JPS6014612A - 焼結合金を用いたピボツトピン及びその製造法 - Google Patents
焼結合金を用いたピボツトピン及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6014612A JPS6014612A JP12047683A JP12047683A JPS6014612A JP S6014612 A JPS6014612 A JP S6014612A JP 12047683 A JP12047683 A JP 12047683A JP 12047683 A JP12047683 A JP 12047683A JP S6014612 A JPS6014612 A JP S6014612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot pin
- sintered metal
- same
- joining
- sintered alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/02—Trunnions; Crank-pins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）技術分野
耐焼付性が良好で、摺動音の出ないピボットビンおよび
その製造方法に関する。
その製造方法に関する。
（ロ））従来技術とその問題点
エンジンより、駆動輪へ動力を、断続するクラッチ部品
では、クラッチ板を作動させるクラッチペダルリングの
支点部にピボットビンが用いられている。従来このピボ
ットビンには溶製鋼材が用いられ、転造又は切削加工に
より所望の形状に成形した後、摺動部の耐摩耗性を向上
させるために高周波焼入した材料が用いられていた。
では、クラッチ板を作動させるクラッチペダルリングの
支点部にピボットビンが用いられている。従来このピボ
ットビンには溶製鋼材が用いられ、転造又は切削加工に
より所望の形状に成形した後、摺動部の耐摩耗性を向上
させるために高周波焼入した材料が用いられていた。
さらに実際部品として用いるに際しては、摺動性を上げ
るために、摺動部にグリースを塗布して用いられていた
。第１図にその１例を示す。図中１はグリース溝を示す
。このような方法では、しばしば摺動部よりグリースが
散逸するために、焼付が発生したり、また摺動音が発生
し、自動車の操作性や不快感を与える等の問題点があっ
た。
るために、摺動部にグリースを塗布して用いられていた
。第１図にその１例を示す。図中１はグリース溝を示す
。このような方法では、しばしば摺動部よりグリースが
散逸するために、焼付が発生したり、また摺動音が発生
し、自動車の操作性や不快感を与える等の問題点があっ
た。
（ハ）発明の開示
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
ある。即ちその要旨は、ピボットビンの１部に多孔性焼
結合金を用い、その他の部材は溶製鋼材を用い、両者を
ロー付接合法又は、溶接法等冶金学的に接合することを
第１の特徴とする。
ある。即ちその要旨は、ピボットビンの１部に多孔性焼
結合金を用い、その他の部材は溶製鋼材を用い、両者を
ロー付接合法又は、溶接法等冶金学的に接合することを
第１の特徴とする。
第２の特徴は、該多孔性焼結合金の孔部に潤滑油あるい
はグリース等を含浸せしめることにある。
はグリース等を含浸せしめることにある。
かくの如くして得られたピボットビンは、グリースある
いは潤滑油が使用中に散逸することがなく焼結体中の空
孔が、潤滑剤の保有孔となる。
いは潤滑油が使用中に散逸することがなく焼結体中の空
孔が、潤滑剤の保有孔となる。
例えば使用中は、摩擦による温度上昇のために潤滑剤や
グリースが空孔部より熱膨張によりしみ出し、使用後は
冷却するため体積収縮が起り、潤滑剤やグリースが空孔
中νで入って行くなどの効果がある。このため焼付きや
また摺動音の発生等を防止することができる。
グリースが空孔部より熱膨張によりしみ出し、使用後は
冷却するため体積収縮が起り、潤滑剤やグリースが空孔
中νで入って行くなどの効果がある。このため焼付きや
また摺動音の発生等を防止することができる。
焼結合金と他の材料との接合方法としては、機械的接合
法や冶金学的接合法等を用いることが考えられる。機械
的結合法の例としては、焼嵌法、圧入法、冷し嵌め法、
カシメ法等があり、また冶金学的接合法としては、ロー
付法、溶接法、組み合わせ焼結法等を利用することがで
きる。この両者を比較してみると冶金学的接合法が接合
強度面で優れており、接合強度の高さを必要とする本用
途に適している。この中でもロー付接合法は、焼結合金
の製造工程である焼結工程と、ロー付工程とを同時に行
うことが出来るため、低コストで製造することが可能で
、特に有効である。
法や冶金学的接合法等を用いることが考えられる。機械
的結合法の例としては、焼嵌法、圧入法、冷し嵌め法、
カシメ法等があり、また冶金学的接合法としては、ロー
付法、溶接法、組み合わせ焼結法等を利用することがで
きる。この両者を比較してみると冶金学的接合法が接合
強度面で優れており、接合強度の高さを必要とする本用
途に適している。この中でもロー付接合法は、焼結合金
の製造工程である焼結工程と、ロー付工程とを同時に行
