子写真用現像剤。 ５、特許請求の範囲第１項または第２項記載のものに１
   １５いて、粒子の強度が５　ｋｇ／’ｍｎ＋２以上であ
   ることを特徴と覆る電子写真用現像剤。