うことが出来るため、低コストで製造することが可能で
、特に有効である。
第２図に本発明によって得られたピボットビンの１例を
示す。２は焼結合金よりなる摺動部を示し、３は鋼材よ
りなり例えば５２５Ｃ等の利用が可能である。４はネジ
部を示す。
示す。２は焼結合金よりなる摺動部を示し、３は鋼材よ
りなり例えば５２５Ｃ等の利用が可能である。４はネジ
部を示す。
製造においては、摺動部となる型押体と、ロー材よりな
る型押体と溶製材よりなる部材３を先ず製作し、組み合
わせた後焼結し、ロー付けすることもできる。別の方法
としては焼結合金よりなる部材２と溶製材よりなる部材
３を組み合わせた後溶接することもできる。
る型押体と溶製材よりなる部材３を先ず製作し、組み合
わせた後焼結し、ロー付けすることもできる。別の方法
としては焼結合金よりなる部材２と溶製材よりなる部材
３を組み合わせた後溶接することもできる。
別の手法として、全体を焼結合金化することも考えられ
るが、首部の強度が弱く首折れ破損等が発生する。一方
第２図中３．４部に溶製材を用いた場合には転造加工に
より容易にネジ加工が可能となり低コストで製作できる
。
るが、首部の強度が弱く首折れ破損等が発生する。一方
第２図中３．４部に溶製材を用いた場合には転造加工に
より容易にネジ加工が可能となり低コストで製作できる
。
に）発明の効果
本願はかかるネジ加工部を必要とする部材を溶製材とし
、摺動部を焼結合金とすることにより経済性があり、し
がも摺動音、焼き付き等の起らない高性能なピボットピ
ンを提供することができる。
、摺動部を焼結合金とすることにより経済性があり、し
がも摺動音、焼き付き等の起らない高性能なピボットピ
ンを提供することができる。
実施例
鉄粉９７％、銅粉２０％、炭素粉１．０％及び潤滑剤０
．８％を混合し、その混合粉末を用いて密度６．４ｇ／
ｃｍ３の圧粉体を作りこれを８００〜９５０’Ｃで焼結
し、密度６．６ ｇ ７ｃｍ３の焼結体を得た。得られ
た焼結体を第１表に示す各種の接合法ｔてより溶製材と
接合し各種の評価テストを行った。同時にピボットピン
全部を溶製材または焼結体で製作した場合についても評
価結果を第１表に示す。
．８％を混合し、その混合粉末を用いて密度６．４ｇ／
ｃｍ３の圧粉体を作りこれを８００〜９５０’Ｃで焼結
し、密度６．６ ｇ ７ｃｍ３の焼結体を得た。得られ
た焼結体を第１表に示す各種の接合法ｔてより溶製材と
接合し各種の評価テストを行った。同時にピボットピン
全部を溶製材または焼結体で製作した場合についても評
価結果を第１表に示す。
本発明による、ロー付法、及び溶接法によるピボットビ
ンは摺動音、焼付等が生ぜず、良好な性能を示した。
ンは摺動音、焼付等が生ぜず、良好な性能を示した。
第 １ 表
第１図は従来の溶製鋼材よりなるピボットビンを示し、
第２図は本発明によって得られた焼結合金と溶製材より
なるピボットピンを示す。 １ニゲリース溝、２：焼結合金、３：溶製鋼代理人弁理
士 上 代 哲 司 ″２２図
第２図は本発明によって得られた焼結合金と溶製材より
なるピボットピンを示す。 １ニゲリース溝、２：焼結合金、３：溶製鋼代理人弁理
士 上 代 哲 司 ″２２図
Claims (3)
- （１）焼結合金を用いた摺動部と、溶製材を用いたその
他部材とを接合してなることを特徴とする焼結合金を用
いたピボットビン。 - （２）焼結合金を用いた摺動部と、溶製”材を用いたそ
の他部材とを接合することを特徴とする焼結合金を用い
たピボットビンの製造法。 - （３）接合法が、溶接法またはロー付法であることを特
徴とする特許請求の範囲第（２）項記載の焼結合金ヲ用
いたピボットビンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047683A JPS6014612A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 焼結合金を用いたピボツトピン及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047683A JPS6014612A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 焼結合金を用いたピボツトピン及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6014612A true JPS6014612A (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=14787115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12047683A Pending JPS6014612A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 焼結合金を用いたピボツトピン及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014612A (ja) |
-
1983
- 1983-07-01 JP JP12047683A patent/JPS6014612A/ja active Pending
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